なんじゃもんじゃ kirikoro.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


by kirikoro
画像一覧
更新通知を受け取る
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

コ・ヒョンジョン、チョ・インソン「ディア・マイ・フレンズ」


ディア・マイ・フレンズ(디어 마이 프렌즈)  ☆☆☆☆
d0060962_23280072.jpg
2016年tvNの金土ドラマ、全16話
演出 ホン・ジョンチャン(「マイ・シークレットホテル」)
脚本 ノ・ヒギョン(「愛の群像」「その冬、風が吹く」「大丈夫、愛だ」)
出演者
コ・ヒョンジョン (パク・ワン役)、キム・ヘジャ(チョ・ヒジャ役)、ナ・ムニ(ムン・ジョンア役)、コ・ドゥシム (チャン・ナンヒ役)、ユン・ヨジョン(オ・チュンナム役)
特別出演:チョ・インソン、ダニエル・ヘニー、イ・グァンス
最高視聴率は8.087%(AGBニールセンによる)

コ・ヒョンジョンとチョ・インソンが演じる人たちのラブストーリーなどもあるのですが、それはあくまでもサブストーリーで、ドラマの主人公はみんな60代~の年齢を重ねた人たち
(チョ・インソンは特別出演扱いですが、出演分量はけっこうあります。主人公の老人たちとはほとんど絡みませんが)
そんな、若い世代からは、もう終った、と考えられている世代の人たちの、まだまだ終わらない人生のお話です。
地味な内容にもかかわらず、視聴率はケーブル局なので、ヒット作と言える数字だと思います。

*このドラマのアンケートを作りました。
ご覧になった方々に参加していただけると嬉しいです♪





物語はその年代の母を持つ翻訳家兼作家の女性の目線で描かれており、あたかも彼女は脚本家自身の分身のようです。
脚本家のノ・ヒギョンは以前から、人間心理を描くのが上手い作家さんだと思っているのですが、その中でも年齢を重ねた登場人物を描くのがとても上手い、と思っていた人。
彼女自身似た経験があったんじゃないか、などと思わせるようなドラマでもありました。

主人公たちは年齢を重ね多人たちなんですが、その頃になると、体の病気や頭の健康がより問題となってきますし、近い将来に来る死をも意識せざるを得なくなってきます。
でも、愛や友情は若い時以上に深い彩りを人生に与えてくれるんですね。
このドラマでは、そんな人生の仕上げの時期の喜びを教えてくれます。
老齢になっても続く人生の起伏の一コマ一コマがとても貴重で、人生は美しい!と思えるようなドラマでした。

主な登場人物はほとんどが老人なので、役者さんも芸歴の長い人たち。
それぞれに個性的なキャラを演じる実力派俳優さんたちも見どころの一つですね。
また、そのキャラクターもそれぞれ、かなりの欠点を抱えたりしてもいるのですが、みんな愛おしく思える人たちでした。

このドラマの良さはあらすじを書いてもすっぽりと抜け落ちてしまう、と思うのですが一応、最初のあたりのあらすじも書いておきます。

ナンヒ、ヒジャ、ジョンアは幼い頃からの友人同士。
ヒジャとジョンアは同じ年で、少し年下のナンヒのやっている店に足しげく通う間柄です。
ある日、チュンナムの店で小学校の同窓会が開かれます。
同窓会と言っても、年齢もばらばらのメンバーが自主的に集う会のような感じですね、
運転手として駆り出されたナニの娘ワンは老人たちにこき使われ、うんざりし…。
そんななか、女優のヨンウォンも現れます。
彼女はナンヒと大親友だったが、ある日を境に犬猿の仲となってしまっているのね。
取っ組み合いの喧嘩になってしまうナンヒとヨンウォン。
ヨンウォンがナンヒ夫の浮気疑惑を打ち消したためにナンヒが自分の目で浮気現場を目撃してしまったというのがその理由です。
でも、ヨンウォンは不倫の当事者ではありませんし、ワンにとってはとてもお世話になった人。
ワンはヨンウォンの味方に回っているのですが、ナンヒは赦せないようです。

一方、ワンは過去に恋人がいたようなんですが、別れてしまっているようです。
でも、現在もスロベニアに住む元恋人とテレビ電話で親しく話す仲。
でも、妻子のある男とも仲が良いようで、それを偶然見かけたチュンナムからどんどん話は伝わり、心配するナンヒの友人たちです。

