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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


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チョン・リョウォン、ユン・ヒョンミンの「魔女の法廷」


魔女の法廷(마녀의 법정)  ☆☆☆☆
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2017年KBSの月火ドラマ、全16話
演出 キム・ヨンギュン(「メリーは外出中」「ラブ・ミッション~スーパースターと結婚せよ」いずれも共同演出)
脚本 チョン・ドユン(「童顔美女」共同執筆)
出演者
チョン・リョウォン(マ・イドゥム役)、ユン・ヒョンミン(ヨ・ジヌク役)、チョン・グァンリョル(チョ・ガプス役)、キム・ヨジン(ミン・ジスク役)

手段を選ばず勝利を勝ち取る手法で出世街道まっしぐらを走っていたのに左遷されてしまった7年目女性検事のマ・イドゥムと正義感が強く人情味あふれる元精神科医の新米検事のヨ・ジヌク。
配属された女性児童犯罪担当チームでコンビを組んだ2人が対立しながらも、力を合わせ事件を解決していくうちに、彼らの親たちの関わる大きな事件へと導かれ…

*このドラマのアンケートを設けました。
ご覧になった方々に参加していただけると嬉しいです♪


検事たちが巨悪に挑む物語なんですが、このドラマの魅力は何と言っても主人公たちのキャラと役者たちの魅力ではなかったかな、と思います。




女性主人公のマ・イドゥムは仕事の上ではあくどいこともやるし、すぐにキレるし、性格はガサツで汚い。
とくに序盤ではひどく利己主義で他人が傷つくことなんて、まるで気に留めません。
こんなキャラ、たいていの人がやるとすごく下品になりそうなのに、チョン・リョウォンがやると可愛くて品があると思うんですよね。
「私の名前はキム・サムスン」の役の印象が強くて好きじゃないと言われる方も多いのですが、彼女の魅力は「サラリーマン楚漢志」や「ドラマの帝王」で見せてくれたコミカル演技だと思うんです。
このドラマもその延長にあるぶっ飛んだ魅力のキャラです。

男性主人公はそれを補完するような人情味あふれる人物で、これはよくあるパターン。
だけど、ユン・ヒョンミンがともかく魅力的で、私にはとても素敵に見えました。
彼は前作の「トンネル」で評価がかなり高まった人だと思うのですが、「ハートレスシティ」「恋愛の発見」「スンジョンに惚れた」「魔女の恋愛」などに出演している人。
じつは以前に書いたブログを読み直してみると、わたし、ほとんどのドラマで彼について触れているんですね。
助演俳優についてはあまり触れないことが多いので、初見からかなり注目していた人のようです。(自分で書いておきながら、今頃・・・)

ところで、このドラマ、ラブラインもあるのですが、ほとんど進展しないし、大騒ぎすることもないのでストーリー的には地味なんですね。
でも、この二人が演じると、とってもセクシーであんまり進展しないラブラインも十分楽しめるものになっていたと思います。
ドラマの設定ではヒロインのイドゥムの方が2歳年下なんですが、実年齢は彼女が1981年生まれでユン・ヒョンミンが1985年生まれ。
でもそれ以上に芸歴は彼女の方がずっと長いですからね。
違和感がありそうなのに全然それを感じさせなかったのは、男性主人公が精神科医からの転身して新人検事であるのに対し、女性主人公が7年目の中堅になっている、という設定になっていたからでしょうね。
実際、彼自身も役者になる前はプロ野球選手(といっても1軍に上がらないままに辞めたそうですが)だったという経歴もあり、最近ブレイクしている若手俳優さんたちに比べ、世間を知っている感じの余裕があるように感じられました。
主役の二人が彼らでなければラブラインは満足のいくものにならなかったのでは?といった感じもします。相性もとってもいい感じでしたし。
また、どんなジャンルのドラマであろうとラブラインが出てきたら無理矢理でも三角関係四角関係に持ち込みたがる過去の韓国ドラマの癖とも無縁だったのも、淡いラブラインがすっきりおさまっていた原因になっていたと思います。

ストーリーの方は実は見る前に心配していたことがあるんです。
このドラマでは主人公たちが所属するのが女性児童犯罪担当チームというところで、性犯罪や虐待など、扱うケースがかなり限られることになるだろう、と…
私は少し前に見た「クリミナル・マインド:POREA」の扱う事件内容があまりにも単調で、しばらく犯罪捜査物は見たくない、と思っていたところにこの設定だったので、ちょっと躊躇したんですよ。
でも、評判がいいので見始めたのですが、それは杞憂でしたね。
各エピソードでバラエティーを持たせながらも、最初から見えて居る巨悪の元に徐々に切り込む展開もテンポよく進み、最後まで飽きないお話になっていました。

