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チェ・シラ主演の「千秋太后」面白かったです!


千秋太后(천추태후) ☆☆☆☆
2009年放送のKBSの大河ドラマ、全78話
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演出 シン・チャンソク、ファン・イニョク
脚本 ソン・ヨンモク、イ·サンミン、カン・ヨンラン
出演者
チェ·シラ (千秋太后役)、キム·ソックン(キム・チヤン駅)、チェ·ジェソン(カン・ジョ)、イ·ドクファ(カン・ガムチャン)、キム·ホジン(ワン・ウク)
最高視聴率は24.3%(TNmSによる)

以前、テレビ放送で見ていた時には序盤でリタイアしてしまっていたものをGyaOの無料配信に合わせて再挑戦しました。
前に見た時にはどうやら史劇の楽しみ方が全く分かっていなかったらしく、今回以前見ていたところからしてもう、どうしてこんな面白いドラマを見続けられなかったの?と思うほど面白かったです。

このドラマの主人公の千秋太后は闘いの先頭に立つ女戦士で、弓の名手。
ヒロインというよりヒーローって感じの主人公です。
彼女の夢と愛、そして…。


*このドラマはあらすじを書いています。
あらすじをお知りになりたい方はこちらをどうぞ

       →「千秋太后」あらすじ
いつもの事ですが、話が進むにつれて、どんどん長くなってしまっていますが…(汗)

*また、このドラマはアンケートも設けています。
ご覧になった方々に参加していただけると、嬉しいです♪

       →「千秋太后」は面白かった?


史劇には、ストーリー的には全体としての構成に難があっても、面白いものもありますが、このドラマは全体としてみてもきれいにまとまっていると思います。



実は、撮影中にキム・ソックンの交通事故で早期終了の危機があった、などという情報があったものですから、無理やりなところがあるかなと思っていたのですが、そんな風には見えませんでした。
後で調べて分かったことですが、彼が事故に遭ったのは契丹でスの刃を受けたすぐ後だったようで、その場面があったために、不自然には見えなかったようですね。
まったく身動きできないチヤンの姿がありましたが、「テジョヨン」でも同じようなシーンがありますし、うまく切り抜けたな、という感じでした。

主人公は高麗を建国した太祖王建の孫娘であり、第5代皇帝の景宗の王妃で7代皇帝の穆宗の母である千秋太后
高麗史上、悪女、妖婦として知られている千秋太后ですが、高句麗の領土を取り戻すという夢と愛に生きた女性として描いた史劇。

最近の研究で彼女は再評価されているらしく、まったくのでたらめっていう訳でもないようです。

ただし、KBS大河としては、想像の部分が多く、歴史歪曲論議などの出た作品でした。
それはそれで、面白い作品なので、大河ドラマという枠を外して放送すればよかったのでは?など、私は思うのですが。。
エンターテイメント性の高い作品なので、以前の大河ドラマと比べると全くジャンルの違う感じを受けてしまいます。
登場人物の出自を変えて、よりダイナミックでスケールの大きなドラマに仕上げているところが、面白いんですけどね。


また、千秋太后はこのドラマではチヤンとの子を王にしようとは思わなかったように描いていますが、実は積極的に王位につけようとしていたそうですね。
このことが、終盤になって多少登場人物の心理に納得できず、ご都合主義に感じられた部分が出てきた原因ではないか、と私は思いました。
とはいえ、"勝てば革命負ければ謀反"とはいろんなドラマの中でしばしば語られることですが、ドラマの主人公にそれをさせたらやっぱり視聴者は納得しないでしょうからね。


また、歴史ドラマといえば、男性好みの作品が多い中、このドラマは女性の生き方を問う部分がある事、また、登場人物の恋愛がかなり前面になって描かれており、女性の視聴者の取り込みも図ったドラマではないかと思います。

