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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


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イ・ボムスの「サラリーマン楚漢志(チョハンジ)」見終りました


サラリーマン楚漢志(チョハンジ)(샐러리맨초한지)  ☆☆☆☆
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2012年のSBSドラマ、全22話。
演出 ユン・インシク(「ジャイアント」「お金の化身」
脚本 チャン・ヨンチョル(「ジャイアント」「お金の化身」「奇皇后」「大祚榮」)、チョン・ギョンスン(「ジャイアント」「お金の化身」「奇皇后」)
出演者
イ・ボムス(ユ・バン役)、チョン・ギョウン(チェ・ハンウ役)、チョン・リョウォン(ペク・ヨチ役)、ホン・スヒョン(チャ・ウヒ役)、イ・ドクファ(チン・シファン)
最高視聴率はTNmSによると24.%、AGBニールセンによると21.7%と好調で、2話延長されました。

この作品、実は私は、2度も1話を見るか見ないかで挫折していたドラマなんです。
理由は一つ! チョン・リョウォンがあまりにケバくて下品で…。
ところが、そのイメージが膨らみ過ぎていたのでしょうか?
三度目の視聴では、あれ?この程度だっけ?と、全く気にならなかったんですよ。
頭のなかでのイメージが、とんでもないことになっていたのかしら?

ここが気にならなくなると、このドラマ、とっても面白いんです!
面白くって、一気見しちゃいました。
私はdTVで見たんですが、dTVの見放題だとダメもとで気軽に見られるのが嬉しいですね♪

制作陣は「ジャイアント」「お金の化身」の人たちなんですが、どちらかというと「お金の化身」寄りの作品かな?
でも、私はこのドラマの方が面白かったです。
ハチャメチャコメディーなんですが謀略を巡っての攻防はしっかりとした頭脳戦で、この部分も充分に楽しめます。




コメディーもまた、ほんとに面白くて、思わず声をあげて笑ってしまった所も多数ありました。
いろんな笑えるシーンがあるのですが、その中にイ・ドクファ(ヒロイン祖父)のかつらネタが!
彼、韓国ではかつらのCMで有名な人で、以前インタビューにも<かつらCMのおかげでIMF危機の時にも息子二人の留学を続けられた>なんてことを語っていたことがあるんですよ。

脚本家のお二人はご夫婦で、ほとんどの作品を共同執筆しているようですね。

ところで、このドラマのタイトルのチョハンジって何?と思った人も多いのでは?
何だか人の名前のようでもありますが、これは中国の小説のタイトルらしくて、秦末期から秦王朝滅亡後、政権をめぐって西楚の覇王項羽(ハンウ)と漢王劉邦(ユバン)との間で繰り広げられた戦いを描いた中国の小説だそうです。
でも、情報を探しても韓国語で書かれたものしか見つからないんですね。wikiの各国語版へのリンクもないし…。
それはともかく日本では「項羽と劉邦の戦い」として知られている物語をベースにしたお話です。

主人公とライバルの名前がこの二人の名にちなむばかりではなく、ヒロイン父の会社の名前は「天下」グループですし(天下取り?)、彼の名は秦始皇(帝)、
その他の重要人物もほとんどがこの物語の中に出てくる人にちなむ名を持っています。
私は秦始皇帝の名が出てきたところで、秦って漢の直前の王朝だったのね!と知って(実は数か月前まで秦と殷を混同していた)驚いたぐらい中国史を知らないのであんまりピンとは来なかったのですが、元の物語をご存知の方にはより楽しめるのではないかと思います。
ただ、日本で知られている名前と韓国での名前には差異がありますから、ぱっと気づかないことも多いですね。
私はwikiの各国版のリンクを使いまくって調べて遊んでいました♪
ただ、モ・ガビだけが、なんだか由来がありそうな名前なのに分からなくって…。
もし、モデルがあるなら知りたいなあ。

さて、元ネタとの関係で特に気になったのはドラマに登場する二人の女性。
まず。ヨチというのは呂雉。
中国の三大悪女としても知られる劉邦の妻です。
もう一人のウヒは虞姫、虞美人ですね、
四面楚歌の場面で詠んだ詩の中で「虞や虞や汝を如何せん」と詠まれた人です。

調べてしまうと登場人物の運命が分かってしまいそうにも思うんですが、あくまでもモデルですからね。
呂雉は劉邦の死後、子を帝位につけるために残虐にライバルたちを殺戮したことから悪女と言われることになりますが、ヨチはヒロインですからね。
最初でこそアメリカのお騒がせセレブのような無茶ぶりですが、その後変って行きます。
といっても、無茶をしていた時の魅力を失わないままで、最後まで楽しいキャラでした。