過去のドラマには多くの悪人が登場してきましたが、今回のラスボス的悪人は過去には自らも性拷問の加害者であり、現在は性接待で築き上げた人脈で市長になろうとしている人物。
権力を握る悪人はみんな醜悪なのですが、性的な事柄に関するだけにより醜悪な人物ですね。
ただし、自らの起こした事件については具体的なシーンは出てきませんから、醜悪さは多少マイルドにはなっていますが、ここでそんな場面を入れてしまったら不愉快すぎて悪乗りに思えるんじゃないかとも思います。
また、この人、最後まで自分が悪いことをしているという自覚は全くない人で、正しい世の中を作るための多少の犠牲だ、と言い切っているのもなかなか興味深かったです。
ただ、巨悪を描くには16話はちょっと短かったかな、という印象。
演じているのはチョン・グァンリョル
善人も悪人も自在に演じる人ですが、今回は一見普通の、それなりに尊敬を受ける悪人で、世間に悪事がばれてからも一見普通を維持したままの姿が印象的でした。

(story)
マ・イドゥムは7年目のエース検事。
でも、その手法は強引で被害者の感情なんてまるで無視して、勝訴さえ勝ち取ればいい、といったもの。
彼女が検事になったのは20年前に失踪したままの母の事件があったからのようです。
彼女は知らないのですが、イドゥムの母は30年前のレイプ被害者で、1審での敗訴と一人の被害者の自殺があり、被疑者であるチョ・ガプスの自白を録音しているテープを事件の担当検事のミン・ジスクに届けようとしていたものの、ガプスに拉致されてしまっていたのね。
さて、イドゥムはある日自分が同席している席で記者が被害に遭います。
記者は告訴したのですが、被疑者は彼女の上司のオ部長で、検察内部のこと。
本来ならばなあなあで起訴を見送るところなのですが、正義感の強い新任検事のヨ・ジヌクは起訴。懲罰委員会が開かれます。
イドゥムはオ部長に、彼女の希望である特捜配属をちらつかせられて、見てないふりを決め込もうとするのですが、オ部長の約束は口先だけのもの、と知りブチ切れほんとのことをぶちまけてしまいます。
報復人事で誰も行きたがらない女性児童犯罪担当チームに配属されるイドゥム…。
女性児童犯罪担当チームはイドゥム母の事件を担当していたミン・ジスクが創設した部署で、彼女がこの部署の部長検事です。
そして、ジヌクもまた、自ら志願して配属されます。
しかもジヌクはイドゥムの隣人でちょっとトラブルがあったりもしています。

一方、イドゥム母の事件を起こしたガプスは警察署長から国会議員を経て、今度は視聴に立候補しようとしています。
そして女性児童担当部には大学の助手による女教授のレイプ未遂事件が回って来て、イドゥムとジヌクが受け持つことになります。
ジヌクは防犯カメラ映像から助手が通話中だったことを突き止め、相手のところに聞きに。
同じ指輪をしているところから、恋人関係と分かります。
通話相手は助手が電話を切り忘れていたため、助手と教授とのやり取りも録音していたのね。
でも、助手はゲイであることを知られればその後の人生の責任をとってくれるのか、とその録音を公開することを拒否。
ジヌクとイドゥムは録音を公開しないでも済むよう証拠探し、ごみ箱に捨てられていた助手の衣類を証拠に逆に教授に性暴行未遂で起訴します。
教授は容疑を認めず、裁判に。非公開を希望する検察ですが、公開を主張する弁護側の意見が通り公開裁判となります。
弁護士はチョ・ガプスが顧問をする法律事務所のホ弁護士で、裁判には彼も見に来ています。
検察側が提出した衣類は証拠としては弱く、簡単に反論されてしまいます。
イドゥムは意図的にホ弁護士がその事実を知るように細工し、セクシュアルな問題を弁護側が持ち出すのを待って録音を公開、勝利を勝ち取ります。
続いてイドゥムとジヌクの元に送られてきたのはネットに動画を拡散された結婚直前の女性の事件。
撮影したのは彼女の元カレで動画を撮るのが目的で次々女性と付き合っている男のようです。
取り調べ中に強引に家宅捜索をするのですが、拡散したとの証拠は得られないばかりか、加害者はイドゥム留守中に彼女の部屋に隠しカメラを設置。
撮影された後でカメラに気づきパニックになるイドゥム。
そこに、容疑者をエレベーターで見かけ、駆けつけるジヌク。
警察がやって来て、動画拡散犯はイドゥムの件はあっさり自首します。
でも、容疑者の家の家宅捜索で出た映像は画面がほとんど復元できないし、令状を取る前に踏み込んだため、それも問題に。
イドゥムの動画もパソコンに転送され蛸とは一旦は確認できたけれど、閲覧後一定時間経つと消去されるソフトが入っており、再度確認した時には消えています…
容疑者の弁護士は今回もホ弁護士です。
容疑者から消えるソフトの話を聞き、それを利用して勝つためには証拠もねつ造する検事像を作り上げようとするのですが、イドゥムは一枚上手で、消える前に映像をコピーしています、
恥ずかしくて公開したくなかったけれど、といって公開。しっかり有罪に。
イドゥムの手腕に興味を持つチョ・ガプス、彼女と接触させようと裁判所に見に来ています。
ジヌクを見て驚くガプスの右腕ペク・サンホ。
ガプスに二人の母親の名前を告げています。
ジヌクの母親もどうやらイドゥム母の事件に関わりがあるらしく、二人を配下に老いたミン本部長の意図を勘ぐる二人です。

