2012年のMBCドラマ、全20話。
MBC公式HP
演出 キム·ドフン、イ·ソンジュン
脚本 チン·スワン
原作 チョン・ウングォルの同名小説。
出演者
ハン·ガイン(ホ·ヨヌ役)、キム·スヒョン(イ・フォン役)チョン・イル(陽明君役)、キム・ミンソ(ユン・ボギョン役)、ソン・ジェヒ(ホ・ヨム役)他
朝鮮時代の架空の王を主人公にしたラブロマンスもの。
創作物という意味ではファンタジーですが、いわゆるファンタジー的設定はありません。
原作者は「トキメキ☆成均館スキャンダル」を書いた小説家です。
実は…わたし、全く見るつもりのないドラマだったんですよ。
韓国での視聴率は、最高視聴率42.2%(AGBによる)と非常に高く、子役時代の名演については誰も絶賛、だったのですが、大人俳優に替わってからのヒロイン、ハン・ガインの演技力不足がずっと取りざたされていたんですね。
日本人ブロガーさんたちの意見もおおむね、それを指摘する声が強かったんですよ。
私自身も、ハン・ガインの演技にはいらっとさせられたことが多く、このドラマも、見るまでもない、と思っていたんですよ。
でも、子供時代に俳優さんたちがいい、と強くプッシュされ、子役時代だけでも見てみよう、と思って見始めたんです。
ところが、意外なことに、子供時代はそんなに惹かれるものが無かったんですけれど、大人時代になってから、あろうことか、ハン・ガインのヒロインにどっぷり嵌ったんですよ。
このヒロインが人気がないことは、理解できるんです。
最近のヒロインって、行動する女がほとんどで、耐える女、男が道を切り開いてくれるのを待つだけの女なんて、古いイメージなんですよね。
だけど、彼女の場合、自分の本来の場所はもうなく、王には別の王妃がいるんですよね。
ここで、彼女が動けは、彼女は俗物化してしまい、悪者になってしまうと思うんですよ。
私としては、現代的なヒロインもいいけれど、こんな、ただ見つめているだけの恋をするヒロインもやはり好きなんです。
私にとっては、存在してはいけないものとして影のように存在していながら、ただ、王だけを見ている、そんなヒロインの視線を楽しむドラマでした。
子供時代の利発なイメージがなくなってしまってはいますが、それは設定によるもので、そのギャップまで、ハン・ガインの演技力のせいにされたら、ちょっとかわいそうだな、と言う気がします。
私としては、ハン・ガインでもこなせる役を演じており、このドラマの場合、ハン・ガインの演技力は問題なかったのではないか?と思っています。
(めっちゃ、えらそうなこと言ってますね。すいません)
王様だけを見ている、という真っ直ぐな目に、気持ちが伝わって来て、とってもよかったです!
とはいうものの、年齢差の大きいハン・ガインとキム・スヒョンのカップルには、やはり違和感ありありで、ハン・ガイン派の私としては、キム・スヒョンがどうかと思ってしまいました。
ほとんど年の変らないチョン・イルは大丈夫なのに、キム・スヒョンがダメだったのは、体型のせいかなあ? キム・スヒョンはまだ、少年の体型なんですよね。どうしても、子供に見えてしまって、ヒロイン目線の私は嵌れなかったんですよ。
「ドリームハイ」では相手も若かったので、充分楽しめたんですが…。
だけど、このドラマの売りのひとつは若い男の子たちが多数参加していることだと思うので、そうなると、やはりハン・ガインが無理ってことなのかしら。
若手の女優が育っていない、との記事もあったんですが、このドラマに持ってくるだけの若いヒロインがいなかったという事なんですかね。
若い女優で、このヒロインの心の深みを演じられる女優さんは、ちょっと思いつかないなあ。
さて、目の保養の男の子たちですが、一番人気はヒロイン兄の若い頃を演じたイム・シワン(ZE:A)でしょうか。
「赤道の男」でも注目でしたが、確かに端正な雰囲気がいいですね。
でも、私の一番の注目はウン役のソンジェリムとイ・ウォングン。
護衛武士ですからね。魅力的に見える役柄なんですが、やっぱり素敵に見えました。
聞くところによると、原作小説ではウンはヒロインに恋愛感情を持つんだとか。
20話の話なんで、いろいろ入れたらまとまらなくなってしまうんですが、これは見たかったかも、です。
原作小説という事では、ヒロインは記憶喪失にはならないそうなんですね。
