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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


by kirikoro
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キム・サンジュン、パク・ヘジン「バッドガイズ~悪い奴ら」


バッドガイズ~悪い奴ら(나쁜 녀석들)   ☆☆☆☆
2014年OCN土曜ドラマ、全11話
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演出 キム・ジョンミン(「身分を隠せ」)
脚本 ハン・ジョンフン(「元カレは天才詐欺師」「ヴァンパイア検事」)
出演
キム・サンジュン(オ・グタク役)、パク・ヘジン(イ・ジョンムン役)、チョ・ドンヒョク(チョン・テス役)、マ・ドンソク(パク・ウンチョル役)、カン・イェウォン(ユ・ミヨン役)
最高視聴率は4.128%(ニールセンによる)

狂犬と呼ばれる刑事によって凶悪犯を逮捕するために集められた収監中の凶悪犯3人!
請け負った個々の事件を解決するにつれ、仲間意識も芽生える中、少しずつ明らかになる彼らの過去…。

残酷シーンはけっこうありますが、かっこいいアクションが堪能でき、また、スピーディーで引き込まれるストーリー展開の物語です。
そして、美しい映像。といっても、OCNらしい、独特の世界観にのっとった美しさ。
たとえば、グタクの顔のアップシーンなど、ハイビジョンの時代ですから、毛穴がはっきりと見て取れるんですが、そんな場面でも美しいと思えるんです。

また、出演する俳優さんたちの演技も堪能できます。




主演陣は個性あふれるキャラをそれぞれ魅力的に演じていましたし、助演陣も力のある人ぞろいでドラマへの没入度を高めてくれます。
ただ一人、ヒロイン的存在のカン・イェウォンだけはちょっと力が足りない気もしました。
昔のケーブルドラマだとこの程度で充分だったんでしょうが、他の俳優さんたちがすごいので、ぎこちなく見えたり、邪魔に思えたり…。

キャラに関してはジョンムンがサイコパスとされているところに違和感を感じてしまいました。
ほかのドラマでもそうなんですが(サイコパスをありのままに描けば共感できないキャラになってしまうから?)、サイコパスは感情が分からないということになっているのに、表情が自然な感情を吐露している感じなんですね。セリフではちゃんと説明されているのですが、実際の姿とは齟齬を感じてしまいます。
一度、ほんとにサイコパスな人物を前面に出したドラマを見てみたいものです…。

(story)
ソウル東北部では雨の日に女性が殺されるという事件が連続して起こっています。
その連続殺人犯を追っているうちに反撃に遭って、一人の刑事が殺されてしまいます。
犠牲となったのは警察庁長官のナム・グヒョンの息子。
法と正義の限界を感じたグヒョンはウナは自堕落な生活をしている停職中の刑事のオ・グタクを訪ね、復職を持ちかけます。
復職を決めたグタクは相棒の警部ユ・ミヨンに命じ、現在刑務所に収監中の3人の凶悪犯を集めさせます。
彼らのうち、犯人を捕まえたものには5年の減刑をすることを約束し、連続殺人犯の逮捕に乗り出そうとするのですが、一癖も二癖もある奴ばかり。
そのメンバーは、暴力団の行動隊長で短期間でソウルを掌握したパク・ウンチョル、何度となく殺人を犯しながらも逮捕されなかったのに、ある日自首してきて、すべての罪を認めた技のの殺し屋チョン・テス、そして最年少の連続殺人犯として逮捕された天才的な頭脳の持ち主でサイコパスのイ・ジョンムンです。
素直にはいはいと言われたことをやるわけはなく…。
ジョンムンは途中で脱走し、元彼女のところに向かいます。
彼のことを訴えた彼女を殺そうとするのですが、直前で取り押さえられ、結局はグタクの誘いに乗るジョンムン。

