2017年以前に韓国で放送されたドラマは28作品プラス短編33本視聴しました。
1位から3位の作品は総合ベストテンで書いていますので、こちらでは省略。
ラブコメだとばかり思っていたのですが、実は弱小会社の社員たちが大企業に対抗する話なんですね。
楽しくて胸のスカッとするストーリーでした。
刑務所に入っている人たちを集めてもっと悪い奴らを捕まえる、という無茶な話。
美しい映像とかっこいいアクションが堪能でき、また、スピーディーで引き込まれるストーリー展開…といってもOCNのドラマなんで、残酷シーンも結構あるんですけどね。
俳優さんたちの演技も魅力でした。
ポスター画像を見ると、とってもイケてない主人公二人で、こんな二人でラブコメなんて大丈夫なのか!?と思ったのですが、見てみると面白くって!
地味目な印象ですが、ハートウォーミングなラブコメでした。
社会派ドラマなんですが、労働組合の活動を通じて巨悪に立ち向かう、という、今までにはない感じのドラマでした。
いろんな人たちの事情が描かれ、どんどん苦しくなっていくのですが、この苦しさもまた、今までにはない描かれ方をしていたようで心に響きました。
まったく爽快感の無いドラマなんですが、それでも面白かったです。
一人の馬鹿正直で政治には素人の男が国会議員となり、政治力学が優先する勢力の抵抗する中、民衆のための、本当の政治を実現していく話。
まあ、上記の説明で分かる通りの、胸のすく話なんですが、やっぱりこういう話は面白いです。
2003年に放送された有名なドラマのリメイクなんですが、今回はラブコメ部分に集約した話になっています。
すっきりとした話になっており、ラブコメの基本形のようなドラマを楽しみました。
主人公を演じる俳優さんたちはどちらかといえば苦手な人たちですし、スポーツ選手が主人公の話も少し苦手なのに、楽しめたドラマでした。
期待していなかった分、逆に楽しめたのかなぁ。
このドラマは俳優さんたちの上手さより、彼らの使い方がすごくうまいドラマだったという印象です。
ここまでが一応ベストテンなんですが、ここまで書いてもまだ、迷っているドラマがあります。
星評価でも書いている通り、カット版は面白くって、星4つ。総合ベストテンで10位以内に入れてもいいかな、と思うぐらいなんですが、ノーカット版がともかくダメで、それを思い出してしまって次点の位置なんですよ。
星4つのドラマはもう一つあります。
このドラマは人気作なんですが、パク・ボゴムが素敵に見えるかどうかで評価が分かれていそうな気もします。
私はパク・ボゴムは「応答せよ1988」を先に見て、きっとダメだろう、と覚悟して見始めたので案外大丈夫でしたが、期待しすぎて見たらもっと順位を落としていたかもしれない、と思いますし、彼が素敵に見えていたら、きっともっと高い評価をしていただろうな、といった感じがしています。
続いては星3つのドラマ。
こちらはそれなりに面白かったけれどあくまでそれなりだったという感じのドラマばかりでした。
こちらもだいたい面白かった順に並べています。
1月には「天命の子~趙氏孤児」を去年見た中国ドラマで一番、なんて書いていましたが、今年振り返ってみると、あの程度で…になっています。
何といっても夏に嵌った「宮廷の諍い女」のレベルが高すぎ!
最高に面白かった中国ドラマで、ことしはとうとう、中国ドラマのまとめまでしようと思ってしまったんですよ。
このドラマはドロドロ系と思い敬遠していたのですが、お勧めいただいて見て、大正解のドラマでした。
話はすごく面白いし、画面もきれい! 今までで見た中国ドラマがかすんでしまうぐらい、ダントツで面白かったです!
そうこうしているうちに「王女未央」が始まったんですよね。
初めは見る気がなかったのに、テレビが勝手に録画していたのを見始めたところ、これもまた、面白くって!
話が飽きることなく次々と展開していくんですよね。ラストも甘すぎずの絶妙な着地。
俳優さんたちはあまり美形ではなかったと私は思うのですが、ストーリーは文句なしでした。
もう一つ、これは出会えてよかった、と思える作品が「紅楼夢」。
これはなんだか不思議なドラマで、すじらしいすじがなくて、エピソードが次々淡々と語られるって感じなんですが、ともかく美しい!
その美しさも、今まで見慣れているような美しさとは根本から違う?東洋美の極致?って感じで、ただただうっとりと見ていました。
女優さんたちの美しさも、化粧のせいか、西洋的な美しさではないんですね。
中でも私はヒロインの一人黛玉がお気に入りでした。
今まで観音図なんて見ても、こういうのが美しいのかなあ、なんて思っていたのですが、彼女、その観音様って感じの容貌なんですが、それを美しいと感じたんです。
こういう、今までに知らなかった世界を知れたのは何よりも幸せでした。
あと、韓国ドラマの「イニョン王妃の男」のリメイク「皇后的男人~紀元を越えた恋~」もよかったです。
どちらも、過去と現代の両方の時代に同じようにウェイトが置かれているところが魅力なんですが、「皇后的男人」の方は過去に友人でありライバルである男が登場して、よりパワーアップって感じでした。
しかも、このライバル、歴史上有名な人物ですしね。
現代の恋人たちの胸キュン度は韓ドラに軍配が上がりますが、中華版の方が可愛くって私好みだったので、私はこちらの方が好きでした。
そのほか、「風中の縁」の物悲しい雰囲気やぶっ飛んだ設定とノリのいい「太子妃 狂想曲〈ラプソディ〉」も面白く見たドラマ。
「擇天記」は役者さんが男女ともに美形ぞろいで、これぞ眼福ドラマ!と楽しんでいました。
お話の方は設定に深いものがありそうなのに、なんか表面的な感じで、ちょっと物足りなかったかなぁ。
これ、原作があるんですかね?それならぜひ読んでみたいと思いました。
「射鵰(しゃちょう)英雄伝<新版>」も話は面白かったんですが、主人公キャラと役者さんがちょっとあっていない感じが最後まで続いてしまったのが残念でした。
「秀麗伝」は途中まではおもしろく見ていたんですけれど、終盤主人公が皇帝になるあたりから、大奥的なところが増えてしまってうっとうしくなっちゃいました。
「トキメキ!弘文学院」
「皇貴妃の宮廷」
「皇帝の恋」
「四人の義賊 一枝梅」
「後宮の涙」
このあたりは見ている時にはそれなりに面白かったんですが、何にも残ってないです…
韓国ドラマだったら感想を書いているのでそれなりに覚えているのですが、中国ドラマは見たら終わりなので、ほんとにドラマの内容とタイトルもどれがどれだったかおぼつかなかったりしているものも…
「雲中歌」も最後まで見るには見たのですが、これは結局何が面白いのかイマイチわからなかったドラマでした。
「あの星空、あの海。~人魚王の伝説~」は男性主人公が男前さんに見えていればもう少し楽しかったのかな?
こちらも風景は美しかったものの、お話の方はふーん…って感じ。中国台湾の現代物はやっぱり駄目みたいなので、少なくてもしばらくは見ないと思います(汗)
12月に入ってからは「三国志~趙雲伝」も見始めたのですが、これは役者さん人気で日本に入ってきたドラマなんですかね?
今のところ面白くなりそうな予感がほとんどしないんですが、どうなんでしょう?
面白くなるといいんだけれど…
こんな感じでドラマを視聴した1年でした。
来年も素敵なドラマに出会えますように♪
この1年もブログを読んでくださったり、コメントを下さったりして、本当にありがとうございました。
来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
皆様にとって、いい1年になりますように!