ただ、このドラマの恋愛は多様で、純愛もあるんですが、チェ・シラとキム・ソックンの演じる主人公たちの恋愛関係など、見ていてこれは策略か?愛か?などと視聴者を悩ませるものなんですね。
私はこの、愛か策略か分からない関係を、実際はどうなのよ!?と思いながら見守るのが結構面白かったんですが、見ていて没入しにくい要素ではありますので、その為にダメだった、という方もいらっしゃるのではないかと思います。

また、ドラマの基本である三角関係もあるのですが、もう一人の男を演じるのがチェ・ジェソン
彼はおっさん俳優だけれどもセクシーさの漂う俳優さんで、私はかなり好きな俳優さんなんです。
私の好みはおいておいても、愛か策略か分からないチヤンに対し、直球で千秋太后に純愛をささげる男ですから、多くの視聴者は、千秋太后がチヤンではなくカン・ジョを選んでいれば…などという、描かれなかった物語に思いをはせるのではないかと思います。


その他のストーリーは、恋愛の部分を抜いても起伏に富んだ展開で、見せ方も上手。没入度の高いストーリーになっていたと思います。
従来の歴史ドラマの見せ所である、戦闘シーンも映像も迫力があってよく、話の展開もいいですし、忠臣達の物語も泣けます。

そして、演じる役者さんたちもいいんですね。
時代劇スターの総出演といった感じの豪華な役者陣です。
それも、終盤に至るまで、新たに登場する人がまた、お馴染みのベテランさんからお初にお目にかかる人も全て、いい演技をするんですね。
名優さんたちの演技もまた、堪能できたドラマでした。

その中で、多少気になったのがサイルラを演じる女優さん。
もう、最初の頃なんて、力が入りまくりで、この人、頑張って演技をするという意味を間違えているんじゃあ…なんて心配もしていたのですが、最後の方はかなりよくなって、目立たなくなりました。
やはり、長編は役者さんを成長させるのに十分な時間がありますね。


他のドラマとの関連でいうと、このドラマは「光宗大王-帝国の朝-」のすぐ後の時代を描いていますから、両方ご覧になれば、景宗があんな人物になってしまった背景なども一層よくわかると思います。
また、チヤン関係では「太祖王建」を見ておけば、彼はこの人の…なんて思う楽しさがあると思います。
できれば「太祖王建」「光宗大王」と合わせてご覧になれば、高麗初期の流れが、より興味深く見られると思います。

ところで、スと景宗とはドラマ中ではいとこ、とだけ言われていますが、彼らの血はそれよりもずっと濃いですね。
スと景宗の父母はそれぞれすべて太祖(王建)の子供なので、異母兄弟の関係。
しかも、景宗の母とスの父が同腹の兄弟なんですよ。
このあたりの事情は「太祖王建」などを見ると、より理解が深まるように思います。

また、このドラマに出てくる蕭太后は中国ドラマの「楊家将伝記 兄弟たちの乱世」の終盤に出てくる太后と同一人物ですね。
楊家のお父さん楊業の死が986年ということなので、契丹の高麗第1次侵攻時(993年)には、もう亡くなっていますが、その後六郎が楊家を率いていますから、セリフの中にしか出て来ない遼と宋の戦いの中で彼が活躍している、などと思えば、ますます楽しいと思います。

ラストについては少し思ったことがあるんですが、ネタバレになってしまいますので、あらすじ最終回 のところに書きます。
よかったら、そちらもどうぞ♪


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Commented by 韓国ドラマ時代劇ファン at 2015-04-29 13:59 x
千秋太后

現在、第11話まで視聴
Commented by e-tele. at 2017-04-19 18:14 x
こんにちは。
BS TBSで楽しんでいます。イ・ソックン、チェ・ジェソン、共に私には初めての俳優さん達なのですが、本当に魅力がありますね。
Commented by kirikoro at 2017-04-23 18:15
e-tele.さん、こんにちは。

おっしゃる通り、俳優さんたちが実力派で、じっくり堪能できるドラマだと思います♪
最後まで面白くご覧になれますように!
by kirikoro | 2015-01-21 08:49 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(3)