なんじゃもんじゃ kirikoro.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


by kirikoro
画像一覧
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

「KBSドラマスペシャルシーズン3」その1


KBSドラマスペシャルシーズン3(KBS 드라마 스페셜 시즌3)
d0060962_23202143.jpg
ドラマスペシャルの一幕物も今年で三年目です。
1年目は見た作品ごとに記事にし、2年目は全作品見たものの、気に入った作品だけを記事にし、その他の作品は後で纏めて、などと言っておきながら、そのまま放置してます(すいません)
今年はまだ、放送途中なのですが、KBSワールドでの放送も10月には始まるようですし、情報を知りたい方もいらっしゃるだろう、とこれまでの分をアップしますね。

この記事で扱っている作品

湿地生態報告書(습지 생태보고서)
ノ・スクチャ(ホームレス)氏の行方( 노숙자씨의 행방)
リメモリー(리메모리)
俺をバカにするな!(내가 우스워보여?)
不二門(불이문)
心配しないで、オバケです(걱정마세요, 귀신입니다)
殺し屋理髪師(칼잡이 이발사극본)
スチール写真( 스틸사진)
私がいちばん美しかった時(내가 가장 예뻤을때)
ガラスの監獄(유리감옥)
チルソン号(칠성호)

このシリーズは日曜深夜に放送されているため、視聴率を取ることを期待されていない時間帯なんですね。
それを逆手にとって、斬新な試みや実験的な方法がしばしば用いられています。
また、放送時間が1時間ちょっと、と映画に近いので、映画的な作品も多く見られます。

そして、制作陣は若手が多いですね。
このプログラムで作家デビュー、監督デビューされる方も多いようです。

また、視聴率で争っているプログラムではないのに、なかなか魅力的な俳優さんをキャスティングしていますね。
俳優さんで見たいな、と思うドラマもたくさんあると思います。

去年は社会的な問題を扱ったものが多かったりして、ちょっと一昨年の作品とは方向性の違うものも多かったのですが、今年はシーズン1に近い、文学的な香り(?)のする作品が多いように思います。
ただ、脚本の方は少し新味が少なくなっているかな?という感じもあります。
どの作品も面白く見ているのですが、割とよくある展開、だとか、ありがちな話、という印象を受けることもあって、斬新なものを期待するこの時間のドラマとしてはちょっと残念かもしれません。
だけど、それも一長一短で、よくある展開には安定感や安心感もあって、それはそれで楽しめる作品にはなっていると思います。

今回、番組の公式HPにある専門家評価、の数字を拾い出しているのですが、専門家評価は概してオリジナリティーのあるものに評価が高い気がします。

評価している専門家は
パク·ヨンソン-劇作家(恋愛時代、いい加減な興信所、ホワイトクリスマス、 乱暴なロマンス他)
キム·ヨンス-ドラマPD(ホワイトクリスマス、赤道の男他)
チョン·トクヒョン-大衆文化評論家
ジョミンジュン-大衆文化評論家
キム·ヒジュ- 10アジア記者
の5名ですが、すべての人がすべてのドラマを評価しているわけではないようです。

それでは、各作品のネタバレにならないぐらいのあらすじと、一言コメントです。




湿地生態報告書(습지 생태보고서)  ☆☆
専門家評価 8.1 / 10
演出 バクヒョンソク
脚本 ハンサンウン
出演者
ソンジュン(チェグン役)、キム·チャンファン(ジェホ役)、チョン・ヨンギ(チョングン役)、イ・ジェウォン(ノギョン役)、ク・ウネ(ユンジョン役) 、イ・ヒジュン(チュングン兄)
d0060962_2341272.jpg

半地下の部屋に同居しているアニメーション専攻の同窓生チェグンとジェホ、チョングンにある日招かざる客が訪れます。
各種ゲーム機やビリヤード場を荒したと突然キャンパスに登場したノギョンは、公務員試験の準備を口実にロブスターを持って訪ねてきて、窮屈な自炊部屋に割り込んで来ます。
一方チェグンは友達の頼みで、突然行けなくなった人の代役で合コンに出て金持ちの娘"ユンジョン"に出会います。
一生懸命見栄を張るチェグンなのですが…。


