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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


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キム・ナムジュ、チ・ジニの「ミスティ」


ミスティ(미스티)  ☆☆☆☆
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02018年JTBC金土ドラマ、全16話。
演出 モ・ワンイル(「ビューティフルマインド」「笑ってドンへ」ともに共同演出)
脚本 チェ・イン
出演者
キム・ナムジュ(コ・ヘラン役)、チ・ジニ(カン・テウク役)、チョン・ヘジン(ソ・ウンジュ役)、イム・テギョン(ハ・ミョンウ役)、コ・ジュン(ケビン・リー/イ・ジェヨン役)、チョン・ギジュ(ハン・ジウォン役)、アン・ネサン(カン・ギジュ役)

*このドラマのアンケートを作りました。
ご覧になった方々に参加していただけると嬉しいです♪


一言で表すなら、ミステリアスでスタイリッシュな大人のラブ&ミステリーってところかな?

話はまるで違うんですが、雰囲気は2010年のドラマ「楽しい我が家 ~妻の反乱~」や2013年の「秘密」を思い出すドラマでした。
話の展開もおもしろくて、毎回、話が終わるのがあっという間!って感じで見ていました。




一人の男の死を巡って描かれる愛憎を軸に、テレビ局内でのポストを巡る争いや巨悪の隠蔽と真実の追及など、いろんな雑多な要素が盛られているのですが、最後までゴージャスでミステリアスな雰囲気はブレません。
その一番の理由はキム・ナムジュの存在感だったのかな、と思います。
「僕の妻はスーパーウーマン」「逆転の女王」「棚ぼたのあなた」できっぷのいい庶民的なヒロインを演じた彼女、今回は誰もが認める実力を持つ、かっこいいアンカーに扮します。
過去の彼女のキャラとはまるで違うのですが、ドラマ全体の雰囲気を作り上げてしまう存在感というか、圧倒的なパワーと言うのか、なんだかそんなものがある感じに思えるんですよ。

だからと言って、他の俳優さんたちの存在感が薄い、と言うわけではありません。
言葉よりも表情で心理を表す場面の多いドラマなので、俳優さんたちの演技力がなければ成り立たないドラマなんですね。
演技派俳優が多く出演しているドラマでもあります。

その中でも特に注目なのが主人公の夫を演じるチ・ジニです。
「チャングムの誓い」や「トンイ」でおなじみの人ですが、今回のドラマでは、主人公に対し、夢をかなえるために自分を利用しろ、と言って結婚した男の役です。
彼の妻に対する愛情を表現する演技がもう一つの見どころになっています。
華やかなキム・ナムジュが表で引っ張っているとしたら、地味目なチ・ジニが周到に見せる表情演技が裏で支えているって感じかな。
最後まで見終えた後、もう一度彼の表情演技を見たい、と思えるようなおもしろさがありました。

(story)
アンカーとして、最高の座である9時のニュースに君臨し続けるコ・へラン。
しかし、局内ではしだいに後輩に道を譲るべき、との声が強まっており、後輩にその座を譲るという路線が既成事実化しそうなところ。
ヘランは大統領府入りを目指しており、そのためにも9時のニュースのアンカー席を死守したい。
彼女はそのため、各局がのどから手が出るほど欲しがっている韓国出身の世界的プロゴルファーのケビン・リーのインタビューに賭けます。
入国の情報を得て空港に向かったヘラン、無事ケビンと会うことができたのですが、なんと彼は昔彼女が事実婚状態にあった男ジェヨンで、しかも彼の夫人は彼女の高校時代の友人ウンジュです。
ヘランとの再会を喜ぶウンジュですが、戸惑うばかりのヘラン。
というのも、ヘランは成功のために彼を捨て、現在の夫と結婚したのね。
夫のテウクは法曹界の名門一家の出で、ヘランの夢を叶えるから、と強引にプロポーズを承諾させ、結婚に至った、という経緯があります。
でも、7年前、9時のニュースの仕事が回ってきた時、チャンスを逃すわけにはいかない、と妊娠していた子を中絶した時から隙間風が吹いています。
とはいうものの、貧しい家の出で何のバックもない彼女は9時のニュースに抜擢されたことがきっかけで、テウクの父親にようやく嫁として認められたのね。
また、彼ら自身の現在の経済力、という点では家柄とは逆です。
テウクは弱者の味方の弁護士で、勝てない裁判の国選弁護士ばかりやっているようです。

