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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


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チン・セヨン、コ・ス主演「オクニョ 運命の女(ひと)」


オクニョ 運命の女(옥중화=獄中花)  ☆☆☆
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2016年のMBCの週末ドラマ、全51話
演出 イ・ビョンフン(「宮廷女官チャングムの誓い」「トンイ」「馬医」)、チェ・ジョンギュ(「華政」「TWO WEEKS」いずれも共同演出)
脚本 チェ・ワンギュ(「オールイン」「アイリス」「朱蒙(共同執筆)」)
出演者
チン・セヨン(オクニョ役)、コ・ス(ユン・テウォン役)、ソ・ハジュン(明宗役)、チェ・テジュン(ソン・ジホン役)、パク・チュミ(チョン・ナンジョン役)、チョン・ジュノ(ユン・ウォニョン)
最高視聴率は22.6%(AGBニールセンによる)

*このドラマのアンケートを作りました。ご覧になった方々に参加していただけると嬉しいです♪


*以前作ったアンケートですが、こちらも。
(うちのアンケートは1回限り参加可、となっておりますので、以前に参加してくださった方は申し訳ありませんが閲覧のみ可となります)


典獄署で産まれ育ったヒロインが、数々の試練の中、自分の親が誰なのか、また、どうして母が死んだのかを追いながら、自分のすべきことに目覚めて行く、波乱万丈のアドベンチャー歴史ドラマです。




ヒロインを演じているのはチン・セヨン
「ドクター異邦人」「蒼のピアニスト」などのヒロインを演じている人です。

演出は「宮廷女官チャングムの誓い」「トンイ」「イ・サン」など、多くの人気作を生んだイ・ビョンフン監督
過去の作品で水刺間の女官や医官、図画署の絵師たちなど、あまり題材にはなっていなかった職業の人たちにスポットライトを当てた作品を作ってきた人ですが、今回のヒロインは典獄署(朝鮮時代の監獄)の茶母から体探人(≒スパイ)、巫女、道流、外知部(≒弁護士)と、いろいろな職業を体験するため、今まで知らなかった職業を知る楽しみがあります。

ヒロインがそういった職業につけたわけとして、豊富な知識と技能を持っていた、という事があるのですが、彼女がその知識を得たのは典獄署の囚人たちからなんですね。
その中で注目すべき人物のまず1人目にチョン・ウチがいます。
映画やドラマでおなじみの、古典小説「田禹治(チョン・ウチ)伝」の主人公ですね。
小説中は道術を使いまく理の人物らしいんですが、モデルがあるそうで、このドラマでは大詐欺師としての登場です。
もう一人は日本人にはあまり馴染みのない人物なんですが、イ・ジハム
こちらは博学で時代を先んじた人物のようで、奇人としてのエピソードも残っているようです。
調べていると、韓国では正月に1年の運勢を占う時に「土亭祕訣」という書を見るなんて記述があったんですが、この著者と信じられて(根拠はなく、彼が書いたという可能性は低いらしい)もいるようです。

一方、主人公たちの敵にあたる人物はチョン・ナンジョン(鄭蘭貞)とその夫で先々代の王の妃の弟ユン・ウォニョンの二人。
チョン・ナンジョンは韓国3大悪女の一人にも数えられる有名な人物で、裏ナンジョン物語、といったとらえ方もできると思います。
このドラマで面白さの一つは、この夫婦の関係だと思うんですね。
ここではウォンニョン、完全にナンジョンの尻にひかれてしまっている男として描かれています。
ナンジョンに全く頭の上がらない、ちょっと情けない感じのウォニョンを演じているのはチョン・ジュノなんですが、これがいい!
この人、いかにも二枚目って役を良く演じていた人だと思うんですが、今回の役はほんとに嵌り役だったと思います。

さて、チョン・ウチとイ・ジハムは物語の冒頭シーンから登場ですが、チョン・ナンジョンもそれに続いて登場しています。
その時はまだ妓生で、囚人として収監されていたようです。
オクニョの養父がオクニョの母を典獄署に連れてくる事になるのも、典獄署で世話になった、とナンジョンに妓楼へ招待された帰りです。
ウォンニョンの方もまた、オクニョ母を殺すように命じるシーンで1話からの登場です、

