王の涙‐イ・サンの決断‐(역린)

2014年の映画
監督:イ・ジェギュ
脚本:チェ・ソンヒョン
撮影:コ・ラクソン
出演者
ヒョンビン、チョン・ジェヨン、チョ・ジョンソク、ハン・ジミン、パク・ソンウン、チョン・ウンチェ
じつは私、韓国映画はあんまり見ないし、見ても、特に語ることもなくて基本、単独でブログに記事をアップすることはないのですが、これは記事にしたい、と思うドラマだったんです。
思いっきり美しい映像に浸っている中、いつの間にか、登場人物たちの悲しい運命の物語に心動かされ、感情を強くゆすぶられる映画でした。
見始めてから気づいたんですが、これ韓国で封切られた当時は「逆鱗」として紹介されていたものだったんですね。かなりのヒット作だったと記憶しています。
オリジナルタイトルの方が邦題よりずっといいと思うのですが、多くの人の注意をひきつけるための選択なんでしょうね。
仕方がないとはいえ、残念な邦題だったと思います。
特に、涙って…。甘ったるくて感傷的なのはこの映画には似合わないと思います。仕方がないんでしょうけれどね…。
ずいぶん前にお勧めいただいていた映画でしたが、CSで放送されるのを見つけて、ようやく視聴しました。
監督はテレビドラマの「チェオクの剣」や「ベートーベンウィルス」の演出家。映画監督としては「インフルエンス」という短編映画に続き、これが第2作となります。
また、正祖を演じるヒョンビンにとっては兵役を終えた後の復帰作品だったようですね。
彼の海軍を志願しての入隊は日本の一般紙でもニュースになった出来事だっただけに、その彼が復帰後にどういった作品を選ぶか、への関心も非常に高かったようです。
ヒョンビンの正祖役なんて、想像がつかなかったのですが、これは素晴らしかった!
キャストはそのほかにも、名の知られている俳優さんたちが名を連ねた豪華なものとなっていますが、その名に恥じない演技だったと思います。
その中でも特にすごい、と思ったのはハン・ジミンの貞純王后。
彼女ドラマの「イ・サン」ではヒロインで正祖の側室を演じていたのですが、今回は正祖の敵である悪女役です。
貞純王后はいろいろな女優さんが演じていますが、ハン・ジミンの貞純王后は最高! こういう悪女が見たかったんです。
基本清純派の彼女、今回は妖艶な姿を見せます。
正祖の祖母なのに正祖といくらも年が違わないということも一つのポイントになっていると思うのですが、この辺りの歴史を知らないと、もしかして、この人何?って感じで頭がついていきにくいかもしれませんね。
ここに限らず、この映画はかなり背景が省略した形で描かれていますので、正祖物を初めて見る、という方には少し解りにくい映画かもしれません。
映画が扱っているのは正祖が即位してから約1年後の1777年7月28日の暗殺未遂事件。
史実にある「丁酉逆変」をモチーフに、王と、側近の内官、刺客、洗濯房の女官の絡まった縁が生む悲劇をたった1日の出来事の中で凝縮して描かれます。
ただ、実際の丁酉逆変はあんなに派手なものではなく、暗殺者が尊賢閣の屋根裏に入り込んでいることに正祖が気付き、ホン・グギョンが捕えた、といったものだったようです。
とはいえ、王の居住空間にまで暗殺者が入り込んだ、というのは大事件には違いなく、多くの人がこれに連座して罰せられています。
さて、映画のオープニングはイサンの立場を語るいくつかの文の後、宮殿内に多数の人が倒れている場面が描かれるのですが、すぐに過去へと移ります。
といっても、20時間15分前。
いきなり、上半身裸で体を鍛えているヒョンビン、もとい、正祖です。

