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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


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ソン・ジュンギ、ソン・ヘギョ主演の「太陽の末裔」


太陽の末裔(태양의 후예)  ☆☆☆(カット版は☆☆☆☆)
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2016年KBS水木ドラマ、全16話。
演出 イ・ウンボク(秘密」「恋愛の発見」「ドリームハイ」いずれも共同演出)、ペク・サンフン(「秘密」「恋するジェネレーション」いずれも共同演出)
脚本 キム・ウンスク(「シークレットガーデン」「パリの恋人」「相続者たち」)、キム・ウォンソク(「女王の教室」)
出演者
ソン・ジュンギ(ユ・シジン役)、ソン・ヘギョ(カン・ムヨン役)、チン・グ(ソ・デヨン役)、キム・ジウォン(ユン・ミョンジュ役)
最高視聴率38.8%(AGBニールセンによる)

視聴率も良く、話題の人気作。久々の大型ロマンチックラブストーリーですね。
(日本公式サイトでは最高視聴率41.6%と書かれていますが、この数字は首都圏での数字。このブログでは全国での数字をアップしています)

実はこのドラマ、韓国で放送された当時に見始めたんですが、5話で脱落したんです。
ラブラインはいいんだけれど、その他の背景があほらしく感じられて…というのがその理由だったのですが。
今回BSーTBSのカット版を見て、あれれ?面白いぞ!と…。
感覚が変わったのか、と録画していたものとLaLaで放送していたノーカット版を念のために比べて見てみたところ、やっぱりノーカット版はいまいち。
私はカット版の方がだんぜんいいです!
ノーカット版だと、多少冗長なところもあって、少し意識が現実に戻されると要らないことを考えてしまう、という事がしょっちゅう起こるのですが、カット版だと、何も考えずに話にのめり込めちゃうって感じです。
オリジナルが良くても、カット版がダメ、ということもよくありますが、このドラマの場合、非常に出来の良いカット版だったと思います。

さて、何といってもこのドラマの魅力は、海外ロケの美しい風景の中で、トップ俳優の演じる主人公たちがロマンティックなラブロマンスを繰り広げるところじゃないでしょうか。
演出&脚本が良くて、視聴者のドキドキわくわく感をうまく引き出してくれます。
主人公二人の相性も、実生活での結婚が決まるぐらいですから、最高です。




そんな感じで、ラブロマンスとしては従来の王道を行く作品なのですが、このドラマの特徴としては、男性主人公が軍人である、というところだと思うんですね。
軍人の中でも特殊工作を行う、危険度マックスの仕事を行う人です。
ラブラインとしては、他にライバルになるような人物は登場せず、二人の愛の障害ともいえるのは彼の任務。
ヒロインは男性主人公に惹かれながらも、召集が掛かれば平穏な日常が突然打ち切られ、常に命の危険にさらされる彼との恋愛に二の足を踏んでしまいます。
それでも決心して、付き合い始めてからも、彼と付き合うことで自分迄もが命の危険にさらされることを知り、ますます苦悩する、といった感じ。
対する男性主人公はヒロインの悩みを直接解決することはできず、ひたすら彼女を守ることしかできない状況です。
でも、同時に、危険な状況を共有することで、より恋の炎も燃え上がっちゃうんですね。
状況もそうだし、ドキドキポイントになるシーンも、視聴者を夢中にさせるために入念に作り込まれている、と思うのですが、思わず乗せられちゃう。
さすがのキム・ウンスク作家の脚本です。製作者側の作為を(カット版の場合は)あまり意識せずに見られるドラマでした。

そんなメインカップルの恋愛と同時に描かれる第2のカップルも男性が軍人である、と言うことが二人の大きな障害となっているのですが、その生涯はメインのカップルとは180度違ったもの。
女性の父親が軍の高官で、彼女自身も軍医としてエリートの道を歩んでいる人。
それに対し、男性はチンピラ上がりのたたき上げの軍人なのね。
彼女の父親としては娘には同じく軍のエリートと結婚してほしく、男との恋愛は認められずに二人を引き離すような勤務を命じ続けています。
(彼女の父親は男性主人公を婿候補にしているのですが、障害としては機能しておらず、第2カップルの出会いのきっかけになっている感じです)
こちらのカップルの障害も、ストーリーが進行するに従い、より深化します。

