フジテレビ・MBC共同制作の2004年ドラマ 2部作
動画を見つけたので、見てみました。
済州島への旅行中に自らの過ちで恋人を死なせてしまったミサキ(中越典子)が、その旅行中にふと出会った男ソンジェ(チョ・ヒョンジェ)と再び仕事で訪れた韓国で再会して、まあ、立ち直りつつ新たな恋へと向かっていくといったようなラブストーリーですわな。
わたしには、そもそも、どうしてこの二人にここで恋愛感情が生まれるのかが分かりませんでしたけど。
根本の部分からして説得力ゼロ、と思うのは私だけでしょうか。
韓流の感動の公式に従って作ってみましたといった感じの…。見ていてこちらが気恥ずかしくなるほどです。
キャラに一貫性が感じられず、ストーリーも不自然。エピソードから次のエピソードにつなげるために、無理矢理つなぎ合わせた感じです。
それと、中越典子のセリフがひどく平板に聞こえるんですね。調べてみると、NHKの朝ドラの主演をやっているようなので、演技不足の人ではないのでは、と思うのですが。これは、韓国語と日本語の発声の違いのせいなんでしょうかね。お腹から声を出す韓国語に比べると、あまり体内で共鳴させずに発声する日本語はかなり平板に感じられるような気がします。
でも、出演者は注目のドラマですね。
ソンジェのいとこ役のイ・ジュンギは『王の男』以前の作品なので、ほとんど無名時代、ってことでしょうね
イ・ダヘも『ランラン18歳』の放映が始まった頃なので、やはり、まだ知られていなかった頃なのではないでしょうか。
その他日本人俳優として、谷原章介、黒谷友香などが、出演しています。
挿入歌を歌っているのはナビヒョカ(나비효과-バタフライ効果、の意)というグループ。劇中、なかなかいい声だな、と思って動画を探してみたんですが、他の歌は、そんなにでもなかったので、リンクはしません。
と、久しぶりにかなりの酷評のような気が…。
お口直しに、イ・ジュンギくん(と黒谷友香さん)の画像を…。