えっ?と思うのですが、常時暗殺者に狙われている正祖ですからね、そういう事も必要でしょう。
しかも、弓の腕前は他の追従をゆるさないほど人ですから…。
そして、その王のそばには尚冊内官のカプスが影のように、兄のように付き従っています。
周囲は敵ばかりの正祖にとって、唯一の心許せる人物であり、自分の思いもわかってくれている存在。
しかし、彼はもともと、正祖の命を狙う日に備えて送り込まれた人だったのね。
といっても、ずっと以前に変心していて、今では正祖を守ろうとしているようです。
そのカプスは内官として送り込まれる前、もう一人弟のような存在がいました。
幼い頃、クァンという男のもとで、刺青で入れられた番号で呼ばれて暮らしていた時、ウルスという名をつけてやった年下の少年です。
クァンは刺客になる子供を集めて老論派へ売っていたようですね。
ある日、内官(宦官)になる子供を求められた時にウルスに替り志願した、という過去があります。
そういった経緯で入宮したわけですから、カプスはもともとは刺客。ですが、正祖と暮らすうちに、彼のこともまた、大切な存在となります。
しかし、彼の足についた血から、彼の身元がばれてしまいます。
彼は正祖を狙う刺客を次々に送り込んでいる養父を殺していたのね。でも、その捜索の中でウルスに対する暗殺命令が発見されてしまうのです。
一方のウルスはそのまま刺客として育っています。
正祖の暗殺計画を持ちかけられるのですが、組織から離れたがっているウルス。
彼は洗濯房の女官ウォレに恋していて、二人で逃げ出そう、と計画します。
ところが、そのウォレも、ウルスは気づいていませんがクァンのところで育った女。
彼女もまた、正祖暗殺計画の一端を受け持っています。
ウォレもまた、ウルスとともに逃げることに同意するのですが、やらなければいけないことがある、といって宮殿へといったん戻ります。
といっても、彼女は正祖暗殺計画に加担するために帰ったのではありません。
彼女の同室の幼い少女を救うためです。
幼い少女は正祖の母である恵慶宮洪氏に、正祖暗殺の背後勢力である老論派のトップである王大妃(貞純王后)に毒を盛るように命じられたことをウォレに打ち明けたのね。
少女が毒を盛ることに成功しても、すぐに下手人は彼女だと分かってしまいますから、幼い少女は死ぬしかありません。
ウォレは王大妃側ですから、その計画は王大妃に知らせるしかありません。
計画はとん挫し、恵慶宮洪氏と少女は捕えられてしまいます。
立場は違いますが、少女を自分と同じ境遇だと思うウォレ。
ウォレは王大妃に少女の助命を頼むのですが、聞き入れられなかったのね。
そこで、正祖の衣服に恵慶宮洪氏が拘束されていることを知らせ、少女を助けてくれるように頼む手紙をしのばせに宮殿に戻ったのです。
ところが、風が吹き、思ったよりも早く手紙が発見され、捕まってしまうウォレ。
目の前でとらわれたウォレを目にしたウルスは再びクァンのもとに戻り、刺客となることを志願します。
(ウルスはウォレの正体を知りませんから、捕まったのが手紙のせいだとは思わなかったでしょう。
女官は一生王の女。無事に逃げだしても一生追われる身になるのですが、宮廷内での恋愛がばれたら即、死です。
これが原因だと思ったのではないでしょうか?)
そして、刺客として正祖のいる尊賢閣へと向かいます。
一方、刺客として送り込まれたことが明らかになったカプスは宮殿から追放され、二度と来るな、といわれたのですが、戻ってきます。
養父が持っていた老論派のノートを正祖に手渡すために。
そして対峙する正祖とウルス、そしてカプス…。
しかし、映画はこの対決シーンでは終わりません。
ラストはクァンの元から救い出される幼い子供たち。
正祖はウォレの訴えを聞き入れ、聖君としての一歩を踏み出した、ということでしょうね。
こんな感じで、話の流れは1日弱の時間のことを描いているのですが、その中で何か所か回想シーンが織り込まれているんですね。
全部で135分の映画ですから、その分量は多くはないのですが、簡潔ながらも象徴的に登場人物の関係性を描き出すことに成功していたと思います。
短い場面で無理なく登場人物の心理に共感できる仕組みになっていたと思います。泣けますね。
ただ、ウルスとウォレの愛情に関してはちょっと弱かったかな?
たぶん、幼い頃に同じ体験をした人間であることに、何か惹きつけられるものがあったのだろうと頭では理解するのですが、もう一押し何かが足りなかった感じがしました。
でも、正祖とカプス、カプスとウルスの関係については十分に描かれていると思い、ドラマとは違う映画の手法を楽しみました。
また、惹きつけられる映画には、細部の何でもないところにも心を動かされるのですが、私は初めの方で出てくる、白い龍袍(?)の登場シーンでわぁ~ってなりました。

すごく丁寧に造られた感じの美しい衣服!
正式にはこの時代の龍袍は赤しかないんじゃないのかと思うのですが、まだ英祖の喪中で、正祖はそれを固く守っているようなので、その意思を表しているのかもしれませんね、
(つけたし)
正祖の暗殺未遂事件をモチーフにした作品としてはドラマの「正祖暗殺ミステリー8日」がありますが、こちらは正祖の晩年の出来事として描かれています。
映画の冒頭でも説明のあったように、正祖は世子時代からずっと何度となく暗殺者に狙われている人ですから…。
こちらのドラマはビジュアル面では少し不満でしたが、話は割と面白かったです♪

