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 韓国ドラマ中心のブログです。ネタバレ内容を含むコメントはあらすじの「きりころじっく3」の方にお願いします。


by kirikoro
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ユン・ギュンサン主演「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」


逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-(역적 : 백성을 훔친 도적)  ☆☆
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2017年MBCの月火ドラマ、全30話
演出 キム・ジンマン(「キルミー・ヒールミー」「エデンの東」)、チン・チャンギュ
脚本 ファン・ジニョン(「帝王の娘 スベクヒャン」「絶頂」)
出演者
ユン・ギュンサン{ホン・ギルドン役〉、キム・ジソク(燕山君役)、イ・ハニ(チャン・ノクス役)、チェ・スビン(ガリョン役)、キム・サンジュン(アモゲ役)、シム・ヒソプ(ギリョン役)
最高視聴率は14.4%(AGBニールセンによる)

身分制度の非常に厳しい時代、奴婢の身分に生まれた一人の男が民を救うために立ち上がった!
民を味方に稀代の暴君燕山君に挑む、もう一人のホン・ギルドンの物語。

*このドラマのアンケートを作りました。ご覧になった方々に参加していただけると嬉しいです♪


実はこのドラマ、ホ・ギュンの小説『洪吉童伝』の主人公ではなく、そのモデルとなったホン・ギルドン(洪吉同)の物語、という触れ込みだったんですが、活躍した時期が実在のホン・ギルドンの時代、という意味ではそうなんですが、人間業とは思えない怪力の持ち主であったり、王と直接対決したりして、架空の人物って感じが強かったです。
それに、チャン・ノクスがホン・ギルドンの元恋人で、彼への思いをノクス(緑水)という名前に込めて王の元へ行く女、なんて設定も…

(story)




朝鮮王朝時代、成宗の時代。
奴婢のアモゲは自分の次男ギルドンが人間離れした怪力の持ち主だという事に気づきます。
奴婢がそんな特殊な能力を持っていても、むしろ殺されてしまうだけ。
アモゲは奴婢の身分から抜け出るために知恵を使い蓄財するのですが、欲深い主人にそのことを知られてしまいます。
金を取り上げられ、妻も殺されてしまったアモゲはついに主人を殺してしまいます。
証拠はないものの、主人の妻から訴えられるアモゲですが、何とか逃れて村を去ります。
新天地で密貿易をして富を蓄え、村のボスとなるアモゲ。
12年後、成長したギルドンは父の跡を継ぐつもりもなく、小間物売りとして全国を飛び歩いています。
アモゲのところには人身売買をして儲けるあくどい男テハクが手を組もう、と話を持ちかけます。
裏稼業をしているものの、人身売買は容認しがたく、話を断るアモゲ。
アモゲはテハクから命を狙われるようになったばかりか、王族のチュンウォン君の恨みまで買い、投獄されてしまいます。
テハク達の襲撃を受け、ギルドンの兄妹や仲間たちはみんなバラバラになり、また、アモゲも拷問の末に亡くなった、と…
ギルドンは妹を探して妓楼にやって来て、そのまま倒れて記憶を失ってしまいます。
そこでコンファという妓生に世話をされるのですが、彼女は少し前にギルドンに王の女になる夢を語っていた女性で、のちのチャン・ノクスです。
しばらく妓楼で療養しながらコンファと恋仲になるギルドンでしたが、ある日記憶を取り戻し、妹を探しに行きます。
必ず戻ってくる、と言って出掛けたギルドンでしたが、2か月を過ぎても戻らず、コンファは宮廷に入ります。
妓楼に一人残っていたのがギルドンに片思いしていたガリョンで、強引にギルドンについていきます。
アモゲは実は生きており、ギルドンと再会。
宮廷では成宗が亡くなり、燕山君が即位。
ギルドンの兄のギリョンは父も弟妹も死んだと思い込み、ひょんなことから名前や身分を偽り、科挙を受け役人になり、燕山君に徐々に気に入られることに…
一方、アモゲの元には徐々に昔の仲間も戻ってきて、彼らとチュンウォン君を討つことにするギルドンです…

序盤ではホン・ギルドンの父アモゲが奴婢の身分ゆえに痛めつけられながらも知恵と胆力で成功していく様が描かれ、その後、ギルドンが復讐や妹探しをしているうちに、とうとう王と対決することになって行きます。

アモゲが中心だった時期は本格時代劇だと思って見ていたんですが、ホン・ギルドンが活躍するようになるといかにもフィクションって感じがとても強くしてきました。

結局はホン・ギルドンが立ち上がった民衆と共に暴君である時の王を引きずり下ろすという、現代の社会を風刺するような内容を含むとても口当たりのいい物語で、ものすごく単純で分かりやすい話。
私の脳裏にはポピュリズム、なんて言葉がちかちか点滅して、どうにも物語に没入できなくなってしまいました。

また、華々しい王との対決とともに、地味だけれど、物語のテーマともいえる、もう一つの対決が描かれています。(ボスはやはり燕山君なんですが)
それは王を頂点とする守貴単(スグィダン)に象徴されるような理不尽な身分制度を推し進めようとする勢力への挑戦
今までのホン・ギルドンの物語といえば、母親は奴婢の身分であるものの父親は”高貴な”身分、という設定からは自由になっていなかったのですが、このドラマでは父親も奴婢の身分だ、ということがとても重要なポイントになっているんですね。
その設定はとても現代的で面白いと思うんですが、そのあとの詰めが甘々・・・