また新たな殺人が起こり、現場を見たジョンムンは被害者が今までに把握されている他にもいると推論しています。
彼の推測に従い過去の事件を洗い直した結果、9人から22名に膨れ上がる被害者。
そして、過去の事件には生存者がいて、彼女たちも狙われていることが分かり、現在の生存者2名に話を聞きに行きます。
そのうちの1名はチョン・テスの知っている女で守りたいと思っている女。
最終的に、テスの知り合いの女を殺そうとした犯人が捕まるのですが、彼女はグタクがおとりに利用したのね、
そのことに憤るテスでしたが、グタクは犯人逮捕で彼らは用済み、と3人を刑務所に送り返してしまいます。
でも、犯人から話を聞いていたジョンムンは、その中の1件が彼の起こした事件ではない、と聞き出していたのですが…。

そして新たな事件の発生。
拉致監禁被害者から110番通報。その最中に悲鳴が聞こえ、電話が途切れてしまいます。
到着が遅れた警察、現場には300片以上にもなった肉片が残されているのが見つかります。
再び召集のかかるウンチョル、テス、ジョンムン。
ジョンムンは被害者が警察に助けを求めた後に、肉を切り分けるのはおかしい、と言っているところに、肉片の主人が今回の拉致被害者ではないことが分かり、被害者はまだ生きているかもしれないという希望が芽生えます。
グタクは隠されていた大量の臓器の保管庫を見つけ、犯人は臓器売買をしていることを突き止めます。
各々の方式で犯人を追い、殴られて意識を失っていた拉致被害者を救出するチーム。
また刑務所に戻るのか、と言うジョンムンに、まだ始まったばかりだ、と答えるグタク。
そんな中、ウンチョルが拉致されてしまいます。
ウンチョルが連れて行かれた先は元ボスのもとで、ウンチョルはジョンムンの殺害を命じられます。殺さなかったらウンチョル自身の死だ、と…。

事件の方では、彼らが命じられたのは前回明らかになった臓器売買の組織のボスを捕まえる事。
物流で言うなら卸売業者にあたる業者をまず逮捕することにより、末端とトップが闇取引するようにしくみ、そのトップがファン女史という人物であることを調べ上げます。
グタクはまずはファン女史の犯罪の証拠集めのために、ウンチョル、テス、ジョンムンを連れ、彼女のいるビルに潜入するのですが、彼らを建物まで連れてきた刑事と待機を命じられた機動隊隊長の両方が敵側のスパイとして情報は筒抜け。
メンバーは建物内に閉じ込められ、100人を超える警護の者らに追い詰められることに。
車で待機していたミヨンも車を運転してきた刑事に埋められかけるのですが、何とか脱出、警察庁長官のグヒョンが機動隊を動員して4人を救出、ボスを逮捕…

こんな感じのスタートです。
最初に書いたように凶悪犯3人の過去が徐々に明らかになるのですが、その中で一番謎なのはジョンムンの事件です。
ジョンムンは連続殺人犯として逮捕されたのですが、殺害の記憶はないのね。
しかも、逮捕のきっかけには当時の彼女の証言があった様なのですが、どうも偽証のようです。
ドラマ的には冤罪だろう、と思うのですが、新たな事実が明らかになっても真実はますます遠くなる、といった感じ。
彼が真犯人なのかどうかは最後まで分かりません。

また、グタクがこの3人を選んだわけも、最初は得意分野が違うメンバーだからだろう、とばかり思っていたのですが、なんだか裏のありそうな気もしてきます。

そして、ラストの反転です。
ラストになって明らかになる悪人の理論もまた、このドラマのテーマを考えると非常に効果的です。
凶悪犯によって凶悪犯を捕まえることが正義とされるこのドラマの倫理と本当の悪人の論理の差異はとても小さいけれど、すごく大きい…。
ラストの着地点も満足でした。

そしてドラマの最後にシーズン2への期待が高まるのですが、ようやくシーズン2の制作が始まったようです。
ただし、メンバーは一新。2017年後半期に放送予定だそうです。

それと、このドラマのことを調べていて、ちょっと気になることが…。
サイトによってはこの監督さん、「王女の男」「朝鮮ガンマン」を制作した人になっているんですが、ほんとにそうなんでしょうかね?
ネットで調べた感じでは、同姓同名の別人ではないでしょうか?