ドラマでは、記憶を失くしても、やはり同じ人を愛して、といういつものパターンになっているんですが、記憶を保ったままだとすれば、それはもっと切ない気がして、それも魅力的。
原作本も読んでみようかな、と思います。
ざっくりとストーリーを紹介すると、こんな感じ。
偶然の出会いで世子フォンと知り合ったヒロインヨヌ。フォンはすぐにヨヌに恋し、ヨヌもまた…。
そして、世子嬪に選ばれたヒロインヨヌでしたが、フォンの祖母大后とユン・デピョンの政治的野心のために呪いをかけられます。
彼女の死により、ユン・デピョンの娘が后となるのですが、実は死んではいなかったヨヌ。
全ての記憶を失くし、巫女としてひっそりと暮らしていたのですが、フォンと、そして、フォンより以前からヨヌのことを愛していたフォンの異母兄陽明君と、再び出会ってしまい、3人の運命の糸が絡み合って行きます…。
ヨヌの代わりに妃になったホギョンはそのことを喜んだものの、フォンに遠ざけられ、寂しい日々を送り、苦しみます。
そして、ヨヌの兄と結婚させてあげるから、と言われ、ヨヌを呪うところに参加したフォンの妹。
ヨヌ兄との結婚という夢はかなうのですが、なかなか妹以上には見てくれないヨヌ兄。
そして、王女との結婚により、出世の道を閉ざされ、ヨヌの死をことあるごとに思い出して悲しむ彼の姿を見て、心の痛いフォン妹です。
その他にも、切ない恋があちらこちらにあり、いちずな思いを寄せる人たちに涙するドラマでした。
全編ラブストーリー一色なので、歴史ドラマに他のものを求める人には物足りないかもしれませんが、切ない系のラブストーリーが好きな人にはたまらないドラマでしょうね。
わたしは、まったく基礎知識なしに見たのですが、あちらこちらで涙を流しながら、堪能しました。
ラストに関しても、19話でメインのストーリーの結末の予想がついてしまって、このあと1話分も持つかな、と思ったんですが、おおむね満足。
でも、陽明君の結末についてだけは、ちょっと理解できませんでした。
(ここからはネタバレになりますので、白文字で書きます)
陽明君が死を迎えることに対しては、まあ、その方がお話的には盛り上がるだろう、とは思うんです。
主人公二人はハッピーエンドにならないと、収まらないと思うのですが、あまりハッピーな感じに仕上がってしまっても、拍子抜けな感じになると思うんですね。
でも、彼が自ら死を選ぶことには唐突な感じを受けてしまったんです。
何だか、その理由についてもこじつけのように見えてしまって…。
そういう収め方をするなら、その場面になって、陽明君はそんなこを考えていたんだなあ、と後になって分かるような伏線を張っておくべきだと思います。
でなければ、陽明君が矢を避ける間もなく、不慮の死を迎えてしまったことにしても良かったのではないでしょうか。
このあたりが安易な感じを受けて、作品自体の質も下げてしまっているように思うんですね。
ちょっと残念でした。(白文字ここまで)
こんな感じで、最後に多少の不満はあるものの、展開は面白く、なかなか嵌れたドラマで、夢中で見ていました。
私はNHKのBSで見たのですが、カット版とはいえ、正味60分で放送してくれると、カット部分も少なく、自然でした。
ジングくんが、めっきり大人っぽくなってて、うっかり胸きゅんしそうでした。
ああ、罪悪感。。。笑。
去年見たドラマなので、詳細は忘れてしまったんですが、
陽明君がとても印象的でした。
もちろんスヒョン君演じる王様も悪くなかったんですけど、まあ、好みの問題でしょうか。
それと、内官っていうんでしたっけ?
あのアジョシが雪だるま作ってきてくれるところ。
涙涙でした~。
ハンガインは、いつも目ん玉ひんむいてた(失礼)印象しかなく。。。
子役の演技はもちろん素晴しかったんですが、この子たちの実力はいつもながらなんで、恐ろしいことに、それが当然のように思っちゃう…。
>ジングくんが、めっきり大人っぽくなってて、うっかり胸きゅんしそうでした。
ああ、罪悪感。。。笑。
このドラマではなかったんですが、「ポゴシッタ」で、しっかり胸がどきりとしてしまいました。
ほんと、さすがに、彼の年齢を考えると罪悪感、ですね。
内官のアジョシについては触れなかったんですが、コミカルで温かくって、彼のキャラも良かったですよね!