ヒジャの方は夫を亡くした後、一度は海外に住む息子の家で同居することになったのですが、すぐに帰ってきて以前の家に一人暮らしを初めます。
でも、なんだか様子が少し変です。
自分の家の向かいのの若い男が日に3度自分を見ているとジョンアに打ち明け、二人で乗り込んダリしています。
話を聞いてみると、彼は老人を被写体にする外国人カメラマンで、ジョンアはちゃっかりと遺影写真用に撮ってもらったりしています。
そして、認知症テストで妄想性障害だと診断されたヒジャ、自殺をしようと思うのですが…。
ヒジャ、川に飛び込もうとして、警察のお世話になってしまいます。

ジョンアがヒジャの向かいの男にとってもらった写真が出来上がってくるのですが、向かいの男が世界的に有名なカメラマンだと知るとタダで霊前写真を撮ってもらおうと勝手に決めて押しかける老人たち。
断られるのですがあきらめず、粘り勝ちで写真を撮ってもらう老人たちです。
ワンははしゃぎながら霊前写真を撮ってもらう老人たちに初めて興味を持ち、彼らのことを本に書こうと考え始めます。

そして、老後の世界一周旅行の約束だけを頼みにケチで細かい夫に堪えてきたジョンア、夫がそんな気がないと知り、家出を決行です。
ところが、ヒジャを誘いドライブしているうちに人を轢いてしまうというアクシデントを起こします。
人を轢いたことを確認したものの、そのまま逃げてしまうジョンアとヒジャ。
怖くて運転できなくなったジョンアはワンに助けを求めます。

ところで、ジョンアの養女が教授の夫からDVを受けているようなんですが、ジョンアも夫もまだ気づいていません。
ジョンア養女は逃げるつもりなのか、宝石を手にヨンウォンにお金を無心にやってきます。
そこにチュンナムがやって来て、自分がお金を出すと言いだしています。

ジョンアとヒジャはひき逃げのことを秘密にしようと決心したものの、罪悪感に苦しみます。
ヒジャは自分の通う教会の神父に相談。
神父から、やはり信者の弁護士のソンジェに相談が行きます。
ソンジェは妻を亡くした弁護士で、実はヒジャと若い頃に付き合ったことがあったのね。
ソンジェはヒジャを見かけて境界に足しげく通うようになったのですが、ヒジャはソンジェのことに全く気付かないそぶりをしています。

そんな折、ワンもジョンアたちのひき逃げに気づきます。
ワンの問いにはしらばっくれるジョンアとヒジャでしたが、結局、自首することに…

こんな感じで、老人たちの身の回りで次々に起こる出来事を描いていきます。

年齢の異なる幼馴染がたくさん出てくるのですが、彼らの育ったところが大都市に近いけれど田舎の小さな町(?)のようで、その中で結婚した人もちらほらいることから、こういう集団ができたんでしょうね。
ひとことで老人と言っても、年齢差があることで、より複雑な関係が出来上がっている感じです。

自分のことを振り返ってみると、一番親しかった幼馴染とも、もう何十年も年賀状だけの付き合いだな、などと…。
あんまり干渉されるのは好きな方ではありませんが、少しうらやましい気もしました。



web拍手 by FC2




[PR]
Commented by とっこさん at 2018-10-14 00:16 x
「ディア・マイ・フレンズ」は、途中から見始めましたが、十分、ついていけました。目下、視聴続行中です。

老い、充たされない夫婦関係、親子の確執、肉親との死別、ガンの宣告、身体障害、DV、叶わなかった恋、誤解でこじれた友情と和解、など、人を人生の岐路に立たせるさまざまな問題を絡めておりながら、どこか明るく、救いがあって、ユーモアの入る余地もあり、心にしみて涙がこぼれそうになったり、声を出して笑ったりしながら、見ています。
 
ところで、私は、絶大なるファンのいるミシルにそれほど
心を摑まれることはなかったのですが、このドラマのコ・ヒョンジョン、そして、以前、ソ・ヘギョと恋人を演じていたときには好きになれなかったし、男前とも思わなかったチョ・インソンにノックアウトされてしまいました。お年を召した名優の方々も、素晴らしいです。登場人物の数だけの人生があるのだということが、リアリティをもって感じられます。