だいたい、身分による秩序が大事、なんてばからしい思想は現在では正しいなんて思っている人はないわけで、現代的な視点からではそういう思想を持つ人たちは悪人になるしかない訳ですよね。
でも、当時の視点では、かなり支持されていた考え方で、そういう思想を持っている人の中にも、身分制度自体の不条理には全く気付かず、本当に国のことを考えている、その時代の考え方では”善人”にあたる人もいたと思うので、そういう人物ぐらい登場させていればもう少し厚みのある物語になったのでは、などと思います。

また、ラストで両班から奴婢の身分に落とされる人物が描かれますが、ドラマの中の敵側にあたる身分の高い人たちは、自分がその境遇におちない限り、自分の身分が不変だと思っている人ばかりなんですね。
でも、とっても気まぐれな燕山君につかえているわけでしょう? それなのに自分の地位が不変であることに疑いを持たないのは逆に不自然に感じられてしまって…
こんな、子供だましの悪人たちでは全く魅力がありませんし、悪人たちに魅力がなければドラマ自体も面白く思えないんですよね~

私はBS-TBSのカット版で視聴したんですが、最初はアモゲの活躍が良くて、これはノーカットの方が良かったかな?とも思ったんですが、そのあとはカット版でも十分だったかも、などと思い直したりも…

と、残念に思えたたところを書きましたが、もちろんこのドラマならでの魅力もありました。

私が一番魅力に感じたのは音楽と踊り
かなり本格的な印象を受けました。
この描写があるため、燕山君が芸に賭ける情熱が伝わって来たんです。
つまんないと言った悪人たちの中で燕山君だけは、なんとなく人物像に膨らみが出て、ある意味魅力的にも見えていたように思えました。

よくは知らないんですが、歌など伝統的な唱法なんでしょうね。
特に、イ・ハニの歌がとっても哀切で、とても良くて。
専門的にやっていた人なのかしら、と調べてみると、歌の方は専攻じゃないようですがソウル大学大学院国楽修士過程卒業なんですね。
しかも、姉がカヤグム奏者で母親に至っては国の無形文化財のタイトルを持つカヤグム奏者という国楽一家に育っているようです。

あと、チェ・スビンも、けなげだけれど芯の通った強さも持つ女性を演じているのですが、キャラに好感を持て、可愛かったです。

主演のユン・ギュンサンについては、「六龍が飛ぶ」の役とイメージ似すぎていて、ちょっと物足りなかったかなあ~



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Commented at 2018-09-19 21:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ゆのまる at 2018-09-19 22:22 x
こんにちは。
30話もあって視聴が大変(笑)お疲れ様です。
主サマの「アモゲが退場してからはおもしろくない。」との話から、アモゲって誰?と思い見はじめました。まあ、確かにアモゲが一番魅力があったかな。私もちらつきましたよ。ポピュリズム。というか今回の土台はソレね。という出オチ感に政治部分は送ろう!と決めて見ました。

ギルドンが活躍する話なので、王様がダメダメなのはわかるんですよ。ギルドンがやってる仕事って本来は行政がする事ですもんね。最終的に自治区みたいなの作ってるし。ただ、ここまで王様下げ、ギルドン上げにしないといけなかったのかなとは思います。

後は話の内容が簡単なので、ユンギュンサンの殺陣は綺麗だな~とか、このおっさん達(アモゲ世代)十分おっさんなのにケンカ強いな~とか話とは全く別次元で見ました。

残りは、現在絶賛売り出し中、ちょっと毎クール出すぎ感のあるチェ・スビン。最近好きで、彼女中心に見ました。ボゴム君に片思い→ギルドンの妻→バイクで配達→ロボットのフリ→空港職員とまぁ~出まくってます。
何が良いかうまく説明できないけど、ナチュラル寄りのパクシネ?みたいな細かい演技ができる役者だな~と思って見ていました。
寒い中、皆頑張りましたね。
Commented by kirikoro at 2018-09-20 06:16
09-19 21:3の鍵コメさん、ご指摘ありがとうございます。
何を勘違いしたのか…
修正させていただきました♪
Commented by kirikoro at 2018-09-24 19:47
ゆのまるさん、こんにちは。

単純に語られる政治的部分はやっぱり面白くないですよね~

>このおっさん達(アモゲ世代)十分おっさんなのにケンカ強いな~とか

そうでした(笑)!

チェ・スビンは魅力的でしたよね。
ほんとに絶賛売り出し中って感じ!
私もここのところずっと、彼女を見続けています。
ほんとに嫌みのない子だな、と思います♪

>何が良いかうまく説明できないけど、ナチュラル寄りのパクシネ?みたいな細かい演技ができる役者だな~と思って見ていました。

なるほど、そんな感じですね~

P.S.
いろいろ注意不足でやらかしますので、気軽に教えてくださいね♪
助かります!
by kirikoro | 2018-09-19 07:36 | 視聴済韓国ドラマ | Comments(4)