そして、虞美人は項羽の敗走中に足手まといになるから、と自ら命を絶った、などとも言われている人だけに、彼女は生き残れるのか?も歴史を知った上でドラマを見ていると思うことになります。
ドラマの中の彼女がどうなるかは、ここでは秘密!
ぜひ、ご覧になって確かめてくださいね。

ストーリーの舞台はまず、天かグループの製薬会社の研究所。
秦始皇帝が不老不死の薬を求めて世界中に人を送った話は有名ですが、このドラマのチン会長も不老不死薬の開発に人生を賭けています。
そこで行われる臨床試験に潜入したのが主人公のユ・バンです。
彼を送り込んだのは会長の息子のホヘ。彼は父親が自分に会社を相続させる気が無いようなので新薬を盗むことで次期会長の座を手に入れようとしているのね。
臨床試験には他にもスパイが潜入しています。
ライバル企業のチャンチョ製薬の本部長、チェ・ハンウです。
そこで二人が出会ったのは主席研究員のウヒ。
キュートな彼女が気になるユ・バンとハンウです。
でも、途中でスパイ潜入が発覚、治験は中止になってしまいます。
新薬を盗む新たな手を考えるハンウは治験で出会ったユ・バンに目をつけます。
手下のハン・シンに接触させ、国家情報局の仕事と騙し、天下グループの入社試験を受けさせて入社させるハンウ。
ハンウの助けで主席入社を果たしたユ・バンなのですが、任された仕事は会長の孫娘、ヨチのお目付け役です。
ヨチの傍若無人な振る舞いと罵詈雑言に振り回されるユ・バン…。
そんなある日、ハンウは研究所に潜入し、新薬を盗み出すことにします。
偶然、それに気づいたユ・バンと格闘するうちに火事になってしまい(ハンウは新薬を盗み出したのちに火をつける予定だったのですが)新薬もろともはいになってしまいます。
しかし、火事の前に何者かが新薬を盗み出すという事件が起こっています。
そこで残された新薬を巡り、新たな争奪戦が…。
こんな感じで、企業間の争奪戦で始まる物語なのですが、主題はやがて天下グループの次期社長の座と財産を計略で盗み取る人物との争いとなっていきます。

キャストの方はユ・バンを演じるイ・ボムスは「ジャイアント」「オンエアー」「外科医ボン・ダルヒ」などに出演している人で、定評のある演技力を発揮。
この人、外見では決して惚れるタイプのお顔じゃない(失礼!)ンですが、ドラマの中ではついつい胸をときめかされてしまいます…。

チョン・リョウォンは「私はキム・サムソン」「君はどの星から来たの?」などの人。
最初に書いたように、最初はケバさで、この役は駄目~~と思っていたのですが、馴染んでくると、このキャラがいいんです!
わがままセレブのキャラがほんと、ぴったりだと思いました。

ハンウ役のチョン・ギョウンは「太陽の女」「千万回愛してる」「ロマンスタウン」などに主演している人ですね。
実は、ちょっと好みではなくって、全くときめかなかった人なんですが、今回のラブラインにはキュンとさせられました。

ウヒ役のホン・スヒョンもたくさんのドラマに出演している人。
「愛してもいいんじゃない」や「チャン・オクチョン」「王女の男」など、ヒロインも演じるけれど、ライバル役の方が多い印象ですね。

モ・ガビ役のキム・ソヒョンは何と言っても「妻の誘惑」の悪女役がとっても印象的だった人。
最近ではしっかりした善良な女性の役も幾つも演じているのですが、ついつい、彼女が出てくると悪女化するのでは?との期待(?)が膨らみます。
今回のドラマではどうなるのか、その辺りも期待してご覧になってください。

また、若手の助演として活躍しているキム・ソンオも出ています。
今回の彼も味のある役でした♪

さて、物語の方は、2話の延長がどう影響したかが気がかりなところではないかと思います。
私も、延長と聞くと、期待よりも危惧の方が強いんですが、今回は過不足ないラストだったんじゃないかと思います。
しっかりと結末をつけ、かといって退屈も感じさせずに最後の最後まで楽しめました。

このドラマ、主演陣の地味目な顔ぶれのせいか、あまり話題になっていた印象が無いのですが、これはお勧めです♪


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Commented by ameyumi at 2015-11-29 14:02 x
やっぱり面白かったですか!  
1話だけ見て、おじさんパワー炸裂の漫画みたい!
と思ったのですが、今見ている ジャイアントを見終わってからの
楽しみにしておきますね。(^_^)
Commented by kirikoro at 2015-11-29 17:26
ameyumiさん、こんにちは。
期待していなかったのに、面白かったんですよ♪

>おじさんパワー炸裂の漫画みたいで

ほんと、そんな感じですね。
で、ラブラインも結構あって…。

ジャイアントも面白いですよね。
また、感想をお聞かせください。
Commented at 2016-01-05 15:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2016-01-05 15:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kirikoro at 2016-01-07 08:39
01-05 15:41の鍵コメさん、あけましておめでとうございます。
こちらのほうこそ、今年もよろしくお願いいたします。

〉「オジャリョン」の時、インデックスに無くて、ちょっと不思議な気がしたのですが、「最高です」も見当たりませんね。
全く偶然かもしれませんが、kirikoroさんは、この手の「良い子が、めげずに頑張り努力して、少しずつ自分の夢に近づいて行く…」という筋書きは、苦手なのでしょうか?