88万ウォン世代の下品な日常を軽快なタッチで表わして反響を起こした同名漫画湿地生態報告書(チェ・ギュソク)が原作。

*88万ウォン世代とは─正社員の仕事を手に入れることができず、非正規職を転々とする20代の日陰世代を指す。
経済学者ウ・ソックン、パク・グォンイル氏の著書名から始まった言葉で、非正規職の平均賃金が約88万ウォンであることから出てきた。
著者は20代の就業率が極めて低いうえ、就職をした労働者のほとんどが平均賃金88万ウォンを受ける非正規職の人生を生きるようになると表現した。
"88万円"は、2007年に非正規職の平均賃金を約119万ウォンとし、ここに20代の平均的な収入の比率を計算して算出した。
全世界的な景気不況で若者の失業問題が深刻な社会問題に浮上しており、欧州の場合、 " 700ユーロ世代 "が、同様の意味で使用されている。(ネイバー知識辞書より)

*この素材でラブストーリーの部分を抜き出したのがいまいちだったのかな?といった感じ。
ソンジュンくん主演で期待のドラマだったんですけどね…。
専門家の評価は高いのですが、私は登場人物たちの魅力を出し切れずに終わった感じがしました。

ノ・スクチャ(ホームレス)氏の行方( 노숙자씨의 행방) ☆☆☆☆
専門家評価 6.4 / 10
脚本 アン・ホンラン
演出 チョン・ウソン
出演 オ·ユナ(ノ・スクチャ)、チョ·ソンハ(パク・プドン)、チョ・ヒボン(イ・スンチョル)
d0060962_23115736.jpg

推理小説愛好会の熱心な会員であるノ・スクチャの仕事は保険調査員。
ある日、工事現場から転落死したホームレスのイスチョルの事件の調査を担当することになります。
ホームレスなのにもかかわらず、彼は巨額の保険金に入っていたのね。
スクチャはスンチョルの宿にあったライターからとある恐ろしげな人たちの営むチキン屋に事情を聞きに行くことから調査を始めます。
推理小説愛好家らしく、想像をたくましくしながら捜査を始めるスクチャ。同時にこの事件を題材にして推理小説も書き始めます。
スクジャは事件を処理する過程で、担当刑事のパク・プドンが管内の暴力団と関与しており、スチョルを殺害したのではないかと疑い始めます。
パク・プドンとスンチョルの妻が不倫関係ではないか?と思い、挙句の果てに、ホームレス臓器売買のビジネスをしているという疑惑を抱くに至ったスクチャはチキン屋に単独突入!
そこは何とか逃げ出すものの、拉致!?
さて、スクジャさんが調査するホームレスのスチョル死の真実は?


*オ・ユナのコミカルな演技が楽しい!
チョ・ソンハは「ロマンスタウン」でヒロインとの不思議な掛け合いをしていたおじさん役の人。この人も味のある演技をする人ですね。
ラストの行方はだいたいの想像はついていたのですが、そこからまた反転があり、満足度が高かったです。

リメモリー(리메모리)  ☆☆☆☆
専門家評価 7 / 10
脚本:ファン・ミナ
演出:キム·ヨンギュン
出演:チャ·スヨン(イ・ヨンイン)、キム·テフン(カン・ジフン)、キム·キュチョル(ソ刑事)、チェ・ムイン(コ・ジュンホ)、イ・ミソ(キム・ミンジュ)、ナム・ドンジン(ユ・ナムシク)
d0060962_23124725.jpg

