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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


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チャン・グンソク、ヨ・チングの「テバク~運命の瞬間(とき)~」見終わりました


テバク~運命の瞬間(とき)~(대박)   ☆☆☆
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2016年SBSの月火ドラマ、全24話
演出 ナム・ゴン
脚本 クォン・スンギュ(「ペク・ドンス」「火の女神ジョンイ(共同脚本)」
出演者
チャン・グンソク(ペク・テギル/ヨンス役)、ヨ・ジング(ヨニン君役)、チョン・グァンリョル(イ・インジャ役)、チェ・ミンス(粛宗役)、イム・ジヨン(タムソ役)、ヒョヌ(景宗役)
最高視聴率は12.2%

*このドラマのアンケートを作りました。
ご覧になった方に参加していただけると嬉しいです♪

      →「テバク」は面白かった?

時代背景は、粛宗と英祖の母である淑嬪崔氏との出会いのころから、英祖が王になった少しあとまで。
ドラマで言うと「チャン・オクチョン」の終盤あたりからで、これまであまり扱われてこなかった時代ですね。
生後2か月で亡くなったとされる淑嬪崔氏の長男ヨンスが生き延びていた、という設定で、彼が主人公です。

このドラマの一番の特徴は、書物に残るような表の歴史を描きながら、その中で「賭博」が大きな要素を占めているところ。
主要人物たちはみな、賭博の才能に恵まれた人たちで、比喩的に人生における賭博を行うばかりでなく、実際のゲームとしての賭博に人生をかけたりします。
韓国では賭博や賭博師がよく、映画やドラマに出てくるのですが、実は私、これが生理的に(?)苦手なんですね。
ところが、このドラマではあまり嫌な感じがしなかったんですよ。
SBSらしい映像の美しさと、下卑た感じがしなかったことで、賭博の病んだ部分をあまり意識させられなかったのかしらね?
それに、序盤でのチェ・ミンスとチョン・グァンリョルとの対決シーンに圧倒されて見始めましたから。

物語は、天下をわが物にしたいという野望を持った男イ・インジャがボクスンというすでに夫を持つ女を意図的に時の王、粛宗に近づけるところから始まります。



このボクスンはのちの淑嬪崔氏で、ドラマ「トンイ」の主人公ですね。
彼女はイ・インジャのもくろみ通り粛宗の息子を生むのですが、息子は6ヶ月で産まれてしまいます。
彼の父親は粛宗に間違いないようなのですが、6ヶ月でしかもちゃんと育った姿で産まれたことから、世間的には認められない存在となってしまいます。
何度も殺されかけるのですが、たぐいまれなる強運で生き延び、最終的にはボクスンの前夫が育てる事になります。(前夫は最初、彼を自分の息子だと思い込んでいます)

そして20年後。
少しばかり賭博に自信を持った青年となった男は父たちとともに再び漢城へとやってきます。
賭博場で同腹の弟であるヨニン君と出会い縁を結ぶことになる二人。そして、イ・インジャとの悪縁も再開。
そして、実は父親をイ・インジャに殺されているのに敵は王だと教えられ、イ・インジャの養女として育てられていたタムソにほとんど時を同じくして心を奪われる兄弟です。
ボクスン前夫はその機会にボクスンの子にテギルという名を与え、博打で無くしてしまっていた両班の家系図を取り戻して両班にしようとするのですが、そのことでテギルの正体をイ・インジャが知ることになってしまいます。
テギルを自分の駒にするため、テギル養父を殺すイ・インジャ。
テギルは王の息子ですから、天下を手中にする名分を手に入れることができるわけです。
しかし、テギルは養父を彼に殺されていますからね。
彼に復讐に行くテギルなのですが、逆に再び死の危機に陥れられるテギルです。
瀕死になっていたテギルでしたが剣の達人に助けられ、剣の極意で賭博の名人にもなれることを悟ったテギルは弟子入り、厳しい修練の末県の極意を習得して再び都へと戻ってきます。
そして、テギル、イ・インジャ、ヨニン君の三人の天下を賭けた勝負が本格的に始まります。
後半では、テギルが弟であるヨニン君の味方になるのか、敵になるか、というところもなかなかわからないんですね。それもまた、見どころです。

