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by kirikoro
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キム・サンギョン、チョン・ウンインの「ホン・グギョン」


ホン・グギョン(드라마 홍국영)   ☆☆☆
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2001年MBCの月火ドラマ、全40話
演出 イ・ジェガプ
脚本 イム・チュン(「大王の道」)
原作原作はユ・ヒョジョンの小説「風雲鄭鑑録私説鄭鑑録)」
出演者
キム・サンギョン(ホン・グギョン役)、チョン・ウンイン(チョン・フギョム役)、チョン・ジェゴン(世孫正祖役)、イ・テラン(ソ氏/ウンジュ役)、チョン・ソヨン(ウ・ヨオク役)

主人公は朝鮮王朝第22代国王正祖の右腕とも言われ、即位に大いなる貢献をした実在の人物。
このドラマは、父を死に追いやった勢力に、常に命を狙われる正祖を守り、王位につけようとするグギョンと、それを妨害しようとするチョン・フギョムの戦いをクローズアップした作品となっています。
私はBS日テレで見ました。




肩の梅の花の入れ墨や墓を僧(というか風水師?)のアドバイスで移動させる、など、使われ方は違うものの、「王道」と似た部分が多いな、と思っていたんですが、オープニングのところをよくよく見ていると、原作が《유현종 풍운 정감록》と書かれている!
「風雲鄭鑑録」というのは新聞小説として発表された「私説鄭鑑録」が出版された時に変更されたタイトルなので、「王道」と原作本も一緒だ、ということですね。どうりで似ているわけです。
ドラマの2作品を比べて見ると、こちらの「ホン・グギョン」の方がより原作に近いという話(ネットで調べたところによると)です。
男装の剣士など、ドラマの創作かと思っていましたが彼女も原作に登場しているようです。

二つのドラマの一番の違いは、このドラマの方は正祖が即位したすぐ後ぐらいで終っていることかな?
その後の彼には、傲慢になって失脚したという人生があるのですが、若い頃の純粋な姿のみが描かれているのがひとつめの特徴となっています。

また、「鄭鑑録」で予言された真人(ものすごく簡単に言ってしまえば、新たな王朝を開く人)が「王道」ではホン・グギョンだったのに対し、このドラマではチョン・フギョムがその人とされていること。
そして、このドラマでは「鄭鑑録」に関してはあんまり登場人物は信じておらず、むしろその書物を利用しようとしているんですね。
そういうところは現代的ともいえると思いますが、歴史ドラマの面白さの一つ、天が与えた運命と主人公の関わりが描かれないことにもなり、比較してみれば、スケールの小ささを感じてしまうことにもなったと思います。

よく知った俳優さんたちが多く出演していますし、その他にも新しい感じを与える要素もありますが、今の歴史ドラマからすると、やはり古臭く感じてしまいました。
ウンジュの存在など、武侠テイストが取り入れられている点では多分、最初期の作品なのではないかと思うのですが、韓国で放送された当時はこれもまた、受け入れられなかったポイントの一つであったようです。
武侠テイストでヒットしたドラマといえば2003年放送の「チェオクの剣(茶母)で、少し登場が早すぎたのかもしれませんね。
しかも、現在の目で見ると、やっぱりこの部分も古臭い…。

ところで、割と初めの方で、チョン・フギョムが和緩翁主に気に入られようとして、変な踊りをしているところがあって、かなりぎょっとしたんですが…。
まだ。このドラマの時にはチョン・ウンインは30歳ぐらいなんですが、この人、ちょっと老けたイメージがありますから…。
だけど、この時チョン・フギョムは15歳ぐらいのはずだし、 和緩翁主には気に入られたようなので、実際はもっと魅力的な人で、こんなにきついシーンではなかったはず…。
また、主人公のホン・グギョンって、どのドラマでも基本、なんだかおっさん臭いイメージがあるんですが、いろんな書物で「かわいい」と書かれているようなんですよ。
彼、30代になって間もなく亡くなっていますし、チョン・フギョムに至っては20代で死を迎えているんですよね。
で、私の妄想なんですが。
この二人に若手イケメンを持ってきて、美形対決にしたりしたら、なかなかイケそうな気がする!
で、英祖は彼らよりも3,4歳年下なので、ホン・グギョンとブロマンスも描いて…。

妄想はこのあたりで置いて、ドラマに戻ります。
演じている俳優さんのキム・サンギョンとチョン・ウンインって、眼福を楽しむタイプではありませんが、それぞれ演技力もありますし、対決に深みがあれば、かなり面白く感じる要素になったはず。
ところが、そこがちっとも楽しめない!
その原因は多分、各々の演じるキャラがしっかり描かれていないからなんじゃないかなあ?
若くして世に出た天才的な二人のキャラの違いが際立っていれば見どころになったと思うんですが、実際には二人とも小物にしか見えなかったんです。
そこが何と言っても残念でした。

ところで、じつはこのドラマ、裏で「女人天下」が放送されていたんですね。
「女人天下」は悪女ものブームの火付け役的な作品で、視聴率も50%を超えていましたから、そのあおりを食った部分もあるかと思いますが、やっぱり、このドラマ自体にも視聴率の伸びない事情があったのではないかな、といった感じがします。
そんな事情のため、当初50話で予定されていた話が40話に短縮された、という事もあり、その点でも残念なドラマでした。






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by kirikoro | 2017-03-11 01:03 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(0)