2014年のKBS月火ドラマ、全16話
KBS公式HP
演出 チ·ヨンス
脚本 チェ・ジヌォン
出演者
カン·ジファン(キム・ジヒョク役)、イ·ダヒ(ソ・ミラ役)、チェ·ダニエル(カン·ドンソク役)、チョン·ソミン(カン・ジナ役)、ソン·オクスク(ホン・ダルスク役)
金なし学歴なしのごろつき人生を送っていた男が悪徳財閥家に命を狙われながらも、大企業のトップになる話。
ポスターを見ると、深刻な復讐譚のようですが、結構ユーモラスな明るいストーリーです。
最高視聴率は12.6%(AGBニールセンによる)
お話の基本は何も持たない男が、底の底まで突き落とされながらも、成功する、よくあるパターンにのっとっています。
でも、まるで読めない行動で、目が離せません♪
基本ラインは分かっているのに、細部の展開はまるで読めずに、次はどうなる?とドキドキワクワクしながら見ていました。
私はこのところ、どろどろした話がちょっと苦手になっていて、ひどい悪人が出てくるドラマにはうんざりしているのですが、このドラマの悪人は信じられないほどひどい悪人たちなのに、全く見ていてつらくはなりませんでしたよ。
全く期待していなかったドラマでしたが、予想外の面白さでした。
善が悪に勝つ話ですから、見終えた後も、すっきりです!
主人公のジヒョクは孤児で、市場育ち。
市場の人たちに育てられた、と言っていいほど、彼らとは情愛溢れる関係を結んでいます。
一方、財閥家の跡取り息子ドンソクは急いで心臓移植をしないと助からない状態に陥ります。
ドナーを待っている時間がないため、狙われたのが孤児のジヒョクの心臓です。
家族間での移植は優先的に認められるため、ドンソクを隠し子として勝手に認知し、脳死状態にするドンソク父母です。
ところが驚異の回復力で意識を取り戻すジヒョク。
目が覚めて見たら家族が現れていたことに疑念を持つジヒョクに、親である偽の証拠を見せ、会社の社長の席まで用意するドンソク父です。
でも、ドンソク父は危機をチャンスに変えるつもり。
バレそうになっている会社の不正を全部ジヒョクに押し付け、罪を被せて追い出すつもりです。
そして、彼らの間をかき回すのがドンソクの妹のジナ。
ジヒョクが家族に引き込まれる前に出会って心を奪われてしまっていたため、彼が兄とは信じないのね。
彼女、かなりやることがめちゃくちゃな子で、彼女もまた、どう動くか予想不可能な存在です。
やがて、海外で移植を受けて戻ってきたドンソクも加わり、本当の家族と思っているジヒョクを騙して、罪をなすりつける計画の実行です。
何もわからないまま社長になったジヒョクの方はミラの助けを得て、人には思いつかないような方法で業績を出していきます。
自分を助けてくれるミラに恋心を抱くジヒョクなのですが、ミラは実はドンソクの恋人。
ただ、ミラはドンソクの家の使用人の娘のため、ドンソクはまだ、親には言っていない状態です。
ミラはそんなことから、ジヒョクがドンソクの心臓移植のために偽の弟にされたことも知っているのね。
でも、ジヒョクの側にいるうちに、徐々にドンソクのすることに納得できないものを感じ始めるミラです。
こんな感じで始まる物語です。
基本は人を人とも思わない財閥家の論理と、人間を大事にする市場の論理の戦いですね。
財閥家の、人を人とも思わない態度は度を越えたレベルなんですが、意外なことに、見ていてぜんぜんイライラしないんですね。
あんまりにも度を越えていて、怒る気にもなれないのかも…。
例えば、ドンソクに心臓が必要と知ると、人を殺してでも心臓を用意しろと叫ぶドンソク母。
なんだか民話の中の肝を喰らう婆のようで、むしろ笑えてきます。
ヒロインを演じるイ・ダヒはますます上手くなってきていますね。
「バーディーバディ」の彼女と同じ人だとは、もはや信じられません。
「秘密」の場合は強い感情表現が見せどころだったので、うまくなったなとは思ったものの、実力にはまだ疑問符が付いていたのですが、今回では微妙な感情表現も自然にこなしており、実力を身につけてきているんだなあ、と実感。
カン・ジファンは私はどっちかといえば苦手の人なんですが、安定した演技で苦手意識なんて忘れてみていましたよ。
チェ・ダニエルは今回はメガネを掛けての登場。
この人、メガネのあるなしで印象が変わるばかりか、年齢もまるで違って見えるんですね。
カン・ジファンとは実年齢差9歳なのに、全くそうは見えません。
彼の悪人役は初めてかな?