ラブストーリーの方は他にも、紛争地帯で医療活動をする男とその妻の話がメインカップルのラブストーリーを補強し、医師と看護婦のカップルの恋愛が物語にユーモラスとペーソスの彩りを添える、といった構図になっています。

ところで、ノーカット版では意識が現実に戻されてしまう、と書きましたが、気になったのは、まず、主人公を取り巻く状況の描写。
とってもかっこよかったり、素敵だったりするんですが、ちょっと気持ちが離れると、作り物めいた感じや、嘘くささが気になってしまったんですね。
特に舞台がウルクに移ってからは、強くそれを感じて挫折したんです。
だって、シジンにとっては休暇ですけれど、ムヨンにとっては嫌がらせで飛ばされた過酷な環境のはず。
それなのに、短パン穿いて、美しい風景の中でデートまがいのお話が続き、と違和感を持ってしまいました。
そして、主人公が軍人なので、愛国心についての話が随所に出てくるのですが、これが戦後日本の教育を受けた私にはどうも居心地が悪い…。
カット版だとサラッと流せるんですが、ノーカット版の方を見ていると、愛国心ってなんだかいけないもののように感じてしまう(GHQの戦略だったそうなのですが)自分たち日本人のことを考えてしまったりしてしまいました。
また、最近の韓国ドラマや映画に愛国心を鼓舞するものが多いと言うことを考えてしまったり、昔のハリウッド映画の「トップガン」を思い出したり…。
愛国心自体は私も今では持つべきものだと考えているのですが、往々にして別の国を非難することによって国民の愛国心を鼓舞したりします。
このドラマでは他国を攻撃はしていないものの、そういう流れの中で見ると、現在の日韓関係のことを考えたりしてしまいます。

そんなわけで、私自身は余計な考えが浮かぶ暇もなかった感じのカット版の方がよかったんですよ。

とはいえ、カット版だと端折られている部分ももちろんあって、デヨンと、ひったくりで知り合ったキム・ミンソク演じるギボムとの関わりの深さはカット版では良く分からなかったですね。
ギボムに注目して見るなら、ノーカット版がいいかもです。

あらすじもはいまさらって感じもあるのですが、ドラマの最初のあたりだけ、一応書いておきます。

特殊線司令部アルファチームに属する軍人、シジンとデヨンは休暇中、ひったくり犯と遭遇。
おもちゃの銃で彼を撃沈、ひったくり犯は病院送りとなりますが、彼、倒れながらデヨンのスマホをすりとっています。
スマホを取り返しに、デヨンとシジンは病院に行くのですが、ひったくり犯を治療師代謝ムヨンは彼らをチンピラたちのボスと誤解。
でも、シジンはモヨンに一目ぼれです。
誤解は解け、シジンは何でもないけがの治療にかこつけ、モヨンに会うことに。
でも、モヨンに緊急手術が入り再会は不発。
謝るモヨンに映画を見ようと誘うシジンでしたが、今度はシジンに緊急招集がかかってしまい、病院の屋上で短い再会の後、ヘリに乗って行ってしまいます。
この時になって初めて、シジンが危険な任務に就いているらしいと気付くモヨンです。

作戦を終了したシジンはモヨンとデートの約束です。
ところが、映画を見ようと映画館に入って間もなく、またもや召集のかかり行ってしまうシジンです。

モヨンの方は順当に行けば今度こそ教授だというのに、実力のないが家のコネが強力なウンジにその職を持って行かれてしまいます。
でも、そのウンジが面倒でモヨンに押し付けたテレビ出演が人気になり、病院でもVIPの治療を任されることになるモヨンです。
そんなモヨンの前に任務を終えたシジンが帰ってきます。
現実の厳しさを知り、楽に幸せな生活を送りたいと考えるようになったモヨンはシジンが命を賭ける職業をしていることが耐えられない、と別れを切り出し、シジンは新たな勤務地に旅立ちます。
今度の勤務地はウルクのテベク舞台というところでいつものような危機的な状況ではありません。
彼らにとっては休暇とも言えるような一時派兵で、その任務に就いている8か月間は緊急な出動はありません。

一方、モヨンはVIP担当医として順調にその立場を固めているように思えたのですが、突然それが崩れます。
モヨンは病院の理事長に誘われたのですが、彼はデートをするでもなく、突然、強引にモヨンをものにしようとし、彼女がかばんで彼を殴って立ち去ると報復として海外医療奉仕のチーム長として旅立させる理事長です。
仕方がなく医療奉仕に旅立つモヨンでしたが、彼らを迎えたのはシジン発ち、アルファチームのメンバーです。
偶然の再会に驚くモヨン…。
こうして協力し合って仕事をすることになるアルファチームとモヨンたち医療奉仕のチーム…。

