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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


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イ・ミンギ、チョン・ソミン「この恋は初めてだから」


この恋は初めてだから/この人生は初めてだから(이번 생은 처음이라)  ☆☆☆☆
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2017年、tvN月火ドラマ、全16話
演出 パク・ジュナ(「ゴハン行こうよ」「キスして幽霊!~Bring it on, Ghost~」)
脚本 ユン・ナンジュン(「イケメンラーメン店」「ホグの愛」)
出演者
イ・ミンギ(ナム・セヒ役)、チョン・ソミン(ユン・ジホ役)、イ・ソム(ウ・スジ役)、キム・ボウン(ヤン・ホラン役)、パク・ビョンウン(マ・サング役)、キム・ミンソク(シム・ウォンソク役)
最高視聴率は5.0%(TNmSによる)

持っているものといえば多額のローンの残ったマンションだけの家主と、契約金もろくにないまま急に引っ越さなければならなくなってやって来た借主の同居→契約結婚ラブコメ。

*このドラマのアンケートを作りました。
ご覧になった方々に参加していただけると嬉しいです♪


契約結婚ものといえばロマンチックな夢物語的なものが思い浮かぶかもしれませんが、このドラマは若い世代の過酷な環境を背景に、静かに深く、結婚とは何かを考えて行く物語になっています。
ラブコメのかたちをとっていますが、ドタバタとしたところはなく、無理な笑いをとろうとはせず、主に登場人物のキャラが醸し出す、クスッとするような笑いをちりばめる程度にとどめ、
詩や映画の引用や、モノローグを多用することにより、大事なものの本質を見極めようとする、落ち着いたラブストーリーになっています。

派手なところは全くないし、理屈っぽいと言えば理屈っぽいので、一般受けしない作品かもしれませんが、私にとっては、ツボをピンポイントで突いてくる感じで、すごく心を動かされたドラマでした。




主役を演じているのは「ダルジャの春」のイ・ミンギと「イタズラなKISS」のチョン・ソミン
フレッシュな魅力を見せてくれたこの二人もすっかり落ち着いた演技を見せてくれるのですが、魅力はそのままですね。
繊細な表情演技で、かなりリアルな感じの女の子を演じるチョン・ソミンに対し、漫画の主人公のような世捨て人のような生活を送るキャラを演じるイ・ミンギ。
この2人、とっても相性がいい感じに見えます!
主人公2人がひとつひとつ、難題を解決していくのですが、その過程はとても共感が持てて、とってもいいカップルだと思いました。
そして視聴者もまた、自分が結婚しているしていないにかかわらず、結婚ってなんだろう、と考え、他人と生きるということの意味を考えることになるドラマだと思います。

(story)
ジホは国内最高レベルのS大を出て、この就職難の時代にも高給を受け取れる仕事の機会はいくらでもあったというのに、やりたいことをやりたい、と薄給の補助作家をやっています。
あるドラマの放送が終わり、3か月ぶりに弟と住む家に帰って来るジホ。
ところがジホの留守の間に、弟は女の子を妊娠させて結婚、いっしょに住んでいます。
帰って来るなり、二人の濃厚なシーンを目撃してしまい、同居は無理!な状況となってしまうジホ。
ところが、お金はジホが出しているものの、名義は昔気質の父親が長男である弟にしているのね。
その日はちょうどジホの30歳の誕生日だというのに、仕方なく出て行くことにするジホ。ですがお金がありません。
絶望的な気分になっているところに友人のホランから、破格の条件でルームメイトを求めている、という知らせが入ります。
相手が忙しいため、顔を合わせないまま、紹介された家に住み始めるジホ。
お互いに同性の相手と住んでいる、と思っているのですが、実は男性家主に女性借主で、契約もまた、勘違いから顔を合わせることなく交わしてしまいます。

そんなある日、ジホの職場仲間とセヒの会社の人たちの飲み会が同じ店であります。
偶然、ジホがある人に告白されるに違いないと思っていることを話した直後、その相手が別の女性と付き合っていたことを知ってしまった場面に居合わせてしまったセヒ。
帰りのバス停でも一緒になったのですが、セヒの言葉に感激して、二度と会うこともない相手だと思ったジホは彼にキスをしてしまいます。

ところがとうとう家で顔を合わせてしまう二人。
お互いに性別を誤認していたことから、ジホは家を出て行くことになります。
でも、ようやくめぐって来た自分の脚本をドラマ化する話が持ち上がったところで、そのお金が入金されるまではお金がないので、もう少し住み続けることに。
ところがそうしていくうち、ジホが同居人としては最高のランクだと気付くセヒ。
お互いに異性として轢かれているわけではないことを確認して同居を続けることにします。

そんなある日、セヒの母親がやってきます。
母親としては異性のルームメイトなど認められるわけがなく、しかもセヒには一刻も早く結婚してもらいたい現状。
またしてもジホは出て行くことになり、こんどは助監督に頼み込み、倉庫を空けてもらい、そちらで過ごすことに。

