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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


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チェ・スジョン、ソン・イルグクの「海神-HESHIN-(해신)」見ました


海神-HESHIN-(해신) ☆☆☆☆
KBSで2004年~5年にかけて放送されたドラマ。全51話
KBS公式HP
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演出:カン・イルス、、カン・ビョンテク
脚本:チョン・ジノク、ファン・ジュア
出演者:
チェ・スジョン(チャン・ボゴ役) 、チェ・シラ(ジャミ夫人役) 、ソン・イルグク(ヨンムン役) 、スエ(チョンファ役) 、キム・フンス(チョン・ヨン役)

以前テレビで放送されていた時に8話ぐらいでリタイアしたものを、今回はShowTimeで有料視聴です。
私は史劇を週1話ペースで見るというのはどうも苦手なようで、挫折していたんですね。
だけど、名作との評判なので、会員12話まで無料の機会にトライです。
今回は先が見たい!という欲望のままに、かなりハイペースで見ました。

ショウタイムは見たい時にクリックするだけですぐに見られるのが魅力。
月会費が発生するのですが、その分安い値段設定になっているようですし、視聴できるドラマの数も結構多いので、ある程度の期間続けてみるつもりなら、お勧めです。

それでは、ドラマの紹介です。

統一新羅時代に奴隷から身を起こし、唐で軍人として活躍し、新羅に戻って来てからは、東アジアの海上貿易を発展させた実在の人物チャン・ボゴの一代記。
「商道」と原作者が同じでチェ・イノという人の小説だそうです。
商人の話?と思って見始めたのですが、スケールは大きく、戦闘場面やアクションシーンもたっぷりです。
それに第一、史実のチャン・ボゴ自体、軍人としての側面がかなり大きい人のようです。

そして、当然チャン・ボゴが主人公だと見ていたのですが、途中であれ?と思い始め、後半はむしろヨンムンの方が主人公なのでは?と思う展開。
(ラストに至っては、それすらも違っていたのかも、という疑問も生まれるんですが…)
チャン・ボゴが光としたら、その影となるのがヨンムンなんですね。
ヨンムンの存在がなければ、チャン・ボゴ自体の人物がかなり薄っぺらに感じられたのではないかと思います。
ヨンムンがチャン・ボゴの存在により、より闇に近付くとしたら、チャン・ボゴもまた、ヨンムンが存在することで光の方へと向かわざるを得なくなってしまうような、対の関係にあるように感じます。

そして、この二人の男に挟まれるのがチャンファ。
チャンファ自身は誰かを傷つけようとする訳ではないのに、チャンファの存在そのものが二人の男を不幸にしてしまう。
そんな、運命を持っている女性で、彼女自身もやはり、幸せにはなれない存在なんですね。
チャン・ボゴもヨンムンも彼女の存在により、運命が狂わせられることになるのですが、その度に闇の方へと動いてしまうのがヨンムンの運命でしょうか。
この、ヨンムンを演じているのがソン・イルグクで、彼の出世作となった作品だそうですが、それも分かるな、という感じ。
キャラ自体も魅力的なんですが、それを上回るソン・イルグクの魅力。
これでブレークしない方がおかしい、と思うぐらい魅力的でした。

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また、チェ・シラの演じる悪役、ジャミ夫人も悪女の魅力たっぷりです。
年齢不詳の美貌の持ち主なんですが、その美貌が特異なんですね。
昔の東洋の美人を現代風にアレンジした、といった感じのメーキャップで、ヘアスタイルやファッションも華麗で綺麗。
外見だけではなく、策略にかけてもなかなかしぶとく、挑むに充分な力を感じさせてくれました。

映像的には中国ロケの壮大な風景を背景にした場面から、ワイヤーアクション多用の殺陣とどちらかと言えば華やか系でしょうか。
残念なのは、女性でアクションをこなすのがキム・アジュンだけというところかな?
チェ・ジョンアンはストーリー的に町を離れないので違和感はないのですが、スエの演じるチャンファは戦場にまで出かけて行くくせに、危機になっても、ただ突っ立っているだけ…。
思わず、邪魔!と叫びたくなるぐらいです。
最近では「アテナ」で見事なアクションシーンを披露しているスエなんですがね。
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今ではヒロインのアクションシーンって見せ場の一つだと思うんですが、この頃のヒロインは王子様を待つお姫様パターンから抜け出せていなかったんでしょうか。

ストーリーは、最初のあたりで感じるよりも、後半終盤と話が進むにつれ、ずっと深みのあるものだと思えて来ました。
初めは一人の男の成功譚を縦軸に据えた、華麗な娯楽大作かと思っていたら、終盤になるにつれ、いい意味で期待を裏切られることが多くなり、衝撃のラスト!
賛否両論あるラストのようですが、わたしはこのラストで評価がそうとう上がりました。

演出のカン・イルスと脚本のチョン・ジノクは「風の国」の人なのね。イメージ的にかなり近いかな、と思います。

そして、俳優さんたちの魅力もたっぷりです。
中堅からベテラン助演陣の活躍もいいのですが、今、活躍されている若手の俳優さんがかなり出演されているんですね。
彼らの少し前の姿を見る楽しみもあります。

