2016年SBSの正月特別ドラマ、全2話
演出 チュ・ドンミン(「私の10年の秘密」「お願い、キャプテン」)
脚本 パク・ヒョヨン、キム・ギョンソン
出演者
キム・ヒジョン(ヨンジュ役)、チェ・ミンス(マンシク役)、ハン・ウンジョン(ヘスク役)
珠玉の短編で、久しぶりに思いっきり泣けるドラマでした。
栄州で手作りの靴屋を営むマンシクと娘のヨンジュ。
でも、ヨンジュは芸能界にあこがれ、家出してしまいます。
そして3年。
夢破れたヨンジュは故郷に帰ってきます。
しかし、父のそばにはヨンジュの家出と入れ違いに戻って来ていたヘスクがいます。
ヨンジュとヘスクはことあるごとに対立し、言い争うのですが…。
スタートはこんな感じで、父を挟んでの娘と新恋人との争い?といいう感じなんですが、ヘスクのヨンジュへの態度が気になるんですよね。
ヘスクはヨンジュの母親?とも思えるのですが、マンシクの態度を見ていると、二人が元恋人や夫婦だったとも思えません。
ヘスクの過去が明らかになるにつれ、彼女もまた、ヨンジュと似たような感じで家出したのだと分かってきますから、自らの過去の姿を見るようにヨンジュのことを見ているのかな?とも思えます。
ヘスクがヨンジュにとってよき理解者になるのだろう、とは推測できるのですが、そこから話はどんどん感動の度合いを高めていきます。
話が進むに従い明かされるヘスクの過去。
そして、マンシクとヘスク父との過去…。
後半は涙涙で、ぐいぐいと話に飲み込まれていきました。
話も面白かったんですけれど、俳優陣も、さすがの人たちで、脇役まで味のある俳優をそろえていて、演技の方も堪能しました。
チェ・ミンスの演じるのはいかにも職人肌って感じの父親で、いい味を出していて、かっこいいとさえ思えました。
彼、あくの強い演技をすることが多いんですが、今回の役は自然な感じの味わい深い父親像を演じていました。
ハン・ウンジョン、若いころにはあまり演技力がある女優だとは思わなかったんですが、最近はしっとりとした情感を表現するのがうまい女優さんになりましたね。
娘を演じていたキム・ヒジョンの実力の方はまだまだ分からないのですが、名優さんたちの中で生き生きしたキャラを演じるのに成功しいていたと思います。
短編の場合、日本のBSや地上波での放送はほとんど期待できないのですが、CS放送や動画配信・DVDなどで日本でもご覧になる機会が巡ってくるかもしれませんね。
ぜひ、日本にも紹介していただきたい作品でした。
私も見ました。もちろん、こちらの5つ星評価がきっかけです!
短編は何かきっかけがないと見ないのでまずはお礼を述べたいです。
良い話しでしたね^^私はセリフは多くないのですがチェミンスの役柄に引き込まれせつなくなりました。主役のヨンジュ役の子も遜色なく良かったですね。傲慢と偏見も見終えたところなのでチェミンス、知れば知るほどすごいな~の一言です。
昔は短編もたくさん見ていたのですが、最近ではなかなか手が回りません。
このドラマの場合は「傲慢と偏見」視聴中に偶然、このドラマのことを知ったので見られたんですよ。
ラッキーでした。
本当に良いドラマでしたね。
>傲慢と偏見も見終えたところなのでチェミンス、知れば知るほどすごいな~の一言です。
私もです♪
私もやっとこのドラマを見ることができました。後半は涙涙でした。よいドラマでしたね。
チェ・ミンスは、「傲慢と偏見」の饒舌な上司役とはうって変わって寡黙な父親役。うまいですね。かっこいい場面はないのに、私も「この父親、かっこいいじゃん。」とちょっと思ってしまいました。
ハン・ウンジョンは、初見の女優さんでしたがこのドラマの彼女はよかった。チェ・ミンスが静の役だったので、彼女が主役といってもよいドラマでした。このドラマをひっぱってました。
キム・ヒジョンは、「学校2015年」で見たときは、あまり好きな顔じゃないと思いましたが、このドラマではかわいく見えました。
最近、「ああ、私の幽霊様」を見ました。初めは、「ツンデレのイタリアンシェフ」(パスタ)、「幽霊が見える内気なヒロイン」(主君の太陽)、「記憶喪失の女幽霊」(アラン使道伝)と主役の設定が以前見たドラマとよく似ていてイマイチでしたが、女幽霊がヒロインに憑依してから面白くなりました。嵌るほどではありませんが、失速することなく最後まで楽しく見ました。
これ、ほんとにいいドラマですよね♪
>キム・ヒジョンは、「学校2015年」で見たときは、あまり好きな顔じゃないと思いましたが、このドラマではかわいく見えました。
私もです♪
「ああ、私の幽霊さま」の感想もありがとうございます。
どうにも合わなくって2度リタイアしているんですが、BSあたりで放送されたら、再トライしようかな?と思います♪