こういうタイプのドラマって、後半が満足できないとひどくがっかりするため、皆様の評判を見てから視聴することが多いんです。
「イ・スンシンちゃん」は1話だけ見て、あまり続きを見たい気にならなかったため放置。
「オ・ジャリョン」は評判がいいのでBSで見ようかと思っていたのですが、他のドラマと時間が重なってしまって…。
dTVでやっているのを見つけはしたんですが、今はBSの「チャン・ポリ」を見ているので、それを見てから、と思っています。

〉「サラリーマン」のユバン役は、ボムスの本領発揮!という感じ

こういうコミカルな役がほんとにいい人ですよね♪
ベルサイ・ユ!
ほんと、このぶっ飛んだ感じが最高でした。

〉ヨチも可愛かったですが、余りにも早く「良い子」になり過ぎ。

そうかもしれませんね。
私は案外すんなり受け入れちゃったんですけれど。
私は正統派を演じるチョン・リョウォンも好きなんですが、こういう演技をすると、ますます期待が膨らみますね。



新薬の話は、たしか、製品化につなげるにはかなり時間が必要だ、なんて話があったように思います。
こちらはしばらく動きなし、って感じでまあ、ストーリーからフェイドアウトもやむなしって感じで、私は特に疑問を感じなかったです。

〉1000字以上はダメと知らず、長くなって2分割しました。すみません。
ワードで書いてコピーしました。で、非公開コメントでOKです。

うっとうしい規則ですよね!
お手数をかけてしまい、すいません。
Commented at 2016-01-08 15:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kirikoro at 2016-01-10 08:05
01-08 15:08の鍵コメさん、こんにちは。

「最高です~」はIUがよかったんですか!
私は彼女の魅力がまだ、イマイチわかりません(汗)

ラストは

〉ヘンに聴視者におもねった、デコラティブな終り方じゃなくて、良い未来が待っているんだろうな~と思わせる、ふわっとした終り方で、「オジャリョン」の終りより好きです。

そうなんですか。
確かに終わり方で全体の印象まで変わることがありますよね。

今年も、面白いドラマに出会えるといいですね!
また、感想をお待ちしています♪

Commented by TOMATO at 2017-04-27 18:03 x
見終わりました。
本当は「ジャイアント」を見てからの方が良い・・と言う事を聞いたのですが
60話と長いので、時間がある時に、と思ってこっちを先に見ました。
面白かったし、見応えありました。
今まで見た中では 威張ってばかりのイ・ドクファの コミカルな素晴らしい演技が見れて発見でした。
キム・ソヒョンは好きでも嫌いでもないのですが、見事な演技でした! 頑張れクムスンの義姉でしたよね。
チョン・リョウォンは キムサムソンの時は大っ嫌いだったけど、今回上手だなぁ・・・って思えました。ちょっと「ともさかりえ」に似てる気が。。。。
イ・ボムスさんは 初めてまともに見たのが「ラスト」だったので 始め怖かったのですが、自然な演技が上手すぎてビックリしました。早くジャイアント見なくっちゃ。
よく出てきた「四字熟語」も勉強になりました、そういうの好きなんです。

最後に 不老不死の薬の顛末と言うか メインテーマの結末を置き去りにせず さりげなく映像で見せてくれてたのは さすがだな、って思いました。
Commented by kirikoro at 2017-04-28 07:40
TOMATOさん、こんにちは。

「ジャイアント」は名作との評判の高いドラマですが、このドラマ、私はまったくノーチェックで掘り出し物でした♪

>キム・ソヒョン
>頑張れクムスンの義姉でしたよね。

あ、本当ですね!
クムスンを見た時には全く知らなくって、ノーチェックでした!
出演作を見てみると、みんな印象に残る役を演じている人ですね♪

「四字熟語」私も大好きです!

>最後に 不老不死の薬の顛末と言うか メインテーマの結末を置き去りにせず さりげなく映像で見せてくれてたのは さすがだな、って思いました。

ほんとにそうでしたね。
こういう丁寧なところがドラマ全体をピリッと占めているような気がします。

「ジャイアント」もまた、違った面白さがありますので、ぜひご覧になってくださいね~
by kirikoro | 2015-11-22 22:15 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(9)