また、韓国ドラマではおなじみの出生の秘密もあります。
ストーリーはオクニョの出生の時から始まるのですが、彼女を生んだ母親は何者かに追われ、刀で斬られた状態で典獄署の役人に助けられ、典獄署の中でオクニョを産み、自分の事も追っ手の事も何も語らずに亡くなっているため、ドラマの中のオクニョの周りの人たちは彼女の出生の秘密を何も知りません。
でも、最初から視聴者には容易に想像の付くようなシーンがあるんですね。
まず、母親の正体はわかりませんが、遺品の中に指輪2つとともに、高価そうな髪飾りがあったのですが、それと同じものを文定大妃物語の開始時には妃)が持っているんですね。
そのことから、オクニョの身分はだいたい想像がつくと思います。

ドラマではオクニョの次に重要な人物となるポジションを占めるユン・テウォンは2話からの登場です。
彼にも出生の秘密があるのですが、彼の場合はオクニョと逆で、本人と周りの人は知っているけれども視聴者にはしばらく明かされない形での秘密です。
秘密はそのうちに視聴者も知ることになるのですが、知ったことにより、主要人物勘の人間関係がより複雑になるタイプの秘密ですね。
このドラマの彼の立ち位置は、主人公をたんに助けるだけではなく、彼自身もまた、どん底から自身の能力を生かして這い上がる、彼自身のサクセスストーリーも描かれています。
演じている俳優はコ・ス
「ピアノ」「グリーンローズ」「クリスマスに雪は降るの」「黄金の帝国」などに主演している人です。

物語で描かれている時代は、お話のスタート時、オクニョの誕生が1540年で朝鮮第11代王中宗の治世。
1話の途中で15年後となり、中宗の次の王の仁宗も亡くなっており、明宗が王となっています。
とはいえ、幼い頃に王位に就いた明宗に替り、母である文定太后が実権を握っている時代です。
そして、文定太后の弟であるユン・ウォンニョンもまた、権力をほしいままにし、この頃には彼の妾となっていたナンジョンもまた、商団を運営し、莫大な富もまた手にしているようです。
ここまでがプロローグ的な部分で、4話の途中で話は5年後に移り、オクニョを演じる女優も子役のチョン・ダビンからチン・セヨンに替り、ストーリーは本格的に始まる感じです。

で、私の感想です。
じつは私、終盤になるまで、イ・ビョンフン監督作品にしては反転のキレが悪いし、進行もなんだかたらたらしているなあ、と…
ひとつには、オクニョだけではなく、テウォンもまた彼の知恵で活躍するのですが、その二つの要素が上手く噛みあっていないかなあ。
制作側の意図としては、違う立場と目的の能力者2人がそれぞれ独自に動き、時には力を合わせ、とダイナミックな動きを見せようとしたのではないかと思うのですが、焦点がぼけるというか、没入度が下がるというか、そんな印象を持ちました。

それに、ヒロインの魅力も私には今一つでした。
もともと苦手な女優さんで覚悟はしていたのですが、子役が良かっただけに、ヒロインの役者交替で一層がっかりしてしまったんですよ。
援護もうまくない感じで、特に、彼女が驚くシーンのたびに、あまりのわざとらしさにうんざりしちゃいました。

また、ジホンもなかなか面白い立ち位置の人だと思うのですが、どうにも見せ処をうまく作れなかった感じ。
俳優のチェ・テジュンは「おバカちゃん注意報」などで魅力的な人を演じて来ていますし、実力は充分ある人だと思いますので彼のせいじゃないと思うんですよ~
もっと際立ったジホン像を見たかったです。

そして、ラブラインが不満!
テウォンがオクニョ第一で、すべてを捨ててでもオクニョのために動く、という一途なキャラだと思うのですが、私には、どうにもそうは見えなかったんですよ。
愛されている実感が全くなくて、不完全燃焼な感じでした。