こんな感じで、最初は穏やかに始まるテベクでの勤務でしたが、その後、大地震があったり、ギャングとの争いがあったり、と次々に襲いかかる出来事。
その中でモヨンはシジンに心を揺さぶられながらも、同時に彼の任務の危険さをますます知ることになり、彼女の迷いはますます大きくなっていきます。

ドラマティックな出来事が次々と起こり、最後まで楽しめたドラマでした。



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Commented by ただしいまち at 2017-08-30 21:53 x
こんばんは☆

太陽の末裔、見終わってしばらく経ちます!!
☆は、2,5です
激甘ラブロマンスは、苦手と言うのもありますが・・・。

>ノーカット版だと・・・少し意識が現実に戻されると要らないことを考えてしまう

仰ると通り。
イべントの詰め込みすぎですよ、ビビンパじゃないんだから。
それでも、クオリティさえ良ければ問題ないんだろうけど演出の粗が目立ってしまい、話が入ってこない。
これほど差(映像・音楽>>>脚本・演出・設定)が大きいのも珍しい(笑)


良かったのは、演技力に定評のあったチン・グがやっと日の目を見た事ですね!!


Commented by ソネッチ at 2017-09-02 13:17 x
こんにちは。いよいよ9月ですね。韓国の夏ドラマ、今イチだったので、今後の秋・冬ドラマに期待しています。

「太陽の末裔」は、キム・ウンスク脚本、ソンジュンギ、ソンヘギョ出演と聞いたときから、期待度マックス! 放映をとっても楽しみにしていたドラマでした。もちろん、リアルタイムで視聴しました。

私の周りは、ちょっと出来すぎの男主人公と都合よくすすみすぎるストーリー展開にひく人が多かったんですが私は全然平気でした。絵に描いたような美男美女カップルに胸キュンキュンでした。ともかくソンジュンギがかっこよかった!気障で白々しいせりふも彼ならゆるせます。(笑)イケメンの男主人公を見ることから、韓国ドラマの世界に入った私には、まさに王道ラブストーリーでした。仕掛けが見え見えでも、いいんです。「ここで胸キュンしてください」とキム・ウンスクが描けば、私は「はいはい。胸キュンしますよ」と思いながらこのドラマを最後まで楽しく見ました。

ヒョンビン、イ・ミンホ、ソン・ジュンギ、コンユ、キム・ウンスクの作品は男主人公がみんなカッコいいので次回作も楽しみ待っていたのですが、次回作はイ・ビョンホンで確定したようですね。苦手な俳優さんなので、ちょっとテンションが下がりました。コ・ヨンソク、ピョン・ヨハンなど共演陣は、すごくいいので見るとは思いますが・・。

Commented by kirikoro at 2017-09-02 23:45
ただしいまちさん、こんにちは。

このドラマって、韓国では男性には人気がなかった、という記事を読みましたが、分かる気がしますね。
ラブラインのほかはいかにも絵空事なので…。
私はカット版ではラブロマンスに集中して見られたのでそれはそれで楽しめましたが、激甘ラブロマンスが苦手となると見るところないですよね。

> 良かったのは、演技力に定評のあったチン・グがやっと日の目を見た事ですね!!

以前から注目されている方は結構いらっしゃった、という印象ですが、このドラマで一気にメジャーな存在になりましたね。
ただ…すいません。私はまだ、彼の魅力がイマイチわかっていません(汗)
Commented by kirikoro at 2017-09-02 23:58
ソネッチさん、こんにちは。

キム・ウンスク作家って、視聴者を胸キュンさせるのが上手いですよね~
最近の私はなかなか胸キュンしなくなっているんですが、彼女のドラマには、手の内が分かっていてもやられてしまいます。

実は私、ソン・ジュンギって皆さんが騒ぐほどいい男か~と思っていたのですが、このドラマではここぞという時にかっこよく見えました♪

次回作はイ・ビョンホンですか!
実は私もあんまり得意じゃなくって・・・
でも、脚本でまた、かっこよく見えるかもしれないので期待したいと思います♪
by kirikoro | 2017-08-28 00:19 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(4)