>ハンガインは、いつも目ん玉ひんむいてた(失礼)印象しかなく。。。
いつもの私だったら、同じように感じたのではないかと思うんですが、なぜか、あの表情が素敵に見えたんですよね。
…そんな自分も受け入れたいと思っています。(汗)
歴史ものでも、こんなロマンスあって、うれしいな。戦闘も血も流れません、あるのは一途な理想と、王への献身 なんですね。
私も見ていて、思わず涙しました。
そうそう、王様の目も…。
歴史物と言っても、いろいろですね。
私は本来、戦闘ものや、知略を巡らす話が好きなんですが、主人公に嵌れれば純愛物もいいですね!
パスしかけていたドラマでしたが、見てよかったです♪
昨年から…いろいろと・・・でね
さて~このドラマ、sでに見終わっています
一番の疑問符は・・・ハン・ガインなんですね
若い~お二人に・・・この方はないと思いましたわ
もっと、いい女優さんはいたはずなのに
あの子役の演技のうまさから…繋がらないのですよね
こえ・・・・叔母さんみたいだったし、ハン・ガインさんで魅力はかなり減ったかな
そうなんですよね。
このドラマはハン・ガインがダメ、という方が多いみたい…。
わたしはなぜか、このドラマの彼女には嵌ったんですが、それでも、年齢差はちょっと痛かったですね。
声も、彼女とか、スエさんとか、韓国の女優さんには低い声の方がかなりいらっしゃいますが、苦手と言う方が多いようですね。
私も昔はスエの声が苦手、とか思っていたんですが、いつの間にか平気になったんですよ。
そうなんですね。ハンガインは確かに思いっきり年上っぽく見えてはしまいましたが、ビジュアル的には悪くはなかったと思います。目がキラキラしてて、王を見つめる眼差しが良かったですよね。ただセリフがかなり棒読みで、史劇が初めてだからかなぁとも思いましたが、本当に本を読んでる感じに受け取りました。韓国語であの様な発声ではあんまりな感じだったので、今でも何度も再放送を繰り返し見てますが、見る度に残念で勿体無いなと言う気がします(^^;;
ハン・ガインのまなざしは良かったですよね。
彼女、史劇に限らず、常に演技力不足を取り沙汰されている女優さんですからね~~
私は今回、まだ、ましだと思っていたのですが、韓国語を常に聞いていらっしゃる方からすると、やはり、気になるんですね~~。
そこが気になれば、やはりもったいない気がするだろうな、と思います♪
最近、韓流ドラマにハマりだしました(笑)。
こちらのブログを拝見し、見てみよう!と、早速DVDを購入しみてみま
した!とても引き込まれるドラマですね。
私も最終話はちょっとなぁ・・・と、思いました。
悪者は「皆死ねばいい」ってもんじゃなかろうに・・って。。^^;
子役時代の王妃は悪役って感じでしたが、大人になっての王妃は、かわいそうに見えてなりませんでした。
やはり、最後は不満を持たれたんですね…。
ちょっと安易でしたよね。
そうそう、王妃も可愛そうでした。
まあ、ひどい事をして王妃になった訳ですが、もう少し救いがあっても良かったですね♪
私は、成均館のドラマ後、原作を読んで嵌り、原作者が々こちらはドラマイメージを脳内植えつけないようにして、先に原作を読みました。
ドラマの方は、大人バージョンの配役が好みでないので、さらっと見ただけにとどめています。
原作から見ると、映像として楽しめるものとして、視聴者に毎回楽しめるよううまく作り変えたなという印象を受けました。
ヨヌが記憶を失わないという点ももちろんですが、子供時代に一度も顔を合わせておらず、顔が似ているとか既視感を覚えることもなく、ただ幼少時に交わした二人の記憶がキーとなっていき、フォンがヨヌとウォルが同一人物だと解き明かしていく過程も興味深かったです。
ウンも結構活躍といいますか、彼は一人もんもんとしてます。
陽明君は、ドラマでは自ら死を選ぶのでしょうか?
原作では同じようなシーンで死にはしますが、「自ら」ではなかったと思います。
もしよかったら、原作もご一緒にどうぞ♪
ブログをお読みくださっていて、ありがとうございます。
私は、色々なドラマの原作も読みたいとは思いながら、なかなか手が付けられません…。
>ヨヌが記憶を失わないという点ももちろんですが、子供時代に一度も顔を合わせておらず、顔が似ているとか既視感を覚えることもなく、ただ幼少時に交わした二人の記憶がキーとなっていき、フォンがヨヌとウォルが同一人物だと解き明かしていく過程も興味深かったです。
小説の方は、そういう展開なんですか!
