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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


by kirikoro
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シン・ハギュン、チャン・ナラの「Mr.Back 人生を二度生きる男」見終りました


Mr.Back 人生を二度生きる男(미스터 백)   ☆☆
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2014年MBCの水木ドラマ、全16話。
演出 イ·サンヨプ
脚本 チェ·ユンジョン
出演者
シン·ハギュン (チェ・ゴボン/チェ・シニョン役)、チャン·ナラ(ウン・ハス役)、イ·ジュン(チェ・デハン役)、パク·イェジン(ホン・ジユン役)、チョン·ソグォン(チョン・イゴン役)
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金儲けにしか関心のなかった70代の老人がある日、一夜にして30代の外見に!
チェ・ゴボン(最高峰)だった彼がチェ・シニョン(最新型)として生まれ変わり初めて知る、人に対する愛情…。


チェ・シニョンはチェ・ゴボンだった時にヒロインウン・ハス(銀河水=天の川)と出会い、彼女に親切にされたことで心を動かされていたのですが、30代になった彼は30代の男としての愛情を彼女に感じ始めます。
でも、彼のチェ・シニョンとしての時間は限られているようです…。

一方、チェ・シニョンの変身と相前後して、彼の息子であるチェ・デハン(最大限)もまた、ウン・ハスに出会い、彼女に恋愛感情を抱き始め、父子間で三角関係が形成されます。
ところで、このデハン、トンデモナイ財閥2世の典型のような姿で登場するのですが、実は根はいい人なのね。
父に対する反抗から、そんな無茶な態度を取っているようです。
そして、彼にずっと恋愛感情を抱き、守って来ているジユンがいて、そのジユンを手に入れたいと思っているイゴンがいて…という関係になっています。

さて、
チェ・ゴボンとしては生きられなくなったシニョンは、ゴボンを死んだことにして、自分は彼の隠し子という立場で生きようとします。
シニョンに全財産を残すとの遺書を書き、そのままゴボンとしての人生を続けようとするシニョンでしたが失敗。
その上、ゴボンの家族である、兄と兄嫁、妹は彼の死を悼むこともなく、すぐさま各々が、自分が会社と財産を独り占めしようとし始めます。
息子のデハンは会社に関心が無かったため、彼らの前になすすべもないのですが、彼らの一枚上手を行く人物がいます。
ゴボンが目をかけて育て上げたイゴン、実はゴボンの失踪前から彼の会社を奪う計画を立てて実行し始めていたのね。
ゴボンの死の報道と同時に彼の不正疑惑が持ち上がるのですが、どうやら彼の計画だったようです。
彼と対抗しながら、今まで関心のなかった家族への愛情に目覚め、内面からも生まれ変わって行くシニョンです。

癖のある人物の演技には定評のあるシン・ハギュンと、「運命のように愛してる」でより成熟した魅力を見せてくれたチャン・ナラの主演とあって、期待して見はじめたドラマでした。

冒頭、シン・ハギュンが70代の老人に扮する特殊メイクも話題だったんですが、私にはどうにも作り物に見えてしまって苦痛でした。
でも、老人を演じる部分は少ないので、まあこれ大丈夫。
それよりも、期待していた主演二人がどうも、このドラマでは相性がよくないように見えるんですね。
ドラマを離れてこの二人を考えてみると、どちらかといえば相性はよさそうなものなのに…と不思議に思い、いろいろ考えてみたんですが。




これ、老人であった時のゴボンとハスの姿が後になってもずっと頭から離れないためかもしれないですね。
まず、老人の世話をする孫娘のようなチャン・ナラの姿があまりにもぴったりはまっていたんです。
それでも、ゴボンとシニョンを切り離して見られれば、そんなに違和感はなかったと思うんです。
ところが、シン・ハギュンがうますぎるのか、シニョンの中にたっぷり老人臭さを紛れ込ませているんですよ。
そのため、シニョンを見ていてゴボンの姿が頭から全く離れなくって、私にはいつまでたってもゴボン×ハスのカップルに見えてしまっていました。
そうなると、どうしても男女のカップルより老人と世話する若い娘の組み合わせの内面を期待してしまい、心理的ギャップを産んでいたのかな、と思うんです。

また、デハン×ハスも、デハン×ジユンも、あまり似合っている感じが無かったんです。
男性ライバル役と言えば若手のステップアップのためのキャラという側面があるので、他のキャラよりも若い人がキャスティングされることが結構あるんですが、今回もそうなんですね。
イ・ジュンは1988年生まれで、外見も少し幼い感じがあるのに対し、1981年生まれのチャン・ナラとパク・イェジン。
しかも、2人とも長く活躍されているベテラン臭の漂う女優さんたちですから、どうにも年齢のギャップ感が実年齢以上に大きく それが埋められなかった感じですかね。