とはいえ、終盤に入ってから手に汗を握る展開!
最後がまずまずよかったので、ドラマ自体の印象も好感度アップでした♪


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Commented by お気楽母 at 2018-04-19 09:01 x
おはようございます。
獄中花・・・見られましたか?
★3個・・・やっぱり。
コ・ス君が出てると言うので、たぶん1日とか1週間ずれて見たと思うんです。
なので字幕もいい加減で中にはムッとする字幕もあったりと・・・。
ストリー的には、獄中で生まれ育ったオクニョが自分探しなんだろうな~と言う事までは理解できたんですが、話がダラダラで・・・。
獄中ってこんなものよって表現したいんでしょうがそれがあまりに多すぎて。
残り3分の1ぐらいになり、話が進むんですがあまりに唐突過ぎて。
掴みどころが難しいドラマでしたね。
最後は、やっと終わった・・・という感じで、面白いとかワクワクしたとかこの先どうなるの感が全く出ずで・・・。
コ・ス君のいい処もほとんど出てない感じでしたよ。
今までの監督作品とは何か違う感じがしましたね。
ラストは、視聴者の願望も込めてこうであって欲しいと言う感じ終わりまずまずかなあ・・・と。
Commented by e-tele. at 2018-04-19 21:47 x
こんばんは。

イ・ビョンフンさん演出にしては、かなりのガッカリ作品でした。とにかく展開がまだるっこく、面白くなかったです。不快な乱闘シーンは訳がわからないほど多く、魅力的なキャラも登場せず。音楽も全く魅力なし。
こんな作品、国営放送がBSで、さらに地デジでも放送するとは…。
Commented by kirikoro at 2018-04-22 08:02
お気楽母さん、こんにちは。

>掴みどころが難しいドラマでしたね。

ほんとにその通りだと思います、

>コ・ス君のいい処もほとんど出てない感じでしたよ。

私もまったく同意見で、こんな使い方、もったいなかったですよね。

>今までの監督作品とは何か違う感じがしましたね。

今までは、好き嫌いはあっても、話の展開はみんな面白くできていただけに、私もすごく違和感がありました。
NHKはイ・ビョンフン作品という事で無条件に契約したんでしょうかね~

終りがまずまずだったのがせめてもの救いでした…
Commented by kirikoro at 2018-04-22 08:05
e-tele.さん、こんにちは。

>イ・ビョンフンさん演出にしては、かなりのガッカリ作品でした。

ほんとに彼の監督作品?と思うようなドラマでしたね。

>こんな作品、国営放送がBSで、さらに地デジでも放送するとは…。

イ・ビョンフン監督作品という事だけで、かなり高額な放映権(っていうの?)を払っているんでしょうね…

担当者(?)には、もっと目を養っていただきたいです。
Commented by 駿河の海老太郎 at 2018-04-28 03:24 x
暫くぶりです!
G.Wが始まりますが、ご予定とかはありますか?前半戦は天気はいいみたいですけどね。

終わっちゃいましたね、「獄中花」(←NHKは、この邦題が気に入らなかったんでしょうね。)それにしてもオクニョが中宗の隠し子的な娘という設定だったとわねぇ~。

G.Wは、お出かけや帰省もありますが、未だに見終わっていない「女人天下」を少しでも最終話に近づけたいな、という思いもあります。尹 元衡(ちなみに「女人天下」では文定王后の兄になっています。)・鄭 蘭貞夫妻は姉である文定王后(大妃)が亡くなり後ろ盾がなくなり追い込まれて服毒自殺するという設定ですが、他の方のBlogを見たりすると「女人天下」と比較すると死に方が異なるそうです。その辺も少し注目してみたいと思います。
Commented by kirikoro at 2018-04-30 00:13
駿河の海老太郎さん、こんにちは。

最近の私はほんとに出不精になってしまって、GWもこもっている予定です♪

ヒロイン、王女にしないといけなかったんですかね~
最近このパターンにも飽きが来てしまいました。

>尹 元衡・鄭 蘭貞夫妻
オクニョでは史実から相当離れて描かれていたんでしょうね。
また、「女人天下」出の描写も教えてくださいね♪
Commented by 駿河の海老太郎 at 2018-05-03 17:29 x
こんにちは!
G.W後半は少し天気が心配になってきましたね。

>また、「女人天下」出の描写も教えてくださいね♪
「女人天下」は時代的には中宗の時代で「大長今」、「黄 真伊」の表側では宮中はこんな感じだったんだというところですね。

