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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


by kirikoro
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KBSドラマスペシャル3 その3


3分割になりましたが、これでドラマスペシャルのシーズン3は終了です。

全部で24話、いろんなタイプのドラマがあって新しい試みがあって、これからのドラマの流れを作って行くような可能性を秘めたこのシリーズ、私は大好きです。
新人の脚本家や演出家の、これからの足掛かりとなるこれらの作品から、次世代の制作者が育っていくんですよね。
今回も、1話完結の醍醐味を味わえるもの、可能性を感じる作品に出会えてうれしかったです。

ところが、このシリーズ、来年も連作シリーズの後に、また戻ってくる予定ではあるんですが、予算が半減、だとか。
低予算という定められた枠でどこまでやるのか、という期待もありますが、不安もありますね…。
結局役者さんのランクが下がると言うことになるのでは?と思います。

それでは残りの作品のあらすじ(ほとんどHPに書かれているまま、分かりにくいもののみ、私なりの追加をしています)と簡単な感想を。

ここで取り上げる作品は

クロツラヘラサギ飛んだ(저어새, 날아가다)
還郷‐ネズミ火遊び(환향-쥐불놀이)
伏魔殿(복마전)
奇跡のような奇跡(기적 같은 기적)
5月のメロ(오월의 멜로)
サングォン(상권이)
もう一つのウェディング( 또 한번의 웨딩)

の7作品です。
それでは、個別のストーリーに、行きます。



クロツラヘラサギ飛んだ(저어새, 날아가다)  ☆☆☆
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専門家評価 7.1 / 10
脚本: ユ・ボラ
演出: チョン・サン
出演: ソン·ジョンホ、キム·ヘジョン、キム・ジョンナン、オ・ヨン、チョン·ウンピョ、イ・ジュソク

30年の間離れて暮らしてきた父の死。
残されたのは古い家一軒とカメラで撮った写真ばかり。
父はその長い歳月の間どのように過ごしたのだろうか?
父の跡をたどり、自分自身を訪ねて行く男の話。


ハンサムなルックスで一時は人気作家だったギョンホもいまや若くはなく、伴侶もいません。
スランプに陥り、流行おくれと言われて長くなったし、すれ違う女性は多いが、本気になる女性もいません。
寂しさを紛らわすために友人の妻に執着するだけです。
そんなある日、両親の離婚後、長い間離れて暮らした父の訃報を聞くギョンホ。
父の家で遺品を整理するギョンホは孤独な鳥を撮った写真がたくさん残されていることを知ります。
そして、父の写真の中に一枚だけ、若い女性が写っているを見つけます。

父の跡を追うようにたどって行った先で、ギョンホは写真の中の女性ジュヒを見かけます。
女手一つで民宿を運営して幼い息子と暮らしているジュヒ。
ギョンホはジュヒが父と特別な間だったと思い、その民宿に泊まることにします。
そして、そこで知る父親の姿。
父とジュヒがどのような関係であり、父がどんな人だったかを知ったギョンホは、新しい作品執筆に取り掛かります...


美しい風景としっとりとしたストーリー展開。
どこか懐かしく、少し古臭い、そんな感じのドラマでした。

還郷‐チュイブルノリ(환향-쥐불놀이) ☆☆☆
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専門家評価  7 / 10
脚本: チェ·ソヒョン
演出:イ・ウォンイク
出演: ウォン·ギジュン、オ・イネ、ホ・ユンジョン、パン・ジュンヒョン、チュ・ヒジュン、キム・セビョク、キム・ホヨン、チャン・ギョンア、イ・ボム

1641年、丙子胡乱から4年後。
清の要求に時の王仁祖は、渡河してくる朝鮮人たちを再び捕まえ清に送れと命じ、それに従い、軍官ジンムクは清との国境にある村カンチョンで渡河してきた還郷人たちを捕まえます。
ユン氏の夫人はボオクをはじめとする還郷人たちの渡河を助けたものの、全員がジンムクに捕えられます。
その中の一人ボオクは一度清から逃げ出すのに失敗し、その見せしめとして、耳に矢が刺さった状態。矢を抜こうとすれば死んでしまうのね。
彼女は官衛に夫のセンウォンに会わせてくれ、と訴えます。
牢に入れられた彼女は今度は指輪を渡し、吏房に夫と会わせてくれるようにと頼みますが、彼女の夫は吏房に逆にボオクを殺してくれ、と依頼。
でも、吏房が戻って来て指輪を返すと、夫に自分を殺すように頼まれたのね、と騒ぎ出します。
そんなことがあった後、その吏房が謎の死を遂げ、その容疑者だったセンウォンも死ぬとジンムクは事件を捜査し始めます。
ジンムクがこの事件の真実に近づくほどに事件を覆い隠せと言う県監、そして死んだカヤンお嬢さんの幽霊の仕業だとひそひそ話をする村の人々。
カヤンのお嬢さんと言うのはユン氏の娘で他の人たちを救うため、自ら清の兵士たちの前に出て行き清へと連れて行かれた女性。
そして、そののち帰って来れたものの還郷女と後ろ指を指された挙句、3年前に謎の死をとげています。
事件のすべての疑問の先には、カヨンお嬢さんとボオクの腹違いの兄のムン進士がいますますが、ムン進士は消えジンムクは混乱に陥ります。
そしてこれまで以上に盛大なチュイブルノリが迫ってきます。