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Commented by hobbit at 2017-07-07 13:33 x
kirikoroさんこんにちは。
以前より訪問させていただきながらコメント初です。
はじめまして ^^

いつも新ドラマ紹介やご感想を楽しく読ませていただきながら視聴ドラマの参考にさせていただいています。
私もこの「バッドガイズ」期待せずに見始めたら結構良かったので拙いサイトに感想を載せています。

サイトには自分用にまとめた演出家・脚本家さんリストを公開掲載しているのですが、本記事の最後に同姓同名の演出さんの事に触れられていて、日ごろ海外サイトまで確認していないため大変参考になりました。

さて、シーズン2が新キャストで放送予定のようですね。
OCN局のクライムドラマはブレない印象があるので期待しているのですがどうでしょうかね~(^^)
Commented by kirikoro at 2017-07-09 09:48
hobbit さん、こんにちは。はじめまして~

hobbit さんのサイト、拝見しました♪
韓国ドラマ以外にも、いろいろなドラマをたくさんご覧になっていて、記事にされているんですね♪
こちらの方こそ、また参考にさせていただきます。

このドラマの演出家さんについては、配給会社(?)の公式サイトでもそうなっていましたからだいぶん悩んだんですが、制作時期などを考え合わせるとどうしても同一人物のはずはないだろう、と思い、取り上げてみました。
韓国では同姓同名さんが(日本人の感覚からすると)とても多いので難しいですね♪

さて、シーズン2です。

>OCN局のクライムドラマはブレない印象があるので

同感です♪
私も期待しています!
Commented by ソネッチ at 2017-09-02 13:54 x
こんにちは。さっき、視聴完了しました。私も星4です。出来の良いドラマでした。

最近「秘密の森」を夢中で見たので、これまでノーマークだった、ケーブルのジャンルドラマが俄然気になりだしました。ケーブルのドラマは、ちょっと前までキャスト的に地味な印象で、あまり、食指が動かなかったんですよね。(最近のケーブルドラマは、地上波よりも豪華キャストのドラマが多いですが・・)
このドラマの出演者も、パク・ヘジンやマ・ドンソクは知っていましたが、キム・サンジュンやチョ・ドンヒョクは聞いたこともない俳優さんでした。キャストは地味ですよね。でも、この4人のバッドガイズが、何ともかっこよかった。特に、チョ・ドンヒョク演じるストイック殺し屋チョン・テスにメロメロになりました。

11話という変則的な話数のドラマですが、足りないところもも余分なところもない緻密な脚本で、犯人捜しを堪能しました。

このキャストで是非、続編を作って欲しかったのですが、バッドガイズ2はメンバーを一新したスピンオフバージョンになるようですね。お気に入りのカン・ハヌルが出演を確定していたのに入隊で出演できなくなり、それもすごく残念です。パクヘンジンがこの作品でイメチェンに成功したように、カンハヌルもこれまでと違う一面をみせてくれると楽しみだったんですが。
Commented by kirikoro at 2017-09-03 01:00
ソネッチさん、こんにちは。

ジャンル物をご覧になるんでしたら、ケーブルドラマは外せないですね♪

以前のケーブルは予算があんまり取れなかったのか、俳優さんだけではなく、セットなどもちゃちなものでしたが、最近はすっかり変わっていますね。

キム・サンジュンとチョ・ドンヒョクはどちらも地上波で主役などもけっこう演じている人たちなんですよ。
最近は露出が減っているのかもしれませんね。

>。お気に入りのカン・ハヌルが出演を確定していたのに入隊で出演できなくなり、それもすごく残念です。

そうだったんですか~
もうちょっと先かと思っていたのに、もう入隊なんですね。
彼のバッドガイズ、見たかったなあ~
2年後に新たな姿でよみがえるのを楽しみにしましょう♪

by kirikoro | 2017-07-06 23:42 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(4)