小説の中のウンにも会いたいし、陽明君のラストを比べてみるのも面白そうですね。
やっぱり読みたくなってきました。
探して見たいと思います♪
ご紹介、ありがとうございました。
韓国では大不評だったらしいチェ・ジウ主演の「怪しい家政婦」の後番組として、かなり早くから宣伝CMが入ったので、本日より、新番組を珍しく最初から見られそうです(kirikoroさんのリストにはありませんが、「怪しい~」は視聴されたのでしょうか。デキは悪くないと思ったのですが。日本版を見ていないので、リメイクの加減はわかりませんが)。
kirikoroさんや皆さんのコメントを拝読して、このラブラインの濃厚な歴史ものに期待しています。
主演のスヒョンもハン・ガインも見たことがあります。ただ、スヒョン君については、「星から来たあなた」を、途中放棄しましたし、残念ながら、彼の魅力には嵌まりませんでした。ハン・ガインは「赤と黒」で、はじめて見て、「マルチュク?通り」という映画で、若い頃の彼女にもお目にかかりました。横顔だと、鼻がび~うんと高いのが目立ちますが、韓国でも三大ハン美人のひとりで通っているだけのことはあるし、柔らかい包み込むような魅力が得がたいです。そんなに、演技が下手とも思わなかったです。
タイトル訳は、原題に添ったものなのでしょうか。なんともロマンチックです。太陽と月の対比は、よく比喩に使われますが、このドラマではどんな意味なのか、楽しみです。
スヒョンとガインの年齢差。
「信義」で、実年齢10才差で、恋人役を演じたミンホ君が「いつも年上のお姉さんと恋人役だった」と言っていましたが、これは、ウラをかえせば、韓国ドラマ界は、演技、ルックス、人気に見合った同じ年齢層の男女の俳優のマッチングがむずかしいんでしょうか。たしかに、とくに男優は、若い男優のほうが人気に火がつきやすいようにも思いますね。私も、若い男の子のほうがいいです(笑)。
返信が遅くなってしまい、ごめんなさい。
私は「怪しい家政婦」1話リタイアです。
「家政婦のミタ」は私が日本ドラマを再び見るきっかけになったドラマで、日本のドラマらしさがたっぷり。
日本版への思い入れが強かったかもしれません。
スヒョン君は、私も苦手な俳優さんですが、このドラマではあまり気にならなかったんですよ。
タイトルは原題に沿ったものですよ。
いいタイトルですよね♪
〉ウラをかえせば、韓国ドラマ界は、演技、ルックス、人気に見合った同じ年齢層の男女の俳優のマッチングがむずかしいんでしょうか。
そんな感じですね。
私は若い子もおじさんも好きですが…。
若すぎ、と言うか、線が細すぎというか、まあ好みの問題でしょうか、よくわかりませんが、「シークレット・ガーデン」でゲイの役をやって、目下、ブレーク中の若い男優さん、ああいう人、私はダメなんですね。「ピノキオ」も話題の作品だったのに、彼が男性主役なので全くパスでした。もったいないですね。
一方、おじさんと言ってよいのか、王様を演じているアン・ネサンとかは、惹かれますね。彼を初めて見た「糟糠の妻クラブ」では、本当に貧相で女好きでどうしようもないダメ男を演じていて、本当に情けなかった(笑)ですが、結構(失礼)知的な役も似合って、なかなか魅力的だと思うようになりました。いったん、こうなると、貧相さもニヒルに感じられたり♪
日本ドラマ界では、時代劇がはやらず、東映太秦村が存亡の危機にあるとかの報道を聞きました。韓国でさかんな、こういう時代ものファンタジーって、日本はやらないですよね。どちらかというと、ヒューマンドラマ仕立てになってしまいますが、このドラマのように、美しい色彩が飛び交う、王朝ロマンって製作されないんですかねえ。時代劇を年配の男性だけをターゲットにしているからだめなのでは、と思ってしまいます。
このドラマで、イム・シワンとかでも、まだ、子役(若い頃)として、出ていることに、ちょっと、ビックリです。スンホ君と同期とかいうイム・ミノ君も十分、大人の役がついてもいいのでは。ぜいたくな俳優陣をそろえたものです。
イ・ジョンソクくんもダメでしたか!
