トム・ヨーク / ワーナーミュージック・ジャパン
しばらく前から、このradioheadのトム・ヨークのソロアルバム、「THE ERASER」を聴いていたのだが、なかなかぴんとこなかったというか、なんと言うか。
エレクトロニカ特有の乾いた軽さが、どうもトム・ヨークと合わないような違和感を感じていた。
ずっと、しっくり来ないなあ、と思いながら聴くこと数週間。
(ここで放棄していないのは、たぶんわたしの聞き方に問題があるのでは、という思いがあったせいなんだろうな←結果として、そうだった訳だけど)
ところが数日前に、たまたま2曲目から聞き始めると、突然、いい感じに聴こえて来たのね。1曲目がたまたま、わたしととくべつ相性が悪かったのかなあ。
他がいいな、と思えたら、問題の1曲目もよく聴こえてきてね。
1曲目はトムの唄い方も中途半端に軽い感じがして、受け容れ難かったのだけれど、なじんでしまえば、それも魅力と思えるような気がして。
全体に、映像的な印象が強いです。わかりやすい音楽と言っていいのかな。
ドキュメンタリーのバックに使うといいだろうな、なんて曲もあるし。
「Amnesiac」ほどは好き!ってことはないけれど、レディオヘッドの音楽と比較して、遜色はないできだと思います。レディオヘッドより素直な表現をしているのかも。