
MBCの週末ドラマ、全54話
公式HP
演出 ノ・ドチョル
脚本 ぺ・ユミ
出演者
キム・ヒョンジュ (ハン・ジョンウォン役) 、イ・ユリ (ファン・グムラン役) 、キム・ソックン (ソン・スンジュン役) 、カン・ドンホ (カン・デボム役) 、コドゥシム (イ・グォンヤン駅) 他
裕福な家で育った来た娘と貧しく問題の多い家で育った娘。
産院での取り違えにより、別人の人生を送って来た二人は28歳になってその事実を知ります。
環境が入れ替われば、その運勢も変わって来るのでしょうか?
ヒロインの持ち前の明るさが回りを変えて行きますが、その明るさと大事なものは諦めない忍耐力はどこまで通じるのでしょうか?
二人の女性の心が育ちゆく中、家族にとって何が大事なのかをも描かれて行きます。
ドラマは血の繋がる親子と育ての親子間での愛と欲が交錯する中、傷つき対立する娘たちが中心になって描かれますが、後半に行くにつれ、そこに割り込んで来た男とその悲しみが重要な要素となって行きます。
産院での取り違え、だなんて、やはり韓国でもいつの時代の話?と、ちょっと設定に難ありなんですが、そこから先の設定や心理描写はしっかり描かれていますので、まあ、28歳で人生が入れ替わるという設定をする上で仕方がなかったのだと思います。
ヒロインのジョンウォンは、突然、お金がない上、問題山積の家の娘になるわけですが、ドラマとしては、彼女は環境が変わっても必ず幸せにならなければならない訳ですよね。
かと言って、もう一人の女の子のグムランも、お金持ちになったからといってそれで幸せになっちゃいました、というのはドラマ上まずいですよね。
だけど幸せにならないとなると、結局は育った家で幸せは決まるのよね、といったようにも取られかねず、難しい立場です。
結局は2人とも、入れ違った後で各自が奮闘して幸せにならないといけないのですが、彼女たちはどんな行動を取るのでしょう?
そして、親たちの行動は?
ドラマはグムランがひたすら過酷で悲惨な日々を送っているところでスタートするのですが、取り違えが分かってからはジョンウォンがつらい立場に立たされます。
そして、二人とも、同じ男スンジュンを好きになっちゃうのね。
親とスンジュンをめぐり、対立しあうジョンウォンとグムラン。
そんな時に、ジョンウォンの産みの母でグムランの育ての母であるグォニャンがほどなく失明する事実が分かります。
グムランはともかく幸せになりたくて、ジョンウォンには負けたくなくって…。
次第に暴走して行くグムランです。
結構つらい展開が続くのですが、ヒロインが終始明るく前向きで、見ていて嫌になることはありませんでした。
むしろ、見ていて元気をもらえるドラマですね。
グムランは外見的にもかなり変化が見られるんですが、その彼女の姿を追うのも楽しみの一つですね。
ヒロインを演じるキム・ヒョンジュは「パートナー」や「インスンはきれいだ」などのヒロインを演じた人。
キム・ソックンは「幸せな女」や「千秋太后」に出演されている人。
主演陣が多少地味かな、と思いますが、演技力で魅せる俳優さんたちでしたね。
視聴率は最初は一桁スタートでしたが、どんどん数字をあげ、後半になると、MBCの週末ドラマとしては久しぶりとなる20%越えで、最高視聴率は25.3%。
50話の予定が54話に延長されました。
私の評価は星3つですが、その中でも高い方です。
星4つとの差は好み、かな?
ストーリー、役者さんの演技ともに大きなマイナス点はなく、悪くないドラマだと思います。
ネタバレの感想は最終話のあらすじの後に、少し書いています。
→「キラキラ光る」53話・54話(最終回)あらすじとネタバレ感想
よろしければ、そちらの方もご覧ください。
その他の各話のあらすじはタグ(Tags)「キラキラ輝く」 ↓ からどうぞ。
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→「キラキラ光る」は面白かった?
なのに、何だか、もう、まとめの雰囲気が出てきているように…。
イライラすることが少なくなったのはいいのですが、散漫なラストになるのでは?という危惧もあります。
延長が凶と出ないように願っているんですが、どうなりますか。
ところで、今週テボムを演じているカン・ドンホ、眼鏡を外した姿を(たぶん)始めて見たんですが、眼鏡を外すと案外いい男なのでは?

ふざけている場面なので、はっきりとは分からないですが…。
さて、あらすじの方はネタバレ用のブログ「きりころじっく3」でお読みください。
→ 「キラキラ輝く」47話・48話あらすじ
リンク追加
→「キラキラ光る」49話・50話あらすじ
→「キラキラ光る」51話・52話あらすじ
闇の金融界の大物に笑顔ですもんね。
写真はソウを演じるパク・ユファン。
彼から”ユチョンの弟"という前置きが取れるのはいつでしょう?

ところで、「ケベク」は時代劇なんだそうですが、ケベクって、「善徳女王」に出て来たケベクでしょうか?
あらすじの方は、いつものように別ブログです。
→「キラキラ輝く」33話・34話
まだ、彼女がどう関わってくるのかは謎なんですが、重要な役を演じそうです。

「テロワール」に出ていた女優さんですね。
あらすじは、いつものように別ブログに書いています。
→「キラキラ輝く」31話・32話あらすじ

グォニャン長女のテランの初恋の人なのですが、末娘のミランも自分の初恋になるかも、なんて言っているのですが…。
あらすじはネタバレ用の別ブログです。
→「キラキラ輝く」29話・30話あらすじ

視聴率もそれに伴い、20%を突破したようです。
20%突破と言えば、中ヒットって感じですかね。
あらすじは、いつものように別ブログです。
→ 「キラキラ耀く」27話・28話あらすじ
(予定は予定で、韓国のドラマの場合、大幅に変更になることも多いですが)
スンジュンのお母さんがとんでもない形で、登場人物たちの間を掻き回しそうな雲行きになって来ました。
とことで、四角関係を形作る登場人物の中、わたしはテボムがいまいち存在感を感じないんですよね。
ネットの記事などを見ると、かなり好評で、注目を浴びているようなんですが…。
彼、本格的にジョンウォンに恋しているようなんですが、修習生になったところだし、子持ちだし、まあ、気持ちを打ち明けにくい立場ですからねえ。
そうそう、さいきんすっかりご無沙汰のドラマに出て来る四字熟語ですが(ドラマを見るのに忙しくて、手が回りません!)
第2回に取り上げた「언감생심」、テボムも口にしていましたよ。

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