雷を伴った雨が降る夜、ソウル近郊の美術館。
一人で残って地下倉庫で仕事をしていたヨンインは、何者かに追いかけられ、気づいたときは目の前に人が死んでいます。死んでいたのはナムシクという美術館の職員です。
休暇中に呼び出されたジフンはソ刑事と一緒に殺人事件の捜査を担当することになりますが、証拠も手がかりもない事件で、ヨンインが唯一の目撃者。
ですが、ヨンインはは顔認識障害を持っていて、目撃者が目撃した犯人の顔を覚えることができません!
ジフンは、過去の記録を調査する過程で、ヨンインが17歳の時レイプ被害にあったことがあり、顔認識障害がそのことで生じたものであることを知ることになります。
ヨンインを見守るほどに、いろんなことを考え始め、頭がごちゃごちゃになるジフン。
一方ソ刑事は殺害されたナムシクが過去に遊園地で勤務していたという記録を見つけて、遊園地の従業員であり、ナムシクの昔の仲間だったジュンホに会いますが、何も得られず帰って行きます。
ヨンインの方は、断片的に浮かぶ犯人の顔を絵に描いてみる決心をすることになります。
そのジュンホがヨンインを訪ねてきます。刑事と偽って、ヨンインの家まで入ってきた帰ったジュンホ。
不安に震えるヨンインに会ったジフンは、自分を信じて、と言って安心させます。
ところが、ヨンインはミンジュからジフンの不審な動きを伝え聞くことになります。
ジフンへの信頼と疑いの中で不安になるヨンイン。
ヨンインはジュンホが見せてくれた写真の中にあった遊園地の構造とミンジュが話してくれた遊園地の従業員の話を思い出します。
写真の中のその場所、遊園地。そこで、ヨンインはジフンと会います。
ヨンインが信じようとすればするほど、目撃した犯人の姿とより一層鮮やかに重なるジフン!結局、ヨンインはジフンから逃げます。
逃げるヨンインを見たジュンホは、自分を探しにきたものと誤解して…


*主人公は顔認識障害を持っているのですが、その恐怖が伝わってくる作品。
ラストの反転も効いています。
キム・テフンは「プロポーズ大作戦のタイムトラベラー役を演じた人です。


俺をバカにするな!(내가 우스워보여?) ☆☆☆☆
専門家評価 6.8 / 10
脚本:アン・ホンラン
演出:ファン・イニョク
出演:イ·チョニ(ハン・ドンギュ)、パク·サンウク(イ・チャンホ)、チェ・ユファ(オ・ユニ)、シン・スンファン(パク・ジョンミン)、バク・ソヌ(ハン・ヨンギュ)、コ・インボム(ドンギュ父)
d0060962_23131236.jpg

法曹界の名門家のため、仕方がなく判事になったハン・ドンギュ。
学生時代間抜けだったけれど、今も百戦百敗の間抜け。
今日も裁判中に居眠りをして涎を落としてしまったために求刑の期間が読めなくなってしまい、大失敗。
ふと見ると、検察の前に靴磨きが店を出しています。
以前そこで店を出していた父に代わって修理は受けずに磨き専門で営業しているのはオ・ユニです。
ドンギュは磨いてもらうのですが、財布に現金がなく、あわてて近くの銀行に行くのですが、そこに銀行強盗が押し入り、他の客たちと争うように店を逃げ出します。
その数日後、その銀行強盗の事件を担当することになったドンギュは、その被告の名を見て驚きます。
高校時代、自分が運動靴を取り上げられていじめられているところを助けてくれたイ・チャンホです。
間違いはないのかと確認するのですが、防犯ビデオにもしっかり顔が写っていて、間違いはありません。
その事件のために、銃を向けられた銀行員に会いに行ってみると、これも高校時代の同級生のパク・ジョンミン。
ジョンミンは、自分もその時初めてチャンホに会ってチャンホだとは後から聞いて驚いた、と答えるのですが…。
チャンホが凶悪な強盗だとはどうしても信じられないドンギュは彼の周りを調べ始め、彼の現在の姿を知るようになります。
調べていくうちに、ジョンミンが嘘をついていて、チャンホが貸付を申し込んでいたのに、その申込書を握りつぶしていたことを知るドンギュ。
ジョンミンに話を聞きに行くと、彼は高校時代のスニーカー事件を恨みに思ってチャンホに仕返しをしたんだということが分かります。
結局のところドンギュのせいだ、と言うジョンミン。
相手方の弁護は自分の超優秀な兄ヨンギュが国選弁護士として担当することになるのですが、まるで動いている気配のない兄。
そして、始まる裁判。
いつものように、部下が作った書類を手渡されるドンギュ。今までのドンギュなら、その文章をそのまま読むだけなのですが…。