ひとさまの感想を見せていただくのは、自分と違った点も
気づけて楽しいですね(^^
私はyoutubeで予告編を見てハンジミンさんが美しすぎる〜〜
と思って俄然見たくなりました。
チャングムの時には医女仲間でイマイチ花がなかった感じだったのに
成長したし一皮むけたなぁと感心しました。
あとイサンの俳優さんも素敵だなぁと思って。
他のドラマも知らないので初めてだったんですけど
ストイックな感じのイサン像にぴったりだったかと思います
。
カプス役の俳優さんにもはまりました。
上手!
ただ前述しましたけど、もっと掘り下げていただきたい
関係もあったので、全体の印象としては脚本に関しては
もう少しシンプルでもよかったかなと思います。
というか意外に出番は少なめだったハンジミンさん。
もっと見たかったです。
タイトルに関しては
韓国ドラマの史劇は王の〜〜的なタイトルが多いので
それを真似たのかなと。
ハリウッドは邦題に不満で思いっきりなカタカナ表記でも
原題に忠実になることが多くなったとか。
確かにこれに関しても 逆鱗の方が
物語の本質を表してますよね。
そしてタイトルからすれば、もっとイサンと大王妃との
確執が見たかったのです。
最初の謁見のシーンなどわざと年の違わない孫に素足を
見せるシーンなどドキドキでした。
宮廷の諍い女では靴が脱げても大慌てなシーンがあったほどですから
これは当時としてはありえない挑発?なのかなと
想像をたくましくしてみたりです。
映像も衣装も映画ならではの重厚さ。
韓国映画もここまで出来るようになったのだなぁと
少し驚きました。

読ませていただきながら、ふたたび、映画のいくつかの場面を思いだしました。映画はドラマより、いっそう、時系列を再構築した編集でないと、退屈ですよね。この点でも、秀逸で、映画制作って、本当に頭の要る仕事だなあ、なんて感服してしまいます。
画像でアップしていただいた場面ー王服がハンガー(?)にかけられたまま、じょじょに高くひきあげられるのを、それまで、広い空間のあちこちで仕事していた洗濯女たちが整列して、一心に見つめ、それから、一斉にひれ伏す光景、これ、圧巻でした。しかし、同時に、これが喪服とはいえ、豪華な新品ではなく、おそらく洗濯された服であることが、映画冒頭、カプスが王の服のほころびを見つけ、修繕に出しておこうとするのと同様に、華やかなおばあさまの服と好対照に、当時のイ・サンのおかれた状況を象徴的にあらわしているのかなとも思いました。
洗濯女と刺客との恋ーおっしゃるように、少し、描き方が弱かったかもしれません。ただ、洗濯女を演じた女優さんの美しさに、監督は賭けたのでは、とも思いました。とんでもない刺客の男の心を動かすだけの説得力をもったことは表現できたのかなと。悲しい定めの女というだけでなく、怒りや悲しみに、どこか、人に希望を抱かせる明るさが感じられて、美しかったです。
誠実さをもってことにあたれば、ついに、人を、そして、社会を動かすに至るという、テーマ的な言葉を、子供たちを助けに行った帰りのサンが再び心に刻みます。どっか、学生くさい独立系映画の香りも、この映画では、厭味にもならず、また、軽薄でもありませんでしたね。素直に、本当に、そうなのではないかと思えましたから。
また、映画評、よろしく御願いいたします。ありがとうございました。また、コメントに御返事をいただけるのも、いつも、感謝しています。本当に、楽しみなんですよ♪
こちらにもコメント、ありがとうございます♪
>ひとさまの感想を見せていただくのは、自分と違った点も
気づけて楽しいですね(^^
ほんと、そうなんですよね。
どう頑張ってみたところで、自分の目と頭でしか見られないので、違った視点、違った発想って、世界が広がります!
ハン・ジミンさん、一番ベストのことろを切り取っていると思われる、予告編の姿を楽しみに見ても、裏切られない美しさでしたね。
ヒョンビンさん
>ストイックな感じのイサン像にぴったりだったかと思います
。
おっしゃる通り、ストイック、というのがピッタリのイサン像でしたね。
彼はこういった役ばかりではなく、いろんな役を演じられている人気俳優さんですから、機会があれば、他のドラマも、是非!
>というか意外に出番は少なめだったハンジミンさん。
もっと見たかったです。
短い出番でも存在感はたっぷりだったんですが、もっと見たい、と思う気持ち、私もわかります。
こんな感じの彼女が主役の映画やドラマ、見てみたいなあ~
>タイトルに関しては
韓国ドラマの史劇は王の〜〜的なタイトルが多いので
それを真似たのかなと。
そうですよね~
人気作とよく似たタイトルをつけて注意をひきつける、といったタイトルのつけ方はよくあるな、と思います。
?そしてタイトルからすれば、もっとイサンと大王妃との
確執が見たかったのです。
おっしゃる通りの心理が働くのが自然なような気が、私もします。
>ハリウッドは邦題に不満で思いっきりなカタカナ表記でも
原題に忠実になることが多くなったとか。
そうなんですよね~
見ただけでは意味不明なタイトル、多くなりました。
でも、ハリウッド物は宣伝費も巨大ですからね~~
なんだろう、と思っても、すぐにどこかから情報が勝手に入ってくるのがすごいです。
韓国映画もここまで出来るようになったのだなぁと
少し驚きました。
ほんとに、ほれぼれするような映像でしたね♪
>映画制作って、本当に頭の要る仕事だなあ、なんて感服してしまいます。
ですよね~~
>しかし、同時に、これが喪服とはいえ、豪華な新品ではなく、おそらく洗濯された服であることが、映画冒頭、カプスが王の服のほころびを見つけ、修繕に出しておこうとするのと同様に、華やかなおばあさまの服と好対照に、当時のイ・サンのおかれた状況を象徴的にあらわしているのかなとも思いました。
こういう、意味を持たせた映像が圧巻でしたね。
>ただ、洗濯女を演じた女優さんの美しさに、監督は賭けたのでは、とも思いました。とんでもない刺客の男の心を動かすだけの説得力をもったことは表現できたのかなと。悲しい定めの女というだけでなく、怒りや悲しみに、どこか、人に希望を抱かせる明るさが感じられて、美しかったです。
彼女の表情演技、とてもよかったですよね。
>誠実さをもってことにあたれば、ついに、人を、そして、社会を動かすに至るという、テーマ的な言葉を、子供たちを助けに行った帰りのサンが再び心に刻みます。どっか、学生くさい独立系映画の香りも、この映画では、厭味にもならず、また、軽薄でもありませんでしたね。素直に、本当に、そうなのではないかと思えましたから。
おっしゃるとおりですね!
ドラマや映画でテーマを言葉にしてしまうと、途端に嘘くさくなることがよくあるのですが、私も、この映画のメッセージは素直に心の中に入ってきました、
いつもいつも、コメントありがとうございます。
私もコメントをいただくのを楽しみにしています♪

