どのドラマを見ようかと迷っている時、視聴率の数字を参考にする人も多いかな、と思います。
韓国のテレビ番組の視聴率として目にするのはAGBニールセンメディアリサーチとTNmS(以前はTNSメディアコリアと言っていましたが変わりました)の2社のものです。
この2社の特徴については、私は分かりませんが、数字には若干の差異はあります。
また、視聴率にはドラマの全話を通しての平均視聴率、1話あたりの視聴率、瞬間最高視聴率があります。
(ちょっと加筆)
そして、そのそれぞれに、全国の家庭の数字と、首都圏(ソウル)の家庭のみを集計した数字が出されています。
全国版の方が首都圏版より、保守的なドラマの数字が高くなる、というのは想像通りですね。
その中でニュースになることが多く、私もドラマ記事を書くときに各作品の最高視聴率、として挙げているのは1話あたりの全国平均視聴率です。
過去のドラマの視聴率の話をするときにはそれが結構ごっちゃになって使われていることがあるんですね。
よく、韓国のサイトで歴代ドラマ視聴率ベスト~~、なんてまとめをされているところを見かけるのですが、だいたいが数字の根拠が無くて、よくよく見ると、中には各話あたりの視聴率に交じって瞬間最高視聴率?と思われる数字が混じっていたり、ということがあります。
ですから、根拠の明示されていない数字は参考程度、と思う方がいいかな、と思います。
さて、ドラマの内容の良しあしと視聴率の高低は一致しない、ということは皆さんご承知のことだと思います。
また、視聴率が低くなる要因に、放送される時間帯や裏番組との競合、その他の国民的イベント(たとえばオリンピックや日本の盆にあたる秋夕だとか)との兼ね合いもある、というのはご存知のことだと思います。
そんな中、今回取り上げたいのは高視聴率枠のドラマ、です。
日本でも、NHKの朝のテレビ小説や日曜の大河ドラマなど、枠自体の固定ファンがいて、他のドラマよりも高い視聴率が求められるドラマがありますが、同じようなことが韓国でもあるようです。
それはKBSの平日夜の早い時間帯の放送している日日ドラマと、同じくKBSで週末に放送されている週末ドラマの枠です。
データがすべてがそろわなくって、不完全なものなのですが、ちょっと近年のこれらのドラマの数字をアップしてみました。
直接引用した数字ではなく、ウィキペディアやネットニュースの数字を基にした孫引きなので、間違っていたら、ごめんなさい。
(週末ドラマ) AGB TNmS(TNS)
棚ぼたのあなた 45.3% 49.2%
烏鵲橋の兄弟たち 36.3% 37.7%
愛を信じます 31.2% 30.0%
結婚してください 34.8% 31.7%
怪しい三兄弟 43.5% 43.8%
ソン薬局の息子たち 44.2% 48.6%
愛しの金枝玉葉 32.5% 32.5%
母さんに角が生えた 40.4% 42.7%
ヨメ全盛時代 35.3% 36.5%
幸せな女 32.5% 33.6%
噂のチル姫 *41.9% *44.9%
人生よ、ありがとう ? 22.3%
悲しみよ、さようなら ? 31.9%
拝啓、ご両親様 ? 36.2%
愛情の条件 45.4% 44.4%
真珠の首飾り *27.7% ?
ボディーガード ? *35.5%
あの青い草原の上に *33.9%
(日日ドラマ) ・・・こちらはTNmSの数字のみです
我が家の女たち 26.8%
笑って、トンヘ 43.6%
風吹くよき日 29.3%
みんなでチャチャチャ 37.3%
家に帰る道 初回30.9%→10%台に
君は僕の運命 43.6%
憎くても可愛くても 44.2%
空ぐらい地ぐらい 35.9%
19歳の純情 *40.4%
(*のついているものは私の確認できた最高値で、もしかしたらこれ以上高い数字の回もあるかもしれませんので参考程度にお考えください)
こんな感じで、30%取れて当たり前、40%も珍しくありませんね。
週末ドラマのうち、「真珠の首飾り」の場合は裏の「回転木馬」というドラマが話題作で、数字が取れなかったようですが、「人生よ、ありがとう」の場合は最高視聴率が出たのは2話目でその後下がり続けて早期打ち切りとなったようです。
他の枠のドラマだと、10%を越えれば一応の合格ラインとみなされているように思うのですが、こちらは20%を切ると打ち切り対象なんですね!
