SBSの週末ドラマ 全55話
父の命を救うため代理母となる道を選んだ彼女が愛した人は産んだ子の父親の弟…。
彼女にしあわせはくるのでしょうか。
という感じで、それだけでも、いかにもマクチャン(どん詰まり)ドラマなんですが、それをめぐっての人間関係がこれでもか、というほど絡まり合っています。
そして、週末ドラマは大概の場合、ドラマの中途で主人公たちが結婚するんですね。
ということは、甥が遺伝子的にはお兄さんと妻の間の子ということになりますから、どんなことになるんだろう、と、ものすごく気になる話だと思います。
視聴率もわりとよく(最高視聴率は最終回の29.6%)、当初50話の予定が55話に延長されたんですが…。
私は50話でも長かったのではないか、と思いました。
今回はそうとう辛口の感想がつらなります。
ストーリー自体はこの題材で面白くならない訳はないだろう、というものなのね。
なのに、それを生かしきれてないです。
まず、盛りだくさんの題材優先で、キャラクターや登場人物の行動に無理があると思うのね。あまりにも、ご都合主義で、納得できない部分が多いです。
そして、それだけ無理をして作り上げたストーリーが面白いか、と言えば、見せ方が下手。
緊張感がまるでないです。
視聴者が知っている事実を登場人物が知った時にどういうドラマが起るの、という期待があると思うんですが、裏切られっぱなし。
その上ラストのまとめにも、いかにもマクチャンの素材を持ってきているんですが、もう、笑うしかない、というか。
これで丸く収めようって…。
はっきり言ってごまかしでラストを収めたって感じね。
もう、勝手にやって頂戴、と言いたくなりました。
これ、長くても36話ぐらいまでで収めるドラマじゃなかったのかな、と思いました。
それだったら、ここまでがっかりしなかっただろうと思うし、星3つぐらいつけたかもしれないですが、長いだけに、徒労感があります。
そして、なにより、ヒロインに魅力がない。
うじうじと悩んでいながら引きずられているかと思えば、逃げ出してばかりで。
一番許せないのは代理母の事実を相手に自分からは話さないことです。
相手が知ったら傷つくわって! 子供に「あなたのためよ」と言って自分の欲を押しつける母親のような言い訳じゃん。
ついでにもう一つ言うと、このヒロインを演じるイ・スギョンさん、わたしは彼女自体は割に好きな女優さんなんですが、子供の扱いは下手ですね。
このドラマでは本人たちが知らないのに実の親子に見える、というのが大切な点の一つだと思うんですが、演技からはまるでそれが見えません。母性愛がまるで感じられないんですよ。
途中から悪役にかわる彼女もねえ。悪役にしては迫力不足なのよね。ただのうっとうしい女だ。
それでは、あらすじです。
例によって、5話から先のストーリーは別ブログに書きますね。
ネタバレでもいい方は、この記事の最後のリンクからお読みください。
54話と最終話は最後だけは知りたくない、という方もいらっしゃるかと、反転させないと読めないようにしています。
セフン(リュ・ジン)とソニョン(コ・ウンミ)は結婚してだいぶんたつんですが、子供がないのね。本人たちよりも、セフンの母親が躍起になって、ソニョンを不妊治療に連れまわしているの。そのせいで、セフンとソニョン夫婦の間にまでひびが入りかけている状態。でも、最後の望みをかけて行った病院では、不妊という診断が…。
セフンにはカンホ(チョン・ギョウン)という弟もいるのだけれど、母親はどうも、セフンだけを溺愛しているみたい。
不妊という事実に、ソニョンとセフン母がショックを受けているところに、一人の女が近付いてきます。彼女は代理母をあっせんする仕事をしているグムチャ。
彼女の話を聞いたセフン母は、ソニョンには不妊の事実を伏せるように言って、代理母での出産をソニョンに迫ります。
ソニョンは断りはするものの、ソニョン、セブンのことが本当に好きで、彼なしに生きて行くなんてこと、考えられないの。実家の母親に相談に行くけれど、シナリオ作家の母親は締め切り間近の戦争状態で話を聞いてやることもできないのね。ソニョン、一人で決心して、義母に代理母を受け入れることを話しに行きます。