チュイブルノリとは、初の子の日(上子日)に行われる民俗として田畑の畔に火を放ち、ネズミを追い払うことによって今年の豊作を祈願する行事。ネズミ火遊び?
女たちの哀しい歴史とミステリーの融合は非常に面白い切り口だったのですが、1話に収めるには内容が多すぎた感じ。
ミステリー部分が説明的に謎解きされてしまったのは残念でした。
でも、こういうドラマを作り続けることで、常に新鮮なドラマが生まれて行くんだろうな、と思いました。


伏魔殿(복마전)  ☆☆☆
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専門家評価  6.5 / 10
脚本: カン・ジヒ
演出:ムン・ヨンジン
出演: アン·ネサン、チェ·ウソク、ホ・ジェホ、チン・ウォン、ユ・ジョングン、チョン・ウォンジュン、ヤン・スンゴル、キム・チョンマン、ユン・スンホン、ソン・チャノ、カン・ギソン、イ·ギヨン、パク・ヒウン

兄貴、組織は混乱だ。
熱心で上手な奴が上に上がるのではなく、
なんとか上司の目に止まった奴が上がるんだよ。


ヨンナムは40歳にしてようやく7級に昇進した群庁公務員。
腐敗した組織である郡庁で、監査チームのヨンナムは要領が悪く頑固な人物と噂されています。
違法行為を摘発された後輩が訪ねてきて大暴れしても、柔軟性のない態度を通すだけ。
しかし、そんなヨンナムも周囲の人々には情が篤い。その中でも特に後輩スンジェとユンギの面倒をみています。
妻に虐待を受けながらも、ヨンナムの後輩愛はとどまるところを知らない。

偶然の機会に事業者の入札に関する不正を知ったヨンナムは事件を黙認する監査チーム長の意に逆らって違法行為を明らかにします。
ところがその過程で意外な話を聞くことに…。自分が実の弟のように大事にしているスンジェが、人事関連の不正に関与しているという内容です。
ヨンナムはスンジェを訪ねて一から十まで問い詰め、信じていたスンジェが賄賂に関連しているという事実を知って衝撃を受けます。
スンジェは伏魔殿のような群庁で生き残るためには仕方ない選択だったと言い訳する。
ヨンナムの心を込めた説得にも改心せず、挙句の果てにスンジェが持っていたカバンを奪って逃げるスンジェ...


汚職と正義の話としては正統派って感じの作品。
よくある感じで新鮮味を感じませんでした。
アン・ネサンは良かったんですがね。

奇跡のような奇跡(기적 같은 기적) ☆☆☆
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専門家評価 7.7 / 10
脚本: ソン・ヨン
演出:イ・ウンジン
出演: ナム·サンミ、イ·チョニ、ラ・キョンドク、イ・テウ、イ・ジュシル、ク・ヘリョン、キム・ギチョン、キム·スンウク

奇跡を信じない女医が誤診を下した患者を探しに村へ行き繰り広げられる奇跡のような話

ハン・ミョンジュ。手術の成功率90%の有能な肝臓専門医。
しかし、彼女は確率が低い患者は、手術もしません。
それはなぜでしょう?
彼らに必要なのは奇跡だから。
彼女は数年前に患者を失くした後は決して奇跡を信じません。
そんなある日、数年前、自分が余命宣告を下した患者が、癌ではないこともありうる、という話を聞きます。
患者が数年間、死の恐怖の中で生きているかもしれず、また、癌ではないことを知って、彼女を相手に訴訟を準備しているかもしれない状況。彼女は彼を探しに村に入ります。
さて、たどりついたそこは、ちょっと変。がんにかかった人々が住む村というには妙で、漂う狂信的な集団のような雰囲気。
しかも明らかに探している患者本人だと思われるのに、そうではないと言い張る正体不明の男はそこで教組のようにふるまっています。
果たして彼女はここでどんなことを体験でしょうか?


話の先は見えるけれども、気持ちのいいストーリーでした。
イ・チョニが味のあるキャラを演じていて、彼の個性も魅力でした。


5月のメロ(오월의 멜로)  ☆☆☆
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専門家評価 6.3 / 10
脚本: ファン・ミナ
演出:ベク・サンフン
出演:チョ・アン、キ·テヨン、キ・ジュボン、イ・ミド、チョ・ジェワン、ユ・スンチョル、パン・ジュンヒョン、キム・グナ、チョン・イェソ

鉄道公社の列車車掌として勤務するオウォルは京春線の乗客として乗って来たドンフンと列車の中で出会って、互いに好感を持ちます。
その後、列車の中で偶然に再会する二人。
オウォルはドンフンと恋に落ちます。
廃線が決まり、その日まで残り少ない京春線乗務を担当し、ソウルとドンフンの住む春川を行き来するオウォル。
ドンフンの思慮深さと暖かさがますます好きになりますが、たまに、何も言わずに連絡が途絶えるドンフンが不安になるオウォルです。
二人は前世での縁を知ることができるという淸平寺の回轉門を2年後に見に行く約束をかわしますが、ドンフンはオウォルに作ってくれた椅子だけを残して消えてしまい、オウォルは胸が痛みます。
そして今、京春線が廃線になる日、最後の列車に乗る前オウォルはドンフンに音声メッセージを残すのですが...