私は「シークレットガーデン」の彼はダメでしたが、「君の声が聞こえる」のカレに年甲斐もなくときめいてしまったんですよ♪
でもでも、アン・ネサンも好きです。
味のある表情を見せる、いい俳優さんですね~
太秦映画村が存亡の危機なんですか!
ちっとも知りませんでした。
日本で時代物のファンタジーといえばタイムトラベルものでしょうか?
「ドクター仁」の日本版や「信長のシェフ」など面白かったけどなあ。
〉このドラマで、イム・シワンとかでも、まだ、子役(若い頃)として、出ていることに、ちょっと、ビックリです。スンホ君と同期とかいうイム・ミノ君も十分、大人の役がついてもいいのでは。ぜいたくな俳優陣をそろえたものです。
子役って言い方が問題なのかも?
古い話ですが「オールイン」で
ソン・ヘギョが演じるヒロインの高校時代を同い年のハン・ジミンが演じていたのは有名ですね。
出演分量とかの問題で登竜門的な役割もあるのではないかな?と私は思っています。
大人モードになりましたが、スヒョン君が外観的には、いちばん、子役とそんなに年齢が変わったように見えないですね。彼は、横に女優さんが並ぶのをいやがるほど(でも、ハン・ガインは並んでも遜色なかったですが)小顔だとか。そのせいもあり、また、kirikoroさんの言われるように、骨格もスレンダーなせいでしょうか。なにより、視線が幼いと言っては、失礼かな。男の視線ではないような。その点、ハン・ガインも、設定が難しいなか、女の生々しさを出すことなく、不思議な魅力を放っていて、ガインがスヒョンに合わせてあげていたのではと思ったり。年齢差に違和感なく見ています。
最近、日本では、羽生選手のような、可愛い一重が人気とか。でも、スヒョン君、チョン・イル、護衛の武官の、鋭い切れ長の一重の目というのも、いいですね。男子は、やっぱり、一重だなんて思ったりさせるぐらい魅力的。ガインの超・黒目がちな瞳と好対照をなして、よく合っているんではないでしょうか。
私はスヒョン君、まだ内面が幼いんじゃないかと思っているんですよ。
でも、おっしゃるように、年齢差の割には違和感ないですよね。
〉男子は、やっぱり、一重
一重男子、いいですよね!
〉ガインの超・黒目がちな瞳と好対照をなして
なるほどなるほど。
瞳の対照による相性ですか!
そこに注目してみるのもいいかもしれませんね。
ガイン、ヨヌの覚醒にあわせて、迫力でてきました。でも、力みも、へんな色気も欲もなく、ただ、清潔なひたむきな魂を演じていて、やっぱり、ガイン以外、配役は考えられないです。
一方、スヒョン君、時々、一瞬のスキがあって、その瞬間、なんだか、ほほえましいというか、笑いがこみ上げてしまうのです。それに、衣裳、彼に合ってないですね。場面つなぎごとに、彼がこちらに背を向けて回廊にたたずむシーンが使われるのですが、どうみても、やせてしまった人が、昔の服を着ているようなサイズ感。気の毒です。
最初のタイトル画面で、見事な毛筆使いと、描く人が字を完成するまでのうねりのような動きと、音楽が見事にマッチして、毎回、感嘆しています。なんて、書いてあるのでしょうか。韓ドラや映画は、最初の表紙から、いつも凝っていますね。
ハン・ガインに焦点を当てると、ここからがますます魅力ですよね。
〉一方、スヒョン君、時々、一瞬のスキがあって、その瞬間、なんだか、ほほえましいというか、笑いがこみ上げてしまうのです。
見方によってはそこが魅力なんですが、私も笑いが込み上げる、というの、わかります♪
〉それに、衣裳、彼に合ってないですね。
おお、そうでしたか!
