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by kirikoro
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ハン・ジヘ主演の「伝説の魔女~愛を届けるベーカリー」視聴終了


伝説の魔女~愛を届けるベーカリー~(전설의 마녀)  ☆☆☆☆

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2014~15年のMBCの週末ドラマ、全40話。
演出 チュ・ソンウ(「愛情万々歳~ブラボー!マイ・ラブ~」「百年の遺産 ククスがむすぶ愛」)
脚本 ク・ヒョンスク(「百年の遺産 ククスがむすぶ愛」「不屈の嫁」)
出演者
ハン・ジヘ(ムン・スイン役)、ハ・ソクジン(ナム・ウソク役)、コ・ドゥシム(シム・ボンニョ役)オ・ヒョンギョン(ソン・ブングム役)ハ・ヨンス(ソ・ミオ役)、パク・グニョン(マ・テサン役)、チョン・インファ(チャ・エンナム役)、キム・ユンソ(マ・ジュヒ役)
最高視聴率は31.4%(AGBニールセン)

夫の死後、夫の家族の策略で刑務所に入れられた女性の愛と成功、そして、刑務所で同じ房になった女たちの絆の物語。
ヒロインたちそれぞれのラブストーリーに、過去の事件の真相解明、彼女たちが始めるベーカリーの仕事上でのあれやこれや、と盛沢山の内容をうまくまとめられていて、面白かったです。
前向き女子が愛と成功を勝ち取る話がお好きな方には、特におすすめです♪



私が見たテレビ愛知での放送は、オリジナルと同じ40話での放送だったんですが、75分枠での放送だったので、カットは少ない目だったと思います。
75分枠ってありがたいです♪

じつは私、韓国放送時にも1話だけ見たんですが、ブングム(オ・ヒョンギョン)が刑務所に入ってきたスイン(ハン・ジヘ)を虐めるところで陰惨な感じを受けて見るのをやめてしまっていました。
でも、評判はいいし、全然イメージと違った話みたいなので、再トライしたんですよ。
50話程度の週末ドラマって、選ぶのが難しいですね…。評判がよくて再トライって作品が多いです♪

さて、物語の方は財閥家の長男に嫁いだヒロインのスインの夫が事故死をしたあたりから始まります。
スインは夫の家族と親しくなろうと夫の家(マ家)に入っていたのですが、彼の父親はもちろん、彼の家族から認められず、虐められていた人なのね。
最初は彼女をすぐに追いだそうとしていた舅のマ・テサンなのですが、会社の方に問題が生じると、スインを会社の社長に据えて、彼女に横領の罪を被せて刑務所に送り込んでしまいます。
その刑務所内で彼女と同じ部屋になり、親しくなるのがボンニョ、ブングム、ミオの3人。
ミオはスインの夫の葬式に乗り込んできて騒ぎを起こしたため、スインは彼女の顔を覚えています。
ミオはスイン夫の腹違いの弟の子を宿したのですが、彼の母親の反対により、彼と揉み合う中で彼を射してしまうのね。
状況は事故なんですが、彼の母親により、彼似は彼女がアメリカ留学に行ったことにして2度と彼とは会わないことを約束させられ、刑務所に入った、といういきさつがあります。
ブングムは、詐欺犯で初犯ではありません。生きるために仕方がない、って感じで犯罪を犯したわけなんですが、彼女もまた、マ家と関係があります。
彼女、刑務所に入る前にマ家の運転手と偶然知り合うんですが、ちょっとした誤解がもとで、彼がマ家の次男=ミオの息子の父親と思い込んでいるのね。
運転手の方もまた、ブングムのウソにだまされ、彼女がお金持ちの資産家と思い込み、夢を膨らませています。
そして、彼女たちの母親のような存在になるのがボンニョ。
彼女は夫殺しの濡れ衣を着せられ、30年もの間刑務所で過ごし、出所間近でスインたちと同じ部屋になります。
ところで、彼女もマ家には関係があるようですね。彼の夫とマ・テサンは昔パン屋を共同経営していたようで、彼の実質的な現在の妻となっている女=次男の母とは親しくしていたようです。
彼女の夫の死の真相ともマ家が関わりがありそうな雰囲気です。