ドンギュは一生間抜けなままに生きていくのでしょうか?それとも…。

*無力で、しかも検事のドンギュが昔の友人を助ける方法はあるのでしょうか? 
ラストは少し甘いかなとも思うのですが、なかなか見事でした。
 靴屋の少女とのほのかな恋物語もあって、ほんわかとした作品に仕上がっています。

不二門(불이문)  ☆☆☆
専門家評価 8.1 / 10 
脚本:カン・ミンスク
演出:イ・ウォニク
出演:チョン・イェソ(ヘジョン)、チョン・イガプ(ムヨン)、ソ・ガプスク(チョンリム)、キム・チョルン(ドゥグ)、オ・ヨンス(老僧侶)、イ・ヨンウン(へジョン子役)、キム・ウソク(ドゥグ子役)
d0060962_23134773.jpg

ある日、僧侶のドゥグに呼ばれ、寺にやって来たへジョン。
へジョンは幼い頃、その寺で育ったものの、訪ねるのは本当に久しぶりです。
へジョンはドゥグから昔自分が書いた写経ノートを渡されます。
へジョンの父であるムヨンから渡されたもの、と聞き、受け取ろうとはしないへジョンにムヨンのたった一つの遺品だと言うドゥグ。
へジョンは父との数少ない思い出を蘇らせます。

幼いヘジョンは老僧のもと、ドゥクを兄のようにして寺で暮らしていたのですが、そこに現れる一人の旅僧ムヨン。
彼が自分のお父さんだ、と聞いたヘジョンは嬉しい気持ちがして、彼の靴を磨いたりしています。
でも、一度は笑顔を見せてくれた、と思ったのに、冷淡なムヨン。
ひたすら厳しい修行に励んでいたかと思うと、ある日寺を去って行きます。
そこに現れたのはヘジョンの母。
父に去られて寂しいヘジョンは言われるままに母について寺を去るのですが、寺での日々が懐かしいばかり。
少し大きくなって母とケンカして寺へとやって来たヘジョンですが、諭され家へと帰されるヘジョン。
高校三年の時、母が亡くなり再び寺を訪れるのですが、老僧の跡を継ぎ、寺の僧となっていたムヨンはやはりヘジョンを受け入れません。
そして、そのまま寺を訪ねることもなく、ムヨンも亡くなってしまいます。
ムヨンの葬儀にも来なかったヘジョンを寺に呼び、ノートとともにムヨンの心の真実を教えるドゥグ…。


*最後に明らかになるのは事実ではなく、心。
地味なドラマですが、ツボにはまると面白いでしょうね。
専門家評価が高いのも分かる作品です。

心配しないで、オバケです(걱정마세요, 귀신입니다) ☆☆☆☆
専門家評価 7 / 10
脚本:ファン・ダウン
演出:イ·ウンジン
出演:ポン·テギュ(ムンギ)、パク·シネ(ヨンファ)、イ·ジョンホ(ジンス)、パク・ソヨン(ソヒョン)칼잡이 이발사극본
d0060962_23141768.jpg

