
2008年のKBSのドラマ、全86話
http://www.kbs.co.kr/drama/3jong/index.html
演出 キム·ソングン、キム·ウォンソク
脚本 ユン・ソンジュ、キム·テヒ
出演者
キム·サンギョン (セジョン役)、イ·ユンジ(昭憲王后シム氏役)、キム·ガプス(ファン・ヒ役)、チョン·ドンファン(チョ・マルセン役)、イ・チョニ(チャン・ヨンシル役)他
視聴率 2話の22.4%(TNmSによる)が最高。
韓国放送時、途中で放送時間枠が変ったりして、視聴率が伸びなかった、との話もあります。
私は途中までGyaで、最後の部分はBSが追い抜いたので、そちらで見ました。
BSもノーカット版だったので、一応全編ノーカット版で見たことになります。
最初に書いておきますが、このドラマは非常に評判のいいドラマなんですね。
時代劇の中でも、これをベストドラマに挙げていらっしゃる方がたくさんいらっしゃるように思います。
ところが…。
わたしはもう、何が面白いのか、さっぱりわからない状態なんです。
評判がいいドラマなので、もう少し見たら面白いかも、とどんどん見続けて、気付いたら残りわずか。
もうここまで来たら、と思って完走したドラマなんです。
結局、主人公キャラがまるで魅力的に感じなかったんですね。
理想を諦めない男が、強い反対に出会いながら、深く悩みつつも夢を諦めない姿に感銘を受ければよかったのでしょうが、わたしには、意志が強いだけで優柔不断な主人公を見かねて、誰かが動き出す、という感じにしか見えなかったんです。
私にこんな感想を抱かせた理由の一つがドラマの序盤にあったかな?と思います。
私は世宗の父王太宗が結構好きだったんですね。
ちょうど高麗王朝の第4代目の王「光宗大王」を同時に見ていたせいか、王朝が創成時の混乱を抜け、安定期に移るためには大粛清が必要悪なのかな?などと思いながら見ていたのですが、太宗が主人公世宗の王妃の父親を殺す時、世宗を聖君にするため、自分が殺しといてやる、見たいな台詞があったんですね。
私の心に、汚れ仕事を人にやらせておいて、理想ばかり語るんじゃないよ!みたいな気持ちが生まれてしまって…。
聖君ですから、民衆の幸せを第一に考える主人公なんですが、私の場合、きれいごと言ってる!みたいなひねくれた見方をしてしまうことになったように思います。
主人公が夢だけをうったえぼんやり(と私には見えたんですが)している間に周りの人が誰かしらでてきて問題を解決してくれるのも気に入らない状態!?の私でした。
主人公が気に入らない私ですから、王のために動こうという人たちの気持ちがいまいち分からなかったんです。
ここ、肩入れしてみたら、それぞれ感動するところなんでしょうけれどね。
回りの人たちはそれぞれ、個性的で存在感のある人たちばかりでしたからね。
その上、知略と知略をぶつけあい、主人公側と敵対する側が争うなんて部分もほとんどないんですね。
敵を排除するのではなく、身近に置き、論争を重ねて自分の側に引き入れるというのが世宗の方法だと思うのですが、そのために争いのダイナミズムもあまりなかったかな、と思います。
それに、華麗だったり壮大だったりの戦闘シーンもほとんどありませんでしたしね。
そういう楽しみもなく、私のツボの部分がことごとくなかった、と言うドラマだったのだと思います。
とはいえ、人々が亡くなって行くシーンでは、それなりにじーんとして涙は流したんですがね。
そこだけに終わってしまった感動となってしまいました。
評判がいい、という情報を前もって仕入れていなければ、多分早くに脱落していた作品、なまじ評判が良かったため、、最後まで見ることになってしまいましたが、これは私には合わなかったドラマだったのだと思います。
これからは、自分に合いそうかどうか、ももう少し配慮して作品を選びたいと思いました。
ところで、のちに王の側室(?)になるかのような説明のついていたイ・ソンが結局、いつの間にか消えてしまって気になっていたのですが、彼女を演じていた女優さんが声帯結節の手術のため、途中降板された、という裏事情があったようですね。
当初の予定では、彼女が終盤まで登場して重要な役を担うはずだったのですが、結局代役は避け、彼女のシーンは全てカットで続行したようです。
世宗と昭憲王后がなんだかとってもいい夫婦に見えたので、ここに彼女が割り込んだらどうなるんだろう、と気になってしまっていました。
韓国での放送時は仕方がありませんでしたが、日本での放送時に、その説明を抜くとかできなかったんでしょうかね?
