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「チャンファ、ホンリョン(장화홍련)」視聴完了


チャンファ、ホンリョン(장화홍련)  ☆☆☆
KBS、2009年のの平日朝の連続ドラマ 全150話
韓国公式HP
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演出はイ・ウォニク
脚本はユン・ヨンミ(「スキャンダル!-新良妻賢母-」の作家)
登場人物
ユン・ヘヨン(ホンリョン)、キム・セラ(ユン・ジャンファ)、チャン・ヒョンソン(カン・テユン)、ヨ・ウンゲ→チョン・ヤンジャ(テユンの母)、チェ・ジェウォン(ハン・スチャン)アン・ソニョン(チン・ジョンヘ)、チェ・ナレ(パン・ゴンミ)、イ・テスン(ヒョク)他

悪女物ですね。
このドラマは朝の9時スタートですが、韓国の主婦は夫子供を送り出すや否や、こんなドロドロを見ているんですねぇ。
私は地上波で日本語字幕カット版のものを中心に見ました。
(何度か見損ねて、字幕なしの動画を見ています)

韓国での視聴率は、 初放送視聴率10.1%、最終回が13.3%。
最終回までの平均が12.2%(AGBニールセンメディア リサーチによる )という数字です。

お話の始まりはこんな感じ。





チャンファとホンリョンは高校時代仲良し4人組でも特に親しい友達だったのね。
そして、ホンリョンはソウル大への入学が決まっていたのですが、チャンファが起こした交通事故の身代わりをさせられ(チャンファをかばい、お酒を飲んで意識がなくなっていたのをチャンファが運転席へと移したのね)刑務所へと行くことになってしまいます。
そして10年。
ホンリョンは事故のために大学へも行けず、前科者という事でまともな職にも就けないありさま。
そして、未婚の母となって娘を一人で育てています。
一方、チャンファは事故以来ホンリョンとは連絡を絶っているのですが、大会社の社長と結婚して、優雅な生活を送っています。
ところが、姑の認知症が進み、同居することになったのね。
その姑にただでさえ、手を焼いているところに、浮気現場を見られてしまい、ますます邪魔になって来ます。
それである日、昔住んでいた「竜の家」に行きたい、と言い出し遠出した姑を道端に置き去りにして帰ってしまいます。
その竜の家に現在住んでいるのはホンリョン親子。
そんな縁でホンリョンが自分の名前さえもわからないチャンファの姑を面倒見ることになります。

一方のチャンファの姑の家ではチャンファの夫のテユンが必死で母の行方を捜すのですが、姑が見つかるとまずいチャンファは姑を死んだことにしてしまうのね。
そして1年後。
テユンはそれでも母を諦めきれず、チャンファには内緒で母を探していたのですが、ようやく手掛かりをつかみ、竜の家にいる母と再会します。
そのテユンはホンリョンの高校時代のあこがれの人だったのね。
ひどい身なりで現われたテユンを見て、彼が無職だと思いこみ、親切に接するホンリョンです。
テユンはすぐに母をソウルに連れて帰ろうとするのですが、認知症に引っ越しは無理だと言われ、結局は母の元に通うという形をとることになるテユンです。
そして、無職と思いこんでいるホンリョンの誤解をそのままに、あれやこれやと裏でホンリョンを助けるテユンです。
ホンリョンはテユンにほのかな恋心を抱くのですが、既婚者と知り、がっかり。
そして、やがてホンリョンはテユンの妻となっているチャンファに会います。
ホンリョンはチャンファが自分の罪をホンリョンになすりつけたことなどまるで知りませんから、親友との再会を大喜び。

そして、姑の面倒をみるのが嫌なチャンファはホンリョンにそれを押し付けよう、と、自分たちの家にホンリョン親子を同居させることにします…。
その後、事あるごとに、ホンリョンを利用しようとするチャンファ。だけど…。

~~~

ホンリョンが表のヒロインとしたら、チャンファは裏のヒロイン。
チャンファのめちゃくちゃぶりを楽しむドラマだと思うんですが、彼女、根っからの悪人ってわけじゃない。
人間だれでも、嫌なことは人に押し付けたいし、自分の過ちは人のせいにしたいって心理があると思うんですね。
彼女もそうなんですが、彼女はとりわけ執着心が以上に強いのね。
自分の手に入れたものは、ぜったい手放したくない、と信じられない行動を重ねていきます。
そして、悪事がバレてからも、諦めないのね。
それからの彼女の悪あがきがすごいです。

そのチャンファに、とことんひどい目に合わせられるのがもう一人のヒロインのホンリョン。
ともかくいい人で、人のために尽くす人。
チャンファが捨てた認知症の姑を偶然世話することになり、家族のように面倒をみるのね。

視聴者はかわいそうなホンリョンに同情して見るホンリョン派と、チャンファがどこまでやるのか楽しみに見るチャンファ派に別れるのではないかと思います。
私はチャンファ派ですね。
だって、ホンリョンって自分の人生に対しては基本的に棚からぼたもちなんですもん。
人の好意を鈍いふりして受けれるのも嫌いだし。
特にスチャンに対してそう思います。彼、可哀想過ぎますよ。

そして、この二人の女に挟まれるテユンもねえ…。
チャンファが暴れるためには仕方がないにしても、ふがいなさすぎます。
(ネタバレを含む話なので、白文字にしますが)
特に、チャンファの妊娠の話のくだり。
てっきり、チャンファが陥れただけだと思っていたんですが、妊娠2カ月だったら思い当たることが実際にあった、ということなんですよね。
…信じられません!

この3人のドロドロに対し、息抜きとなるユーモラスな部分を担当するのが高校時代の4人の友だちの、残りの2人とそれぞれの相棒。
特に、変な役柄を受け持つことが多いアン・ソニョンの演じるチョンへとメン氏カップルが爆笑もの。
だけど、こちらのカップルも素敵な感動をプレゼントしてくれます。

ホンリョンとテユンは、こんな感じであまり共感しないで見ていたため、2人がハッピーエンドになるかどうかはあまり関心がなかったんですが(それでも最終話ではほろりとしましたが)、チャンファとホンリョンが最終的にどうなるかは楽しみでしたね。

というのも「チャンファ、ホンリョン」というのは二人の名前(といっても、チャンファは姓がユンで名前がチャンファ、ホンリョンは姓がホンで名がリョンなんですが)にちなむのですが、本来、昔話に出て来る名前なんですね。
韓国の代表的な怪談で、日本でもわりと知られている、映画「箪笥」のモチーフにもなっているもの。
怪談では非常に仲の良い姉妹なんですね。妹ホンリョンは継母に殺された姉のチャンファを追って死に、幽霊になって姉の無念を晴らすという話で、このドラマでも、この二人が切っても入れない縁なのだということを暗示していると思うんですよ。
まあ、結果的に、わたしにとってはちょっと拍子抜けの感もありましたが…。
それでも、エンディングはまあまあ収まりが良く、気持ちよく見終えることができました。

このドラマのテユンの母親役ですが、最初はヨ・ウンゲさんが演じていたのですが、健康悪化により、途中で交代、そのまま亡くなってしまい、これが遺作となってしまいました。
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素敵な女優さんだっただけに、とても残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
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by kirikoro | 2011-02-07 18:44 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(0)