と、ラブラインは全くの期待外れだったんですが、このドラマはラブコメであると同時に、家族の再生物語でもあると思うんですよ。
ゴボンと彼の兄弟たちの関係修復も描かれますが、中心は何と言っても、彼と息子デハンとの関係修復であり、二人の間に流れる愛情が見どころだと思うんです。
ここではシン・ハギュンの老人演技が非常に効果的で、外見的にはとても親子に見えない彼らにゴボンとデハンの姿が重なり、とてもいい感じ。
初めはシニョンに反発していたデハンが彼の中に父を感じ、確信し、やがて父だと知ることになるのですが、この心理の推移がとても自然で、私も涙うるうるさせながら見ていました。

こうしてみると、このドラマは韓国地上波ドラマのお約束事のラブラインを前面に出す、という制約に縛られて失敗したドラマかもしれないな、と思います。
ラブラインの方をしっかり発展させないで、シニョンの片思いぐらいにとどめておけばバランスが取れたんではないかと思いました。

こんな感じで、途中から、イマイチなドラマだな、と思っていたものの、惰性のように最後まで見たんですが。
言わせてもらいます!
最終回があまりにもひどい!

あまりにも唐突なラストです。
(ここからはネタバレになりますので、白文字で書きます。ネタバレOKの方は空白部をクリックアンドドラッグして反転させてお読みください)
このドラマ、チェ・シニョンが消えてしまいゴボンも間もなく死を迎えることになったんだったら、しっかりと筋の通った話にはなったのではないでしょうか?
チェ・シニョンの姿になったことにより、人生終り近くになって自分の人生を軌道修正できた話になったと思うんです。
最後の唐突さを考えると、初めはそのように予定されていたものの、ぎりぎりになって視聴者受けの良いラブラインにおけるハッピーエンドに替えられたのではないかと疑ってしまいます。

ゴボンに戻ったシニョンが消えた後、記憶を失っているシニョンの外見の男が突如登場し、彼がゴボンなのは間違い無い、と思わせられるのですが、そこに一切の説明が無いんですね。
たとえシニョンの姿に戻るにしても、最低限、どういう訳で戻ることになったのかの説明が必要だと思います。
ひょっとして、作者も戻る理由が考えつかなくって、そのままGOした?などと疑ってしまいましたよ。

そうそう、デハンとジユンのキスシーンも唐突でしたよね。

このシーンも、それまでにデハンとジユンがもう一歩近づいたところが描かれていたら素直に、良かったね、と思えるのに…。


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Commented by みみ at 2015-10-28 19:03 x
こんばんは!
☆2個なので期待せずに観ました。
チャン・ナラさんは可愛い人だと思ってましたが、ナチュラルメイクだからなのか?疲れた表情が目立ち残念でした。
特に目元が・・・・・
パク・イェジンさんも影が薄くて役が合わなかったのかしら?
後半ゴホンとデハン親子のエピソードは涙ポロリでした。
イ・ムンシクさんの役は良かったのですが泣き顔なのにニコニコ目で泣いてる様には感じられず気になりました。
結末はこのまま終わる?でしたが良い方の予想通りでした。
でも、急に終わった気がして「そして一年後」字幕が欲しかったわ。

スターキャットで観ている友達から「11月のテレビ愛知はイニョン王妃の男と誘惑よ」と連絡が有りました。
私はどちらも観たのでスルーです。
年末からKirikoroさんお勧めの二度目の二十歳が始まるのでワクワク!

来月の新作紹介も楽しみにしてますのでよろしくお願いします。
Commented by kirikoro at 2015-10-29 08:35
みみさん、こんにちは。

チャン・ナラさんって、作品によってはすごく疲れた顔に見えますよね。
ちょっと奥目気味で、クマがあるのかなあ。

>後半ゴホンとデハン親子のエピソードは涙ポロリでした。

これはこのドラマの救いでしたよね。
ラストもやはり、唐突に終わったように感じられましたか。
もう少し何とかしてほしかったですよね。

テレビ愛知情報、ありがとうございます!
私は「誘惑」は中途挫折なんですが、これは、もういいかな、と…。

間もなく11月ですね。
また、面白い作品に出会えるといいのですが。
記事を楽しみにしててくださって、ありがとうございます♪
by kirikoro | 2014-12-29 23:13 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(2)