それは気づきませんでした。
オープニングの文字はタイトルの最初の一字(太陽の意味)の、左側、漢字でいえば偏にあたる部分だと思います。
今週で終わるかと思うと今からロスを覚悟するほど、どっぷり浸っています。
kirikoroさんが、<そこがスヒョン君の魅力でもあるが、彼に笑いがこみあげるという気持ちもわかる>とレスを下さった意味が、今日、よくわかりました。現実のスヒョン君そのままに、彼の演じているのは、実際、どこか幼い王なんですね!それが、また、男目線全開のチョン・イルと好対照で、ドラマを面白くしていますね。申し分なく真に男らしく、心から愛してくれる男を、世間の女は往々にして受け容れず、スヒョン君みたいな奴に惚れるもんなんですよね。チョン・イルの切なさが伝わってきて、彼に涙。ヨヌと王とが、はじめて、もとの二人として抱き合うところで涙。本当に、涙、涙です。こんなに面白いドラマは久しぶりですね。時代ものであることが、よりロマンチックにしています。
スヒョン君の体が<服のなかで泳いでいる>感の話ですが、彼、背筋あるんでしょうか。どっか、体の力を抜いている感じですね。それが、服に出ているように思いました。時代劇の人は、体中に、力をみなぎらせているでしょう。威厳であれ、筋力であれ。それが、彼の演じる王にはあまりないんですよね。だのに、「王命であるぞ」って、結構、言うのが、ほほえましくもあり、です。「貞潔を八年保つのに、どれだけ体力を要したか」とヨヌにほざくなど、スヒョン王の真骨頂発揮の名言でした(笑)。
あと、護衛のウン。精神性を感じさせて、脱帽です。演技をしていないのに、演じてしまっているところがすごい!
嵌っているドラマのラストが近づくと、ロスが怖くなるって心理、私もよくあります♪
>現実のスヒョン君そのままに、彼の演じているのは、実際、どこか幼い王なんですね!それが、また、男目線全開のチョン・イルと好対照で、ドラマを面白くしていますね。
なるほど。
>チョン・イルの切なさが伝わってきて、彼に涙。ヨヌと王とが、はじめて、もとの二人として抱き合うところで涙。本当に、涙、涙です。
切ない役どころでしたよね。
>時代ものであることが、よりロマンチックに
時代物だとリアリティの縛りから自由になれるからなのか、よりロマンチックに描くことができるように思いますね。
ただ、失敗すると、大甘で目も当てられない作品になっちゃう気もしますけれど。
>時代劇の人は、体中に、力をみなぎらせているでしょう。威厳であれ、筋力であれ。それが、彼の演じる王にはあまりないんですよね。
言われてみると、そうですね。
ウンを演じるイ・ウォングンとソン・ジェリムも成長株の新人さんで、どんどん重要な役を演じるようになってきていますね。
今後が楽しみです♪
「太陽を抱く月」見終わりました。
最終回、そうか、この設定というか演出にしてスヒョン君あり、ガインありなんだと、妙に納得しました。
縊死した王妃のまぶたを閉じてやって、ふらふらと外に出たスヒョン王は、ヨヌを見て、わぁ~んと泣いてヨヌに抱きつきますよね。そう、スヒョン王はよく泣きました。それも、子どものような大泣き。スヒョン王の母親は早くに亡くなったという設定でしたでしょうか。私は子どもモードにそれほど思い入れがなく、少し、見逃しているのかも知れません。
いずれにしても、スヒョン王は、甘えん坊なんですよ。まさに、太陽は月に抱かれたいのですよね。だからこそ、ガインは、年上に見えても、配役として正解だったのでは。
最終回、いたずらっ子のようなスヒョン王がヨヌに迫り、手をひっぱって、すーっと、すべるようにひきよせ、抱いて、おまえは誰だと言うところなど、こっちが気恥ずかしくなるようなドキドキ感があって、ときめきました♪
ガインの棒読みと評判の悪いせりふまわし。
育ての神母に切々と礼を述べるところなど、時代劇特有の節回しでなく、淡々と話すのが、かえって嘘っぽくなく、心を打ちました。女としての話し方も、愛想なく感じられるところが、媚びと無縁な清楚さが出てよかったです。
チョン・イルの最期については、解釈を視聴者にゆだねた感がありますね。スヒョン王と打ち合わせをしていたとはいえ、最後の最後まで、ヨヌを得たいという気持ちと闘っていたのではと。でも、廃妃としてのヨヌしか、つまり、永遠に日陰の存在としてしか得ることもできない。
自分の母のもとへヨヌを連れていったチョン・イルのひとときの幸せを見て、二人を追ってきたのに、そっと場を離れたウンの気持ちには、チョン・イルの最期についての予感があったのかとも受け取れました。それでよかったのですかと面影に問うていましたよね。
ヨヌの兄が帰ってきたミナ王女を受け容れたことで、ある意味、チョン・イルとソルを等しく描きましたよね。死んでまで幸せを願ってくれる人の存在を知ることで許せることもあるんだと。