ヘランのインタビューを受けることを約束するケビンなのですが、執着なのか復讐なのか、ケビンはその後も、彼を避けようとするヘランと会う機会を作り続けます。
一方、テレビ局の方では、局長と約束したのにもかかわらず、アンカーの席は後輩のジウォンに固定してしまいそうな状況。
そんな折、ジウォンがケビンに関心を持っているのを見抜いたヘランは彼らが密会をするように仕向けスキャンダルを起こさせます。
ヘランの目論見は成功し、アンカーの席を降りることになるジウォンです。
スキャンダルはケビンにとっても痛手となったのですが、彼は今度はタイでの撮影にヘランを同行させてくれるように局に申し入れ、仕方なくタイに行くことになったヘラン。
でもそれは、ケビンの策略で、強引にキスをしているところをマネージャーに写真に撮らせているのね。
しかも、タイにはテウクもやって来て、二組の夫婦が食卓を囲むことになってしまいます。
テウクはケビンがヘランの部屋から出てくるところを見ており、しかもケビンはテウクを挑発し、険悪な雰囲気に…。

そんな折、刑務所から一人の男が出所します。
彼は19年前に殺人を犯し、その刑期はとっくに終わっていたのですが、出所間近になると問題行動を繰り返し、ずっと刑務所にいたのね。
どうやらその、19年前の殺人事件にはヘランが大きく関わっているようなのですが…

そして、韓国に帰国したケビンはマネージャーに取らせた写真を使いヘランを脅迫。
ヘランと会ったのですが、そのあと交通事故に遭い、亡くなってしまうケビン。

交通事故として処理されるところだったケビンの事故ですが、刑事のカン・ギジュは殺人だ、と直感。
殺人事件として捜査し、ケビンの車に残されていたブローチの持ち主ヘランを容疑者として参考人聴取することにします。
ヘランを厳しく追及するカン刑事でしたが、そこにテウクが弁護士手して登場、ヘランを連れ帰ります。
取調室から出て初めて、自分が容疑者となっていることを知ったものの、隠れることはない、と報道陣が詰めかけている正面玄関から堂々と出て行くヘラン・・・

こんな感じで始まり、まずは視聴者も、殺人犯は誰か?と言うところに一番の関心が向かうと思います。
でも、謎の解明だけが見どころではありません。

最初は冷え切っていたヘランとテウクの関係が、テウクが弁護を引き受ける中で変化していくところも見どころの一つ。
また、報道局が舞台になっていますから、その中での権力争いがあり、また、大企業の不正事件を報道しようとする人たちと、それを阻止しようとする人たちの争いもあり、その中でのそれぞれの思惑や行動もまた、おもしろく見られるところ。
登場人物たちの心理戦も存分に味わえます。
そんな中、事件の隠蔽のためにケビンの殺人事件が利用されたりもするんですよ。

最終的には真犯人が明らかになるのですが、その時点での登場人物たちの立ち位置と心情もまた、とても面白いものでした。

じつは私、ネタバレはできるだけ避けていたつもりなんですが、最後の反転の少し前に、ツイッターのタイムラインで真犯人を知ってしまったんですよ。
驚けなくて、ちょっと残念だったのですが、その代わり、表情が言葉の端からいろいろと見える部分があって、ひどくがっかりはしなかったです。
でも、知らずに見ていたら星5つつけていたかも、です。
とはいえ、すべての事を知って見るとまた、違う面白さがありますから、一番ベストな視聴方法はまず、何も知らずに見た後、もう一度再視聴する、と言う方法なんだろうな、と思いました。

セリフよりも表情がしぐさなどから登場人物の心理を想像するタイプのドラマですので、そういうのがお好きな人はより一層楽しめると思います♪




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Commented at 2018-04-06 09:21
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kirikoro at 2018-04-16 07:38
04-06 09:21の鍵コメさん、こんにちは。
返信がまたまた遅くなってしまいました。すいませんん。

>存在感のある、実力のある俳優さんが、韓国には多くいるんですねぇ! 

ほんとに層が厚いと思います!

ドラマもほんとによくできていましたよね。
星5つ匹敵ですか!
やっぱり犯人は知らずに見た方がいいですよね~
残念でした…

>又、OSTも、とても素敵でした Painful Love (사랑은 아프다)から、Various Artistsでの、ピアノ、バイオリン曲、特に「there were none」がドラマに色どり、深みを付けてくれていました。

音楽の力も大きいですよね。
OSTがこのドラマの雰囲気を盛り上げていたと思います。
曲名紹介、ありがとうございます!
by kirikoro | 2018-04-06 06:30 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(2)