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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


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コ・ヒョンジョン、チョ・インソン「ディア・マイ・フレンズ」


ディア・マイ・フレンズ(디어 마이 프렌즈)  ☆☆☆☆
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2016年tvNの金土ドラマ、全16話
演出 ホン・ジョンチャン(「マイ・シークレットホテル」)
脚本 ノ・ヒギョン(「愛の群像」「その冬、風が吹く」「大丈夫、愛だ」)
出演者
コ・ヒョンジョン (パク・ワン役)、キム・ヘジャ(チョ・ヒジャ役)、ナ・ムニ(ムン・ジョンア役)、コ・ドゥシム (チャン・ナンヒ役)、ユン・ヨジョン(オ・チュンナム役)
特別出演:チョ・インソン、ダニエル・ヘニー、イ・グァンス
最高視聴率は8.087%(AGBニールセンによる)

コ・ヒョンジョンとチョ・インソンが演じる人たちのラブストーリーなどもあるのですが、それはあくまでもサブストーリーで、ドラマの主人公はみんな60代~の年齢を重ねた人たち
(チョ・インソンは特別出演扱いですが、出演分量はけっこうあります。主人公の老人たちとはほとんど絡みませんが)
そんな、若い世代からは、もう終った、と考えられている世代の人たちの、まだまだ終わらない人生のお話です。
地味な内容にもかかわらず、視聴率はケーブル局なので、ヒット作と言える数字だと思います。

*このドラマのアンケートを作りました。
ご覧になった方々に参加していただけると嬉しいです♪





物語はその年代の母を持つ翻訳家兼作家の女性の目線で描かれており、あたかも彼女は脚本家自身の分身のようです。
脚本家のノ・ヒギョンは以前から、人間心理を描くのが上手い作家さんだと思っているのですが、その中でも年齢を重ねた登場人物を描くのがとても上手い、と思っていた人。
彼女自身似た経験があったんじゃないか、などと思わせるようなドラマでもありました。

主人公たちは年齢を重ね多人たちなんですが、その頃になると、体の病気や頭の健康がより問題となってきますし、近い将来に来る死をも意識せざるを得なくなってきます。
でも、愛や友情は若い時以上に深い彩りを人生に与えてくれるんですね。
このドラマでは、そんな人生の仕上げの時期の喜びを教えてくれます。
老齢になっても続く人生の起伏の一コマ一コマがとても貴重で、人生は美しい!と思えるようなドラマでした。

主な登場人物はほとんどが老人なので、役者さんも芸歴の長い人たち。
それぞれに個性的なキャラを演じる実力派俳優さんたちも見どころの一つですね。
また、そのキャラクターもそれぞれ、かなりの欠点を抱えたりしてもいるのですが、みんな愛おしく思える人たちでした。

このドラマの良さはあらすじを書いてもすっぽりと抜け落ちてしまう、と思うのですが一応、最初のあたりのあらすじも書いておきます。

ナンヒ、ヒジャ、ジョンアは幼い頃からの友人同士。
ヒジャとジョンアは同じ年で、少し年下のナンヒのやっている店に足しげく通う間柄です。
ある日、チュンナムの店で小学校の同窓会が開かれます。
同窓会と言っても、年齢もばらばらのメンバーが自主的に集う会のような感じですね、
運転手として駆り出されたナニの娘ワンは老人たちにこき使われ、うんざりし…。
そんななか、女優のヨンウォンも現れます。
彼女はナンヒと大親友だったが、ある日を境に犬猿の仲となってしまっているのね。
取っ組み合いの喧嘩になってしまうナンヒとヨンウォン。
ヨンウォンがナンヒ夫の浮気疑惑を打ち消したためにナンヒが自分の目で浮気現場を目撃してしまったというのがその理由です。
でも、ヨンウォンは不倫の当事者ではありませんし、ワンにとってはとてもお世話になった人。
ワンはヨンウォンの味方に回っているのですが、ナンヒは赦せないようです。

一方、ワンは過去に恋人がいたようなんですが、別れてしまっているようです。
でも、現在もスロベニアに住む元恋人とテレビ電話で親しく話す仲。
でも、妻子のある男とも仲が良いようで、それを偶然見かけたチュンナムからどんどん話は伝わり、心配するナンヒの友人たちです。