交通事故で病院で目覚める男。本人の名前はもちろん、家族も住んでいるところも記憶にありません。
警察署の指紋照会を使用し、イ·ムンギという名前と、住んでいるところを教えてもらうと、自分の家を探し出して入ります。
まるで他人の家のように慣れない空間で不快な睡眠から覚めると、ムンギを見下ろしている女性がいます。
本人が言うには幽霊だそうです。
ムンギは交通事故の後遺症で幻覚が見えると考えますが、女性と一緒に訪れた葬儀の遺影写真の中に彼女がいます。
故人の名前はキム・ヨンファ。
幽霊がなぜ自分を訪ねてきたのかと混乱するムンギです。
ヨンファの死が強盗殺人によるものと知ると、犯人を見つけて復讐して欲しいのかと尋ねます。
犯人は警察がつかまえてくれるだろうし、関係ないわと平気で言うヨンファ。
ムンギに犯人探しよりももっと重要なことがあると強く訴えます。
ヨンファがムンギを訪ねてきた理由、それは、失われたムンギの記憶の中にある、と...


コミカルにはじまるストーリーですが、だんだんとラブストーリーへと移り、そして、驚きの事実…。
短編の良さを十分に生かした作品だと思います。

殺し屋理髪師(칼잡이 이발사극본)  ☆☆☆☆
専門家評価 6.1 / 10
脚本:ペク・ヘジョン、キム・シンテ
演出:イ·ジョンソプ
出演:パク・ソンウン(ウジン)、ナム・ギュリ(ミジャ)、チェ・スンギョン(ヨンス)、チョ・ダルファン(チョルス)、イ・チョルミン(ミョンチョル)、チョ・ジェユン(ボンシク)
d0060962_23143853.jpg

父の借金のかたに悪徳金融業者ミョンチョルと結婚したミジャ。
余りの暴力に耐えかね家を逃げ出し、夫を殺してもらおうと元殺し屋の理髪師ウジンの店を訪ねます。
でも、足を洗ったから、と頑なに断るウジンとその仲間たち。
でも、行き場のないミジャ、ウジンは殺しはしない代わりに彼女を理容室の補助の仕事を与えてそこに置いてやることになります。
そのウジンと仲間たちですが、殺しはやめたと言いながら、不審な行動をとっています。
その後をつけながら、現在の彼らの生き方を知るようになるミジャ。
一方、ミジャの様子に自分の母の事や、以前に偶然会った彼女のことを思い出し、だんだん心の揺れていくウジンです。
しかし、彼は癌。でも、抗がん剤治療を拒否しているのね。
そんな時に、ミョンチョルがミジャの行方を突き止め、やって来ます…。


*お話自体はそうオリジナリティーのあるものではありませんが、役者さんたちがいいです。
「製パン王キム・タック」や「栄光のジェイン」で冷酷な男を演じていたパク・ソンウンが外見はそんな感じなんですが、内面の暖かさをにじませる演技で好演。
また、若くてぴちぴち元気!って感じが強かったナム・ギュリが今までよりも、少し大人の役で、表情の幅が広がった感じ。
始めはいつものナム・ギュリってイメージだったんですが、1時間ほどの間にだんだん違う顔に見えてきたのが魅力でした。

スチール写真  ☆☆☆☆
専門家評価 7.4 / 10
脚本:キム·ソンヒ
演出:グォンギェホング
出演:ナムグン・ミン、ムン·ジョンヒ、シム・イヨン、パク・ヒョックォン、ナム・ミョンリョル、パク・ポゴン、キョン・スジン
d0060962_2315248.jpg

若い私たちの夢と希望…。
今となってはスチール写真のように焼き付けられた夢でしかないのでしょうか。
ヒョンスは10余年、地元の大学を転々とし、非常勤講師をしています。
かつて正義、情熱的な報道写真記者を夢見た彼の現在の願いはただ一つ、母校の専任教授になること。しかし、専任教授になるためのごますりは終わりが見えない。
うまく取り入るための経済的能力もありません。
結婚して10年目、妻は自分にとって、ただ家族であるだけです。
そんな彼の前に20年ぶりに現れたウンス。
彼女は彼に報道写真を教えてくれた先輩であり、いきいきとして夢いっぱいだった幼い時代の初恋の相手でもありました。
ウンスのために久しぶりにワクワクするヒョンス。
での、自分の教授任用にあらゆる種類の助言を惜しまない先輩ソンテから、彼が狙う専任教授職の強力な候補者がウンスという言葉を聞くことになります...