さっそくのお返事、いつもありがとうございます。
少し脱線気味のコメントなのですがお許しくださいませ。
ハンジミンさんが演じたみたいな
ちょっとの出番でも強烈な印象を残すキャラを思い出しまして(^^>
3時間以上の長尺でトータル20分も出ていないのに
映画の美味しいところをすべて持って行ってる
『キングダムオブヘブン』の
ボードアン4世(エドワード・ノートン)もそんな感じなのです。
別名(癩王)実在の人物でヨーロッパでは人気の王様の
一人のようです。
韓流ブログでお勧めするのもなんですが
ぜひ機会があればディレクターズカットで見てみてください。
映画公開された時には1時間もカットされて、そちらを
見てしまうと矛盾だらけで良さは伝わらないと思います。
リドリースコットの歴史大作ですが、グラディエーターより
私的にはこちらの方が好きでした。
youtubeでもトリビュートが見れるのですが出番はほぼそれだけみたいな(笑
ローブやマントは白人が似合うとしみじみ思います。
花たちの戦争の感想の所でああいうのは苦手とおっしゃっていましたが中国版大奥と言われる
『宮廷の諍い女』もお勧めですよ。
原題は主人公の名前をとって『シンケイ伝』なのですが
これは邦題の方が上手につけたタイトルだなぁと
感心した次第。
韓国ドラマと比べれば少し古いところもあるのですけれど、
本当によくできた脚本だったと思います。
40話以上もあってとっつきにくいと思いますが、
その長さが物足りなく感じるほどでした。
ちなみに花たちの〜は登場人物だれにも共感できず私は
途中でリタイアいたしましたですよ〜〜(^^;>
主人公の女優さんが若い頃の親戚のおばさんに見えて・・・
無理でした(苦笑)
宮廷の諍い女は
大奥ドラマが苦手というkirikoroさんに是非見ていただきたい作品です。
女の怖さがゾクゾクして人の想いが招く陰惨さが
半端ないけど突き抜けると逆にカッコよかったです。
どちらも鑑賞済みでしたらご容赦くださいませ。
お勧めありがとうございます!
『キングダムオブヘブン』
欧米の歴史映画って、まったく知らないので、教えてくださるととてもうれしいんです♪
ぜひ、機会を見つけてみてみようと思います。
ディレクターカット版ですね!
間違わないようにしなくちゃ。
『宮廷の諍い女』はおっしゃる通り、調べては見たんですが、苦手そう、と思ってパスしたドラマなんですよ。
私の苦手をご存じの上でお勧めされると、がぜん興味がわきますね♪
これも、ぜひ見なくては!