まず、主人王チャン・ボゴと子供時代から常に行動を共にするチョン・ヨンを演じているのがキム・フンス
この人と並ぶとチェ・スジョンがとても小柄に見えるんですね。調べてみたら、190センチの長身だそうで、この時はまだ、二十歳そこそこ。
このヨンとカップルになる女性護衛武士をキム・アジュンが演じているんですね。
この頃はかなり顔がぷくぷくしている感じ。
彼女は護衛武士ですから、このドラマで唯一女性のアクションシーンを見せてくれます。
ただ、このカップルは外見的にあんまりお似合いの感じはしなかったんですが…。
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ヒロインの娘時代を演じているイ・ヨニも現在はドラマのヒロインとして、よく見かけますね。
男性主人公チャン・ボゴの子役のペク・ソンヒョンは現在、成人俳優に移行段階ですね。
これからが楽しみな俳優です。

また、後半部分になって登場する人にも今や名前の知られた人が結構出ています。
「華麗なる遺産」のペ・スビンは野心家の貴族の役で登場。
「春のワルツ」のソ・ドヨンはヒロインの護衛武士の役です。
そして、ペ・スビンも「朱蒙」に出ていましたが、その他「朱蒙」で顔を覚えてしまったヨ・ホミン(オイね)やソ・ボムシク(ムゴル)なども出ているんですね。

―――
わたし、現代もののドラマは結構見ているのですが、史劇は見ている本数も少なく初心者です。
どちらかと言うと苦手なジャンルで、面白さが分からないことも多いのですが、このドラマにはとても満足!
私の中ではこのドラマは「朱蒙」「善徳女王」についで面白く思った作品となりました。

ストーリーの方は、ごくごく初め(7話まで)のかんたんなあらすじをつけておきますね。
1話
青海の造船所で父親とともに、奴隷として働くクンボク(チャン・ボゴの幼名)。
現在の生活から抜け出したい彼は、何度となく、島を脱出しようと試みています。
そしてまた、今回も何とか抜け出し、友達のヨンと唐の貿易船に乗り込むものの失敗。
その上、県令の息子から睨まれ、死にそうになるほどの目に遭わされるクンボク。
偶然知り合った少年ヨンムンに剣を習い、生き延びようとします。
2話
このままではクンボクの命が危ないと感じた父は、青海を脱出する資金を得るために、役人に無断で船の修理を行うことを決意。
ところが、商人の舟と信じて修理していた船が、実は海賊の物。
役人から追われる身となったクンボク親子とヨンは逃げだすのですが、途中で追っ手に追いつかれます。
クンボクの父が盾となり、何とか逃げるクンボクとヨン。
しかし、父親はそこで命を落とすことになってしまいます。
そして、ほどなくクンボクとヨンも捕まってしまい、県令の家の牢に閉じ込められてしまいます。
3話
しかし、青海は海賊の襲撃に遭い壊滅。
県令も殺されてしまい、その隙に乗じて命からがら逃げ出したクンボクとチョンニョン。
その途中でチョンファが連れ去られるのを目撃し、彼女を救出、連れて逃げるのね。
途中でその甲斐族の一人に出会うものの、逃がしてくれるのですが、それはヨンムン。
彼、海賊の一味で、実はチョンファの父親をことした実行犯でもあります。
そのことはずっと後になるまでクンボクもチョンファも知りません。

でも、やがて彼らを追う兵士の方に捕まってしまうクンボク達です。
海賊の舟を修理したことで水も食べ物もない無人島に送られたクンボクとヨンだったのですが、チョンファの懇願で、なんとか放馬場へと送られ、命だけは助かる二人です。
一方、親を亡くしたチョンファはチャミ夫人の元へと買われて行くのね。
いずれは貴族の第2夫人となるべく教育を受けるチョンファです。
一方、スンジョンが商いにかこつけクンボクとヨンを息抜きさせてやっていたのですが、そこでジャミ夫人の剣術大会のことを知るクンボク。
そこで優勝すれば奴隷であってもジャミ夫人の兵士として使える機会を与えられると知ることになります。
そして、放馬場にたまたま隠れていた剣の名手ムチャンに頼みこみ、剣術を教えてもらうことにするクンボクとヨンです。
4話(ここから成人俳優)
ジャミ夫人の武術大会で優勝したいと願うクンボク。
彼はヨンとともに、ムチャンから剣の特訓を受け、今年こそ、と武術大会に挑むつもり。
ところが、ムチャンが突如役人に連行され、その上、スンジョンが大会に合わせ、抜け出るような手筈をとっていたのに、ヨンとともに海軍へと連れて行かれることになります。
これは、実は師匠のムチャンが二人を呼び寄せる為に作った機会なのですが、そうとも知らず、脱走する二人。
でも、都に着いた時にはすでに大会は終わっています。
その大会で優勝したのは子供のころのクンボクの剣の師匠、ヨンムン。
クンボクが商団の校尉に、機会を与えてくれるように言っているところを見かけたヨンムンが校尉に話したらしく、クンボクはヨンムンと戦う機会を与えられます。
5話
そして、クンボクとヨンはジャミ夫人の護衛武士になります。
そんな中、チャンファには司正副令の側室になるという話が持ち上がります。
それを知ったクンボクは止めるようにというのですが、家族の為に自分が選択した道だ、と望んで側室になるのだと、話を進めて行きます。
6話
そして、チャンファの婚礼の日。
チャンファが相手の待つ部屋へと行ってみると、相手は殺されています。
殺したのはヨンムンなのですが、それを追って行ったクンボクが疑われます。
疑いを晴らすために出された命令は、ムンチャンを殺すこと。
相手の顔を見て初めてお互いを確認するクンボクとムンチャン。
しかし、そのまま帰ったのではクンボクの命が危ないので、ムンチャンは自身の偽の葬式まで出し、クンボクに商団の動きを探らせます。
そして、ヨンムンの仕える商団との、大規模な密貿易の情報を掴んだクンボクは、その警護にあたらせられます。
それをチャンスと、ムンチャンはジャミ夫人を捕まえる手はずを整え、クンボクはこの仕事さえ終わればチョンファとともに街を去り逃げるつもりです。

