人気ブログランキング |

なんじゃもんじゃ kirikoro.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


by kirikoro
画像一覧
更新通知を受け取る
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

こんな「四季」は聴いたことがない


昨日、NHK教育でやっていた、ヴェニス・バロックオーケストラの「四季」は圧巻だった。
お目当てはその前のムーティ&ウィーン・フィルだった。こっちはつまんなくって他のことをしながらテレビをつけっぱなしにしていたら流れてきたのが、これ。
完全にフリーズ状態で聴き終えてしまいましたよ。
もともと、ヴィヴァルディも「四季」も退屈で苦手。
わたしがはじめて聴きに行ったコンサートがイ・ムジチのこれで、10歳のわたしはあまりの退屈さにうとうとしてしまった苦い思い出があるため、いろんな演奏家で再チャレンジしているのだが、面白かったことはいちどもなかったのだ。
でも、これは退屈なんてする間がなかったよ。ドラマティックでスリリングで遊び心があって。かなり大胆にリズムを自在に変えるのびのびとした演奏だ。まるで別の曲のよう。
とは言え、これはバロックの時代にはこうであっただろうという理論に基づいたものである。(なんて言っても、音は消えてなくなるものだからあくまでも現代人の考える、という枠からは外れられない)
<バロック>だからねえ。ドラマティック大好きな時代だよ。

それにしても、クラッシックの演奏の主流の移り変わりって、面白いな。
二十世紀の前半までは「ロマンティック」の時代。思い入れたっぷりな演奏が好まれたものだ。こどものころにはフランソワのショパンなど愛聴していたが、今聴くと、ちょっとうんざりしそうな気がする。
その後、楽譜遵守主義の時代になり、楽譜に書かれていることしか演奏してはいけないというような姿勢となる。
今からすると、とんでもない話のように思えるけれど、時代は大時代的な「ロマンティック」に辟易してたんだろうな。
その後、その曲が書かれていた時代にはどのように演奏されていたか、の探求の時代にはいり、現在にいたる、ということになろうかと思うが、これはまた、前時代に対するアンチテーゼでしょうね。
振り子が右に振り切れたら、左へと戻るのだ。
でも、振り子ってわけでもないから、同じところにかえるのではなく、新たなステージなのだけれど。
さて、この流れのあとはどのように展開して行くんだろう。

CDも出ています。

ヴィヴァルディ:四季
カルミニョーラ(ジュリアーノ) ヴィヴァルディ ヴェニス・バロック・オーケストラ マルコン(アンドレーア) / ソニーミュージックエンタテインメント
by kirikoro | 2006-01-09 14:05 | 読んだ本・聴いたCDなど | Comments(0)