KBSの水木ドラマ、全20話
KBS公式HP
演出 キム·ヨンス、ハンサンウ
脚本 キム·イニョン
出演者
オム・テウン(キム・ソヌ)、イ・ボヨン(ハン・ジウォン)、イ・ジュニョク(イ・ジャンイル)、イム・ジョンウン(チェ・スミ)他
重厚な復讐系のストーリー。
俳優の鳥肌の立つほどの名演技が、凝ったカメラワークなどの演出と相まって、恐ろしいほどの緊張感を感じるドラマです。
視聴率は一桁スタートで、同時に始まった裏番組に後れを取ったのですが、どんどん人気を上げ、最高で15.2%を出しています。
あまり高くは感じられないでしょうけれど、これは裏番組が違ったタイプの作品でしかも名品ぞろいで、視聴率を分け合った結果だと思われます。
脚本は「恋愛マニュアル」「太陽の女」「真実」などを書いている人。
演出のキム・ヨンスは短編シリーズで注目された人で、「ホワイトクリスマス」を演出しています。
物語は主人公の養父が実父ではないかと思われる男に殺されるところから始まります。
しかし、殺された、と思われていた男はまだ生きていて、とどめを刺したのは主人公の親友の父親。
親友は父を守るためと自分が世に出て成功するための足掛かりを捨てられず、事件の真相を探ろうとする主人公を殺しかけます。
何とか命は助かったものの視力を失った主人公は養父の友人、という男の助けを借りてアメリカに渡り、視力を取り戻し、社会的にも成功して韓国に戻ってきます。
巧妙に復讐相手を追い詰めていく主人公と、それに徹底抗戦する復讐相手達。
彼らの間の心理戦が手に汗を握る展開です。
彼の復讐は成し遂げられるのでしょうか?
そして、恋。
主人公は視力を失っていた時に彼のことを助けてくれるヒロインと恋に落ちるのですが、突然のアメリカ行きで、置手紙1枚を残し、去って行きます。
そして、再会する二人。でも、気づかないふりをし続ける主人公…。
ところで、このヒロインもチン会長のせいで父親の会社が倒産して父親が亡くなる、といった目に遭っています。
彼らの恋はハッピーエンドを迎えることができるのでしょうか?
こんな感じなんですが、各話のあらすじは別ブログにありますので、そちらをご覧ください。
→「赤道の男」各話あらすじ
また、アンケートも用意しています。
ご覧になった方にご参加いただけると嬉しいです。
→「赤道の男」は良かった?
お話はおおむね満足だったんですが、最後の最後が非常に不満です。
それまでのお話では星5つをつけようかと思っていたのですが、ここがどうにも収まりが悪く星4つにしました。
このあたりのことはネタバレになりますので、最終話のあらすじの後に書きます。
でも、やはりいいドラマだったと思いますし、お勧めしたいドラマです。
特に、オム・テウン、イ・ジュニョク、イム・ジョンウンの演技力と存在感は圧巻で、必見!
オム・テウンは同じく復讐系の「復活」「魔王」で有名ですが、一言に復讐系と言っても、まるで違うカラーの作品、より一層の演技力を見せてくれます。
イ・ジュニョクは「シティーホール」では脇役ながら存在感のあるところを見せてくれていましたが、「カムバックマドンナ」では男性主人公を演じていた人ですね。
「シティーハンター」ではこのドラマにつながる演技派の部分を見せてくれましたが、今回の演技はそれ以上です。
ところで、オム・テウンとイ・ジュニョクは同級生を演じていますが、実年齢差は10歳。
「カムバックマドンナ」の時も実年齢差8歳のキム・ジョンウンよりだいぶ年上役を演じていましたし、老け役が多いんでしょうかね。
イム・ジョンウンは「風の国」のセリュを演じていた人。
このドラマでの彼女の存在感はすごいです。
子役もいいですね。
高校生のソヌを演じたイ・ヒョヌは「善徳女王」でもオム・テウンの子役を演じているんですね。
全然顔は似ていないのに、演じていると、二人がダブって見えてくるから不思議です。
ジャンイルの子役はイム・シワン。ZE:Aのメンバーだそうですが、彼の演技は非常に好評でした。
スミの子役はパク・セヨン、「ラブレイン」にも出ていますね。
ジウォンの子役はキョン・スジン、ドラマは初出演のようです。
