評判がいいのでとりあえずチェックする気で見始めたのが、視聴後はかなりお気に入りの作品になりました。
アメリカ版は、BSでは、ジャンルは「サスペンス」扱いだったのですが、韓国版は、ヒューマンドラマとして良い作品に仕上がっていると思います。
作品のテンポやカラーも、アメリカ版は、セリフも多くアップテンポでヒロインも積極的でしたが、韓国版は、ヒロインの周囲やクライアントの人間関係が細部まで丁寧に描かれていて、セリフも少なめで、ヒロインの悩みや成長もじっくりと見せてくれる、しっとりと上質な大人のドラマになっていました。私も、アメリカ版より韓国版の方が好きでした。
ストーリーで唯一残念だった点は、ヒロインのチョン・ドヨンさんに好意をよせるユン・ゲサンさんが素敵で、個人的には彼とのハッピーエンドを期待していたのですが、最終的にはヒロインは現実的な選択をした点かな。
キャストは皆さん素晴らしかったのですが、夫役のユ・ジテさんの裏表もありカリスマ性もある役に説得力を持たせる演技が、この作品成功への貢献度は一番高かったような気がします。
ラブコメなどと違って、ファッションやインテリアなども韓国色が抑え目で、セリフやBGMも日本のドラマに近いので、この作品なら、韓国ドラマが苦手な方も拒絶反応なく楽しめるかもしれません。
P.S. 最近韓国ドラマに、この作品や「クリミナルマインド」などアメリカドラマのリメイクが多いなという気がするのは、私だけでしょうか?私の好きなパク・ヒョンシクくんとチャン・ドンゴンさんで「スーツ」(弁護士免許を持たない天才青年×弁護士のバディーもの)のリメイクも来年KBSで放送決定らしいので、個人的にどんな仕上がりになるか期待大です。
このドラマ、成功したリメイク作という評判になっているようですね。
>しっとりと上質な大人のドラマ
ほんとにそうだったと思います。
ラストに関しては、私はユン・ゲサンとのハッピーエンドは望んでいませんでしたが、それでも、これで終りだと、ちょっと収まりが悪い感じがしますよね~
やっぱり続編に続き、まだまだ夫婦間の決着もつかない、という展開を希望してしまいます。
私は一人を選ぶならチョン・ドヨンの演技だと思いましたが、やはりユ・ジテの演技もすごかったですよね。
どちらも外せないキャスティングだったのかも、と思います。
>ラブコメなどと違って、ファッションやインテリアなども韓国色が抑え目で、セリフやBGMも日本のドラマに近いので、この作品なら、韓国ドラマが苦手な方も拒絶反応なく楽しめるかもしれません。
事件を扱うドラマがお好きな方には特にお勧めですよね♪
アメリカドラマのリメイク、確かに多いですよね~
>パク・ヒョンシクくんとチャン・ドンゴンさんで「スーツ」
KBSで放送決定ですか!
これは知りませんでした。
楽しみですね♪
視聴したと思います。
ヒロインと夫と、それに、ヒロインと同じ事務所の弁護士で、たしか、大学が同期だったか、以前からの知り合いで、いまだに微妙に惹かれ合うものを抱いている男性との三角関係もさることながら、仕事の描きかたも魅力的でした。
たとえば、自分たちの立場に好意的であると知っている判事からの問い合わせの電話が、自分たちへのサジェスチョンだと素早く理解し、事務所は大騒ぎとなり、資料を調べまくります。人生は、こうやって、鍵をこじあけていくもんなんだなと感心しました。
NHKのスタッフが、みずから、ブログをたちあげ、セリフの背後に見えるアメリカの政治模様の解説をしてくれていましたし、奥の深いドラマにまちがいありません。
それを、どのようにリメイクされたのか、とても、興味があります。機会があれば、視聴したいと想います。
私はアメリカ版はヒロインに魅力を感じられなくって(韓国版のヒロインが大好きすぎたのかも)結局アメリカ版は挫折しちゃったんです~
〉NHKのスタッフが、みずから、ブログをたちあげ、セリフの背後に見えるアメリカの政治模様の解説をしてくれていましたし、奥の深いドラマにまちがいありません。
そんなのがあったのですか!
