Aphex Twin / Warp/Sire
いやあ。これはかなりすごいアルバムだと思う。
ジャンルで言うと、エレクトロニカあたりになるの?
このへんの分類は、よく分りません。
電子音とかピアノとかサンプリング音源ってやつ?という音がします。
Aphex TwinとはRichard D.Jamesのソロユニットなんだとか。
曲は高速ビートのものから、メロディアスなピアノ曲まで、静と動を行き来して、
飽きることなく、聴きつづけてしまう。
どの曲も、少しもの悲しくって、あちらこちらの美しいメロディに心惹かれる。
サイトを覗いていると、<いっちゃってる人>的な表現を見かけたが、むしろ
かなり理知的な音楽作りがされていると思うな。
音楽を聴く耳って、かなり保守的なので、ポピュラリティのあまりないジャンルで
そこそこ売れようと思うと、かなり、構成力がいるんじゃないかなあ。
もっとも、ポピュラリティがないといっても、耳慣れない人には耳慣れないだろうけれど、けっして特異なものでも新しいものでもないと思うけど。
ただし、曲のタイトルはかなり???のようです。
そうですね、レイディオ・ヘッドやナインインチが好きな人には、ぜひおすすめしたいです。
しばらくは、このアルバム、聴き続けそうな気配。
(韓国ドラマとこのアルバムのどちらを取るかで悩むというのは、どうにも変な気がするなあ・・・)
HMVでは試聴ができるようなので、リンクしておきます。