このドラマについて、ずっと、語りたかったです。
見応えがありました。おそらくは、あらすじがわかっていても、また、俳優さんの表情を味わうために、見てもいいと思えるような、そんなドラマでした。
俳優さんについては、テウンより、ジュニョクに軍配をあげたいです。
終始、現実と同時に、別の次元をさまよっているかのような独特の
目遣いは、最後に精神を病むことへの伏線を表現していたのかと
思えるほどでした。
あとは、ソヌの子役の人。あとで、あのハングルを広めた王様のドラマでの子役だったと知りました。子役が終了と同時に、見るのを挫折させたほど、すばらしかったです。どうして、あの幼さで、すべてを理解しているかのように演技できるのかと。演技の神童と言われていたらしい子役時代のスンホとは、またひと味違いますね(「先生はエイリヤン」で、見ました)。
たしかに、唐突なところもありますよね。主人公が赤道嗜好なのも、最後のボヨンとの会話の熱のなさも、少し?ですが、でも、素晴らしかったですね。kirikproさんの★に納得ですね。
このドラマは欠点もたくさんありますが、それを上回る魅力も持っているドラマだと思うんですよ。
ジュニョクの表情、
>終始、現実と同時に、別の次元をさまよっているかのような独特の
目遣いは、最後に精神を病むことへの伏線を表現していたのかと
思えるほどでした。
なるほど、伏線になっているように思えますね。
素晴らしかったです!
イ・ヒョヌ君は、あのドラマもこのドラマも、というぐらい、たくさんのドラマの子役を演じていますね。
そろそろ、大人俳優への変身の時期、素敵な一人前の男になった彼の姿をドラマで見たいです。
インフルエンザA型に感染して、イナビルという吸入薬(一回だけ)で、熱も下がったのですが、それまで寝こんでたので、眠れなくなり、こんな時間にお邪魔しております^^;
このドラマ、今BSで観ていますが、私も、イ・ヒョヌ君が好きで、このドラマに子役で出ているなんて知らなかったので、とても喜びました♪でも、あっけなくテウンしに代わり…せめて、失明している所までは、彼にしてもらいたかったです!
世宗大王も、そういえば、ヒョヌ君が代わってから中断(挫折かな)しているような気もしています^^;
こちらの方こそ、こちらもよろしくお願いいたします。
新年早々のインフルエンザ、大変でしたね!
油断をして無理をせず、きっちり直してくださいね。
「赤道の男」私もイ・ヒョヌ君にもう少し出ていて欲しかったです!
ヒョヌ君がその後でてこないのは残念ですが、受け継いだ俳優さんたちも素晴らしいので、ぜひ頑張って最後までご覧くださいね♪
オム・テウンは復活も魔王も観ましたが、やはり復活が一番かな^^;米国から帰って来て、イ・ボヨンに再会して、知らぬふりした時は復活を思いだしました・・・これからの展開が楽しみです^^
子役→大人俳優の壁(?)を乗り越えられたようで、よかったです♪
やはり、同じオム・テウンの作品だし、復活を思い出しますよね。
カン・ジソプもお気に入り俳優さんでしたか!?
私としては、彼にもう少し見せ場があればよかったのに、ちょっと実力を発揮する場面が少なくて残念でした。
このあと、イ・ジュニョクの演技がますますさえてきますので、そちらも楽しみにご覧ください♪
目が見えない時の恋愛は詩的で良かったですが、そのあとの復讐で主人公がどうしたいのかがあまり伝わってこない印象を持ちました。
復讐の相手が、父を殺した相手なのか自分を陥れた相手がなのかまとまらないという感じで…。
オム・テウン目当てでしたがジャンイル役のイ・ジュニョクの方が鬼気迫る演技で良かったと思います。
あとコメの皆さんが良かったとおっしゃるヒョヌ君!正直もっと見ていたかったですね~
とってもかわいくて演技も良かったです。
>復讐の相手が、父を殺した相手なのか自分を陥れた相手がなのかまとまらないという感じで…
なるほどねえ。
私も、オム・テウンを楽しみに見始めたのですが、イ・ジュニョクに目を奪われてしまいました。
ヒョヌ君もほんとに可愛くてよかったですね!