それは興味深いですね。
リメイクって、成功作と失敗作に別れますが、このドラマのリメイクは成功作とされているみたいですよ♪
原作の良さを残しながら、韓国的な部分もしっかり入って、という感じになっているのではないかと思います。
機会があれば、ぜひ♪
まだ、韓ドラを見始めた頃、『プラハの恋人』(?)で、最近亡くなった男優さんと共演しているので初めて見ました。なんということのない平凡なドラマでしたが、チョン・ドヨンさんの美人かどうかという範疇を逸脱した魅力に、毎回、見てしまったのを思いだしました。なにしろ、カンヌで女優賞を取ったんですものね。『グッド・ワイフ』をBSで見れるのはいつなんだろうかと残念です。
それと、テーマとしては、『空港へ行く道』も、『男と女』も既婚者どうしのいわば不倫なんですが、両者は対照的な面もありますが、漱石の『こころ』の先生が、歴史で人の心に残るのは、不貞(という語ではなかったように思いますが)を働いた男女の恋のほうなんだよ、という意味がよくわかる、いずれも、とても上質な作品です。kirikoroさんが、『空港~』を、ゆっくり見てみたかったと言われるのが、とても、よくわかるのです。『男と女』のほうは、HDに残しました。このように、しばらく保存しておきたいドラマ、映画に出会えるのは嬉しいです。
こういうドラマを見ていると、人の恋路を邪魔するなかれ、というのがよくわかります。不倫であろうが、なんであろうが、人のことはほうっておいてあげなさい。悩みながら、人は優しくなり、あるべきところに場所を求めるんだからと、昨今の日本の異常さに言いたくなりました。
「グッドワイフ」は韓国版もちょっと前にBSのDLifeで放送されたんですよ!
無料局なんですが、案外見られない、なんて人も(アンテナの仕様とかによるのかしら?)いらっしゃるようですね。
映画の「男と女」はタイトルさえ知らなかったんですが、探して予告編を見てみました。
何だかとてもいい感じの映画のようですね。
これはぜひ見なくては!
>こういうドラマを見ていると、人の恋路を邪魔するなかれ、というのがよくわかります。不倫であろうが、なんであろうが、人のことはほうっておいてあげなさい。悩みながら、人は優しくなり、あるべきところに場所を求めるんだからと、昨今の日本の異常さに言いたくなりました。
同感です!
他人の恋への下世話な興味で週刊誌の売り上げが伸びるだなんて、あほらしすぎます…
最後まで視聴者を引き付ける脚本は素晴らしかったのですが、何と言ってもこのドラマの魅力は出演者でした。特に、チョン・ドヨン!名前は知っていましたが、ドラマでは初めて見ました。すごい美人ではないのですが、魅力的な女優さんですね。独特な台詞回しと大人の色っぽさにノックアウトされました。弁護士があんなにスリットの入った服を着るのはちょっと・・でしたが、どんな衣装も上品に着こなしていて、それを見るのは楽しかったです。ユジテは、自己中心的な主人公を、彼の温かみのある個性と存在感で魅力的に演じていたし、ユンゲサンも今回の役で、初めて格好良く見えました。脚本がよくて、実力者のこの3人がしっかり演じるのですから面白くないわけありませんよね。周りの俳優さんもみんなよかった!ちょっと唐突に感じたびっくりのラストも、私は満足しました。余韻の残るラストですが、アメリカの「グッドワイフ」は、ナナやユンゲサンが演じた役は途中下車するようなので、私的には「グッドワイフ2」は、なくてもいいかな。(笑)
ケーブルドラマの台頭と、人気スターの大量入隊で、最近(特に地上波)は若い俳優さんが出演されるドラマが多くて、物足りなさを感じることが多いです。最近コメした「青い海の伝説」や、つい最近視聴が終わった「キム秘書がなぜそうなのか」、そしてこの「グッドワイフ」などの作品を見ると、やっぱり演技力や存在感のある魅力的な俳優さんの演じるドラマを見たいなあと思ってしまいます。
dtvでも配信始まったんですね~
>最後まで視聴者を引き付ける脚本は素晴らしかったのですが、何と言ってもこのドラマの魅力は出演者でした。
同感です。
ほんとに皆さん、演技を見せる俳優さんばかりでしたよね。
>脚本がよくて、実力者のこの3人がしっかり演じるのですから面白くないわけありませんよね。
ほんとにその通りだと思います。
>やっぱり演技力や存在感のある魅力的な俳優さんの演じるドラマを見たいなあと思ってしまいます。
フレッシュな魅力もいいんですし、次世代を担う人たちも育ってくれなくては困るんですが、やっぱりベテランさんの演技には圧倒されてしまいますよね~
kirikoroさんが韓国版を先に見ての判断に従えば、
総合的には、韓国版>アメリカ本家>日本版
ということになるんでしょうか。
チョン・ドヨンさんとか、キム・ミニさんの女優ぶりを見ていると、あまりにも整って美しいためにできない役柄もあるんだなと思ってしまいます。こう思わせるなんて、すごいですね。演じているその人こそが、絶対的に美しいという価値観を作ってしまうんですね。相手に恋してしまうのと、同じ心のメカニズムなんでしょうね。
