なんじゃもんじゃ kirikoro.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


by kirikoro
画像一覧
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

ファンタジー史劇の「幻の王女チャミョンゴ」見終りました


幻の王女チャミョンゴ(자명고)  ☆☆☆
2009年のSBS月火ドラマ、全39話
SBS公式HP

演出 イ・ミョンウ
脚本 チョン・ソンヒ
出演者
チョン·リョウォン (チャミョン役)、パク・ミニョン(ラヒ役)、チョン・ギョンホ(ホドン役)、イ・ジュヒョン(ワン・ホル役)、ホン・ヨソプ(チェ・リ役)他
d0060962_1117333.jpg

d0060962_11172147.jpg
高句麗の「朱蒙」の曾孫、「風の国」のムヒョルの息子のホドン王子が男性主人公。
(ムヒョルがこんなになっちゃった… →)

古書にはホドンが楽浪国の王女と結婚し、彼女に敵の侵入を知らせるといわれる神器の自鳴鼓を壊させ、楽浪国を攻め滅ぼした、という話があるようなのですが、このドラマは楽浪王女には妹がいて、彼女の名がチャミョン(自鳴)という設定のファンタジー史劇となっています。

でも、上記2ドラマとは違ってこちらはホドンを巡る二人の王女の悲恋ものです。
d0060962_11211426.jpg


当初は50話の予定だったものが、視聴率の不振(AGBニールセンによると最高は8話の12.1%)で39話に短縮されたようです。
だけど、裏番組に「僕の妻はスーパーウーマン」「善徳女王」「花より男子」などがありますからなかなか数字を撮るのが難しかったのではないかと思います。
特に、中盤からは「善徳女王」が大人気でしたからね~。

私はテレビの字幕・カット版を見ました。
メインはラブストーリーなんですが、50話で予定されていたためか、子供時代が、長い…。
史劇にしては短い目の39話だから、と見始めたものの、ここで落伍寸前。
でも、ラブストーリーになってから、特に終盤は面白く見ることができました。
嵌っていたとまでは言えないのに、終ったあとは放心状態に陥ってしまいましたよ。




このドラマは、ラブストーリーといえども、主人公たちが恋愛至上主義じゃないんですね。
むしろ女性ライバルが恋愛至上主義。
この恋愛観が一見お子様だましのようなラブストーリーを奥行きのあるものにしていて、なんだか考えさせられてしまう…。
美しい衣装も見ていて楽しいものでしたが、嘘くさいCG、そして、見どころともされているワイヤーアクションもなんだか不自然で、私はそこは、ちょっと苦手でした。

私は実は、チョン・ギョンホ見たさに、恋愛ものの史劇が苦手にもかかわらず見始めたのですが、彼のキャスティングはどうかな?
素敵に見えた、と言う人が結構いらっしゃるようなんですが、私はホドン役は彼じゃなかった方がよかったように思います。
「あなた、笑って」の彼の印象が強すぎるからなのかもしれませんが、私はもっと酷薄な表情もできる俳優さんの方がよかったような気がします。

ヒロインのチョン・リョウォンはもともと好きな女優さんなのですが、このドラマのキャラは可愛いところと芯の強いところを併せ持つヒロインでとっても素敵でした。
(この人の雰囲気が好きだったんですが、最新作の「サラリーマン楚漢志」では、なんだかケバい印象で、実はこのドラマを1話で見るのをやめてしまったのは、彼女も一因になってしまいました…。)

ヒロイン以上に素敵に見えたのがパク・ミニョン
実は、このドラマが放送されたころにはまったくノーマークの女優さんだったので、このドラマに出演されていることすら知らないで見始めたんですが、ほんとにきれい。
なんだか内側から光が漏れ出てくるような美しさで、参っちゃいました。
d0060962_11231099.jpg
ワン・ホル役のイ・ジュヒョンはラブトレジャーの男性ライバル役を演じた人なんですね。
時代劇の彼の方が私は好きだな。なかなか渋いかっこよさがありました。

もう一人、忘れて行けないのはチャミョンをずっと守る役を演じたヨ・ウクファン。なんだか存在感のある役どころで、注目を集める人でした。
d0060962_11232995.jpg

ストーリーは、楽浪国の神器の自鳴鼓を王女のラヒがチャミョンの阻止を振り切り切り裂き滅亡、その1年後にラヒの墓参りをするとともにチャミョンを探すホドン…というところから始まりますが、すぐに楽浪が漢に支配されていた時代に遡ります。

楽浪を支配する太守が朝鮮族の将軍、チェ・リに産まれる二人の娘が楽浪郡を滅ぼす、との預言を受け、二人の夫人が娘を産み次第殺そうと待ち構えている太守とその部下たち。
第1夫人は産まれた娘を男だと偽り逃れようとしますが逃れきれず、殺すのをためらうチェ・リに変わり、第2夫人が生まれたばかりの子の胸にかんざしを突きさし、小さな舟に乗せて海へと流します。
第2夫人の方は天文学者を色香で惑わし、娘を殺さずに済むように工作し、こちらは成功して第2夫人の産んだ娘のラヒは王女として育つことになります。
第1夫人の娘チャミョンが死ぬのは時間の問題だと思われていたのですが、それでも安心できず、とどめを刺すように人を送る第2夫人。
でも、不思議な力に守られ漂着したチャミョンは旅芸人の一座に拾われ、そこで自分の本当の名前も出自も知らないまま育ちます。

