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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


by kirikoro
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ヨン・ウジン、パク・ヒェスの「内省的なボス」


内省的なボス/内向的なボス(내성적인 보스) ☆☆☆☆
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2017年tvNの月火ドラマ、全16話
演出 ソン・ヒョヌク(「恋愛じゃなくて結婚」「また?!オ・ヘヨン」)
脚本 チュ・ファミ(「恋愛じゃなくて結婚」)
出演者
ヨン・ウジン(ウン・ファンギ役)、パク・ヒェス(チェ・ロウン役)、ユン・バク(カン・ウイル役)コン・スンヨン(ウン・イス役)、チャン・ヒジン(ソ・ヨンジョン役)
最高視聴率は3.5%(TNmS)3.164%(AGBニールセン)

ベールに包まれた幽霊と呼ばれる非常に内省的なボスと、親和性MAXの新入社員が繰り広げる意思疎通ロマンス!

*このドラマのアンケートを作りました。
これからご覧になる方の参考になると思いますし、ご覧になった方々に参加していただければ嬉しいです。


私の大好きなラブコメ「恋愛じゃなくて結婚」のスタッフの新作、初めは内向的な主人公と周りの人たちとの誤解を面白おかしく描いているんですけれど、きっとそれだけで終わらないはず、と期待して見ていたのですが、期待通り、従来のパターンに終始するのではなく、新鮮な気づきのあるドラマでした。




ドラマのメインのストーリーはヒロインが、自分の姉の3年前の自殺が男性主人公のせいだ、と復讐のために近づいたことから始まります。
障壁のある二人の男女の恋愛なんですが、事実が明らかになるにつれ、障壁はより大きくなる、という構造になっています。
でも、そういう場合、定番ストーリーだと、明らかになる事実はどんどん醜悪なものになっていく、というものじゃないかと思うんですけれど、このドラマでは違うんです。
誤解は一つずつ解けていくのに、障害はより大きくなってしまう、って感じの展開なんですよ、

メインのストーリー展開も面白かったのですが、それ以上に私が面白かったのは、そのメインストーリーを動かす要素となっている、登場人物たちの性格だったんですね。
通常ドラマの登場人物の性格って、変化するにしても、パターン化した感じで描かれていると思うのですが、このドラマではその性格について、いろんな要素を織り込み、精緻に描かれた作品になっているように思います。

性格って、人はすぐ、こんな性格、と判断しようとしますが、そんな単純なものではないんですよね。
パッと見て取れる性格、付き合っているうちに見えてくる性格
人から思われている性格、期待されている性格。
自分がそう思う性格、自分がなりたい性格。
他人や環境によって作られる性格
そして、自分の性格と思われるものと、自分自身との齟齬…。
性格が良い方に変化する、ということは、自分自身が心地よい自分の在り方をみつけることかもしれませんね。
性格を巡る、いろんな考察に共感したりしながら面白く観た作品でした。

ヒロインを演じるパク・ヒェスは「師任堂、色の日記」のヒロインの若い頃を演じている人。
美人ってわけでも、スタイルがいいってわけでもないし、写真ではあまり可愛いってわけでもないと思うんですけれど、時折見せる表情がすごく可愛く見えるんですね。
少し古風な上品さがいいな、と思う人でした。

ヨン・ウジンは「恋愛じゃなくて結婚」でも主人公を演じた人。
すごく印象に残るっていう人ではないのですけれど、自然な感じの主人公を演じられる人ですね。
身近な感じのラブコメには適役だったと思います。

また、性格をテーマにしたドラマですから、その他のキャラも丁寧に描かれているのですが、それを演じている人たちも魅力的でした。
たとえば、最近重い役を演じることが多かったチャン・ヒジンが明るく軽快でありながら懐の深さを感じられるキャラを見せてくれて、また一つ彼女の魅力を発見しました。
そんな中、私が最近大注目しているのがタン・ユヒ(お母さんチーム員)を演じたイェ・ジウォン
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「また!?オ・ヘヨン」でもぶっ飛んだコミカルさ全開ながらも真摯な感情を表現する役が素敵だったんですが、このドラマでも味のあるキャラを演じていました。
彼女昔見た「ジュリエットの男」でこんな人がヒロインなの!?と思ったことのある人だったんですが、いい風に歳を重ねているなあ。
そうそう、彼女の夫役で「マタ!?オ・ヘヨン」の相手役だったキム・ジソクが特別出演しています♪