夢を思い出したものの、現実を生きるしかない悲しみ…。
取り戻せない日々は手が届かなくて、切ないものですね。
ナムグン・ミンの演技が光ります。

私がいちばん美しかった時(내가 가장 예뻤을때)  ☆☆☆
専門家評価 7.3 / 10
脚本:イ·ヒョンジュ
演出:ペク・サンフン
出演:チョン・イクリョン、イ·ジョンソク、ソン・ヨンギュ、キム·スヨン
d0060962_23151823.jpg

がんが再発したシネ(チョン・イクリョン)は治療を受けず、残りの人生を家族と一緒に楽しく生きてたいと思うのですが、彼女を看取る準備ができていないと夫ウィス(ソン・ヨンギュ)の説得に仕方なく入院することになります。
シネが病院に入った日、小さなハプニングで横のベッドの患者の保護者であるジョンヒョク(イ·ジョンソク)に会います。
何事もなく過ぎ去る出来事なのですが、お互いに、何か心に残るものを感じている様子です。
そして、夜中、廊下に出て家から持ってきたおもちゃの子犬を修理しているシネを見つけ、替わって修理してやるジョンヒョク。
このことをきっかけに、ジョンヒョクはシネの人生にますます入りこんできます。
自分を女として対してくれるジョンヒョクに会って、シネはまた生きたいという気持ちが生じますが…。


*道徳的に、人として、どうよ?と思われる展開に賛否が分かれそう。
私としては、ヒロインの行動は理解できますが、他の人たちの気持ちを考えてしまって、彼女の視点からついつい外れて見てしまうんですね。
終始彼女に寄り添って見ていれば、浸れるドラマかも、と思います。

ガラスの監獄(유리감옥)  ☆☆☆☆
専門家評価 7.5 / 10
脚本:ペク・ヘジョン
演出:イ・ウンボク
出演:イム·ジョンウン、チン・テヒョン、ペ・ソンウ、パク・チュンソン、ソン・ビョンウク、ソ・イアン
d0060962_23153894.jpg

スジョンの妹ミジョンは10年前、塾帰りにあやしい男に付きまとわれ、彼から逃げようとしてひき逃げに遭い亡くなります。
強力班刑事のスジョンは、犯人を見つけようと努力するのですが、結局、真犯人を突き止めることができないままに時効が過ぎてしまいます。
公訴時効が過ぎた翌日、当時のひき逃げ事故の唯一の目撃者であるテソクを訪ねて腹いせに大暴れして、停職処分を受けるスジョン。
その日の夜スジョンは正体不明の暴漢から攻撃を受けるます。
一時は麻酔を嗅がされ気を失いもするのですが、とある人物の助けで危機を辛うじて脱します。
そして再び目を覚ましたところは人里を離れたところにある家。
この家の主人であり、スジョンを救ってくれたこれは聴覚障害を持つセヒョンです。
何もしゃべらず、不審な行動を続ける家の主人セヒョン、あちこちに散らばっ医療ツール、家を隅々まで監視できる防犯カメラ…。
スジョンはセヒョンから、本能的に不安と無言の脅威を感じはじめます。
そしてその家でこっそり抜け出そうとするまさにその時、スジョンは10年前の妹の死に関する決定的な手がかりと向き合うことに…。


*ホラータッチの作品。「赤道の男」のイム・ジョンウン、「白い嘘」や「天性の誘惑」のチン・テヒョンと演技派俳優を中心に据え、すべての事実が明らかになるまで緊張を解かない作りになっています。
演出と俳優の名演技で魅了される作品でした。