一方、高句麗のホドン王子は産みの母を早くに亡くし継母に育てられています。
彼女は高句麗内の有力氏族の出で、氏族が実権を握ることを恐れた王は彼女が子を産むことを恐れ、彼女とは実体のない夫婦関係を保持しています。
そのためかホドンに殺したいほどの憎しみを持っている継母。実際に何度か殺されかけたホドンは幼い日より、剣を抱いて眠る生活です。
父である王の方も、ホドン継母への行動からも分かるように情よりも政治力学に重きを置く人で、ホドンもそういう教育を受け育ちます。
そして、楽浪の肥沃な土地に欲望を抱く王は楽浪を手にいればその王妃と結婚させてやろうと幼いホドンに言っています。

そして、やがて出会う三人…。
チャミョンとホドンはやがて愛し合うようになるのですが、ホドンは王になるという夢と楽浪征服のため、ラヒにも甘言を弄して、それに惑わされたラヒはホドンのことを愛してしまうようになります。


ラストについては語りたいことがあるのですが、ネタバレ内容になるので、白文字で書きますね。
(空白の部分の先頭でクリックしたままドラック、文末まで移動させてください)

最後がともかく哀しいんですよ。登場人物のほとんどの人が自分の欲するものを手に入れられないまま死んで行く運命・・・。
自分を愛してはいないと分かっているホドンを救うために国を裏切ってしまうラヒに対し、祖国を守るためにホドンのもとを去り、最終的にはホドンと死ぬことになるチャミョン。
チャミョンはこうなるために、ずっと死なない運命だったと思うと、何とも哀れです。
そして、彼女の最後のセリフが泣けるんですね。
生まれ変わったら、ホドンの母として生まれたいと言うチャミョン。
来世でラヒと結婚して、とホドンに言うチャミョンはただ、ラヒに譲ったのではなく、ホドンが恋人や妻以上に必要だったのが母だと知っているからだと思うんですよ。
ホドンのことを愛しているから、来世でこそホドンが一番必要なものを与えてやりたいと言う強い愛情を感じて泣けます。
ホドンの継母にしても、史実ではのちに彼女の息子が王となるとは思うんですが、このドラマの時点では、あんなに執着した王の座に息子を据えることもできないところで終わっているんですよね。
そして、国のためにチャミョンを自分たちの娘だと公にできないままに死んで行ったチャミョンの両親…。
ラヒを王にと願ってどんな悪事もいとわずにやったラヒ母は結局は娘を失うことになりますし。
d0060962_11263979.jpgそんな中、死ぬことにはなったものの、欲しかったものを手に入れられたと思えるのがワン・ホルの妻。

息子のように育ててきた夫とはいえ、自分には過ぎた願いだと思いながらも女としてワン・ホルへの愛情を持っていた彼女がワン・ホルに庇われ、愛されているのを感じながらの最期はこのドラマ自体の救いにもなっていて、いい場面でした


全体としてのバランスの悪さなどはありますが、独特のカラーの味わえる、胸にどんと留まるドラマでした。
[PR]
Commented by ローキック at 2012-07-09 00:02 x
Kirikoroさんが、終わった後、放心状態になられたとは!俄然観たくなりました~(*^^*)チョン・ギョンホもイ・ジュヒョンも好きな俳優さんだし、ホン・ヨソプさんは今、「お隣さんは元ダンナ」で、いいな~と思っているので、楽しみも増します♪パク・ミニョンはほんと可愛いくて綺麗ですよね!演技もうまいですよね。胸にどんと留まるドラマなんですね。観たいドラマが目白押しです!
Commented by kirikoro at 2012-07-09 12:43
「チャミョンゴ」リアルで放送している時には注目していなかった人たちが2010年には当たり役を掴んでいますね。
チョン・ギョンホは「あなた、笑って」で本人の持ち味を生かしたキャラで注目されましたし、パク・ミニョンはもちろん「成均館スキャンダル」でブレイク。ホン・ヨソブさんも「お隣さん~」では印象的なナイスミドルですものね。
正直、退屈な部分もありますが、役者さんを始め、見どころも多いドラマで、機会があれば、ご覧下さいませ!

Commented by casper at 2012-07-10 13:09 x
初めまして「幻の王女チャ・ミョンゴ」に2年前はまって何度か視聴
正規版まで購入、ホドン王子がせつないです 主役を務めたチョン・ギョンホssiあと2ヶ月で除隊ですね☆
Commented by kirikoro at 2012-07-10 14:46
casperさん、はじめまして。
「チャミョンゴ」は嵌る人は嵌るドラマですね。
そういう魅力はたっぷりあると思います。

チョン・ギョンホさん、いつの間にか除隊の時期が近付いているんですね!
なんだか、あっという間と言う感じがします。
今度はどんな作品でお目にかかれるのか、とても楽しみです。

by kirikoro | 2012-06-22 11:37 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(4)