仕事の方は、ジホの脚本がドラマ化されることになったのですが、そこに先輩作家が加わることになり、ジホの脚本は見る影もなく変わってしまいます。
ついに切れてしまったジホ、そのうえ、酒に酔った監督がジホのいる倉庫に入ってきてレイプ未遂、なんて出来事も起こってしまいます。
ジホはそこにもいられず、弟の家にも入れず、気が付けばセヒのマンションの前です。
そこにちょうどセヒも出てきて、家に入る二人。
そこでセヒは何と、結婚しませんか?と提案します。

自分にとっては愛も結婚も意味がなく、お金と時間の浪費だと考えるセヒにとって必要な人ということのようで、まだ恋愛で結婚したいと考えるジホは断ります。
バスの始発前に出て行く、といって眠るジホなのですが、アラームをセットし間違え、夕方、再び顔を合わすふたり。
ジホは友人のスジの家に世話になります。
そして、先輩作家にお酒に誘われるジホ。
行って見ると、ジホに襲い掛かって来た助監督が先輩たちの助けを受けて謝る、というかうやむやにしようとする場だったようで、そういう事が許せないジホ。
作家もやめる、と席を立ちます。
スジはいつまでもいてもいいと言ってくれるのですが、母親から、故郷の家に帰ってきてもいいと言われ、帰ることにするジホです。
倉庫においていたジホの荷物がセヒの家に届けられたため、それを取りに行くジホ。
そこに自分では捨てられない脚本と映画「卒業」のポスターを置いて行こうとします。
ところが、バスで出発を待っているとセヒがそれを届けに来てくれます。
セヒが結婚は誰でもよかったのではなく、ジホだからだ、と言いジホは自分にとって必要な人だ、と言われたことを思い出すジホ。
ジホはバスを降り、自分の方から結婚しますか?と問いかけます。
その前に聞いておくことがある、と言い、自分のことが好きかと聞くセヒ。
いいえ、と答えるジホ。で、プロポーズ成功です。…

ジホはセヒの家ではよく眠れ、朝ごはんもおいしく食べられます。
セヒは自分も猫も平和だと満足な様子。
さっそく結婚までにやることをリストアップする二人です。

ジホ弟宅に両親が来ることになり。さっそく顔合わせに行く二人。
難関の父親攻略はセヒが正直に話して失敗しそうなところ、ジホがひざまずかせてクリア。
セヒ母親にはまず、ツーショット写真を送って信じさせます。
ジホはスジとホランに話をしようとするのだけれど、ホランがちょうど、プロポーズされると思っていたのに不発で落ち込んでいるところだったので、言いだせず…

続いて、セヒの両親に会いに行くことになるジホとセヒです。
バスの最後部席で「卒業」のラストシーンの表情で座っている二人…

わたしはこの4話のラストのふたりが映画「卒業」のラストシーンとそっくりの表情をしているところで、このドラマに対する好奇心がぐんとアップしたんです。
小説では二人がにっこり微笑み合うところで終わるのですが映画の方では、それぞれが、これから先のことを考えているのか、すごく親権で複雑な表情をしているんですよね。
きっと、このシーンがこのドラマを象徴するシーンに違いない、と…
(「卒業」のラストシーンについてジホが語るシーンも終盤になって出てきます)

ストーリーの方はこの二人の、結婚から始まるラブストーリーを軸にしながら、ヒロインの高校時代からの親友スジとホランのラブストーリーが、それを補強するような形で進行します。
スジはジホと同じくS大を出ており、将来の夢は社長になること!
でも、現実は厳しく、上司や取引先の人ののセクハラに耐え、何とか代理職にしがみついている感じです。
でも、弱みは見せないスジ、人が彼女をビッチとさげすんでも、まるで気にしない様子です。
そんな彼女に声をかけてくるセヒの会社のCEOのサング。
かつてワンナイトラブがあったようなんですが、覚えてもいない様子で翻弄するスジなんですが、翻弄されても彼女と付き合いたいサングです。

もう一人の親友のホランは普通の大学卒でワインバーのマネージャーをしています。
彼女には7年来の恋人で、同棲しているウォンソクという男がいます。
ウォンソクもまたS大卒で、天才的な能力を持っており、業界では誰も知らない人はいないというほど有名なアプリも開発しています。
自分がCEOになり働いているものの、商売の才覚はないらしく、全然儲からず、ホランとの結婚は考えられない状態です。
でも、ホランの高校時代の夢は良妻賢母で、そろそろ結婚したい、と強く願っているのですが…

