SBSの金曜ドラマ 全10話
SBS公式HP
演出 パク・スンミン
脚本 ソ・ウンジョン
出演者
オ・ダルス(ソンダル)、イム・ウォニ(ウォンサム)、チェ・ミンホ(ミニョク)、リュ・ヒョンギョン(キョンジャ)、イ・ビョンジュン (ピョンギュ)
ひょんなことから占い師になっちゃった、麻浦ルパンと名乗る二人組の怪盗と父親殺しの犯人を捜しているハッカー。
いつの間にか、なんだか人助けをしちゃっている?という展開に…。
SBSで5年ぶりに復活したシットコム(シチュエーションコメディ)ということなんですが、私には普通のコメディドラマに思えました。
登場人物の名前が役者さんの名前と近い名前になっているところは確かにシットコム的な感じは受けるのですが、それ以外のところでは…。
(私の勝手な思い込みかもしれませんが)シットコム、といえば笑いの効果音が入っていたり、ストーリーより瞬間的笑いを優先したり、といったイメージがあるのですが、そういうタイプとはまるで違うように思いました。
多少風変わりな味わいのストーリーですが、基本はいくつかの完結するエピソードを交えながら、全体として一つのストーリーになっている、という、韓国ドラマではよくある形になっています。
視聴率は数字だけ見ると、最高で5.1%(TNmSによる)とよくないように見えますが、放送時間が深夜(11時過ぎ)の時間帯なので、とりわけ悪い数字ではなかったと思います。
麻浦ルパンの二人組、ソンダル(オ・ダルス)とウォンサム(イム・ウォニ)。
ソンダルは口が上手くてウォンサムは怪力の持ち主です。
そんな二人が盗みに入ったサンショウウオ導師の家で、本物のサンショウウオ導師ポムギュ(イ・ビョンジュン)が喉に餅を詰まらせ、死んじゃった!?と思った二人は急遽、導師のふりをすることに…。
そこにやって来たのが、ハッカーのミニョク(チェ・ミンホ)。
彼が客の情報をハッキングして、それをソンダルに伝え占いをする、と言うスタイルが出来上がります。
でも、ボンギュは死んでいたわけではなく、痴呆症の状態で発見!(痴呆症のふりをしている?という疑いもあり)
そこで、そのまま居座り続ける麻浦ルパンの二人。
ミニョクも父殺しの犯人の手掛かりを知っているのがボンギュだけなので、何とか彼から聞き出そう、とやはり居座ることに…。
その家に、出入りするようになるのが麻浦ルパンを追っているシングルマザーの刑事キョンジャ(リュ・ヒギョン)。
彼女、ソンダルたちの正体を知らないまま、どんどん親しくなっていきます。
この導師たちが占いでお金もうけしようとするのですが、なぜだか、依頼人の危機を救ったり、悪行を暴いたり…ということになっちゃいます。
さて、麻浦ルパンはキョンジャに捕まるのでしょうか?
そして、ミニョクは父親殺しの犯人を見つけることができるのでしょうか?
こんな感じで、コミカルな中に人情噺や謎解きが入ってくる感じのストーリーです。
こんなお話なんですが、主役陣の中でも一番中心になるのがソンダル演じるオ・ダルスとウォンサム演じるイム・ウォニと個性派俳優。
ヒロインにあたる役を演じるのもリュ・ヒョンギョンと多少地味目なのですが、そこにSHINeeのミンホを加えることで、目で見る楽しみも加わる、というところでしょうか。
ラブラインもあるにはあるんですが、残念ながら(?)ミンホくんではあるません。
そして、毎回出演するゲスト出演者たちが多彩です。
ベテランの役者さんたちも多く出演されているのですが、音楽関係の人の出演が多いですね。
ミュージシャンはよく知らないのですが、少し上げてみるとこんな人たち。
少女時代のテヨン、SHINeeのテミン、INFINITEのエル、BEASTのヨン・ジュンヒョン、G.NA(ジナ)、アレックス、Apinkのソン・ナウン、Secretの チョン・ヒョソン、ドランクンタイガーのタイガーJK、ダイナミック・デュオなど。
日本では5月からDATVでの放送が決まっているようです。
今、K-POPは人気があるので、そのあと、衛星放送や地上波など、無料の放送で見られる可能性は高そうですね。
*4話までの感想とざっくりとしたあらすじは →こちら。
>コミカルな中に人情噺や謎解きが入ってくる・・・
好みのストーリーです^^
>ラブラインもあるにはあるんですが・・・
じゃ、誰なのかな~^^
・・・と、楽しみになりました(^_^)v
そうそう、イ・ビョンジュンさんは、「ドリームハイ」の校長先生の役の方でした。
H-POPファンじゃないと、特別出演の人もよく分からないですよね。
地味だけれど、面白いお話でした!