この、代理母を引き受けることになるのがコ・ウンニム(イ・スギョン)。大学生なんだけれど、休学中。アルバイトで学費をためて、復学しようとしているところなの。ところが、お父さんの仕事がうまくいっていないらしく、母親から、妹オ・ナンジョン(パク・スジン)の留学費用を出せ、と強要されるの。
この母親とウンニムの父親は再婚同士。ナンジョンは母親の、ウンニムは父親の連れ子で、その下にこの夫婦間の娘ウンジョンがいます。彼女はまだ、高校生ね。
そうこうしているうちに、父親の仕事は行き詰ってしまい、破産。その上、父親まで倒れてしまいます。肝臓移植が必要なんだけれど、家族で適合するナンジョンは、身体に傷跡がつくのが厭だと逃げ出します。他の人に頼むとなると、多額の費用がかかります。でも、そんな当てのない家族たち。でも、母親もナンジョンも、父親のことよりも自分たちの生活が第一のようで、助けないばかりか、トッポキやの屋台をやってなんとか暮らしているウンニムの実母の母親から金をむしり取ろうとするのね。
そんな時に、グムジャが代理母のあっせんの話を持ちかけてきます。最初はその場で断ったウンニムもどうしようもなく、代理母を引き受けることに・・・。グムジャとウンニムが会っているところを車の中から確認するのは、そう、セフンの母親です。
一方、ウンニムの妹ナンジョンはセフンの弟カンホのことが一方的に好きみたいです。しかも、カンホの祖母とナンジョンの母は故郷が同じで旧知の仲のよう。そんな関係は一切知らないウンニムはカンホと偶然に出会っていますが、例の、出会い最悪パターン。カンホの方もウンニムがナンジョンの姉だとは知りません。
結局、ウンニム、お金を受け取り、代理母となり、そのお金で父親は手術をします。
ここから先はは別ブログでお読みください。 →千万回続き
最後まで見ることができず、ずっと飛ばして最後を観て終わりました。
中を飛ばしてもなんの支障もないドラマでした。これが高視聴率なのが韓国ですネ~~~。
もっとお、このドラマの場合、素材のせいで、ついつち次を見てしまうということがあるかと思いますが…。
その反面、何でこのドラマが数字を取れないの?!と思うドラマがたくさんあります…。
申し訳ありませんが、どこに書けばいいか分からなかったので、ここで書きました。ご了承くださいませ。
Interview Magazine 韓流T.O.P 主催 イベント
Jung Gyu Woon Tokyo fanmeeting 2011
「千万回愛してます」「ドクターチャンプ」 最近 大ヒットの 「サイン」 等、
様々な作品で演技力を認められてる韓国の人気俳優チョンギョウン!!
4月30日にいよいよ日本で1年振りのfanmeeting 開催!!
今まで見れなかった彼のオリジナルlive&talkを楽しめるチャンス!!
日時 2011.04.30(土) 開場 14:30 開演16:00
会場 日本教育会館一ツ橋ホール
チケット代 9,500円(税込、全席指定)
詳しくはホームページにて
http://hanryutop.com/event_jgw/
盛会をお祈りいたします。
「Jung Gyu Woon Tokyo Fanmeeting 2011」延期のお知らせしますので、よろしくお願い致します
。
4月30日(土)、日本教育会館一ツ橋ホールで行われる予定であった『Jung Gyu Woon Tokyo Fanmeeting 2011』は、このたびの東日本大震災の影響により、公演日を2011年8月13日(土)に変更することといたしました。
詳しくはホームページにて
http://www.hanryutop.com/
東京にも早く日常が戻りますように!
ちょっと古いドラマですが、今でも繰り返し動画配信などされているドラマですね♪
この、ちょっとだけ古い時代、韓国ドラマはかっこいい男性の宝庫だったかもしれない、と思います。