こんな感じで、華麗な賭博を前面に出しながら、アクションあり、親子や兄弟間の愛情やほのかなラブラインあり、そして、本格時代劇っぽい(あくまでも、ぽい、で本格というにはあまりにも史実を曲げています)ところもあり、とかなりいろんな要素を詰め込んだドラマでした。
いろいろ、見どころはあるんですが、その要素をうまくまとめあげることに失敗したのかな?全体的には素材を生かし切れず、散漫な感じに仕上がっていたのではないかと思います。
そしてそのことが、後半、スケールが小さくなってしまった原因にもなっていたんじゃないかなあ。
盛り上がらないままに終わってしまった印象です。

また、見どころを作ることを優先させたのか、何人かのキャラがぶれてしまっていたり(例えば、テギル養父)行動を起こす理由が無理やりだったり…。

でも、人間対人間の対決シーンや、人間と人間の間に流れる情など、見入ってしまうシーンも多く、全体を考えると、あれあれ?と思うことがあったものの、その場その場では面白く見ていて、退屈することはありませんでした。

お話はちょっとどうかな、と思う部分もあったものの、俳優さんたちは堪能できました。

主演級では前に書いたようにチョン・グァンリョルとチェ・ミンスの対決に始まり、チャン・グンソクとヨ・ジングへと中心が移動するのですが、それぞれの魅力を十分に発揮していたと思います。
そして、そこに大きな要素としてかかわってくるもう一人の皇子(のちの景宗)を演じたヒョヌ。
最近見た数本のドラマで、なんだかあれらしい良さがすっかりなくなっているように感じていたのですが、今回の彼は以前の彼、見たかった彼で大満足でした。
他の助演級の人たちも、それぞれにその演技を楽しめる仕上がりとなっていたと思います。

また、ラブラインもすごく控えめな扱いで、それもよかったです。
それに、若い女性たちの描かれ方も話を邪魔しない描かれ方で好きでした。
そして「上流社会」で注目したイム・ジヨン。
前回はキャラがよかったから?と思っていたんですが、今回の彼女もとっても良かったんです。
女性刺客って、どのドラマでもみんな似た感じで、あまり差異を感じないのですが、そんな同じようなキャラなのに、彼女が演じると、なんか存在感があるんですよね。
何がどう違うのかわからないけれど、その他大勢ではない彼女、次のドラマも楽しみになりました。




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Commented by ただしいまち at 2016-10-15 21:52 x
こんばんは☆

テバク、見ました!!
☆は、う~ん・・・(-_-;)
☆2⇔3にします。

ドラマの感想を述べる前に一言。
強烈すぎるカリスマは、“毒”になる

あそこまでの演技は必要だったのかと・・・(^_^;)
演出か?それともアドリブか?
演出でしょうかね。抑えた演技も出来たはずですから!!
ただ、あの2人の芝居を見せつけられるとね。
若手2人(チャン・グンソクとヨ・ジング)は、やっぱり霞んでしまったかな(T_T)
チャン・グンソクは、もう中堅ですが(笑)

>うまくまとめあげることに失敗したのかな?全体的には素材を生かし切れず、散漫な感じに仕上がっていたのではないかと思います

まったくもって同意です!!
ヨニン君のキャラがぶれなかったらなぁ。
賭博の要素も、中途半端な感じだし。
最後まで持たなかったし・・・。

Commented by kirikoro at 2016-10-16 18:10
ただしいまちさん、こんにちは。

>強烈すぎるカリスマは、“毒”になる

ああ!なるほど!
確かにドラマの中でより重要な役を演じる若手がすっかりかすんでしまっていましたね。
そう考えると、かえってドラマの中ではマイナスとなる要素ですよね~~

ほんとに、素材はいいのに、残念さの残るドラマでした。
by kirikoro | 2016-08-16 23:46 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(2)