主な登場人物たちのドラマのスタート地点での関係はこんな感じで、ホランはよくあるタイプの女の子なんですが、他のキャラはみんな、かなりぶっ飛んでいます。
でも、そのキャラはみんなよくて、共感できるんです。
スジなんて、普通だったら嫌われキャラだろう、と思うのに、彼女の気持ちも良く分かり、とっても可愛く思えます。
演じているのはイ・ソムで、「ホワイトクリスマス」に出ていた人。
顔の造りは決して美形ではないと思うのだけれど、表情が魅力的で、とてもかわいく見えました。
そして、何よりよかったのはサングを演じたパク・ビョンウン
「推理の女王」や「ゴールデンクロス」に出演していたのですが印象に残っておらず短編の「安東ククス屋の女」で少し好感を持った人だったのですが、このドラマのキャラの、なさけなくて弱く見えて実は強くて包容力のある男が最高でした。
このキャラもまた、どうしたらこのキャラが魅力的に見えるのか不思議な感じなんですが、細やかな表情演技が良く、また。とってもしびれる台詞を言ったりもしていて胸にずしんと来ました。

そうそう、役者の魅力を語るならば、セヒの飼い猫も外せませんね♪
すごくうまい使い方をしていて、表情豊かに見えるんですよ。
その場面場面にピッタリの顔やしぐさで、ネコもまた表情で話しかけているような感じでした。

話はずっと星5つかな、と思う面白さだったんですが、最終話で少しだけ気持ちが離れてしまったのが残念。
話自体はうまくまとまっていたのですが、案外普通だったのが、このドラマとしては期待はずれだった、といった感じかな。

でも、不満はそれぐらいで、かなり面白く見たドラマでした♪



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Commented at 2017-12-12 02:23
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kirikoro at 2017-12-12 08:42
12-12 02:23の鍵コメさん、こんにちは。

ほんとに素敵なドラマでしたね!

>ドキドキ言えば8話で、カフェの店員がシリアスキラー??と思わせる場面がありましたが、セヒが助け出し・・ とちゃんとドキドキを終わらせてくれて、・・ 9話では、ちょっとコメディータッチと、私達を楽しませてくれましたよね!

そうでした♪
全体の雰囲気を壊さないままに、少しだけ違うテイストも取り入れていて、飽きさせない工夫も凝らされていましたよね。

「逃げるが恥だが…」のパクリ疑惑は放送が始まった当初に少しありましたが、結局設定が少し似ているだけでその後の展開も全く違っていたこともあり、すぐに鎮静化した印象でした。
でも、話題になると、その드라마も見たくなるんですよね~
私も「逃げるが恥だが~」機会があれば見てみたいと思います♪

又、韓国の俳優さんの「泣きの演技」って・・ 特に男優の泣きがドラマにとても静かで、味わい深さを付けていたと思います。  セヒがジホが出て行った後に、彼女を恋しがって泣く、サングが「会社を売るとなると・・」と言って車の中で泣く・・男の人ってこんな風に泣くのかなぁ・・・? なんて!

どの場面も印象的でしたね。
おっしゃるように味わいの深さを加えていた、と私も思います。

私の方も、少し前までの視聴意欲の減退が嘘のように見たいドラマがたくさんありすぎで、どうしようって感じです♪
面白いドラマに出会えるといいですね♪
Commented by ソネッチ at 2017-12-23 17:15 x
こんにちは。このドラマは久しぶりにリアルで見ました。最近、リアルで見たいと思うドラマに出会ってなかったんです。今年のNO1ラブコメは「力の強い女 トボンスン」かなと思っていましたが、このドラマも面白かったです。

お話は、韓ドラ定番の契約結婚モノですが、どちらか(男性主人公のことが多い)が、財閥や大金持ちではなくて二人とも庶民というのがいい感じでした。今流行りの殺人事件も相続問題も記憶喪失もなし。お話は本当に地味なんですが、主人公の心の動きが丁寧に描かれていて、最後まで楽しく視聴できるドラマでした。

「タルジャの春」でイ・ミンギが演じたカン・テボンは私の大のお気に入りキャラです。なので、イ・ミンギが、「イケメンバンド」の強烈なカメオ出演の後、なかなかドラマに出演してくれないのを、残念に思っていました。久しぶりに見たイミンギは、期待通りとてもよかったです。
。演じてるキャラが面白くて、何度もクスリと笑いました。彼はイケメンとは思わないんですが、目力があって魅力的です。また続けてドラマに出てほしいな。

昨年韓国で放送した、ウォンテッドを視聴中です。全然期待していなかったのですが、よくできたドラマで面白く視聴してます。なんで視聴率悪かったのか・・・。話が複雑すぎて難しかったのかなど考えながら見てます。

Commented by kirikoro at 2017-12-25 21:32
ソネッチさん、こんにちは。
このドラマ、面白かったですよね~

>今流行りの殺人事件も相続問題も記憶喪失もなし。

ほんとに、派手なところがまるでないドラマでした、

カン・テボン!
私も数ある韓ドラの男性主人公の中で誰が好きかと聞かれれば真っ先に出てくる名前です♪
ドラマは後半失速気味でしたが、彼に会いたくて、たまに見たいな、などと思うドラマなんですよ。
やっぱりイ・ミンギ、魅力的な俳優さんですよね~

「ウォンテッド」は私も視聴を始めました♪
手に汗を握る展開の1時間を毎回楽しんでいます。
ほんとに韓国での視聴率って、あてになりませんよね~

by kirikoro | 2017-12-11 22:39 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(4)