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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


by kirikoro
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イ・ヨウォン、イ・ジュンヨン(U-KISS)の「付岩洞の復讐者たち」


付岩洞の復讐者たち(부암동 복수자들)   ☆☆☆
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tvNの水木ドラマ、全12話
演出 クォン・ソクチャン(「パスタ」「ミスコリア」、キム・サンホ(「私の心が聴こえる?」、「華政」共同演出、イ・サンヨプ「ショッピング王ルイ」、「帝王の娘スベクヒャン」共同演出
脚本キム・イジ、ファン・ダウン
出演者
イ・ヨウォン(キム・ジョンヘ役)、ミョン・セビン(イ・ミスク役)、ラ・ミラン(ホン・ドヒ役)、イ・ジュンヨン(イ・スギョム役)、チェ・ギュジン(キム・ヒス役)、キム・ボラ(ペク・ソヨン役)
最高視聴率は6.4%(TNmSによる)
原作はサジャトッキ(ライオンウサギ)のウェブトーン「付岩洞の復讐者たちソーシャルクラブ」

よくある、女たちが夫などに復習する話かとおもっていたら、女3人のほかに高校生の男の子も復讐メンバーに!
もちろん復讐のすっきり感もあるのですが、それ以上に、登場人物それぞれの傷を癒し自分自身の殻を破り、新たな人生を見つける話でした。
最高視聴率はケーブルですので、この数字だとヒット作だったと言えると思います。

*このドラマ、他にご覧になっていた方がいらっしゃるのかな、と不安なんですが、アンケートも作りました。
ご覧になった方に参加していただけると嬉しいです。


(story)




財閥家同士の政略結婚をして10年、子を望んでいたものの恵まれなかったジョンへなのですが、ある日、夫に高校生の息子がいることが判明。
誰もジョンへに相談することもなく、決定事項として家にやって来る夫の息子のスギョム。
そんな彼女が偶然出会った、魚屋を営むドヒと大学教授夫人のミスクに復讐クラブの結成を持ちかけます。
ドヒは夫を亡くし、女手一つで二人の子供を育てているのですが、下のこどもは高校に通う男の子で、いじめっ子に虐められていて反撃したところ大げさに騒ぎ立てられ、その母親から多額の和解金を請求されています。
ミスクは夫の暴力を受けており、ジョンへはミスクへの夫の態度と痣を見て察したのね。
緊急を要するドヒの和解金問題を解決し、ドヒの家でお祝いをして酔っぱらってしまうジョンへ。
ところでジョンへ息子のスギョムはドヒの息子とミスクの娘の通う学校に転校したのですが、ドヒ息子がいじめっ子に階段から落とされるところを目撃、他の生徒たち(ミスクの娘もいる)が無視する中、一人助けたことから友達になっています。
そこで酔っぱらったジョンへが復讐クラブの話をしているのを聞いてしまったすギョムは自分も仲間に入れてくれるようにと頼みます。
スギョムは自分が父母に復讐しようとジョンへの家に入ったことを明かすのですが、取り合わないジョンへ。
でも、ジョンへは他のメンバーにも話をします。信用できないこともあるけれど、未成年の子を引きずり込めない、と反対するドヒとミスクです。
そんな中、今度はドヒの娘がスギョム達の通う学校の先生に非常勤だけれど採用されたのですが、校長のセクハラを受けるという事件も起こります。
一方、スギョムは命日で祖父母の墓参りに行くが祖父母の土地を売りに出そうとしている実母と遭遇。測量している作業員を止めようとして警察沙汰になってしまいます。
母親を母と認めず、困った挙句にジョンへに来てもらうことにするスギョム。
ジョンへはドヒとミスクと共にスギョムを迎えに行き、このことで彼らの距離は縮まります。
しかも、帰りの車中でスギョムが寝ていると思い、校長への復讐計画を練る3人の話を聞いてしまいます。
3人の復讐はうまく行かないのですが、スギョムが影で働いてくれたおかげで好調にひどい目に遭わせることができ、スギョムは復讐クラブのメンバーとして認められます。

こんな感じで始まります。

最初の方の復讐対象は身近な敵の2人なんですが、やられてはまたやり返されての繰り返しがちょっと子供っぽくて、中盤ちょっと中だるみ感もあるのですが、その後、夫たちへの復讐が始まると、また面白くなりました。
といっても、注目すべきは復讐自体ではなく、主人公たちが長らく受けてきた傷に向き合い、癒し、打ち勝っていくところなんですね。
話が進むにつれ、登場人物の育ってきた環境が明らかになっていくのですが、ドヒ以外は両親の愛に恵まれずに育っています。
ドヒによって、ジョンへは他者には心を閉ざしていた心を開き、子供のように慕うようになり、そのジョンへからミスクは自信と勇気を学びます。
スギョムもまた、血縁ではないジョンへが自分を利用しようとしない唯一の人だと思うようになり、変化。
そして、みんなの変化の大本となったドヒもまた、失っていた女性性を取り戻します。
結局は、それぞれ違った環境、違った性格の人たちが集まることにより、それぞれが持てなかったものを持ち、失っていたものを取り戻すことこそが一番大事なことだったのだ、という話じゃなかったのかな、と思います。

特に大きく変わったのはイ・ヨウォンの演じるジョンへだったのですが、彼女、登場した時は無表情でお人形のような人。
その彼女、ドヒと出会うことにより、感情表現を幼児期にさかのぼって学んでいくのね。
イ・ヨウォンのお得意の演技だと思うのですが、冷淡な表情と子供っぽい表情のギャップがとても魅力的でした。

そして、注目は若手の復讐クラブメンバースギョムを演じるイ・ジュンヨンでした。
彼は男性アイドルグループU-KISSの最年少メンバーのジュンとして活動している人のようですね。
日本デビューもしているグループなので、ご存知の方も多いかもしれません。
1997年生まれなので20歳。
可愛くって、それでいて男っぽいセクシーさもあり、演技もできて、なかなか魅力的でした。

他の人たちも、悪役に至るまで、キャラがしっかりと描かれているし、役者さんにも満足でした。

また、最近よくあるタイプですが、絶対的な悪者は出てこないんですね。
悪事を行う人も普通の人間の地続きにいて、ちょっとした不安や不満、欲によって道を踏み外してしまう…
彼らの悪事はちゃんと罰せられますが、でも、彼らもまた誰かの家族で切り捨ててしまわないのも気分の良い点でした。

それに関連する話なのですが、最終話で、ある人物が変身。これにはコロッと騙されました。
ドラマでは善人側と悪人側に分けられてしまっているんだけれど、悪人であってもすべてを否定されるわけではない、そんなメッセージがそのシーンにも込められているのかも、なんてことを思いました。

12話と短いくせに中だるみを感じたのはちょっと残念でしたが、仲間っていいなあ、と思える気分の良くなるドラマでしたよ。



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by kirikoro | 2017-11-21 20:38 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(0)