そして、一足先にボンニョが出所。
彼女のことを信じ、支えている、元看守で今はクリーニング店を営む男が彼女を家に迎え入れます。
続いてスインたち3人も出所し、最初はそれぞれで仕事と住む場所を探すのですが、なかなかうまくいかず、スインとミオ母子も同居するようになり、近くに住むブングムも一緒にフードトラックでパンの販売を始めることになります。

ところで、スインたちは刑務所でパン作りを学ぶのですが、その先生になるのがウソク。
彼は妻を事故で無くしているのですが、その妻の父親が元看守で、彼の家に娘とともに住んでいます。
彼もまた、マ家とは縁が深いようで、孤児だった彼はマ家の奨学金を受けて教育を受け、マ家の次女とも旧知の仲。
というより、マ家の次女は彼が結婚する前からずっとウソクのことが好きで、そのことを知り、また、彼の能力を認めるテサンもまた、彼を娘の婿に、と考えているようです。
でも、ウソクは次女のことを友達としか思っておらず、次第にスインに惹かれていきます。
このラブラインがかなり早い段階から動き始めるんですね。
私、ウソクを演じるハ・ソクチンが多少苦手気味の俳優さんだったんですが、このドラマではなんだかとてもかわいく見えて、とても楽しかったんです。

そして、ウソクは幼い頃の記憶を失っているのですが、彼のもとには失われた記憶の手掛かりになるような写真が送られてきます。

また、その他の女たちのラブストーリーもそれぞれに進行します。
ボンニョと元看守はお互い、心は通じ合っており、元看守の方は結婚したがっているのですが、ボンニョの方がかなりの恥ずかしがり屋なために、なかなか進展しません。
彼女、もうおばあさんの年齢なんですが、恥じらう彼女が可愛いんです!

ミオと彼女の子の父親も、ミオが彼の母から近づかないようにと約束させられているのですが、母親の嘘を信じて彼女を憎みながらも放っては置けない彼…。
ブングムの方は出所後も運転手と嘘を吐いたまま連絡を取り合っていたのですが、実は安宿で隣室となっており、正体を知らないままに喧嘩をしている二人…。

こんな感じで、ラブストーリーに彩られた過去の清算と人生の再出発が描かれます。

私がこのドラマで面白いな、と思ったのは善人と悪人がはっきりと分かれているのではなく、善から悪に緩やかなグラデーションがあって、その中に登場人物が存在するところ。
マ・テサンは同情の余地がないほど明らかな悪人で、スイン、ボンニョ、ウソクは悪事には縁の無いように描かれていますが、その他の人物がグレーゾーンの中にいるのね。

その中で特に面白い立場なのが、刑務所でちょっとだけ同室になったことのあるキム・ヨンオク。
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刑務所内では他の受刑者から金品を恐喝して巻き上げていましたし、出所後もトラブルメーカーです。
しかも、彼女はどうやら、昔ボンニョの家の家政婦の娘で、ボンニョの家のものを盗んで逃げたことがあったようで、ボンニョとは仲が良くないみたい。
それなのに、宝くじを当ててお金があるのにボンニョの家に無理やり押しかけて同居したがるし、そのお金でスインたちがパン屋を開業する資金を投資したり、彼女たちの邪魔をするマ家の長女に大掛かりな詐欺を働いて、彼女に多額の意図しない寄付をさせたり、とジョーカーのような働きをします。
それに、ボンニョと元看守の間に割り込もうとかき回したりもしますしね。
彼女の存在がこのドラマでは、とても効果的だったと思います。

彼女もそうですが、このドラマの登場人物たちはみんな、キャラが立っていて、それぞれに魅力的でそれもまた、楽しかったです。

ラストについては取りようによってはマクチャン(どん詰まり)なびっくり設定が登場するのですが、でも、これもまた、効果的だったと思います。
これがあったために、悪役のラストが説得力を持っていたように感じるんですよ。
復讐もの(広い意味で)って、最後が満足できることが少ないんですが、これはいい感じでした。
それになによりも、頑張る人たちがみんなハッピーになって、気持ちの良い結末でした。




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by kirikoro | 2016-07-17 17:52 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(0)