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短編時代劇「正祖暗殺ミステリー8日」面白かった!


正祖暗殺ミステリー8日(정조암살 미스터리 8일) ☆☆☆☆
2007年のチャンネルCGV(ケーブル局)ドラマ、全10話。
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演出 パク・チョンウン
脚本 キム・ウォンソク
原作はオ・セヨンの小説「원행(遠行、遠出)」

出演者
キム·サンジュン (正祖役)、パク·ジョンチョル(チョン·ヤギョン役)、チョン·エリ(恵慶宮洪氏役)、イ·ソノ(チャン・イニョン役)、ヒウォン(ソ・ヒャンビ役)他

お馴染みイ・サンが主人公の物語なんですが、たまたまちらっと見た1話で、彼の母親である恵慶宮洪氏が、冷酷で、怖い表情をしていたのに興味をひかれ、レンタルしました。
テレビでも放送されたことがあるみたいなのに、全然話題になっていない感じのドラマだったのですが、見てみると、私が興味をひかれたポイントは間違ってはいなかったです。
そして、10話と短いのに、思いのほか複雑に絡まりあったストーリーで面白かったです。




ただ、ちょっとしか登場しない人物がかなりたくさんいて、誰が誰やらよく分からなくなってしまいがちな感じはありました。
名前を知っている歴史上の人物も多数出ているのですが、ちらっとしか出てこないから、顔が覚えられない…。
それでも、だいたいの流れは知っているので、話に付いて行けましたが、全くこの時代のドラマなどを見たことのない人にとってはちょっとわかりにくいかな?
その上、老論という政治グループと同時に説明もなく僻派と時派なんてグループの出てきて、余計に混乱すると思います。

簡単に説明すると老論は英祖(世祖の前の王で彼のお祖父さん)が王位につくのを助けた政治勢力で、イ・サンの父であるサド世子は少論派の学者たちから学問を学び、少論派に好意的だったため、対立します。
そのことが根底にあって、このドラマの冒頭のシーン、有名なサド世子が米櫃に閉じ込められる事件へと発展するのですが、その事件によるサド世子の死を当然と考える僻派とサド世子の死に同情的な時派に朝廷は別れることになります。
そのため、僻派=老論、時派=少論とまでは言えず、老論の中にも僻派と時派が混在していた、という状況です。
そして、理由はどうであれ、世祖の父であるサド世子を死に追いやったことになる僻派は世祖の報復(第10代王の燕山君は母親が誅殺されたことを知ると関係者の大粛清を行った前例があります)を恐れ、世祖の命を世子の時代からずっと狙っていた感じです。

世祖は朝鮮王朝第22代目の王、イ・サンですね。
歴史ものですが、10話と短いものなので、世祖が母である恵慶宮洪氏と向かう8日間の華城行幸にスポットを当てて描かれます。
それに合わせ、世祖の暗殺計画が張り巡らされるのですが、彼を暗殺しようとするグループは一つじゃないのね。
お馴染み、老論の朝廷の人間たちによる暗殺計画とともに、民衆による平等な世の中を作ろうとするグループの暗殺計画があり、各々別個に計画を実行に移そうとします。
(もちろん、この暗殺計画の部分はフィクションだと思われます)

老論の影のボス格でいつもドラマに登場する貞純王后も、このドラマにも登場。
このドラマでは実際には手を下すことはしないものの、黙認という形で、暗殺計画が成功するのを待っている人物として描かれています。
彼女を演じるのは最近「ワン家の家族たち」で私としては大注目のキム・ヒジョン
ただ、このキャストはどうかなあ。彼女でなくても良かったかな?といった印象でした。

そして、その暗殺計画を次々と阻止するのはこれもお馴染みの人物、チョン・ヤギョンです。
演じるのは「オレの女」パク・ジョンチョル。「善徳女王」にも出演していた人です。

外ではそんな、行き詰る攻防戦が行われているのですが、世祖と恵慶宮洪氏との間では彼の父であったサド世子の死の真実を巡っての緊迫感あふれる会話が続きます。
ミステリーはこちらの方ですね。
恵慶宮洪氏は少しずつ語るのですが、語られている内容とは別に、彼女の思い浮かべている映像があるため、どうやら嘘らしい、と謎が深まって行きます。
キム・サンジュンとチョン・エリの対決シーンもまた、見どころの一つとなっていると思います。
世祖を演じた俳優といえばやはり「イ・サン」のイ・ソジンの印象が強いのですが、こんなシーンを見ると、キム・サンジュンの世祖役は案外適役だったなあ、と思います。
「光宗大王」の時のキャラを思い出す、内心がまるで読めない感じが世祖らしい、という印象を持ちました。

また、暗殺者となった男のラブストーリーも絡められているんですね。
その暗殺者を演じるのがイ・ソノ
「雪の女王」で主人公の高校時代の親友を演じていた人で、「タムナ」などにも出演しています。
ちょっと古いケーブルドラマなので、お色気路線の映像もあって、あの高校生が…などと思ってしまった私です。

そして、そのすべてが終盤に大きなクライマックスを迎え、ラストも満足のドラマでした。

お話の面では大満足だったのですが、ビジュアル面に関してはちょっと弱いかなあ、というのが私の印象。
「映画のような」とか言われていますけれど、小道具?だとか衣装がなんかちゃちいんですね。
どこがどうとは言えないんですが、朝廷の人たちの衣装一つとっても、ぱっと見ると他のドラマと変わらないみたいなのに、なんか安っぽい感じを受けてしまいました。
予算の問題かなあ?
でもまあ、話が面白かったので、それは些細な事かな、と思いますが。

テレビ放送される前に作られたと思われる番宣映像がありましたので、貼りつけときますね♪



お勧めドラマですので、皆さまも、機会があれば、ご覧になってみてください。
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Commented by misori at 2014-03-09 21:19 x
2年前だったか、「漢城別曲(正)」を見たものの、特に感想もなく・・・・次に「正祖暗殺・・・」を2話まで見た時点で、「もしかしたらイ・サンを見てからのほうが面白いかも」と思い直し中断。その後「イ・サン」は見終わったけど、ほかのドラマに気を取られ放置したままでした。kirikoroさんの☆が4つなら視聴再開しなくては。

さて「亀巖ホ・ジュン」ですが、50話まで終わりました。キム・ジュヒョクさんとパク・ジニさん苦手ですが、オリジナルを知らないので今のところ地味に面白く見れてます。
Commented by kirikoro at 2014-03-10 09:50
misoriさん。こんにちは。

>「もしかしたらイ・サンを見てからのほうが面白いかも」と思い直し中断。

絶対に、正解だったと思います♪
2話までみて、面白そうな感じがされたんでしたら、たぶん楽しめると思いますよ。

「亀巖ホ・ジュン」だいぶん進んでるんですね。
以前のドラマと比較されてしまって損しているドラマなんでしょうね。
面白くご覧になっているんですね!
わたしもBSあたりでやってくれるのを、じっくり待ちたいと思います♪
Commented by misori at 2014-03-10 19:28 x
亀巖ホ・ジュンは、日々モノなので、BSで放送しやすそうですよね。

そういえば、KNTVガイド誌のコラムに「語りはじめたら止まらない“医療スポ根時代劇”」と書かれてましたが、ほんとそんな感じです(笑)
Commented by kirikoro at 2014-03-10 22:18
misori さん、こんにちは

“医療スポ根時代劇”ですか!
よくわかりませんが(汗)ますます見たくなりました♪
by kirikoro | 2014-02-28 07:16 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(4)