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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


by kirikoro
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キム・ナンジュのホームコメディ「棚ぼたのあなた」感想です。


棚ぼたのあなた/蔓ごと転がり込んできたあなた(넝쿨째 굴러온 당신)  ☆☆☆☆

KBSの週末ドラマ 全58話
KBS公式HP
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演出 キム·ヒョンソク
脚本 パク·ジウン
出演者
キム・ナンジュ(チャン・ユヒ)、ユ・ジュンサン(テリー・カン/パン・グィナム)、ユン・ヨジョン(オム・チョンエ)チャン・ヨン(パン・ジャンス)、カン・ブジャ(チョン・マクレ)他

海外の養父母のもとで育った夫に家族が見つかった!
しかも、その家族は隣に住む大家さん一家。
そうとも知らず、ヒロインはすでに姑とは犬猿の仲です。
夫の家族と言う重荷と無縁に暮らしてきたキャリアウーマンの生活はどうなる?!


「僕の妻はスーパーウーマン」「逆転の女王」の脚本家パク・ジウンが再びキム・ナンジュと組んだ明るいホームドラマ。
前2作のキム・ナンジュの都会的なキャリアウーマンのイメージはそのままに、ホームドラマの典型のような大家族に入ることに起こる出来事をユーモアタッチで描いた作品です。
ホームドラマのツボを心得た脚本家がそのツボを押さえつつも、新たに再構成したドラマと言えるかもしれません。
食傷気味にも思えるホームドラマの中の家族が、現代を生きる女性の典型のような人物が入って来ることにより、新しい様相を見せてくれるドラマだと思います。
より共感できるヒロインの投入で、週末のファミリードラマの固定ファン以外に、より若い世代の共感を得たドラマじゃないでしょうか。

視聴率は最終的に最高視聴率45.3%(AGBによる)と、もともと高視聴率が出やすい時間帯のドラマの中でも、大ヒットと言える数字を出しています。
私自身も、コメディータッチのホームドラマはあんまり好きな方ではなかったのですが、これは見ていてすごく面白かったです。




出生の秘密や嫁姑問題など、暗くなりがちな素材を使い、終始明るく描かれており、現代的な感性も加味されたこのファミリードラマは、コミカルなファミリードラマがお得意ではない方にもお勧めしたい作品です!


ヒロインは一夜にして、昔気質の姑と三人の小姑を持つ嫁となり、生活が一変し、今までの生活スタイルも考え直さなければならなくなるのですが、環境が変わるのは彼女だけではありません。
ヒロインを迎え入れた家族も、ヒロインの実家もその波に襲われます。

ヒロイン母はヒロインと姑がぶつかるたびに自分の娘の肩を持つのですが、ヒロイン母も嫁を迎え入れた姑の立場。
ヒロイン姑に怒りを感じるたびに、冷静なヒロイン兄嫁に指摘されては笑いを誘います。
また、ヒロイン義妹はことあるごとに小姑根性を出し、ヒロインをいじめるのですが、彼女はヒロイン弟と、そうとも知らず、親しくなっていきます。
結婚するとしたらヒロインが逆に小姑の立場になることになるのね。
彼女が酷いことをするたび、今に彼女も…と視聴者の期待(?)が膨らんでいくんですね。

普通、ドラマの中の嫁姑や、嫁と小姑との関係は、腹立たしいことが多く、いらいらとしながら見ることが多いのですが、このドラマは同じような場面が出てきても、ともかくユーモラスに描かれていて、楽しめます。

もちろんホームドラマですから、嫁姑の話ばかりではなく、他の兄弟や叔父叔母のの話も出てきます。
ヒロイン夫には姉が一人と妹が二人いるのですが、それぞれの恋の話もたっぷりあります。
長女は結婚しているところからのスタートなのですが、とってもひどい夫で、すぐに離婚に至りそうな雰囲気ですから、3人とも恋愛話が期待されます。
叔母さんもラブストーリー部門で参加なのですが、叔父さんは夫婦の姿を見せてくれます。
理想的に思える主人公夫婦に対し、この夫婦も回を重ねるごとにもう一つの理想の夫婦像を見せてくれるんですね。

幾つものカップルが出てきて、それぞれ違う形の人間関係を作り上げていくのですが、そのどれもがその相手だからこその良さを発揮するんですね。
韓国には天生縁分(천생연분―天が定めた運命)というお互いにぴったりの相手を表す言葉がありますが、まさに、それだな、と思えるカップルだったり、カップルになって行ったり…。
最初は主人公夫婦こそが夫婦の理想像、と思えたのですが、話が進むに従い、理想の夫婦なんて、相手があってこそのものなんだな、と思うようになりました。

また、男性主人公は捨てられたわけではなく、幼い頃に行方不明になってしまって家族と別れてしまったのね。
その時の出来事に関する謎も話が進む中で明らかになって行きますし、彼の行方不明が家族に与えた傷とそこから脱出するさまも描かれます。

役者さんの方に目を向けると、大家族のお祖母さんとお父さんお母さんを演じるのは、カン・プジャ、チャン・ヨン、ユン・ヨジョンとおなじみの方たち。
そこに、叔父さん役として、元々は映画に多く出演されていた人のようなのですが、最近ではドラマで名脇役として活躍しているキム・サンホが加わり、いかにもホームドラマの雰囲気を醸し出しています。
そこに嫁として入ることになるヒロインが演じるのがキム・ナンジュなのですが、彼女は「僕の妻はスーパーウーマン」や「逆転の女王」の雰囲気をそのままこのドラマに持ち込み、それだけでも見たい気持ちにさせられたのですが、期待を裏切らないキャスティングでした。