そして、なんといっても魅力的だったのはチョン・ソミン。
「イタズラなキス」や「私たち結婚できるかな?」でヒロインを演じた人ですが、今回も出演分量は多くはないものの、印象的な演技を見せてくれました。
相当無茶をするキャラなんですが、その思い切りの良さは彼女ならではって感じで、他の役者さんなんて考えられないぐらい嵌っていました。
その他の助演陣もそれぞれ魅力的で、それもまた、ドラマの魅力になっています。
すごく凝ったドラマではありませんが、成功物語に、ラブラインもバランスよく配した、気楽に楽しめる勧善懲悪ドラマだと思います。
お勧め!
大変ご無沙汰しております。久し振りに寄せていただきましたら
な、なんと嬉しい星4つ、私の韓流の入口は、カンジファン氏でした
今回のドラマは良かったですか?
でも、相変わらず視聴率は低かったんですね
お友達から、奇皇后見せてもらいましたが、まだ40話までなんですが、面白く見せていただきました。
ハジウォンさんに、目力、格好いいです。
長くすみません。また来ます。
お久しぶりです。
入門はカン・ジファンさんからだったんですね!!
視聴率はあまりよくありませんでしたが、楽しく見られるドラマでしたよ。
見始めたら、続きが気になるタイプのドラマだと思います。
お楽しみに!
奇皇后、私は終盤に入って、ちょっとテンションが落ちたかな~~って感じです。
面白くないわけじゃないんだけれど、それまでに比べると、ちょっとワクワク感が足りない!と思いながら見ています。
これからラストに向かって、以前の気持ちに戻れるといいんだけれど…。
でも、ハ・ジウォンさんはいいですね!
やっぱり存在感はあるし、うまいし、思わずひきつけられてしまいます。
ビッグマン、私もあまり期待せずに見ましたが、面白かったですね(*^_^*)
kirikoroの言うとおり、チョン・ソミンちゃん、よかったですね。
私も、カン・ジファン、どちらかというと苦手なのですが、学歴はないけど誠実で、リーダーシップもあってという役がピッタリでしたね。というか、やっぱり演技うまい!
そして、チェ・ダニエルも悪役だったけど、カッコよかったです!スーツ姿とかほれぼれしました。でも、性格はそうとう嫌な奴でしたね。で、やぱり彼もうまい!
イ・ダヘも「君声」「秘密」…とどんどん、いい女優さんになってると思います。
実は最初は裏の「ドクター異邦人」を楽しみに見ていたのですが、途中からこっちのほうが面白くなってきました。
「ドクター異邦人」のは、まだあと2話残ってるので、ラストがんばってほしいなと思っているのですが…。
kirikoroさんの感想も楽しみにしていますね。
「ビッグマン」、おっしゃるように、俳優さんの上手さが輝いていたドラマでしたね。
誰もが、この人では無ければ!と思わせてくれるような存在でした。
「ドクター異邦人」の方は、私はこのドラマ以上に面白く見ていまして、いまのところ星5つつけてもいい感じなんですよ。
いろんな要素が上手く絡まっていて、目が離せません!