女の子ばかり出産していた文定王后に待望の男子が生まれました。当初は「(章敬王后が生んだ)王世子がいるから男の子は生まない。」とか言っていましたけどね。宮中の構図としては吏判・金 安老&判府事・尹 任(王世子の伯父にて、章敬王后の兄)vs文定王后&鄭 蘭貞でしたが、尹 任が文定王后が男の子と生んだことを宮中に祝いの挨拶をしに行った前後から、金 安老とは二人は決別。尹 任は王世子を守って王位に就かせてくれることを約束してくれた文定王后側につきます。妓桜では「二人の君主がいる」と恐れられていた金 安老も嫁に当たる孝恵公主 (次男・金禧の妻)の死亡時刻を遅らせて知らせた等の罪を問われて結局、賜薬死してしまうんですけどね。煕嬪に「生まれてきた大君を殺せ。」と手渡した毒薬が、彼女の告白により出てきたことも決定打となりましたけどね。文定王后にすれば、長年対立関係にあった敬嬪は、灼鼠の変で陥れられて息子の福城君と共に既に賜薬死させられていますからね。

今後の宮中内の勢力図争いを楽しみにさせてもらいます!

灼鼠の変(中国語版)により
Commented by kirikoro at 2018-05-08 17:19
駿河の海老太郎さん、こんにちは。
GWも終わってしまいましたね。

「女人天下」のお話、ありがとうございます。
以前は最初の数話でリタイアしてしまいましたが、お話を伺っていると、やっぱり一度は見ておきたいドラマですね♪
機会があれば、今度はじっくり見てみたいと思います♪
Commented by 駿河の海老太郎 at 2018-05-12 18:19 x
こんにちは!

北朝鮮、とりあえずアイスホッケーや卓球のTeamから合同にしてということから、非核化とか今回ばかりは本気だと思いたいんですけど、どうなりますかね?世界卓球ですが、合同KOREA Teamは異なったユニフォームの選手たちが入り混じっていたこともありベンチに人数が多く、統一国旗もないので、李氏王朝時代の朝鮮半島の地図でテレビ上は表記されていました。何か異質な感じでしたね。

>「女人天下」のお話、ありがとうございます。
その後の視聴もあり、話が少し進みました。
文定王后は尹 元衡の二人の夫人(プイン)の対立に頭を悩ませています。国法では側女が正室を(脅して)追い出すなんていうことは禁じられているそうですが、鄭 蘭貞は平然とそれをやってのけてしまいます。大した度胸の持ち主です。文定王后は「兄夫妻で入宮を」と促したにもかかわらず正室が来ないのを不自然に思いますが、後に探し出されて入宮した正室の告白もあって、そのことが露見します。正室が蘭貞を庇った為に資材だけは免れますが、遂に正室に「殺生与奪権」が与えられてしまいます。こうなると蘭貞は窮地に追い込まれてしまうわけですが…。一方、中宗は、二人の義兄・尹 任vs尹 元衡の対決に頭を悩まされています。二人とも王世子、或いは慶源大君にとっては伯父に当たるわけで、中宗に万が一のことがあれば甥っ子を王位に就ける気満々ですからね。その後は、またのお楽しみということになりますね。

そういえば尚宮って蘭貞を王后の部屋に招き入れる際、名前ではなく「中殿様、尹判官の側女が参りました。」って伝えるんですね。蘭貞は、この側女という地位が気に入らないみたいですよ。また蘭貞が正室のことを奥様と呼ばずに、義妹と見下して呼んでいることに文定王后は激怒していましたね。
Commented by kirikoro at 2018-05-17 07:35
駿河の海老太郎さん、こんにちは。

北朝鮮情勢はまた、少し雲行きが怪しくなってきた感じなんですかね~

「女人天下」のお話、ありがとうございます。

>そういえば尚宮って蘭貞を王后の部屋に招き入れる際、名前ではなく「中殿様、尹判官の側女が参りました。」って伝えるんですね。蘭貞は、この側女という地位が気に入らないみたいですよ。

彼女、結局、正妻になったばかりか、臣下の夫人としては最高の地位まで得ますから、その執念はすごいですね。
by kirikoro | 2018-04-16 07:03 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(10)