日日ドラマの「家に帰る道」の場合は前作の「君は僕の運命」があまりにもマクチャン(どん詰まり)ドラマだった、との反省の上で作られたドラマだったため、数字は低くてもウェルメイドドラマということでこのドラマはあまり視聴率は問題にされなかったような感じがあります。
しかし「風吹くよき日」の場合は低視聴率にもかかわらず、延長。その間に、次回作として名前の挙がっていたドラマがいつの間にか消え、「君は僕の運命」の脚本家と演出家が再びタッグを組んで「笑ってトンヘ」が作られた、といったことがありました。
私の想像では、この作品が裏のドラマであった「黄金の魚」にかなり数字的に脅かされ、危機感をもって一から新たなドラマを作るため、話数を伸ばしたのではないかと思っています。
こんな感じなので、私は内心、この枠のドラマの視聴率は10%ぐらいは割り引いて考えてもいいんじゃない?なんて思っているんですよ。
今回のお話は、こんなところで…。
さて、次回は何を書きましょうか。
ちょっと方向を変えて、婚姻タブーの話を書こうかな、と思っています。
これまで3日連続でアップしましたが、これからは、少し間を置きながら書いていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
真珠の首飾りも登場して嬉しかったです(^-^)v
韓国放送界はアバウトのようですね…私もアバウトな性質です(^-^;
そうそう、韓国女性の座り方なんかも楽そうですね(^-^; シリメツレツな事言ってますね(^-^;
元々気になったことは調べたい性格で、初めて歩いた道も地図を確認するタイプだったので、ネットの検索は私にとってはドラえもんの道具のようなものなんです!
思わず、いろんなことを調べてしまいます。
なんて言ったら、きっちりしてそうなイメージ?
でも、私も、相当アバウトな人間です。
妹たちには、もし母親が介護が必要になっても、頭がしっかりしていたら私のあまりのアバウトさに耐えられないから、ボケた時には私に頼む、などと言っています。
介護が必要になんてならないことを祈りますが…。
そうそう、正座も駄目です。
韓国女性の座り方って、確かに楽そうですね。
最近のドラマでは、だいたい、片足を立てて座るか胡坐ですが、少し古いドラマの場合だけ、年配の女性が横座りしているように思うんですが、この座り方って、近年すたれたんでしょうかね?
ちょっと、気になりながらドラマを見ています。
私も支離滅裂で・・・。
私も、知らない土地を地図を見ながら、ウロウロするのが好きですね~
ネットの検索は、ブログを作れない私でも出来て、ほんと楽しめて重宝してます♪
またまた、座り方についてなんですが、私、何年か前に、区の弓道講座を受けた 事があるのです。
で、その時、いろいろ説明があるので座るように指示されたのですが、何気なく体操座り(弓道もスポーツだから体育を連続して)して、正座するように注意されました(^-^;床に座布団もないし、日本の弓道って、ただ弓を気持ちよく放てばいいという訳には行かないのですね…放つまでのやり方があり、それでも、いろいろ指導されたりで、2日で辞めました(^-^;講座料も払って、手袋みたいなのも買わされてたのですが(笑)
で、ちょっと話が飛びますが、講座で思い出したのですが、区のパソコン教室にも行った事があるのですが、その時も、2日で目が出血して、先生にストップさせられました~必死で瞬きもせず画面を見続けたせいみたいです(笑)
記事を書くときにはあまり感情を出さないようにしているので、冷たく感じられるかな、とは思っているんですよ…。
すいません。
ネットで何かを検索するとき、ほんとにいい時代になったなあ、と思いますね。
弓道は床に直に正座ですか!
かっこよくて面白そう、と思っていたんですが、お作法(って言うのかしら?)が厳しそうですね。
私には向かないみたいです…。
パソコン教室で目から出血ですか!!
大変でしたね。
パソコンの画面を見ている時って瞬きしないですものね。
私も出血こそしませんが、いつもドライアイで涙が止まりません。
(涙が出るのもドライアイの一つの症状なんだそうです。)
ちょっと高い目の目薬なんですが、ヒアルロン酸配合のどろっとした目薬が手放せません。
それを使っていても、夜にはもう、文字なんて読めない状態になってしまうんですけどね。
目を傷めずにパソコンと付き合う方法はないのかしらね?