もともとは自動パン焼き機能が付いていたのだけれど、
そんなものは、とっくに壊れてしまい、
庫内ランプがつかなくなったのが1年ぐらい前、
グリル機能は全くダメ、オーブンも、ちゃんと仕事をしてるんだか、
という状態になって、半年ぐらいになる。
極め付きは、2、3か月前に、前面の窓の部分のアクリル版(?)が
落下してしまったのを、ガムテープで補修している。(だいじょうぶか?)
そんな状態になっても、なんとか使えるもんだから、日に何度となく
利用している。
このレンジの終了音なのだが、ビーー、と長鳴きをする。
警報音のようなこれ見よがしな音ではなく、
末尾にためらいの混じったような、何とも物悲しい音なのである。
これが、どうにも小さな悲鳴のように聞こえてしまうのね。
わたしにとって、電子レンジの音と言えばこれなわけで、何の疑問もなく、詠んだ歌が
声を出すことのなきまま終はる昼 電子レンジに叫ばせてみる
久保寛容さんのところのとうげ歌会に出したんだけれど、
叫ばすのところに非常に違和感を持たれてしまったようだ。
コメントを読みながら、ほかの家のレンジの音を思い出してみると、
なるほど、そうなんだよなあ。
ピッピッピッ だったり、チンだったり、
どちらかと言えば明るい音が多いのかもしれない。
もしかして、時代とともに電子レンジの報知音も変わったのかしらん?
このレンジに変えた17年前にはこの音になにも違和感を感じなかったような気がするので
そのころのレンジとしては普通の音だったんじゃないかという気がするのだが
実際は、どうなんでしょうね。
とうげ歌会、次回の題は「時計」。締切は21日。
どんな歌に出会えるか、楽しみである。
そういう感性って、それが「詩」じゃないんでしょうか。ずれてるのかなぁ。
「時計」も難しそう(>_<)
コメントありがとうございます。
歌(に限りませんが)で自分が伝えたいものと読み手が受け取るだろうものは絶対に同じではないのですが、それでも、歌を詠むときには読み手がどうとってくれるか、ということを想定しながら、共通項を増やす試み、というのも同時にやっていると思うのですが、思い込みが強すぎると、えてして失敗してしまいます…。
読者の側に立ってみて、ピッピッピッという明るい報知音を浮かべてみたら、大げさ、というのはなるほどという気もするんですよ。
でも、違和感がないと思ってくださった方もいらしたことが分かると、幾分かは共有してもらえる部分もあったのだと、とてもうれしいです♪
題詠は毎回難しいですが、「時計」はそのひとなりの、いろんな思い出や思いなどと結びつきやすいような気がします。
自分の中のどの引き出しを開けられるかがこの題の大きなポイントとなりそうな気がしています。
嫁入り道具として持参したレンジでしたが、
まるで結婚生活の予兆のような終わり方・・・。(?)
急遽、購入したレンジは
お利巧さんなんですが時計機能が付いていません。
最近のレンジはどれもそうなのだとか。
でもついレンジで時刻を確認したくなる今日この頃です。
このあたりが寿命なのかしらん?
家電は久しぶりに買うとその変容ぶりに驚きますね。
ちょっと前までは何にでも時計がついていたのにね。
わたしはブレーカーが落ちるたびに
(うちの電気回路の配分に問題アリなのだと思う)
うざっと思っていた私にとってはうれしいです。