ですが、出発直前にムンチャンが生きていることがジャミ夫人側に知られ、クンボクとヨンは逆に、罠にかけられ、ジャミ夫人の手に落ちてしまいます。
7話
命を奪われそうになったクンボクとヨン。
クンボクとともに逃げようと待っていたチャンファも彼らの計画が失敗したことを知ります。
ジャミ夫人にクンボク達の命を助けてくれるよう嘆願し、なんとか唐に奴隷として売られることとなり、生き延びることだけははできます。
でも、唐に着いたクンボクを待っていたのは青島で海賊と取引し、結果的にクンボクの父を死に追いやった男。
彼が現地での奴隷売買を統括しているのね。
クンボクなんていなくなればいい、と思っている彼ですから、彼が条件のいい船大工として働くことは許さず、生きては帰れないと言われている辺境に売り飛ばしてしまいます。

――――――――――
その後、拳闘奴隷となり生き伸び、頭角を現すクンボク。
やがて唐で商売をしている新羅商人の頭領の目に留まり、商団の護衛武士、そして証人としての道を歩み始めます。
一方、チャンファの方も、ジャミ夫人に商売を教えて欲しいと頼み、商人の道を選ぶのね。
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Commented by chibimi at 2016-05-17 22:21 x
こんにちは。
このドラマは10年くらい前に見ましたが・・kirikoroさんのブログを最近知ったので皆様よりコメントの時期がかなりずれています。
私はあまりチャンボコの俳優さんは好みではなく、ソンイルグクさんのヨンムンびいきです。
だって、チャンボコが兜やら武具を身に着けると奴隷の時からの師匠と同じような体型でかっこ悪いし、武芸のできる役者さんなのかもしれないけれど、絶対ソンイルグクさんのほうが乗馬シーンもかっこいいし、背は高いし、客観的にどちらが主役って???思いませんか?
同じように髪を伸ばしていても友達の方(名前忘れた)はむさくないのに何故かチャンボコはきたならしくて・・・でも何故かモテモテなのが不思議に思ったんです。(私個人の好みとして)
チェ・シラさんは相変わらず艶やかで素敵!
スエも好きな女優さんです。野王は本当にあのポーカーフェイスの美しさに引き付けられ・・・。
私は朱蒙でなく、この作品でソンイルグクさんの演技に惹かれました。
Commented by kirikoro at 2016-05-19 21:53
chibimiさん、

このドラマはソン・イルグクの出世作ですからね~
彼が素敵だと思った人も多かったはず♪
私もヨンムン派です。

>同じように髪を伸ばしていても友達の方(名前忘れた)はむさくないのに何故かチャンボコはきたならしくて・・・

たしかに・・・
Commented by みみ at 2017-04-25 15:17 x
通常は録画して一気に観るのですがこのドラマは毎日録画して夜観るを続けてます。
同じ時間に放送の千秋太后は放送を観てますがどちらもチェ・シラさんがど~~~んと出てるので混乱しそうです。
初放送当時は週1話長編時代劇は苦手でパスしてました。
最近は時代劇の流れが分かるようになり楽しめてます。
ソン・イルグクさんはチュモン同様良いですね。
姿勢がビシッとしていて乗馬姿はピカイチだと思って観てます。
チェ・スジョンさんが貧弱に見えるのが残念です。
国分太一似と思えて・・・・
先は長いけれど今のところ読める展開なので観続けます。
Commented by kirikoro at 2017-04-28 07:16
みみさん、こんにちは。
チェ・シラさん、まったく違ったキャラで登場されているので、同時期に見てみるのも面白いかもしれませんね。
私も長編時代劇はなかなか面白さが分からなくって、初めの頃はほとんど全部パスしていました。
それなのに、一度面白さに目覚めてからは、逆に好きなジャンルの一つになっているんですよ。

チェ・スジョンが国分太一似…

それは気づきませんでした!
by kirikoro | 2011-05-08 12:02 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(4)