こちらのドラマ、私が調べたところによると全20話の予定みたいなんですね。
なので、まだまだ波乱がありそうな予感です♪
OSTも好きだし、フンのカリスマな部分、もっと観たいので…ヽ(´▽`)/
教えてくださってありがとうございますm(_ _)m
奇皇后の先が気になってヒントを頂きたくて来ました
まず、新しい皇后の出現で陛下とスンニャンの関係にひびが入るのか
次に、マハ皇子が自分の子だといつ気が付くのか?
新しい皇后も気持ち良くやっつけるのか?
タルタルさんがかっこよかったですが、手を組んでベカンをやっつけて欲しいです。
好みは人それぞれなので、ドキドキしちゃいますが、お役にたてたみたいで、よかったです♪
このドラマは、手を抜かないで力を抜いたって感じの作品で、よかったですね。
「カプトンイ」の方はストーリーはいいと思うんですけれどね…。
なんか、気分が乗らないままに終わってしまいました。
こういうドラマはそれこそ、人により、面白さが違ってくると思うので、とりあえずご覧になってみてから続行するかどうかを決められたらどうでしょうかね?
面白くご覧になれるといいのですが…。
答えはネタバレ全開になってしまいそうなので、きりころじっくのフリーコメント欄の方に書きました♪
http://kirikorori.blog63.fc2.com/?no=674
どうぞ、よろしくお願いいたします♪
俳優さんたちの演技力が光ったドラマでしたね。
>カン・ジファンさん!チェ・ダニエルさん!この二人のケミが最高でした。
この取り合わせ、私もよかったな、と思います♪
>チョン・ソミンさんは、「イタキス」のヒロイン・「赤と黒」などよりも、
存在感がありました。
同感です。
ドンソクの父親役と母親役の方がお好きなんですね!
いい俳優さんたちですよね。
母親役の人、優しげな母親役の印象が強かったので、今回の悪役母はなかなか意外性があって楽しかったです♪
☆4つということで、このまま見続けようと思います。
カン・ジファンさんはヨン様の次くらいに好きになった俳優さんですので
常に注目してるんですが、相手役が苦手でついリタイヤばかりです。
今回のイ・ダヒさんは特に最近目にしますね。
チョン・ソミンさんは、「可愛くない!」といたキスはリタイヤしましたが、
「私たち結婚できるかな」や「赤と黒」で結構見直した女優さんです。
>カン・ジファンさんはヨン様の次くらいに好きになった俳優さんですので
常に注目してるんですが、相手役が苦手でついリタイヤばかりです。
そういう事って、ありますよね。
男性主人公も大事だけれど、ヒロインもやはり大事ですよね。
お話の内容で、苦手女優さんでも最後まで面白く見られることもあるんですが、ラブコメの場合はとくに、相手役がダメで…ってことが多いように思います。
チョン・ソミンさんって、顔は決してかわいい方ではないのに、見ているうちに魅せられてしまう女優さんで、私は好きなんですよ。
イ・ダヒさん、昔はあまりにも演技がヘタで見てられなかったのですが、このところ、ぐんぐん実力をつけてきましたね。
このドラマ、最後まで楽しくご覧になれますように!
楽しみにしています~~
ずっとブログを楽しみにさせて頂いて、同じドラマを見ている時は、一緒の感想だ、とか、そういう見方もあるんだ、とか
何倍も濃く味わうことができ、有難うございました。
見る前はドロドロ系かと危惧してたんですが、意外にサクサク運んで、コミカルなシーンもあって楽しかったです。
次回が待ちきれなくて一気に見てしまえるほど・・
ソミンちゃんは、私は「イタキス」でファンになったのですが、演技もしっかりしてて貴重な女優さんだと思います。
今、BSで「お金の化身」を途中まで見てるんですが、ちょっとストーリーが似てて、頭がごちゃごちゃ(笑)どっちかというと、「BIG MAN」の方が面白いかも?
