SBSの水木ドラマ、全20話
SBS公式HP
演出 キム・ヒョンシク、パク・シヌ
脚本 キム・ウニ
出演者
ソ・ジソブ (キム・ウヒョン役)、イ・ヨニ(ユ・ガンミ役)、オム・ギジュン(チョ・ヒョンミン役)、クァク・ドウォン(クォン・ヒョクジュ役)、ソン・ハユン(チェ・スンヨン駅)
ある日、高層マンションの一室から一人の女優が転落死。
当初自殺と思われていた彼女の死ですが、彼女を何者かが突き落とすところを撮った動画が出回り、その犯人として名が挙がったのはハーデスという天才ハッカー。
でも、彼が殺したのではありません。
真犯人を追う彼と、彼を追うサイバー捜査隊のウヒョン。
ウヒョンはハーデスが警察隊で同期でルームメイトだったキヨンだと突き止めますが、女優殺しは自分ではない、と言うキヨン。
そして、その二人ともが真犯人により爆発事故に巻き込まれ、一人のみが生き残ります…。
警察ものですが、サイバー犯罪を扱うサイバー捜査隊がドラマの舞台です。
「サイン」の脚本家の新たな作品なので、どうしても、「サイン」と比べてしまいます。
私としては「サイン」が圧倒的に面白かったので多少見劣りしてしまった、ということはあるのですが、それを考えずに見ていれば、大満足で見ていたのではないかと思います。
ストーリー展開も面白いですし、映像も美しいです。
視聴率は17%(TNmSによる)が最高。
KNTVでの放送も決まりましたね。10月に第1話の先行放送があるようです。
現代の私たちを取り巻く環境そのものでありながら、あまり知らない部分のサイバー犯罪が扱われており、素材自体が面白いし、ストーリーの展開も面白かったです。
このブログを見に来られている方も、ここにたどり着かれた、ということは何らかの形でネットでつながっている方々なのですが、私を含め、ただ使っているだけで、難しいことはさっぱりわからない、という方が大部分なのではないかと思います。
それだけに、このドラマをご覧になりながら、ひやりとすることもあるんじゃないかと思います。
少し前までは監視社会と言えば、恐ろしい近未来のものと思っていたのに、実際、監視しようとすればすぐにそうできるだけの体制になっているんですよね。
いつの間にか、いたるところに防犯カメラが設置されている世の中になっているんですね。
ちょうどこのころ、オウムの指名手配犯が逮捕されるということがありましたが、1秒間で33時間の防犯カメラの映像を解析することができるなんて話が出ていて、そういうニュースのことなども考えながらこのドラマを見ていました。
(今ふと思いついた全くの思いつきなんですが、もしかして、この時期彼が逮捕されたのは、この解析システムを大々的に公開するためだったりして…)
そういえば、このパソコンに買い替えた時、内蔵カメラがついていたんですが、使わないんだったら塞げ、と子に言われ、よく分からないまま、レンズのところにビニールテープを張ったんですが、それも、このドラマを見ていてなるほど、と思いました。
まあ、私のところを覗いたとしても、何も得るものは無いと思うんですが…。
ストーリーの方は誰が敵か、誰が味方が分からない中、真犯人に近づいたと思ったら、また逃げられて、との攻防戦がスリリングで面白かったです。
ともかく反転につぐ反転で、ドキドキします。
そして、どうしても出てしまう「サイン」との比較…。
比べると、かなりドキドキはするんですが、「サイン」ほど鬼気迫る緊張感はないです。
だいたいが一つの事件を追っていく中、一つだけ、本筋とは関係のない高校を舞台にした事件が出てくるんですね。
これはこれで面白かったんですが、なんだか全体からみると浮いてしまっているように思えます。
私の勝手な想像なんですが、この後、当初はキヨンとウヒョンのラブストーリーをもっと展開させるつもりだったんじゃないのかなあ?
イ・ヨニはヒロイン役だったんですが、視聴者からのバッシングのせいか(私はそこまでひどい演技とは思わなかったんですが)、だんだんと出番が少なくなり、放送中に、どんどん注目を浴びていったヒョクジュを演じるクァク・ドウォンにウエイトが移行していった感じがします。
エピソードが宙ぶらりんとなった感じは惜しいものの、私はこのラインの方が好きで、下手に無理やりラブストーリーを入れないままに終わったこのスタイルが好きです。
このクァク・ドウォン、おっさん俳優が好きな人たち(私も結構好きですが)には新たなスターとなりそうですね!