韓国版、早く、BSでやってもらいたいです。
無料版とかは、ここでは見られないようです。
私は日本版は、このドラマと日本ドラマのスタイルの相性があまりよくない気がして、まったく見ないままスルーしてしまいました…
>演じているその人こそが、絶対的に美しいという価値観を作ってしまうんですね。相手に恋してしまうのと、同じ心のメカニズムなんでしょうね。
なるほど、そういう事って、ありますよね~
自分の方へと視聴者を引き付ける力のようなもの、これは名女優さんだけができる技なんでしょうね~
評判のいいドラマなので、韓国版もまた、そのうちどこかの局で放送されるだろうな、と思います♪
とっこさんさんも、早くご覧になれるといいですね~
オリジナル版から人間関係の骨組は借りても、扱う訴訟の内容はオリジナルのようですね。ゲサンがあの『恋はドゥグンドゥグン』の漢方医とはとても思えません。ジテも、初めて見る韓国イケメンのタイプで、いかにも、こういうのを夫にもつと気が休まりそうにないと思わせる好演ぶりですね。
ヒロイン・アリシアのアシスタント調査員役のインド系美人の女優さんは、ヒロインを差し置いて受賞し、そのため、主役の女優さんと不仲になったとか。韓国版では、影がうすすぎますね。
アメリカ版で、一番、ヒロインが魅力的に見えた場面
―ついに、ゲサンとドヨンが心をひとつにして、ホテルの部屋へ。ところが、あわてているのか、ゲサンが部屋のカードキーをなかなか通すことができず、フロントで新しいのをもらってくると踵を帰そうとしたとたん、ドヨンが、妖艶にほほえんで、カードをゲサンの手から取ると、ゆっくりと通し、ドアが開く―
この場面が韓国版で再現するなら、どんなになるか楽しみです。
〉昔、見た映画(ドラマ)に、こんなだったかなと失望することは、よくあることですよね。昔、ときめいた人にも失望しますしね(笑)。
とっても良く分かります~(笑)
ユン・ゲサンもユ・ジテも役になり切っていて、ほんとに存在感がありますよね。
〉ヒロイン・アリシアのアシスタント調査員役のインド系美人の女優さんは、ヒロインを差し置いて受賞し、そのため、主役の女優さんと不仲になったとか。韓国版では、影がうすすぎますね。
アメリカ版では(私はほんの数話しか見てないんですが)存在感のある女優さんでしたよね。
原作がこんなに注目されているキャラをアイドルグループの人にキャスティングしたのはちょっと残念でしたよね。
最初こそインパクトがありましたが、だんだん・・・
〉アメリカ版で、一番、ヒロインが魅力的に見えた場面
―ついに、ゲサンとドヨンが心をひとつにして、ホテルの部屋へ。ところが、あわてているのか、ゲサンが部屋のカードキーをなかなか通すことができず、フロントで新しいのをもらってくると踵を帰そうとしたとたん、ドヨンが、妖艶にほほえんで、カードをゲサンの手から取ると、ゆっくりと通し、ドアが開く―
韓国版にはありましたかね~
全然記憶にありません(汗)
だけど、とっこさんさんの場面説明を読むと、ありありと脳裏に浮かびますね!
―ついに、ゲサンとドヨンが心をひとつにして、ホテルの部屋へ。ところが、あわてているのか、ゲサンが部屋のカードキーをなかなか通すことができず、フロントで新しいのをもらってくると踵を帰そうとしたとたん、ドヨンが、妖艶にほほえんで、カードをゲサンの手から取ると、ゆっくりと通し、ドアが開く―
kirikoroさん:韓国版にはありましたかね~
kirikoroさん、ありましたよ!
そして、アメリカ版では、せっかくやってきたホテルは満室で、空いてるのは、スイートだけ、とか言う設定でしたが、ゲサンも、フロントに、430万ウォンの部屋なら空いていると言われて、じゃあ、その部屋と。で、ドヨンが軽くほほえむ。
韓国版でのこの金額をしっかり記憶していたので、思わず、換算しました。40万円ぐらいの部屋ですよ~~
ゲサンがカードを交換してくると、踵をかえそうとしたとたん、ドヨンがカードキーを手にとる展開も同じでしたが、ただ、アメリカ版では、たしか、ドヨンは「大丈夫よ」って、やさしく、ゲサンに言うはずだったんですけれどね。
これって、なかなか、意味深な言葉ですよね。それからの展開を示唆しているようで・・・それがなかったのは残念。
アメリカ版では、その直後の放送から、女優さんが、イメチェンするんです。前髪をおろし、ヘアスタイルが少し変わり、メークも垢抜けて、端的にいえば、とってもきれいになったんです。
でもドヨンは一緒でしたね(笑)。
やはり韓国版にもありましたか!
丁寧な説明、ありがとうございます。
>アメリカ版では、その直後の放送から、女優さんが、イメチェンするんです。前髪をおろし、ヘアスタイルが少し変わり、メークも垢抜けて、端的にいえば、とってもきれいになったんです。
>でもドヨンは一緒でしたね(笑)。
このあたり、韓国版のキャラがしっかり設定されていることを感じますね。
彼女が変身したら、やっぱりちょっと違う、と思っちゃいます♪