年間ベストもお時間のある時に、又宜しくお願いします~^^
個人的には、今年は後一歩物足りないって作品が多かったかなって気がしないでも・・^^
これからも宜しくお願い致します。良いお年をお迎え下さいね。
こちらの方こそ、コメントで共感していただいたり、私の気づかない事、知らないことを教えていただき、ありがとうございました。
コメントをいただくことがブログを続ける力、意欲の湧いてくる源になっているんですよ♪
「ビッグマン」実際見てみると思っていたのとは違うドラマですよね。
「お金の化身」とは私も、似ているな、と思いました。
でも「お金の~」の方は基調がずっと暗い感じで、私は早々にリタイアしてしまいましたけれど。
ソミンちゃん、いいですよね! 魅力全開だったと思います♪
年間ベストは何とか今年中にアップできそうな感じ。
こちらの方こそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
ビッグマン、ようやく見終わりました。
ヒロイン役がイ・ダヒ?
演技に定評あるカン・ジファンとチェ・ダニエルに挟まれ、
「ちょっと弱いんじゃないの」と一抹の不安が過りましたが、全体的に及第点はあげられるんじゃないでしょうか(^_^)/
ただ、あの能面のような顔は演技上(心理描写)、損ですね!!
>魅力的だったのはチョン・ソミン
そうですね。cuteな顔も・・・。
でも、ああいうキャラが周りにいると大変でしょう(-_-;)
後半の展開は、韓国ドラマ特有の雑な仕上がりに感じましたがまずまず楽しめて、☆☆☆☆4。
イ・ダヒ、だいぶん実力をつけてきましたね。
チョン・ソミン
>でも、ああいうキャラが周りにいると大変でしょう(-_-;)
現実ではお目にかかりたくないタイプの人ですよね♪
確かに話の展開には雑なところもありましたが、楽しめるドラマでしたね。
感想をお聞かせくださって、ありがとうございました♪
このドラマ、ずっと見たいと思っていました。3月からDTVで配信が始まってようやく見ることができました
話数が16話と短いこともあり、余計な枝葉の部分がなく復讐オンリーですっきりと、まとまったドラマでした。さくさくと視聴が進みました。
「お金の化身」本作「モンスター」と、カンジファンは最近復讐ドラマが続いていますね。彼はコミカルな演技が自然で私は好きな俳優さんです。チェ・ダニエルの悪役もよかったし、チョン・ソミンもインパクトがある役を魅力的に演じていました。ちょっと残念だったのは、イ・ダヒ。悪くはないのですが、ヒロインを演じるには弱かったかな・・。
おっしゃるように、復讐に焦点を絞ってすっきりまとまっていましたね。
>カンジファンは最近復讐ドラマが続いていますね。
言われてみると、そうですね。
>ちょっと残念だったのは、イ・ダヒ。悪くはないのですが、ヒロインを演じるには弱かったかな・・。
そうでしたか~
私は彼女、昔の彼女に比べるとかなり上手くなった!と満足して見ていたのですが、点が甘かったかしらね。
ちょっと最後の1話だけ、時間をおいてしまったのは
よくなかったかもです。
途中までかなり盛り上がり次が待ち遠しい流れでしたが、ひとつひとつの出来事でカン・ジファン側が上手くいった場合の、悪に立ち向かい勝利した
スッキリ感、そんな爽快感がないな~ってずっと気になってました。
財閥の無茶な部分もけっこう安易だし、とにかく
上手く行ったのにやった感が感じられず、またすぐやり返されたり次の話にいってしまい、ストーリー的にメリハリがそこまでついていない気がしていました。
キャストについては
イ・ダヒ、私は良かったと思います。今回存在感もあったし、まだまだこれからだとも思いますが楽しみな女優さんですね。カン・ジファンは適役でした。ドン底から這い上がって行く、回りを巻き込みながら大きくなっていく主人公をうまく表現していました。
途中までは☆4つでしたが、私的には4に近い☆3かな~でも楽しく見れました。
モンスターが控えてますが、kirikoroさんのアドバイスもあり少しためてから見ようと思っています。
〉スッキリ感、そんな爽快感がないな~ってずっと気になってました。
そうでしたか~
私は財閥の無茶な部分のチャチさも結構好きだったんですが、感じ方は人それぞれですね~~
でも、まずまず楽しくご覧になられたようで、よかったです♪