彼らの敵となる男を演じるのはオム・ギジュン。
彼、今までは一見悪い男に見えても実はいい人で、と言った感じの役が多かったと思うのですが、今回は冷酷な殺人者。
彼の笑いが不気味でした。
主役を演じるのはソ・ジソブで安定した演技で見せてくれますね。
とある理由のため、前半チェ・ダニエルの演じていた男の内面を演じる場面が出てくるのですが、ところどころ、顔が全然違うにもかかわらず、チェ・ダニエルに見えるんですね。
いい俳優さんは、これができるんですね。こういうところも面白いです。
さて、おじさんも好きですが、若い子も好きな私の、このドラマの注目俳優はイ・ウォングン。
「太陽を抱いた月」にも子役で登場している人だそうです。
「最高の愛」のマネージャー君を演じた彼ですが、このドラマでも、彼が出てくるだけで場がなごむ、不思議な空気を醸し出しています。
でも、このドラマは意外な人がスパイだったりするので、この彼ももしかして、こんななごみ系でスパイ?なんて心配をしながら見る楽しみもあります。
そして、サイバー捜査隊のビジュアル担当?と思われるのはMBLAQのジオが演じていました。
助演陣のキャラも演技もブレがないですし、かなり上質なドラマだという気がします。
ただ、ラストはどうかな?
ぶち壊しということもなく、まずまずといえばまずまずの仕上がりなんですが、私にはちょっと、説得力が弱くて納得ができず、少し残念な結末でした。
それについての具体的な話はネタバレになりますので、あらすじの最終話の後に書きますね。
→あらすじ1話~10話
→あらすじ11話~20話(最終回)とネタバレ感想
アンケートも作りました。
ご覧になった方に参加いただけると嬉しいです!
→「ユリョン(幽霊)」は面白かった?
で、それよりか、kirikoroさんに、パソコンに詳しい年齢の子供さんがおられたなんて、こちらの方が驚きました。まだお若いと思ってたものですから!
このドラマも、観れるのがだいぶ先になるでしょうが、楽しみに待ちたいです。
ドラマを見ると、もっと怖くなりますよ~~。
レンズの話、私もよくは分かっていないんですが、パソコンの場合、そこが壁の穴状態になるんだと思います。
スマホの場合は、使わないときは写っても天井ぐらいじゃないですかね。
それに、スマホだと、カメラが使えなくなっちゃうのでは…。
娘さんだと、そういうことがちょっと心配になりますよね。
お子さんたちの話から想像するに、ローキックさんとはたぶん同年代だと思いますよ。
ちっとも若くないんです…。
このドラマも、楽しみにお待ちくださいね!
ちょっと出かけていて、レスが遅くなりました。ごめんなさいね。
じつは、ちっとも若くないです。
昨日今日、ちょっと年の離れた妹たち(6歳と8歳差)に、お姉ちゃんのように老けたくない!などと言われてしまいました…。
ちょっと、運動ぐらいしないといけないかな、などと反省しているところです。
作品の面白さは人それぞれですものね~~。
実は、わたしもソ・ジソプの主演がそれほど合っているとは思っていませんでした。
彼を念頭に置いた作品だなんて、信じれらないですね…。
私は冒頭のチェ・ダニエルが頭から離れず、むしろ彼が主演だったら…などと思いつつ見ていました。
さて、今年も残りわずかであちらこちらでベスト作品を八ぴょおうされる時期ですね!
鍵コメさんのナンバーワンの「ブレイン」、ちょうど面白そうなドラマがどっと来た時で、私は全く見ずにパスして後悔した作品なんです。BSに1月末に来るのでそれで見ようと思っているんですよ。
ナンバーツーの「追跡者」は私も同じく今年のナンバー2に入る予定の作品! 日本にまだ公開されていませんが、私も大プッシュの作品です。
「わたしの心が聞こえる?」は去年の私の2位。感動作でしたね。
日本の今期のドラマ、いくつか手を出したのですが、結局放り出してしまいました。
ほんと
>日本でも、演技や脚本で視聴者を惹きつけられる
作品が欲しいものです。
同感です!
面白いです!