愛憎ドラマにはハナからウンザリで、恋愛ものすら、ちょっとのことでは食指も動かなくなってしまい、正義の復讐もどうも、といった昨今、本当に魅力的ドラマです。こういうドラマが日本にはないのが残念です。
Commented by kirikoro at 2018-10-18 07:53
とっこさんさん、こんにちは。

>登場人物の数だけの人生があるのだということが、リアリティをもって感じられます。

私もそうでした。

このドラマの表に出すぎないラブストーリーも自然体でいい感じでしたね。

>こういうドラマが日本にはないのが残念です。

知らないだけかもしれませんが、日本のドラマでも、こういうのみたいですね♪
Commented by とっこさん at 2018-10-18 21:45 x
このドラマについてのコメントがないのが不思議ですね。
kirikoroさんが言われるように、日本でもよくある話だからでしょうか。

私が日本のドラマを見なくなってから久しく、見ないでおいて、こんな類いのドラマが日本にはないと嘆くのは矛盾していますが、多分、日本のドラマの切り口というか、演出に期待しなくなってしまったからかも知れないし、好きな俳優が皆無のせいかもしれません。映画も昔から、洋画しか見てこなかったですね。

ところで、群像劇風のこのドラマですが、主役は、やはり、コ・ヒョンジョンだと思いますね。というより、彼女が自分を主役にしてしまっています。彼女は、もともと主役としてオファーされた役しか受けないという意味ではなく、自分の役を主役にできると思うようなドラマにしか出演しないような気がします。そういう計算の上、出演を決めているのではないかと。wowowで放送中の『リターン』を、途中降板したらしいのも理解できますね。

週一で、『耳打ち』が始まりましたが、イ・ボヨンが
素晴らしいです。韓国の女優さんは、静かに話す言葉の
ひとつひとつに鬼気迫るものを感じさせるのがうまいですね。ご覧になりましたか?
Commented by とっこさん at 2018-10-21 21:14 x
Dear my friendsは、土日放送なので、他にあまり見ている韓ドラがないせいもあって、またまた、感想を。

チョ・インソンを以前見たドラマを調べたら、「その冬、風が吹く」でした。それから、5,6年はたっているはずなのですが、彼がかえって、若がえって見えるのが不思議です。以前は面長の馬面だったのに、それが解消(?)されて、とても魅力的です。俳優さんって、こういうことがあるんですよね。彼は、時代ものには出ていますか。何年か韓ドラを見てきて、まだ、二回目のご対面になりますが、主たる活動はドラマ以外なんでしょうか。

ミシルについても、あらためて、思いだしているのですが、『善徳王女』というのは、正統派時代劇ではなく、違ったジャンルに思えました。以前にもそう書いたように思います。そこが魅力なんでしょうね。ミシルの眉のピクリが!

時代劇も、韓国ドラマを見始めた頃は、朝鮮半島史にまったく疎かったので、とても新鮮でしが、とりあげる時代はかなり決まっているようで、通り一遍に、歴史をなぞるだけでは、以前ほどの感動はなくなってしまいました。いれかわりに、中国歴史ものに俄然、興味がわき、目下、wowowで司馬懿をメインに据えた『三国志』に夢中です。

エンタメの世界、制作側も、視聴者をつなぎとめるのは大変だろうなと思ったりしています。
Commented by kirikoro at 2018-10-28 09:00
とっこさんさん、こんにちは。
レスが遅れてしまい、すいません。あっという間に時間が過ぎてしまう毎日です…。