美しい画面と、廃線になる列車という情緒のあるアイテム。
素敵なんだけれど、結局終わってみると、何を言いたかったんだか…。
男性主人公に同情的な視線を持って見るべきなんだろうけれど、これだけでは、やっぱりひどい男にしか思えず、説得力不足ではないかと思います。
正直、雰囲気は素敵だったんだけれども、内容がそれについていっていない気がしました。

サングォン(상권이)  ☆☆☆
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専門家評価 9.3 / 10
脚本: ユ・ボラ
演出:キム·ジンウ
出演: イ·ムンシク、チェ・ムソン、チョ・シネ、ユ・ヒョングァン、チョン・ミンソン、チュ·ジンモ、キム·ナムジン、キム・シウン、チェ・ムイン、ソ・ジノォン

親も、 ​​妻も、友人も手を差し伸べてくれなかった、
皆に捨てられた一人の男の物語。


工事現場人夫のサングォンは酒に酔った夜、溜めこんだ日当が入った鞄を失くしてしまいます。
昨夜何が起こったのか思い出せず、一緒にお酒を飲んだジョンホに聞いても鞄の行方は分りません。
酒に酔うと暴力をふるった父と、子供の頃サングォンを捨てて去った母。
サングォンは世の中に頼る人が1人もない状況です。
お金を持ってきてくれないからと、妻インスクは家を出てしまい、唯一のサングォンを世話する人は実の弟のような後輩ジョンホだけです。
鞄も、妻も見つける手掛かりのないサングォンは、一緒に働いていた朝鮮族労働者ムン・ヨンシンが死体で発見されたという話を聞きます。
警察はサングォンが酔っぱらっていた日にヨンシンが死んだという事実を突き止めますが泥酔していたサングォンは何も覚えていません。
被害者は普段サングォンと仲が良くなかった朝鮮族の一人。
挙句の果てに警察は殺人容疑でサングォンを逮捕...


専門家評価の高い作品ですね。
人生におけるどん底で見えてくるもの…。
普段は名脇役として活躍している人を前面に持ってくるストーリーはこのドラマシリーズの真骨頂ですね。
こういうドラマがお好きな人には面白い作品だと思います。


もう一つのウェディング( 또 한번의 웨딩)  ☆☆☆
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専門家評価 7.5/10
脚本: イ・ジェイン、チェ·ジヨン、チョン・チャノ
演出:チェ·ジヨン
出演: ホン·スヒョン、チン・イハン、藤井美菜
結婚式後3週間で嫁入り道具をまとめて家を出て離婚したチェ・ハギョン(ホン·スヒョン)。それから5年後、彼女は嘱望されるウェディングプランナーとなって内外で能力を認められています。
そんな中、会社の存亡がか ​​かった非常に重要なミッションを与えれますが、それは会社に巨額の投資をした日本の民団の重鎮の世間知らずの幼い娘ウン・ミンセ(藤井美菜)の結婚準備!
母もなく一人成長した一人娘だからムチャクチャ、どたばた。
これを世話するハギョンの神経は酷く逆立っているのに、弱り目にたたり目その大事なお嬢さんが結婚する相手の男は他でもない5年前ハギョンと離婚した前夫ソ・インジェ(チン・イハン)。
前の夫のインジェはハギョンに、ウェディングプランナーを他の人と替わったらどう​​かと助言。でも、ハギョンは即座に拒絶します。
それというのも、この結婚式のミッションは、彼女の新村支店長への栄転のためにはまたとないチャンスだったから。
むしろハギョンはインジェに、昔の情が少しでも残っているなら、どうか黙って静かに結婚式場まで歩いて行ってくれとお願いまでします。
そうすれば支店長になれるから...
でも、仕事はハギョンの意のままに進みません。
何より、ハギョンとインジェの心の中に残っていた思い出の火種が、ひそかに息を吹き返してきました。
ハギョンのウェディングプランニングビジネスは全くとんでもない方向に流れ始め、挙句の果てに二人の男女は、一晩の火遊びまで繰り広げることになりますが...


前々回の「5月のメロ」と非常に似た話を少しコミカルに、少し大人の主人公たちが演じている、といった感じ。
同じように、結局何が言いたかったのか、と言う気がしてしまいました。
気持ちの区切りをつける話だと思うんですが、現実にはこんな風に区切りは付けられないだろうな、といった気がしました。


年明けからはまた、連作シリーズが始まります。
こちらも楽しみにしたいと思っています!
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by kirikoro | 2012-12-31 11:14 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(0)