私はレンタルで観ていたのですが、いろいろあって、中断しています。BSで放送が始まった時も観れないでいて、このままだと、テジョヨンと共に中断作品になりそうです^^;
キム・サンギョン目当てで観る気になったのですが、子役時代の方が面白く観れていた気がします^^;
明日から、BSで、いとしのソヨンと、明後日から屋根部屋の皇太子が始まるますが、やっと録画しながら観れるようになりました♪
長いものは、中断してしまうと途中でストップしてしまうことになりやすいですね。
お盆も終わり、BSではいい作品が続々はじまりますね。
録画OKになりましたか!
やっぱり、録画は自分のペースで見られて、楽ですね♪
>子役時代の方が面白く観れていた気がします^^;
ローキックさんと同感です。私の場合、子役終了と同時に終わりました。自分の命がもう断たれようとしているのに、自分の無実を明かすことになる叔父(だったかな?)への告発をせずに、自分のなかに収めてしまおうとする、瀬戸際での表情が心を打って、ただものではない子役(ヒョヌさん?)だなと惹きつけられました。
この子役のかた、「赤道の男」でも、可愛いかったのですが、
最近見始めた「花ざかりの君たちへ」では、とても、同じ人
とは思えず・・・似た人がいるな、でも、彼より、まのびしてる
なと思っていたら、彼でした!役柄のせいでしょうか。
「花ざかり」は、ごらんになりましたか?韓国では低視聴率だった
そうですが、こんなドタバタな青春もの、嫌いではないです。あそこまで少年姿が似合うことにあこがれたりしますしね(笑)。同じく見始めたばかりの「イケメンバンド」とは違った風に、青春への郷愁をかきたててくれます。思えば、韓ドラの青春ものって、視点が生徒の側にありますね。日本は、主役が❍❍先生とか、❍Tとかですね。
イ・ヒョヌ君、可愛くて演技の上手い子ですよね!
ちょうど、子役から大人俳優への変換期で目が離せないですね。
「花ざかり~」は数話見てリタイアです。
なんだか乗れなくって…。
こういうのはタイミングなんで、もしかして機会があれば、また再トライするかも。
彼の高校生役と言えば「ドラゴン桜」での彼が、とっても好きでした。
〉思えば、韓ドラの青春ものって、視点が生徒の側にありますね。日本は、主役が❍❍先生とか、❍Tとかですね。
そう言えば日本のドラマって昔からそうですね!
ある日、新しい先生がやって来て~~というのが基本形みたいな感じ?
「ドラゴン桜」も日本ドラマのリメイクなんで、形はそうなんですが、そう言えば、視点は生徒側だったなあ、と思います。
そうなんですよ~~
韓国ドラマ時代劇ファンさんも、ナンバーワンにあげられているドラマですね♪
すごく評判のいいドラマだったのに、私にとっては退屈に思えてしまって、残念でした。
評判のいい原作本も読みましたが、私はドラマの方がずっと好きでした。
世宗もこちらの世宗像の方が好きでしたよ。
こちらはタイミングが合えば、再視聴することになると思います。
そうそう、こちらのドラマの根っこになる事件で出てきたチョン・ドジョンを主人公にしたドラマが来年1月から韓国で放送されます。
これも楽しみなんですよ♪
私は週1のものは半分ぐらいまではもっぱら録画して貯め置き、週2回ペースで見られるようにして見ることにしているんですよ。
韓国でのオリジナル放送は週2回放送する形で作られているためか、それ以下だと、話が分かり辛くなったり、忘れちゃったりするんですよ。
王になったものの太祖が生きている時代からでしたね。
BSフジ版ではこの時代がばっさりカットでしたが・・・。
1話から3話の内容が数行のあらすじで語られて、いきなり4話分から始まっていたんですよ。
私としては、魔法陣のカットがなんとも惜しい!
私も、それでノーカット版で見ることにしたんですよ。
最近人気のあるソン・ジュンギくんの登場場面もばっさりカットですしね…。
編集自体はかなり工夫されているのではないか?と思われたのですが、やはり、それでは満足できないという方も多いカット版だったんだろう、と思います。
キャスト的にはまずまずですが、「龍の涙」「王と妃」あたりの重厚なドラマとは比較にならない退屈なドラマでした。
同じような感想を持たれたんですね~~
>単に青臭い印象
そうなんですよね!
まったく同感です。
「龍の涙」「王と妃」は、私はまだ見ていないんですよ。
機会があれば見たいと思っているドラマなのですが、面白くご覧になったんですね。
ますます見たくなりました♪