コメントが付きにくいのは、安易に感想を語りにくいドラマだからかもしれませんね~
アンケートではとても評判がいいようですし。

>主役は、やはり、コ・ヒョンジョンだと思いますね。というより、彼女が自分を主役にしてしまっています。

それはありますね~

>彼女は、もともと主役としてオファーされた役しか受けないという意味ではなく、自分の役を主役にできると思うようなドラマにしか出演しないような気がします。

なるほど。
「リターン」も出演さえさせればこっちのもの、なんて、製作者側の安易なやり方があったのかもしれませんね。

「耳打ち」はどうにも気分が乗らなくて、2話だったかな?でリタイアしてしまいました。

チョ・インソンは韓国では絶大な人気を誇る人で、知らない人はいないぐらいの俳優さんです。
若い頃にヒットドラマにいくつも出演していて、(中でも「バリの出来事」はきっととっこさんさんもお好きなんじゃないかなあ? 機会があればぜひ)現在は出演作を厳選しているのか、出演作はあまり多くない感じです。
時代物では映画の「霜花店(サンファジョム)―運命、その愛―」がありますね。高麗王朝の同性愛・不倫を扱った映画で(作品の完成度はともかく)華麗な映像の人気作です。(王のモデルは恭愍王)

>ミシルについても、あらためて、思いだしているのですが、『善徳王女』というのは、正統派時代劇ではなく、違ったジャンルに思えました。

その通りだと思います。
実は1回目の視聴では不満もいろいろあったのですが、2回目の視聴ではそれが全部解消していたのはきっと一回目は見方を間違えていたせいなんでしょうね。

私も最近は中国の歴史物をたくさん見るようになりました。
「三国志」WOWOWでやっているのは「三国志~司馬懿 軍師連盟~」という新しいドラマなんですね♪
私が契約している局で放送されたら見てみたいと思います。教えてくださってありがとうございます!

Commented by とっこさん at 2018-11-04 22:35 x
高齢者という範疇にさしかかった仲間のそれぞれのターニング・ポイントが切ないですね。

会うのはこれが最後かもしれないなという想いで再会しに来た元夫を見送るのを、親友のガン告知を知ってキャンセルしてしまい、相手の真意を知る最後のチャンスを逸した人、ボーイフレンドになれるかも知れない年下の男性との出会いがあった直後の余命宣告的ガンの告知を受けた人、老後のわずかばかりのトキメキを感じさせてくれる女友達との旅が叶った直後の相手の認知症の発覚に心を痛める人、相手をいかに自分が傷つけたかを知らないまま、ぬるま湯のように夫婦や友人であったことに気づいて愕然とする人。

そして、つくづく、人生において大事だった人には、まだ、互いに面影が残っている間に会っておきたいものだと思います。

過去を振り返らないという潔さを貫くのも選択肢かもしれませんが、死を目前にしたダヴィンチの「思い出がすべてだ」という言葉も心にしみます。

このドラマ、あと、何回あるのか、どういう終わり方をするのかもわからないのですが、コ・ヒョンジョンには、絶対に、チョ・インソンのもとへ行ってもらいたいです。

チョ・インソン、本当にうまい俳優ですね。そして、魅力的。そう言えば、昔、ドラマのなかの人物が、彼を理想の男性に挙げていました。ドラマのなかの人物が挙げるあこがれの男優としては、チャン・ドンゴンも常連。彼が、ベタ掘れで結婚したという奥様の復帰作品『完璧な妻』は、もひとつ、彼女の魅力がわからず、ストーリーも、もどかしくて、リタイアしてしまいましたけれど。

毎土日が待ちきれません。
Commented by kirikoro at 2018-11-08 08:57
とっこさんさん、こんにちは。

ドラマも終盤ですね。
どれもが自分の将来であり、自分の友達の未来・・・
そう思うから、ますますせつないんですよね。

>そして、つくづく、人生において大事だった人には、まだ、互いに面影が残っている間に会っておきたいものだと思います。

じつは私、少し前まで、少しずつ過去の人間関係からフェイドアウトしようかな、なんて考えていたのですが、小学校時代の同級生たちに誘われて、2度目の修学旅行に行くことになったんですよ~
そうやって思いだして見ると、あの人たち、この人たち、みんな自分が生きたその時代そのもののような人たちなんですね~
最近はすっかり引きこもり気味で、自分からはアクションを起こせないでいるんですが、やっぱり、会っておきたい人たちは他にもたくさんいます。
「思い出がすべてだ」…ほんとにそうかもしれませんね。

「完璧な妻」はチャン・ドンゴンの奥様の復帰作として注目されましたが、実はドラマの真の主人公は別の人だった、って感じかなあ~
最後まで見ましたがわたしも彼女の魅力は正直見つけられませんでした(汗)
by kirikoro | 2017-08-21 23:53 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(7)