今Gyaoで3話まで配信中です。
ヒロインはイ・ヨニさん。この役は合っています。
あと続きが見たいのですが。配信されるまで待ちます(笑
韓国では視聴率があまり振るわなかったそうです。
チュオンくんの「カクシタル」に軍配が上がったそうです。
こちらの方が面白く感じます。
「カクシタル」は日本を馬鹿にしている内容の脚本(慰安問題)です。
いくらチュオンくん人気でも、政治が背景にからんでいるので
日本放送はないでしょう。たぶん。
チェ・ダニエルくんが良かったのに・・・。(笑
そうそうに降板ですか?
「彼らが生きる世界」に出ていたときから
好感が持てる俳優さんでした。
髪型が変わると知的に見えるのは、さすが俳優だな!と思います。
イ・ヨニさん、このドラマでも演技に関してけっこう叩かれていたんですが、わたしも、このドラマの彼女はいいな、と思って見ていました。
(カクシタル)は韓国では大統領が竹島上陸した直後の放送でしたからね。
わたしは日本人がある程度悪者に描かれていても冷静に見られるタイプなのですが、このドラマはラスト3話になって、どうしても先が見続けられなくなりました。
私が見た中で、最悪の反日ドラマです。
慰安婦問題を扱っているだけならともかく、出てくる日本人が全員悪者、しかも、主人公のカクシタルが素手で人を殴り殺す残虐性、とともかく気分の悪くなる内容でした。
チェ・ダニエル君、髪型よりも、メガネだと思います。
彼、メガネのあるなしで、180度印象が変わる人なんですよね。
私は、メガネなしの彼は、ちょっと苦手です♪
サイバー犯罪というより1つの事件を追うというドラマ展開が面白かったです。誰が敵かわからなくて主人公がピンチになったり飽きる事なく観れました。
私はパラダイス牧場の時よりイ・ヨニはいいと思ったんですけど。美人だし。
最初クァク・ドゥオンはただのおっさんにしか見えなかったのに後半になるに従ってかわいく見えてきました。
私はけっこう夢中になって観てたんですけど、サインはもっと面白いと聞くと観てみたくなりました。
ハラハラドキドキのドラマでしたね。
イ・ヨニ、わたしも「パラダイス牧場」の時はちょっとどうか、と思ったんですが、このドラマではよかったですよね。
そんなに叩かれるような演技じゃないと思うんですけれど…。
クァク・ドゥオン、皆さんそんな感じでご覧になっていたようですね。
私もそうですが。
「サイン」はお勧めなので、機会があれば、是非!
ネット社会って、大変なんだなと思いました^^;
ジソプさんも良かったですが、眼鏡をかけたダニエル君が主役でも良かったかなと思ってしまいました・・・彼の方が、パソコン操作が上手そうに見えます^^;
楽しまれたようで、よかったです!
チェ・ダニエルくん、少しだけの登場で、ちょっと、おしかったですよね。
>・・・彼の方が、パソコン操作が上手そうに見えます^^;
ほんと!そうですね。
メガネを掛けた彼は、どうしてあんなに理知的に見えるのでしょう~~
同じ脚本家の作品、「サイン」の方がよくできたドラマだと思うのですが、その分私にはへヴィーでした。「サイン」は2話見るともうお腹いっぱい!続きは明日・・という感じで視聴しましたが、このドラマはさくさくと視聴が進み、4日で視聴完了しました。主人公が伝説のハッカーなので、コンピューターを駆使して敵をぎゃふんといわせるところが面白かったです。
ソ・ジソプは、大好きな俳優なので私には何をしてもかっこいい。スーツ姿の彼は素敵でした。ヒロインのイ・ヨニもかわいかったです。「九家の書」で初めて見た女優さんですが、そのときも「かわいいな」と思ってました。オム・ギジュンは、「ドリームハイ」とはまったく違う役で、悪役もはまってましたし、キャストはみんなよかったです。
面白かったこの作品ですが、ラストはやはり、唐突というか、腑に落ちないというか、私もちょっと残念な感じがしました。ドラマのラストは、むずかしいですよね。ラストぴたりと着地できると、それだけで作品の印象がぐんとアップします。
>同じ脚本家の作品、「サイン」の方がよくできたドラマだと思うのですが、その分私にはへヴィーでした。
なるほど、そうかもしれませんね~~
>キャストはみんなよかったです。
同感です♪
やっぱり、ラストはご不満でしたか。
ほんと、おっしゃるように、ドラマのラストって難しくって、そこでがっかりしちゃうこともあるんですよね~~
>ラストぴたりと着地できると、それだけで作品の印象がぐんとアップします。
やっぱりラストが締まると全体としての印象が違ってきますよね♪