ヒジャの方は夫を亡くした後、一度は海外に住む息子の家で同居することになったのですが、すぐに帰ってきて以前の家に一人暮らしを初めます。
でも、なんだか様子が少し変です。
自分の家の向かいのの若い男が日に3度自分を見ているとジョンアに打ち明け、二人で乗り込んダリしています。
話を聞いてみると、彼は老人を被写体にする外国人カメラマンで、ジョンアはちゃっかりと遺影写真用に撮ってもらったりしています。
そして、認知症テストで妄想性障害だと診断されたヒジャ、自殺をしようと思うのですが…。
ヒジャ、川に飛び込もうとして、警察のお世話になってしまいます。

ジョンアがヒジャの向かいの男にとってもらった写真が出来上がってくるのですが、向かいの男が世界的に有名なカメラマンだと知るとタダで霊前写真を撮ってもらおうと勝手に決めて押しかける老人たち。
断られるのですがあきらめず、粘り勝ちで写真を撮ってもらう老人たちです。
ワンははしゃぎながら霊前写真を撮ってもらう老人たちに初めて興味を持ち、彼らのことを本に書こうと考え始めます。

そして、老後の世界一周旅行の約束だけを頼みにケチで細かい夫に堪えてきたジョンア、夫がそんな気がないと知り、家出を決行です。
ところが、ヒジャを誘いドライブしているうちに人を轢いてしまうというアクシデントを起こします。
人を轢いたことを確認したものの、そのまま逃げてしまうジョンアとヒジャ。
怖くて運転できなくなったジョンアはワンに助けを求めます。

ところで、ジョンアの養女が教授の夫からDVを受けているようなんですが、ジョンアも夫もまだ気づいていません。
ジョンア養女は逃げるつもりなのか、宝石を手にヨンウォンにお金を無心にやってきます。
そこにチュンナムがやって来て、自分がお金を出すと言いだしています。

ジョンアとヒジャはひき逃げのことを秘密にしようと決心したものの、罪悪感に苦しみます。
ヒジャは自分の通う教会の神父に相談。
神父から、やはり信者の弁護士のソンジェに相談が行きます。
ソンジェは妻を亡くした弁護士で、実はヒジャと若い頃に付き合ったことがあったのね。
ソンジェはヒジャを見かけて境界に足しげく通うようになったのですが、ヒジャはソンジェのことに全く気付かないそぶりをしています。

そんな折、ワンもジョンアたちのひき逃げに気づきます。
ワンの問いにはしらばっくれるジョンアとヒジャでしたが、結局、自首することに…

こんな感じで、老人たちの身の回りで次々に起こる出来事を描いていきます。

年齢の異なる幼馴染がたくさん出てくるのですが、彼らの育ったところが大都市に近いけれど田舎の小さな町(?)のようで、その中で結婚した人もちらほらいることから、こういう集団ができたんでしょうね。
ひとことで老人と言っても、年齢差があることで、より複雑な関係が出来上がっている感じです。

自分のことを振り返ってみると、一番親しかった幼馴染とも、もう何十年も年賀状だけの付き合いだな、などと…。
あんまり干渉されるのは好きな方ではありませんが、少しうらやましい気もしました。



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Commented by とっこさん at 2018-10-14 00:16 x
「ディア・マイ・フレンズ」は、途中から見始めましたが、十分、ついていけました。目下、視聴続行中です。

老い、充たされない夫婦関係、親子の確執、肉親との死別、ガンの宣告、身体障害、DV、叶わなかった恋、誤解でこじれた友情と和解、など、人を人生の岐路に立たせるさまざまな問題を絡めておりながら、どこか明るく、救いがあって、ユーモアの入る余地もあり、心にしみて涙がこぼれそうになったり、声を出して笑ったりしながら、見ています。
 
ところで、私は、絶大なるファンのいるミシルにそれほど
心を摑まれることはなかったのですが、このドラマのコ・ヒョンジョン、そして、以前、ソ・ヘギョと恋人を演じていたときには好きになれなかったし、男前とも思わなかったチョ・インソンにノックアウトされてしまいました。お年を召した名優の方々も、素晴らしいです。登場人物の数だけの人生があるのだということが、リアリティをもって感じられます。

愛憎ドラマにはハナからウンザリで、恋愛ものすら、ちょっとのことでは食指も動かなくなってしまい、正義の復讐もどうも、といった昨今、本当に魅力的ドラマです。こういうドラマが日本にはないのが残念です。
Commented by kirikoro at 2018-10-18 07:53
とっこさんさん、こんにちは。

>登場人物の数だけの人生があるのだということが、リアリティをもって感じられます。

私もそうでした。

このドラマの表に出すぎないラブストーリーも自然体でいい感じでしたね。

>こういうドラマが日本にはないのが残念です。

知らないだけかもしれませんが、日本のドラマでも、こういうのみたいですね♪
by kirikoro | 2017-08-21 23:53 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(2)