現代的考えかたからは問題がありますが、巫女や呪いなどうさんくさい要素を、人の心の計り知れない思いというものでまとめた、すがすがしい結末かなとも思いました。
そばはじめまして、BSジャパンで再放送してて、はまったくちです。録画をして観てました。YouTubeでも観れるので見直してると日本の放送分よりも長いですよ。最終回で、王様が王妃にきずかれないように部屋を出るシーンがありますので、見直して観てください。陽明君は市川染五郎に似てますね。王様は、どこの国もやわっちい感じなので、少年ぽさの残る感じがかえってよかったと思いますし。ハンガインの少しカゲノアル感じも合ってたと思います。巫女でなくなってからは陰りもなくなって、少女役に似た素振りもあって、そこはうまいなあとおもます。ジェリム君は、王様が人形劇をお忍びで見るシーンの時の
感想、ありがとうございます。
>最終回、そうか、この設定というか演出にしてスヒョン君あり、ガインありなんだと、妙に納得しました。
>いずれにしても、スヒョン王は、甘えん坊なんですよ。まさに、太陽は月に抱かれたいのですよね。だからこそ、ガインは、年上に見えても、配役として正解だったのでは。
なるほどですね。
>こっちが気恥ずかしくなるようなドキドキ感があって、ときめきました♪
やっぱり、ラブストーリーでは、ときめきたいですよね。
>スヒョン王と打ち合わせをしていたとはいえ、最後の最後まで、ヨヌを得たいという気持ちと闘っていたのではと。
あきらめきれない感じは漂っていましたよね。
>現代的考えかたからは問題がありますが、巫女や呪いなどうさんくさい要素を、人の心の計り知れない思いというものでまとめた、すがすがしい結末かなとも思いました。
すがすがしい…その通りだったと思いました。
しっかり堪能されたようで、よかったです♪
ソン・ジェリムくん、素敵でしたね♪
ジェリムくんの検索画像もありがとうございます。
BSジャパンでの放送は1話45分ぐらいの放送だったので、カット分は多かったと思います。
私はNHK版で見たので、正味1時間。そこまでカットは多くなかったんですが、どうでしょう…。
>王様は、どこの国もやわっちい感じなので、少年ぽさの残る感じがかえってよかったと思いますし。
言われてみれば、そうかもしれませんね。
>ハンガインの少しカゲノアル感じも合ってたと思います。巫女でなくなってからは陰りもなくなって、少女役に似た素振りもあって、そこはうまいなあとおもます。
なるほどそうですね♪
泣く男性は嫌いですが、チョンイルの泣くシーンは切なく美しいと感じました。それからファンですが。ラストは妙に納得しています。「いつから気づいていたのか」とヨヌから尋ねられるシーンだったか陽明君が「毎日なすべきことがあって・・・」と語るシーンで王や世子以外政治に興味を持つことが許さされずなすべきこともなく物見遊山な人生を送るしかない王族男子 弟である王から奪うこともできずヨヌの心を得ることもできず このまま生きることは残酷だし、いい人のまま心に残ることを選んだという理解ですかね。巫女のとき王への反省文を書くため紙を選ぶところで陽明君に「心を偽って生きるのは辛くないか」と言うセリフに集約されているように思います。
ハンガイン 目をむかなければ いい感じだったのですが。BSプレミアの時は吹き替えの人の声が気に入っていたのでよかったのですが、チャンネル銀河でノーカット版を見たときは声に表情がないって感じで残念でした。
イウォングォン なかなかこの作品以降じっくり見る機会が少なかったのですが「熱愛」1~5話で高校生役で出ていますが、屈折した感情表現がよかったです。ぜひ観ていただければと思います。作品自体は?ですけど彼の演技はお気に入りで保存しています。
韓国ドラマは泣く男を美しく撮るのがうまいですね~~
>このまま生きることは残酷だし、いい人のまま心に残ることを選んだという理解ですかね。
なるほど。
私も、彼の心情は理解できるのですが、展開の持って行き方に不満があったのかなあ。
>ハンガイン 目をむかなければ いい感じだったのですが。BSプレミアの時は吹き替えの人の声が気に入っていたのでよかったのですが、チャンネル銀河でノーカット版を見たときは声に表情がないって感じで残念でした。
字幕版と吹き替え版、両方ご覧になったんですね。
どちらかが気に入ると、その分他方がよりだめって感じがしますね。
私は無表情って感じの声変わりと好きだったのですが…。
>イウォングォン なかなかこの作品以降じっくり見る機会が少なかったのですが「熱愛」1~5話で高校生役で出ていますが、屈折した感情表現がよかったです。
そうなんですか!
