で、新しいシリーズなどを始めようかな、などと思い立ちました。
私が韓国ドラマに嵌って6年。
最初は何も知らなくて、どういう事なんだろう、と思っていたことでも、いつしか、それを韓国ドラマの常識、と受け止めるようになったことがたくさんあります。
韓国ドラマも、どんどん新しいファンの方が生まれていますから、その方たちもやはり、わたしが見始めた時と同じような戸惑いや疑問を感じられているんじゃないかな、と思うんですね。
そこで、私がこの間に得た知識(というほどたいそうなものじゃありませんが)を思いついた時に、順不同にアップして行こうかな、と思っています。
ほんとうは、系統だってアップできればいいのですが、私の力ではとても出来そうもないので、思いついたところから気ままに、書いていきますね。
それでは今日はまず、その第1回目を…。
韓国ドラマを見ていて、予告編の入る日と入らない日が、だいたい変りばんこになっている気がするんだけれど…。
こんな疑問を持たれたことはありませんか?
これは、韓国ドラマの放送日と制作スタイルが関係して起こる現象なんですね。
日本でのゴールデンタイムのドラマと言えば週1回が普通で、撮影は放送まで余裕を持って作られていますよね。
ところが、韓国でゴールデンタイムにあたる時間に放送されるドラマは週二回の放送が基本です。
月火連続して放送されるドラマと、水木、そして週末に放送されるドラマ、という風になっています。
そして、韓国のドラマは視聴者の意見を取り入れながら作って行く形が普通で、ドラマを放送しながら台本を書いていく、というスタイルになっています。
台本すら完成していない状態で始めますので、初めはある程度余裕のある撮影日程も、終盤になるに従い、どんどんタイトなものになって行きます。
そして、多くのドラマでは、最終回のあたりとなると、撮影を終えたのが放送の数時間前、と言うことになり、ひどいときには放送が始まってからもまだ、編集をしている、なんてことがあります。
(このため、最終回あたりでは、放送事故も頻繁におきます)
そんなわけで、2回続きの前の分の予告をするその前の週、分かりにくいので月火ドラマを例にとると、
月曜日の予告を入れるべきその前の週の火曜日には月曜日に放送する分の撮影はほとんどなされていない、という状態なんです。
ですから、火曜日の予告は撮影スケジュールが詰まって来るとあまり入れられませんよね。
でも、火曜日の予告は前日の月曜日の放送に入れることになります。
連続で放送されるため、こちらの方の撮影は大分終わっている状態となりますから、こちらは予告編は入れられるんです。
そういう関係で終盤になって来ると、本篇につけられる予告編はほぼ1回置き、という現象が起こることがあるんだと思います。
日本で放送されているものは週1回だったり、毎日だったりすることが多いため、なんだか不思議に感じますよね。
第1回はこんな感じでしたが、次回はゴールデンタイム以外の韓国ドラマの放送スタイルについて書こうと思っています。
それでは、このシリーズも、どうぞよろしくお願いいたします。
この韓国ドラマならではの常識。よくわかります!!初めは結構面喰ったんですが違いがおもしろいですよねー次回も楽しみにしていますね
似ている部分も多いのですが、面喰らうこと多いですよね。
hr504_naviさんのブログにもお邪魔してきました。
韓国文化との差異についても書かれているんですね。
「【ここが違うよ!】韓国のスイーツ事情がなぞ」面白かったです。
ショートケーキって、そういえば和製英語っぽいですね!
楽しみにしてくださって、ありがとうございます。
このシリーズも少しずつ書いていきますので、よろしくお願いいたします。
「韓国ドラマの常識」、なるほど~と思いながら、読ませていただきました。
予告編が交互に入るというのは、実は気づいていなかったのですが、「タイトルと内容が一致しないものが多い!?」と、ずっとギモンに思っておりました。
「クリスマスに雪は降るの?」は、クリスマスも雪も出て来なかった気がするし。「家門の栄光」も、最終的にはそれほど「家門」にこだわらない内容に傾いてきていたように思うし。
このタイトルの付け方のセンスは、いったいどういう・・・? と思っておりました。
こちらの記事を読ませていただいて納得、です。
「視聴者の意見を取り入れながら作られる」からなのですね。
韓ドラ初心者の私、とても勉強になりました。ありがとうございます。
これからも、楽しみに読ませていただきます♪
お読みくださって、ありがとうございます。
>「タイトルと内容が一致しないものが多い!?」
けっこうありますよね。
タイトルにつながるものが最後あたりに出てきても、なんだか無理やりこじつけたようなのも、たくさん見たような気がします。
「クリスマス~」は放送時期がずれ込んで、こじつけさえできなくなってしまったのでしょうか…。
でも、「家門の栄光」は私としては、案外タイトルが内容を表しているんじゃないかな?と思っているんですよ。
ネタバレになるので、詳しくは書けませんが、あのドラマで一番言いたかったことが、あのタイトルではなかったのかと思います。
伝統のある家を継続させているのは、一般的に思われているように血のつながりではなくて…という事じゃなかったかと思います。
センスのl方も、ちょっとなあ、というものが多いですね。
いい加減に決めているような印象を受けることも、ままあります…。
いろんな謎がありますが、また、少しずつ取り上げて行きたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。