こんな感じで始まり、イドゥムとジヌクの扱う事件は次第にガプスに近づき、ガプスはますます悪事を重ね、また、イドゥム母についてもどんどん明らかになってきます。
毎回スピーディーな展開で、あっというmに1時間が過ぎる、って感じで視聴していました。

ラストも法廷ドラマとして納得の結末ですっきり。面白かったです。

ただ不満なのは16話は少し短かったかな?
この主演二人のコンビがとっても良かったので、シリーズ化したら絶対見るんだけれど、って感じでした。



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Commented at 2017-12-18 05:56
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kirikoro at 2017-12-21 07:53
12-18 05:56の鍵コメさん、こんにちは。

>年末に面白いドラマが、続きましたね~ 

ほんとそうでしたよね。
その反動で、いまは新作を次々見てみてはすぐに放棄、を繰り返しています。
また、面白いドラマにぶち当たるといいのですが…

>ちょっと我の強いエース検事、性格的には問題大あり、でも、その根底には彼女の過去が深く影響していたんですね!

そうでしたね~
私はこの性格から、<あの人>の娘なのでは?などと妄想してしまいましたよ。

ユン・ヒョンミン、ほんと、次回作が楽しみです!

〉二人のラブラインも、しつこくなく良かったです!

同感です。

〉年末にドラマロス感が強かったのですが、最近、始まった「로봇이 아니야」、コメディータッチで、面白く観はじめました。

私はもうちょっと経ってから、と思っていたのですが、面白くご覧になっているんですね!
私は完全にドラマロス真っ最中なので、ちょっと見てみようかな~
Commented at 2017-12-21 18:49 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kirikoro at 2017-12-25 21:22
12-21 18:49の鍵コメさん、こんにちは。
もう、ほんとに今年も残りわずかですね~
私もそろそろ今年見たドラマを思い出しながら、何を入れようかな、などと楽しい時間を過ごしています。

鍵コメさんの1,2位ドラマ、私は一旦リタイアということになりそうです。
「ブラック」は3話まで見たんですが、話のテイストが回ごとに変わって、ついていけなくなっちゃったんです。
それと「師任堂」後遺症なのか、ソン・スンホンに多少苦手意識が出てしまって…
彼のドラマで韓ドラ入門したのに、なんてことでしょう!
時間を置いたらどちらも克服できると思うので、これは次の機会に見ようと思っています♪

「賢い監房生活」は私、合わないかもしれません…
1話の途中で何が面白いのかさっぱりわからなくなって…
しかも、刑務所の話とか、どちらかといえば苦手なんですが、最近見始めた「謎のイルスン」と「オクニョ」が(少なくても)序盤は監獄の話なんで、ちょっといっぱいいっぱいってところもあります。
これも再挑戦すれば印象がまるで違うかもなあ~と思いつつのリタイアです。
また、観賞ポイント、いろいろ教えてくださいね♪

「魔女の法廷」
>ただ、後半につれてチョン・グァンリョルの演技に飽きてきたので、「秘密の森」のユ・ジェミョンみたいな地味なおじさんとか
まだ未見の舞台役者がよかったかも。

言われてみれば、大納得です!
私も、言われてみれば、そのほうがずっといい感じに思えてきました。

「秘密の森」シーズン2確定ですか!
私はこのドラマ、絶対2の方が面白くなるはず!と期待しているんですが、どうなんでしょうね~
Commented at 2018-01-03 22:30 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kirikoro at 2018-01-05 07:52
01-03 22:30の鍵コメさん、明けましておめでとうございます。

ブログの方、いろいろ試行錯誤してくださいね。
まずは自分が面白くないと!
方向性が定まったら、ぜひ、教えてくださいませ♪

>ところで、よかったですね~チョン・リョウォンさん。
賞がもらえて。
スピーチもドラマに対する思いが伝わりカッコよかったです!
でも、なにやら他局のアナウンサーがイチャモンつけたみたいで・・・。

私は商には全く興味がなかったので知らなかったんですが、そんなことがあったんですね!
遅ればせながら、調べてみました。

>でも、彼女は女優としてこの作品と関わった以上、一女性として言わずにはいられなかったと思います。

そうですよね~
まったく関係のない作品での言及だったらちょっとどうかと思いますが、作品について語るならば、どうしても触れざるを得ないことになりますよね。
実際見ていないけれど、堂々と語ることは素晴らしいと私も思います。
by kirikoro | 2017-12-17 23:38 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(6)