(story)
ヒロインのロウンはずっと舞台の端役をしていたのですが、PR会社の「ブレイン」への就職が決まり転職します。
じつはロウンの就職には仕事以外の目的があります。
というのもロウンの姉は「ブレイン」でCEOのファンギの秘書をしていたのですが、3年前に会社で飛び降り自殺しており、その原因がCEOにひどい扱いを受けたため、という噂があり、姉の復讐をしようと入社したのね。
ところが、ファンギは社員にすらほとんど顔を見せず、社員に彼の話を聞いてもひどい話ばかりで、ますますファンギへの恨みを深めるロウンです。

ところが、当のファンギはそんなに悪人ではなさそう。
極度に内向的で人と顔を合わせられず、また、相手のことを考えすぎて行動が遅れる間に誤解を受けてしまっている、という状況のようです。
そして彼、実はロウンのことを知っています。
彼女が公演に出るたびに花を贈っており、ロウンはその花束に励まされ続けており、その送り主に感謝しているのね。
花束は会社へも届き、届けた人を追いかけ男子トイレまで追いかけて話しかけるのですが、もちろんファンギだとは気付きません。
その後、屋上にいるファンギの顔を見て話もしているのですが、やはり彼がCEOだとは気付いていません。
彼が話しあぐねているうちに勝手に宅配業者の人、と思い込んでしまっています。

ところで、ロウンの姉の死にはもう一人のブレイン代表、ウイルがどうやら深くかかわっている感じです。
彼はファンギ妹の婚約者でファンギの唯一と言って良いような友人のようです。
ファンギのうわさはウイルを守るために彼が悪者になった?といった感じです。

そんなときにファンギの現在の秘書が倒れるという出来事が起こります。
それをチャンス、と記者にファンギの話をリークするロウン。
ファンギは自分が説明と謝罪をしたい、と思っているのですが、人前ではうまく話せないファンギ、ファンギ父はウイルに謝罪会見を任せ、ファンギを再生させるため「サイレントモンスター」プロジェクトを立ち上げることを決め、ファンギをそのボスに任命します。
自身のチョイスととウイルの推薦によりメンバーを決めるファンギ。
その中にはファンギの選んだ例の秘書やウイルの選んだロウンも含まれています。
そして、それまでは他人の侵入を拒んでいたファンギの部屋内にチームのオフィスが作られます。
はじめてCEOとして紹介されたファンギに驚くロウン…。
一方、ロウンに近づくウイルが気になる様子のファンギ。
二人の様子を見てロウン姉のことを思い出している様子なのですが…。

こんな感じで、ロウンとファンギが少しずつ近づき、他のメンバーもファンギの真の姿を知っていくのと同時に、3年前のロウン姉の死の真実が少しずつ明らかになっていきます。

「恋愛じゃなくて~」ほどではなかったのですが、見ごたえはありましたし、やはり深みのある内容が魅力のドラマでした。
じつはこのドラマの最高視聴率は1話で記録されたもので、その後は1~2%台。
ケーブルドラマとしてはひどく悪い数字ではないのですが、最初が一番、というのはちょっと残念な結果かもしれませんね。
視聴者の期待が実際の作品とは違うところに膨らんでしまったんでしょうか? 私は面白く見たんですけれど…。

そしてひとつおせっかいなアドバイス
録画してご覧になっている方は、ぜひ5話(話数拡大版ではずれるかもしれませんが、3年前の話がずっと続くところ)は消さないで最後にもう一度ご覧になるのがお勧めです!
まるで違って見える裏にある真実、ほんとにうまくできていましたよ。




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Commented at 2017-03-18 23:28
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kirikoro at 2017-03-19 00:08
03-18 23:28の鍵コメさん、こんにちは。
お久しぶりです!

素早いご指摘ありがとうございます!
何を勘違いしたのか…。
とっても助かります!

さっそく訂正させていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします♪
Commented at 2017-05-07 13:40
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kirikoro at 2017-05-08 07:19
05-07 13:40の鍵コメさん、こんにちは。

少し地味な印象のドラマで、私もたまたま、という感じで見始めたんですよ。

>彼の咬合が気になって、気になって

そうだったんですか!
まったく気が付かなかったんですが、見る人が見ればそうなんですね~

>コメディーあり、皆の思いを知り涙ありと、とても面白いドラマでした。

目っけ物って感じのドラマでしたね♪
by kirikoro | 2017-03-18 23:17 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(4)