「熱愛」はタイプじゃなさそう、と完全スルーでした。
機会があったら、5話までは是非、見てみたいと思います。
教えてくださってありがとうございました。
イウォングォンつながりでまだ興奮冷めやらぬ感じでご紹介
もしかしたら既にご覧なったかもしれません。
2014MBCドラマフェスティバルの作品で「馨榮堂日記」です。
12日フジtwoで若き演出家8作品を連続放送していました。その中の史劇2作品の1つ。内容としては少し危うい路線 そう映画「霜花店」に近い感じでしょうか。脚本がいいのでしょう(2006年に賞を取っているようです)し、演出も、キャスティングもgood
イムジュファン演じるサンヨンがイウォングォン演じる弟ホンヨン(実弟ではなく父の親友の息子)に想いを伝え毒杯を呷って死んでしまうのです。ホンヨンへの愛を告白するサンヨンのやさしく切ない表情 弟が望むのであれば自らの命をもささげてしまう 泣かずにいられない。まだ序盤で断言は難しいですが、「輝くか、狂うか」のイムジュファンより断然素敵。もちろんイウォンゴォンもいいのです。どちらかだけがよくてもこれほど切なく美しい作品にはならなかったと。あまりに酔いしれて語ってしまいました。
まだご覧になっていなければ、ぜひに!!
2014MBCフェスティバル」は「ポラロイドに託す想い」しか見てないんですよ。
「馨榮堂日記」ちょっと調べてみましたが、面白そうですね!
時間を見つけて探してみたいと思います。
教えてくださって、ありがとうございました♪
君の声が聞こえるを検索していて、またお邪魔させていただきました。
太陽を抱く月
最近再放送していただけあって、コメントが盛り上がっていますね。
私も何回か見ているのですが つい見てしまいます。
チョンイルさんの当たり役ですね。
そのあと、黄金の虹、夜警日誌と見ているのですが
なんだか無理を感じてしまうのです。
夜警に至っては同じような役なのに、この時ほど輝きがないというか・・・
視聴が一向に進みません。
どちらの評判も悪いのが追い打ちです。
私の時間は49日の時の超不親切なスケジューラーも良かったのに
ここ最近彼の魅力にぴったりとはいかないのが残念です。
どんなに人気者でもずっといい役をもらうのは韓国では
いい俳優さんがたくさんいて大変だなぁと思いました。
チョンイルさんの子役はこの時 イ ミノ君だったですが
本当に素晴らしい子役時代を演じてくれてなんの不満もないのですが
ルックスつながりでいくと
君の声が〜のイ ジョンソクくんだったら見た目だけという視点
からだけどしっくりきたかも
似てませんか?
この作品は吹き替えも本当にみなさん上手でした。
テイストも少女漫画みたいで本当に好きです。
イサン
もやってるので今更なのですが見てます。
あの監督はもしかしたら恋愛撮るの
苦手なのかも。
イソジン すっごい男前〜〜感じでもないのですが
チェオクの時 彼だけいいなと思って見てたのです。
不思議な魅力の俳優さんだと思うのですが
そのあとやっぱりあんまりいい役は回ってきてないような。
厳しい世界ですね。
チョン・イルさん、
私も「私の期限は49日」のスケジューラ役や「イケメンラーメン店」の彼が好きだったなあ。
役柄を広げようとして迷走しているのかしらね?
〉チョンイルさんの子役はこの時 イ ミノ君だったですが
本当に素晴らしい子役時代を演じてくれてなんの不満もないのですが
ルックスつながりでいくと
君の声が〜のイ ジョンソクくんだったら見た目だけという視点
からだけどしっくりきたかも
似てませんか?
子役→大人俳優では、けっこうそう思うことがありますよね。
どちらかが上手い俳優さんだったら、外見が似ていなくっても演技力で似ているように見えるものなんですが、このドラマの場合は、どちらの俳優さんもそこまでの力はなかった、ということなんでしょうかね?
私は吹き替え版は見ていなかったのですが、吹き替えも評判いいですよね。
イサンの監督さん…。
私はこの監督さん、苦手というより、恋愛に関するイメージが古いんだと思っていました。
昔の男性監督さんの恋愛の描き方独特のところを感じ、ちょっと苦手なんですよ…。
イ・ソジン、確かに、出演本数はその後少なくなっていますね。
でも「ケベク」や「本当に良い時代」など主役で出ていますし、韓国ではバラエティーでかなりの人気を得ているので、まだまだ頑張っている方なのではないでしょうか。