チルソン号(칠성호) ☆☆☆
専門家評価 7.9/10
脚本:マ・チャンジュン
演出:キム·ジンウ
出演: チョンウ、パク・ヒョジュ、キム·レハ、チョン・マンシク、キム·スヒョン、チョ・ジェユン、イ·ジェウォン、ミン・ギョンジン、イ・テリム、キム・ジソン、ユ・ジェゴン
d0060962_2315578.jpg

朝鮮族のヨンデは病気の娘のための金を稼ぐため、韓国に行ったまま行方不明となった妻を探しに韓国へとやってたのですが、見つけられないままに帰ろうとしているところ。
ところが、帰りの船に乗船する直前に妻に偶然会うのですが、その妻は臨月間近。
新しい男とこちらで生活しているんですね。
一人チルソン号に乗り込んだヨンデが呆然自失している間に、仲間割れから殺し合いを始める乗務員たち。
ヨンデはそんな中、ハンマーで殴られ気を失ってしまいます。
朝になり、意識を取り戻したヨンデは閉じ込められていた密航者たちを発見。
鍵を開けてやるのですが、表に出た密航者たちは、乗務員たちがすべて殺された状態なのを見つけ驚愕します。
密航者たちは訳あって国外逃亡する人たちなので、殺人、強姦、窃盗、詐欺などいろんな罪を犯して乗り込んできた人たちです。
ヨンデが唯一の生存者と思われる状況ですから、密航者たちに殺人者と思われ、殴るけるの暴行を受けた後に縛られてしまいます。
しかし、自分がやったんじゃない、と言いながらも、前夜のことが思い出せないヨンデです。
そんな彼に、あなたも朝鮮族?と言って近づいてくる密航者の中で唯一の女性ジェヒ。
彼女はヨンデに船を脱出しよう、と持ちかけます。

一方、密航者たちの方では、船に乗った密航者の数より、実際には多い数の密航者がいることに気付きます。
誰か、殺人犯が紛れ込んでいる、という不安と動揺が密航者の間にも広がって行きます。
そして、ヨンデの脳裏に断片的に浮かび上がるのは乗船前に顔を見かけた船長の息子。
その上、船長も船の中に隠れていて、もう一人の仲間とともに何かを探しています…。

果たして暴風雨の夜、船では何が起こったのでしょう? 
彼らは無事の生き残ることができるのでしょうか?


*大海の中の船という密室、しかも、船内の人間は警察には届けられない身の人ばかりのため、外界とは遮断されている、という状況で起こる事件。
ミステリー仕立てのスリラーサスペンスです。
映画的なシーンを多用することにより、映画的なドラマに仕上がっています。
話が少し分かりにくいのが魅力といえば魅力なのでしょうが、私は少し取り残された感じで、だからどうした、などと思ってしまいドラマ世界への没入に失敗したのでこの評価です。
実験的な色合いの作品で、この世界に魅了された人には印象に残る作品になることと思います。

 
     → 続きはこちら
[PR]
Commented by みんみ at 2013-11-05 12:00 x
はじめまして!
今「応答せよ!1994」を視聴中で、すっかり俳優ジョンウにはまった流れで、こちらの「七星号」の記事を読ませていただきました。
今からみようと思います^^
すばらしいブログですね!
私も今は月火をのぞき、相続者たち、秘密、応答せよ~を視聴してます^^また遊びに来ます~!
ありがとうございました。
Commented by kirikoro at 2013-11-05 19:50
みんみさん、はじめまして!

ジョンウさん、「応答せよ!1994」の主演をなさっているんですね~~。
私は前作パスで、コ・アラも苦手だし、とパスしてしまいました。

私は今、ちょっとテレビで見ているものが多く、今度の新作はまるで手が回っていません(汗)
「秘密」は私も嵌っていますけれど。
あとは「ワン家の人たち」と「愛するのは自分のため」ぐらいなんですよ。
おいおい何か追っかけて見てみようとは思っているのですが。

ブログをお読みくださって、ありがとうございました。
お褒めの言葉までいただき、恐縮です。

また、遊びに来てくださいね♪
by kirikoro | 2012-09-12 23:21 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(2)