ユ・ジュンサンは多数の映画やドラマに出演されているようなのですが、私は1999年の「魔法の城」しか見ていなくって、そういえば面影があるな、と思うぐらいでした。

私がこのドラマで一番注目したのはチョ・ユニです。
「私に嘘をついて見て」や「黄金の魚」など、けっこう主演級の役で出演されているのですが、実は今まで、あまり個性を感じず、視聴者を引き付ける力に欠けるかな?と思っていたのですが、このドラマでは大変身。
屈折した心を持った女らしさに欠ける女性の役を、ともかく可愛く、魅力的に演じていました。
ようやくはまり役に出会えた、という感じじゃないのかな?
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そして、驚いたのはジョンペ妻を演じたシム・イヨン
私はまるで気づかなくって、コメントをいただいて初めて知ったのですが、「メリーは外出中」の腹黒パン室長(この時の写真はこんなの)を演じた人だったんですね!
あんまりのイメージの違いに驚きました。

また、これもコメントで教えていただいて知ったことなんですが、ユンビンを演じたキム・ウォンジュン自身もユンビンと重なる経歴を持っている人のようです。
いかにも昔のアイドル、といった感じで登場しますが、やはり彼自身が一昔前のアイドル出身で、数年前まで不遇の時期を送っていたようですね。
でも、現在は再び活躍されているようで、最近見た「結婚の裏ワザ」にも出ていました。

それから忘れてはいけないCNBLUEのカン・ミニョクくん!
「オレのことスキでしょ!」ではユニークなキャラで目を引き注目したものの、脚本のせいか後が続かなかった感のある彼が、こんどはプレイボーイな男の役!?ということで不安の方が強かったんですね。
でも、いざふたを開けて見ると、合わないんじゃないの?と思ったプレイボーイ役もそつなくこなし、その後の変身していく姿もちゃんと表現していてまずまず合格点の演技だったと思います。
まだまだ演技の幅は狭いですが、これぐらいなら、次の作品も期待できますね。
これからの人は、こういうしっかりした脚本で、しっかり育ててあげて欲しいな、などと思います。

そして、このドラマは特別出演された俳優さんの数の多さも話題でした。
チ・ジニやシン・セギョンなど、27人が特別出演されたのですが、本人も特別出演されているキム・ナンジュの夫のキム・スンウが率先して渉外にあたったのだとか。

ところで邦題は意味が分かりにくいですね。
これは韓国の慣用句「호박이 넝쿨째로 굴러떨어졌다=かぼちゃが蔓ごと落ちてきた」が元になっているのだと思います。
図らずも、いい物、幸運に巡り合った、という意味で、確かに、日本語で言うところの「棚から牡丹餅」なんですが、バックになるイメージがまるで違いますからね。
このドラマのタイトルの場合、かぼちゃをひとつ(夫の事ですね)引っ張ったら、他のかぼちゃ(=家族)がごっそりついてきた、という感じで理解すればいいんじゃないかと思っています。


各話のあらすじは、別ブログに書いています。
良かったら、そちらもお読みください。

      →「棚ぼたのあなた」各話あらすじ

アンケートも作りました。
ご覧になった方に参加していただけると嬉しいです!

      →「棚ぼたのあなた」は面白かった?
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Commented by ローキック at 2012-09-12 00:22 x
わ~、このドラマも面白そうですね♪
視聴率もすごいですね!
私はファミリードラマ好きなのですが、明るくコミカルなタッチで描かれてるそうで楽しみです!
Commented by kirikoro at 2012-09-12 00:31
韓国で人気のドラマですが、日本人でも違和感なく見られるドラマだと思います。
ファミリードラマがお好きな人には外せないドラマだと思いますよ。
お楽しみに!
Commented at 2013-03-13 08:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kirikoro at 2013-03-13 18:10
鍵コメさん、2週間足らずでご覧になったんですか~~!
すごいペースですね。
でも、次が気になるドラマは止められないですもんね。

メインはコミカルなドラマでしたが、泣き所もたっぷりでしたね。
私も同じところで涙が止まらなくなりました。

奥のお母さんとの再会も良かったですよね。

〉 オクって、何気に深い役だったなと。

ほんとに私もそう思います。
最後のあたりでは、ユニとは違う形でベストパートナーと暮らしている人物としての姿にスポットが当たるんですね。
このドラマに奥行きを与える役柄だったと思います。

イ・ジェヨンさんのファンなんですか!

この人も味のある役者さんですね。
この人もまた、役に応じていろんな顔を見せる上手い人ですよね。
こういう人が登場すると、やはりドラマが締まる感じがします。

おっしゃるように、見終ってそれで終わり、というドラマではなく、いろいろと考えながら余韻に浸るドラマで、いいドラマだったと思います♪

Commented by at 2013-04-01 23:52 x
kirikoroさん、こんばんは

このドラマは次女カップルが一番好きでした。
イスク役のチョ・ユニちゃん、今までのドラマより光っていましたね^^
ジェヨン(イ・ヒジュン)の独り言はツボでした~
ジェヨン家の様子も描いて欲しかったです。
Commented by kirikoro at 2013-04-02 00:48
空さん、こんにちは。

チョ・ユニちゃん、このドラマでほんとに光っていましたね。
今、イ・ジヌクと共演の「ナイン」を見ているのですが、ここでの彼女もこのドラマとちょっと似た感じで、いいです。
彼女はこのドラマで花開きましたね。
逆に、今までのキャラはなんだったんだろう、と思ってしまうほどです。

ジョヨンの妄想全開の独り言も良かったですよね。
そう言えば、ジェヨンの家族の出番はあんまりなかったですね。
おねーさんたちも面白かったし、私ももっと見たかった感じがします♪
by kirikoro | 2012-09-10 23:43 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(6)