穏やかながら、陰湿な性質の悪さが、迫ってくるようでした。

11日,18日とチャンネル銀河で放送します。好きな作品ですので録画しました。
中庸23章が空回りせず、イ・サンの治世の根幹であったように思います。チェオクの剣の監督作品なのでアクションシーンは完璧 でも、演技のほうが見たかったなぁと。アッセンブリーのチョン・ジェヨンさんからDVDで再視聴でした。 23章を噛み締めながら、録画を見ようと思います。
タイトルは原題の「逆鱗」がいいですね。
キングダムオブヘブン お勧めします。劇場で2,3回見ました。オーランド・ブルームが一応主役ですが、脇を固める方が皆さんが素敵です。「アラブからみた十字軍」「十字軍物語」「海の都の物語(ヴェネチア史みたいな作品)」の十字軍部分を読んで頂けると更に面白いかも。十字軍は得意なパートではありませんが、この映画は楽しめるし、考えさせられる作品でもあります。
「王の涙」チャンネル銀河でも放送されるんですね!
お知らせくださって、ありがとうございます。
じつは原則録画したものはすぐ消す私も、この映画は消し難く、ずっと手元になるのですが、ぜひ他の方々にも見ていただきたいですね♪
「キングダムオブヘブン」upanddown1225さんもお勧めの映画なんですね!
ぜひ見たい、と思っているのですが、なかなか機会に恵まれません。
というか、映画はドラマ程チェックできていなくって、テレビでやっていても見落としているのかも…。
本の紹介もありがとうございます。
「海の都の物語」は塩野七生のですよね♪
彼女の本は割と好きなんですが、これは気になりながらも未読。これもぜひ読みたいと思います!

CSの番組欄を見たら、映画で上映された、この映画が放送されるというので、1局変更の手続きを取って見ましたよ。
途中で荘献世子が米櫃に閉じ込められて、壮絶な死を遂げるシーンも出てきましたね。
>貞純王后はいろいろな女優さんが演じていますが、ハン・ジミンの貞純王后は最高! こういう悪女が見たかったんです。
「朝鮮三大妖婦(悪女)」の仲間入りこそしていませんが、彼女も稀代の悪女ですよね。俺は「イ・サン」の金 麗珍が印象に残っていますね、貞純王后といえば。
検索したら、この映画の韓国名って「逆鱗」って言うんですか?初耳です。
2003年9月から2004年3月まで韓国で放送され、アジア中で大ヒットとなった超人気歴史ドラマ、といえば「大長今」です。
BS11では今頃になって放送されています。韓国での放送後、10年以上も経過して放送されるなんて、大人気ドラマだった証なんでしょうね。
間もなく桜の花見のSeasonですが、韓国では、そういった習慣ってあるんですかね?
〉1局変更の手続きを取って見ましたよ。
小回りが利いていいですね。
うちの加入しているケーブルはコースは少ないですしオプションも局が限られているんですよ~~
「イ・サン」のキム・ヨジンは私も強く印象に残っています。「華政」のキム・ゲシの時もそうでしたが、彼女の悪女役って、独特で味がありますね。
「大長今」実は私、今、GyaOで視聴中です♪ 後、4話ほどのところまで来ました。
以前に見たときは後半を先に見て、あとで前半を見た、と言う変則的な形で見たうえに、歴史のことをまるで知らない時に見たので、発見がけっこうあります。
それにしても、同時期に作られた歴史ドラマがことごとく古びている中、このドラマはまるで古さを感じさせられず、すごいなあ、と思って見ています。
花見は韓国でも人気みたいですね。
日本に統治時代に入った習慣みたいで、一度は桜を切ってしまおうとした動きもあったとか。
そして、毎年のように、桜およびソメイヨシノの原産地が韓国だ、などという説が韓国の大新聞などにも取り上げられるのが日本で騒がれますね。
さて、今年は…。